※この作品はR-18です。

【完結】TS響と司令官の性活   作:こまごめピペット

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至福の二時間

 ハッと目が覚める。

 

 時刻は午前1時

 

 

 

 フラフラと食堂へ向かう。

 

 

 

 厨房に立ち、コンロにフライパンを置きオリーブオイルを入れ、火をつける。

 

 やはり現代科学は素晴らしいな、こんなにも簡単に火が使えるなんて、薪をくべていた頃が懐かしい。

 

 みじん切りした玉ねぎを炒める。

 

 半透明になったらを牛挽肉、しいたけを入れ一緒に炒め、塩や胡椒で味を調えたら。バットに上げ、粗熱をとる。

 

 妖精さんぱわー^ で、ある程度発酵したパン生地に肉を包み、天板に並べる。焼き色がつくように溶き卵を表面に塗り、予熱しておいたオーブンにいれ14分待つ。

 

 

 待っている間に紅茶を作ろうか、

 

 お湯を沸かす。だいたい5円玉位の沸騰粒になったらポットとカップにお湯を入れ温める。お湯を捨て、茶葉を入れ、勢いよくお湯を入れる。茶葉はディンブラにしておこう。

 

 ポットに蓋をして2分蒸らし、スプーンでポットの中をひとまわし。

 

 ティーカップに同じ濃さになるよう均等に入れる。小鉢にジャムを入れティースプーンを置いておく。

 

 オーブンを開け、焼けたものを皿に入れる。

 

「うん、上出来だ、хорошо(素晴らしい)」

 

 ん? なんで作ってるんだっけ、

 

 顔を上げると司令官が頬杖をついてこちらを見つめている。

 

「あぁ、すまない。あまりにも手際が良くてな」

 

「司令官、お疲れ様。いるなら声でも掛けてくれたらいいのに」

 

「いや、割と話しかけたんだが、まったくと言っていいほど反応が無かったからな、正直嫌われたかと思った」

 

「ん、それはすまないことをした」

 

「いや、いいよ。ところでさっき作っていたものはなんだ?」

 

「ん? ピロシキだよ。さっと食べやすいと思って」

 

 今言った所ではっとした。無意識に司令官の為にごはんを作っていたことに気が付いたのだ。

 

「あぁ、ありがとう、響は優しいな」

 

 そう言うと彼は席に着く。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「いただきます」

 

 サクッとした音とともに中からじゅわりと肉と椎茸の旨味が染み出す。これは美味いな。

 

 響の作る料理はうまい。昨日のも、今日のも本当に美味い。

 

「どうだい? 口に合うかな?」

 

「うん……うんまいな」

 

 彼女はほっとし、嬉しそうな表情を浮かべると紅茶を一口飲む。

 

「ふぅ、お茶もいいけどやっぱり食事には白ワインの方が合いそうだね。ジャムは食後に出すよ」

 

「うん、頼む。しかし響は本当に何でも作れるな、すごいじゃないか」

 

「なんでもじゃないさ、簡単なものだけだ」

 

「簡単だってこんなに手早くできるとは思わないぞ」

 

「司令官、褒めすぎだ」

 

 はにかみながら笑う。

 

 その何処か寂しそうな笑顔を見て思った、俺は彼女の事を何も知らない。

 彼女が俺のことをどう思ってるかすらわからない。

 でも、少なくとも嫌われてはいないと思う。

 ちょっと向き合ってみるか……

 

「あのさ、響」

 

「うん? なんだい?」

 

「もしよかったら、もっとこう……色々と話さないか? お互いの事を知っておくのも良いと思ってさ?」

 

「……。うん」

 

 少し驚いたような顔をした後、優しく微笑んだ。

 

「うん、司令官がそう望むなら」

 

 それからしばらく、取り留めもない話をした。

 

 好きな音楽の話、好きな本、映画、ゲーム、etc……

 

「そういえば、司令官はどうして司令官になったんだい?」

 

「んー、成り行きかなぁ、父親が近い物に携わってたから、勧められてな?」

 

「そうなんだ……司令官の家族ってどんな人なんだい?」

 

「ん、うちは両親と兄貴と弟がいてな、みんな優しいよ」

 

「へぇ、そうなんだ……。ん、そろそろ三時になってしまうね。そろそろ寝ようかな」

 

「おぉ、そうか、んじゃまた明日な」

 

「うん、до свидания(さようなら)」

 

 

 

 そう言うと彼女は部屋に戻って行った。

 

「……」

 

 響が去った後、しばし思考を巡らせる。

 

「さっきの言葉の意味は『さよなら』だったよなぁ」

 

 ロシア語は苦手だが、響の別れ際の挨拶は聞き取れた。

 彼女から歩み寄ってくれた証なのだろうか……? 

 

「まあ、いいか」

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「まさか司令に食べさせるためだけに起きてしまうとは……」

 

 私は独りごちると、布団にもぐりこんだ。恥ずかしさがこみ上げてくる。

 

 もう堕ちたのか私! チョロイン通り越して好感度バグだよ! テリトリーが数ミリなんだよ! 

 

「くぅ~~~!!」

 

 枕に顔を埋めながらじたばたする。

 

「なんだあれなんだあれは! あんなの反則じゃないか!」

 

 今まで見たことのない表情、聞いたことのない声色、そしてなによりもあの瞳だ。私をじっと見つめてくる優しそうな……私の寒さを溶かしてくれそうなあの目。

 

「ああもう!! なんてことをしてくれたんだ君は!!!」

 

 ごろごろ転がる。そうしないとどうにかなってしまいそうだった。

 

「вожделение!!」

 

 胸の奥底から湧き上がってくるようなこの感覚。初めての経験だったが、これがきっと幸せという感情なのだと思う。




どうもこまごめです。
お気に入り登録ありがとうございます。
あと暁ぐらいしか私の中で絡める人がいないんです。たすけて。
ぶっちゃけ司令官とのいちゃラブ(ガチ)を書きたいけどR18指定にするのが怖い。

「このタグ付けろオラァ!!」っていう人がいれば喜んで入れます。

体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。

  • 正常位
  • 騎乗位
  • バック
  • 対面座位
  • 背面座位
  • 立ちバック
  • 櫓立ち(俗に言う駅弁)
  • 四十八手(指定があればDM系で)
  • おすすめの体位があれば教えて欲しいな…
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