※この作品はR-18です。

【完結】TS響と司令官の性活   作:こまごめピペット

43 / 191
冷めようが再加熱するのが不死鳥の流儀。


恋か愛かは気にしちゃいないよ。

 

 

 朝4時。

 

 司令官はまだ寝ている様だ。

 

 うりうり……ふふ、さ、朝ごはん作ろうか。

 

 パジャマのままキッチンへ向かう。

 ん〜、パンでいっか。あとヨーグルトとバナナ。

 パンをトースターにいれ、珪藻土のスチーマーに水を含ませ、一緒に入れる。

 その間にバナナを切って器にヨーグルトと一緒に盛りつける。付属でついていた砂糖も少し散らしておこうか。

 

「しれーかんー、おきてーご飯できるよ」

「んー、おはよう響……」

 

 少し掠れた声で起き上がってきた。

 

「うん、おはよう司令官」

 

「あーねむ……」

 

 目を擦りながらこちらへ歩いてくる。

 そしてそのまま後ろからのしかかられて抱きしめられた。

 

「ちょ、司令官?」

 

「んー……」

 

 ……仕方がないな、まったく。甘えん坊だ。

 頭を撫でると気持ち良さそうにしている。

 まるで猫みたいだ。

 

「ほら、顔洗ってくるといい。朝食できるから」

 

「おう……。わかった。ありがとな……」

 

 司令官は眠気眼のままフラフラと洗面台に向かった。

 私も着替えて髪を整える。やっぱり跳ねるところは跳ねてしまうらしい。

 むぅ、まぁいいか。

 

 司令官はもう戻ってきていてテーブルに座っていた。

 トースターからパンを取り出しテーブルに出す、シャムも一緒に。

 

「はい司令官」

 

「ありがとう響……いただきます」

 

 食べ始める司令官。

美味しそうに食べるなぁ。

 

 牛乳を、コップに入れて司令官に出す。

 

「はいどうぞ、司令官」

 

「おぉ、悪いな……んぐ……んく……ぷは……」

 

「ふふふ、ゆっくり飲まないとむせちゃうよ」

 

 少し子供っぽいかなと思いつつ、私は微笑んだ。

 司令官の世話を焼いていると、だんだんと自分の中に母性の様なものが湧いて来るのを感じた。

 

 これはまずいなあ。朝の司令官が可愛い。

そんな事を考えているうちに、いつの間にか朝ごはんを食べ終わってしまっていた様だ。

 

「ごちそさま。美味かったよ。響」

 

 司令官が食器を持ってキッチンへ向かう。

 

 洗い物をしていると後ろから抱き締められた。

 

「しれいかん?」

 

 返事は帰って来ない。私の髪に顔を埋め、匂いを嗅いでくる。

 

 猫吸いじゃないんだから……、

 

「───響、改装の話があるんだがな」

 

「うん?」

 

急に真面目なはなしだな。

 

 えーっと、改二って奴だったかな?確か強くなるんだったっけ。別に断る理由もない。戦闘は無いが備えるという意味ではやっておいた方が良いんじゃないかな? 

 

「ただ、ロシアに機材がある様でな、取り寄せも出来ないようなんだ」

 

「そうなんだ。ていうことは私はロシアに行かなきゃ行けないんだね?」

 

 司令官は少し申し訳なさそうだ。

 

「あぁ……。話が早くて助かる。まぁ、その……。俺も行く。一緒に行く事にしたんだ。」

 

「え? でも司令官、仕事は……」

 

「新婚旅行と題して出掛けるよう、上に通すよ」

 

成程、昨日の見てた物も納得が行く気がする。なんて書いてあるかまでは読めなかったけど…。

 

「そっか……じゃあしばらく後になるのかな……?」

 

「あぁ、そうだな、少し気が早いが荷造りの準備くらいはしておくか」

 

 そう言って私から離れた。

 

 なんだよ、手、出してくれないのか。ちょっと期待してしまったじゃないか…、

こっちから仕掛けるしか…

 

「司令官…待って。」

 

 彼のネクタイを引き私は少し背伸びをして唇を重ねる。

 

司令官が驚いたように目を見開く。

 

「んぐ……ちゅ……」

 

 司令官の口の中に舌を入れ、歯茎の裏まで舐め回す。

 

 そして名残惜しそうに口を離す。

 

「じゃあ、お仕事頑張ってね。私は久しぶりに仕込みに行ってくるよ」

 

「……おう、行ってこい」

 

 司令官の頬は少し赤くなっていた。

 

 その顔に満足し、着替えを済ませて食堂に向かう。

 

 

 

 ────────────────────────────

 

 食堂の厨房に入ると間宮さんと伊良子さんは仕込みを始めていた。

 

「あら響ちゃんここに来るのは久しぶりね」

「ごめんなさい、司令官に専ら付きっきりだったんだ」

 

「いいわねぇ。響ちゃんは幸せ者だわ」

 

「私は響さんみたいな人に嫁ぎたいです!」

 

「きゅ、急にどうしたんだい……?」

「だって、こんなに可愛い人が旦那様に、毎日美味しいご飯作ってくれるんですよ? 憧れちゃいます」

 

「ごめんなさいね、この前のあのイベントで色々あって……」

 

「でも、私が男なら響さん一択です! 絶対浮気しないし、結婚して下さいって頼みますよ!」

 

 目が必死だよ、伊良子さん。

 

多分婚姻届書く所で思う所があったんだろう。

 普通に婚活でもすればいいのに……伊良子さん普通に人気あると思うんだけどなぁ……

 

「済まない、伊良子さん。恋に浮かれていようが、浮かれていまいが、司令官の伴侶であり、彼の妻である以上、私は彼を裏切ることは絶対にしないよ」

 

 何処にいるか未だ分からない母の様に。たった1人を愛そう。

 

「イケメンだ……」

 

 そう言って伊良子さんは膝から崩れ落ちた。

 

「あー……響ちゃん? 彼女寝かせて、早く手伝ってくれる……?もうすぐ開店時間だから」

 

「うん、わかったよ。済まない、間宮さん」

 

 そう言うと彼女は苦笑いをしながら仕込みに戻っていった。

 

 ……私も手伝わないとな。

 

 




どうも〜こまごめです。

評価、お気に入り登録、そして感想!
あと何時アンケート再開しました。暇な人は押してね。

体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。

  • 正常位
  • 騎乗位
  • バック
  • 対面座位
  • 背面座位
  • 立ちバック
  • 櫓立ち(俗に言う駅弁)
  • 四十八手(指定があればDM系で)
  • おすすめの体位があれば教えて欲しいな…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。