〜工廠〜
「やっぱり冷えるね」
「そうだな……日本とは違うな……」
ロシアの工廠は静かでとても冷たい。侵攻の恐れが少なく、武器の生産も一定分作ったら止めているのだろう。
司令官は白い息を吐きながら、妖精さん達に機械の点検を任せ、改装の準備を進めている
「全く……ここの機械は新しいのか古いのか分からんな」
「まぁ、仕方ないさ。オリジナルのものも多いからね」
改装と言っても艤装の改造だけだからそこまで時間はかからないらしい。
「ふぅ……あと10分くらいで終わるってよ」
「そうか、じゃあのんびり待とうか」
その辺にあったパイプ椅子を二つ持ってきて腰掛ける。
すると隣に座った司令官が手を握ってきた。私も応えるように肩に寄りかかる。暖かい……。
体も心もポカポカとしてくる。
たった10分の待ち時間でもこれだけ幸せを噛み締められるのだ。
母親も父親も見つかってもう悩み事は無い……と思う
まぁ深海棲艦の血を引いてる事を思うとちょっと不安になるけどね。
司令官は私の頭を撫でてくれる。
この人なら大丈夫だ。絶対に裏切らない。愛してくれる。信じよう。そう思いながら目を瞑る
………………………………………………
……………………………………
……………………
…………
んっ……寝てしまっていた様だ……
あたた、お尻痛いな……私はどうやらパイプ椅子の上で眠っていたようだ。
いつの間にかコートがかけられていて、毛布までかけてある。
きっと司令官がかけてくれたんだろう。
「あ、起きた? おはよう」
「ん……おはよう……」
「寝起きで悪いが、艤装試運転してくれるか?」
「うん。分かった」
私は立ち上がり軽く体を伸ばした後、更衣室で装備を着はじめる。
──────────────
「ん……お前は……デカくなるタイプだったか……」
艦娘は艤装をつけた後大体形に合わせて姿が変わったりする。駆逐は改二になるとより顕著に見た目が変わる気がする。
「似合ってるかい?」
彼女はくるりとその場で回ってみせる。スカートの裾がふわりと広がる。
「あぁ……いいぞ……可愛い」
割とイッキに身長伸びたな……
俺の胸ぐらいだったはずの身長が肩まで来ている……
「ふふっ……そう言ってくれると嬉しいよ」
彼女の頭を撫でつつ艤装の試運転を促す。
「よし、じゃあ行くよ」
「おう、気をつけて行ってこいよ」
──────────────
艤装を装備する。
初めて艤装を付けた時のように覚えのない記憶が補填されていく。
自我は呑まれないよう頑張る。
「ふぅ…あんまり頭弄られるのはヤダな…もう自分が3つ居るみたいだ…よし、おっけー。」
寒空の下、海面に降り立つ。日は落ちかけ、夕方の陽射しが眩しいぐらい綺麗だ。
なんだか、高揚感が湧き上がって来る。
いくか。
「『
エンジンを掛け、海面を滑り出す。
…あぁ……いいね……気持ちいい。
性能も上がって少し体が軽い。なんだか生まれ変わったような気がしてきた
『どうだ? 響、いい感じか?』
無線越しに司令の声が聞こえる。
「うん……悪くない、хорошо」
『そうか……戻ってこい。調整は帰ってからだな』
─── 工廠へ帰投後、艤装を外すと少しだけ体が熱くなる。「ふぅ……」
一息つくと、司令が声をかけてきた。
「お疲れ様、響。あ〜、ヴェールヌイって呼んだ方が良かったか?」
「いや別にどちらでも構わないよ。…………でも、出来れば名前で呼んでくれると嬉しいな……」
髪を弄りながらそんなことを呟いてみる。
すると彼は微笑を浮かべて私の頭を撫でてくれた。
「記念に1度ぐらいは呼んでおくかな……おかえりヴェールヌイ」
「うん、ただいま司令官」
こまごめです。
全体的ほぼほぼ官能小説という認識でいいらしい。
やっぱ元タイトルでも良いのかなぁ。
※『TS不死鳥は籠の中の』
寵愛されてるし(多分)良いかな…なんて。
アンケート取りたいが、別の入れたので暫く放置。っていうか忘れてそうー。
お気に入り登録、評価!感想!ここ〜す↑き↓ してね!
体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。
-
正常位
-
騎乗位
-
バック
-
対面座位
-
背面座位
-
立ちバック
-
櫓立ち(俗に言う駅弁)
-
四十八手(指定があればDM系で)
-
おすすめの体位があれば教えて欲しいな…