「着いたぞ……」
「あぁ、そうだね……」
名残惜しそうに繋がれていた手が離れていく……
「部屋で待っていてくれ」
そう言って、彼は自分の執務室の方へ歩いて行った……。
……早く会いたいな……なんて思いながら、私は司令官の部屋に手を掛けると後ろから話しかけられる
「あら、響、帰ったのね」
「あぁ、姉さん、ただいま」
暁姉さんが出迎えてくれる。
「司令官の御実家に行ってたって聞いたわ。嫁イビリとかされなかったかしら?」
どういう想定……? と思いながらも答える。
「大丈夫だよ。優しい人だった」
「そう……良かった。何かあったらお姉ちゃんに相談してね」
そう言いながら頭を撫でられる……。
何だ、このれでぃー溢れる対応は……? いつもの姉さんじゃない……。
まるでお母さんのような包容力を感じる……。
まぁ、いいか……。
「分かった、じゃあまた」
「うん、またね!」
よし……さっさと部屋に入ってしまおう。
……うん、いつもの部屋だ。
荷物を置き、ソファに座る。
「ふぅ……」
司令官早く帰って来ないかなぁ
……なんて思いながら、しばらく待っていると、ドアノブが回る音が聞こえ、足音と共に司令官が入ってきた。
「おかえり、司令官」
「ただいま、響……」
そう言って抱き締めてくる。
少しだけ強くて痛いくらいだけど、心地よい……。
「……」
「司令官……?」
「すまん、少しこのまま……」
「あぁ、構わないよ」
どうしたのだろうか……何があったのだろうか。いつもよりも力強い抱擁、少し震えているようにも感じる。
そうしてしばらくの間、お互い何も言わずただ、抱きしめ合う
そして、どちらからという訳でもなくゆっくりと顔を近づけていき、キスをする。
「ん……ちゅ……ぁ……む……は……ぷ……っ…………」
舌を入れられ絡ませあう……唾液を交換しあい、お互いを求め続ける。
しばらくして口を離すと銀色の橋がかかる。
しばらくすると彼が
「響香……お前は何を隠しているんだ……?」
「司令官……? 何を言っているんだい……?」
私があなたに隠し事なんて……
「……お前は、はじめてあった時、男になったらどうする?と聞いた……俺はあの時は意味がわからなかったが今なら分かる気がする……響香……教えてくれ、転生って何だ。お前は何者なんだ……?」
司令官が真剣な目でこちらを見つめる。
そうだった……すっかり飛んでいた。
思い出で誤魔化していた。
誰も気にしないって思って忘れていた。
バレないと思っていた物がばれてしまった。
この人は、この人だけには知られたくなかった……。
もう隠し通せないだろう。
この人に嘘をついてしまうは嫌だと思いながら目を逸らしてきた。
もう一度、あの寒さを得たくは無い、1人になりたくないけど……
ここまで問い詰められたら言うしかない。
別れを切り出されたらどうしようか……けど、最後なら、言うしかない。
この人を好きになって良かったって思えるから。
愛してよかったなって思うから。
動悸がする、視界が歪み、暗くぼやける……
息ができない……。
怖い……でも……この人が好き……大好きなんだよ……
「はっ……っ……っ…うっ……あっ……あぁっ……ぐぅっ……」
言葉にならない声が出る……。
「大丈夫だ……ゆっくり、深呼吸しろ……」
司令官が背中をさすってくれる。
「……っ……っ……ふぅ……ふぅ……」
少しずつ落ち着いてくる。
「……司令官……ボクの中身は……心は……男だったんだ……」
「……」
彼は無言で見つめてくる。
「……転生した、前の世界でボクは車にひかれて……死んじゃったんだけど……その後、気がついたら赤ん坊になっていて……それから……今日までずっと……女の子として生きてきた……」
「そうか……」
「……司令官、気持ち悪いよね……こんなの……ボク……もう……ダメだよ……」
涙が溢れてくる……。
「……なんだそんなことか……お前の様子を心配して損した…」
まるで落胆したかのように呟く
「……いつまでその前世なんて引っ張ってるんだ?」
何故か冷たく感じる声で言われる。
「……えっ……?だって……」
「……俺はお前の前世なんて知らん。前世とか、どういう風に生きてたとか興味ない。何を思い込んでるんだ? その程度で何が怖いんだ? 何故泣くんだ? 今のお前があるだろう?そんな事くらいで嫌悪するほど俺はお前を愛していないつもりは無いぞ」
「……」
「お前が男だろうが女だろうが関係……は有るだろうが、響香は、響香だからな。お前が響香ならそれでいい。俺はお前を手放すつもりはない。お前は俺のものだ。誰にも渡さない。お前は一生俺の物だ、その為の結婚だ」
嗚呼、彼が吐く、その甘い言葉が私の、ボクの冷たい心を溶かしていく……
彼は"ワタシ"を抱き寄せ、ソファーに座り頭を撫でてくれる。
とても心地よく、安心できる。
「……うん……ありがとう……司令官……」
彼に優しく抱きしめられる。
温かい。
彼の心臓の音が聞こえる。
生きている。
ここに居る。
この人は、この人だけは絶対に失いたくない。
──────
「……ん……あれ……寝てしまったか……」
いつの間にか眠っていたようだ。
司令官はまだ眠っている。
時計を見るともう昼過ぎだ。
「ふふ……」
今日、彼から聞いた言葉を頭の中で反復する。
『一生俺の物だ』
一般人から聞けばただ傲慢な物だが私にとっては
……嬉しい。
プロポーズ以来の嬉しさだ……幸せすぎてどうにかなりそう。
ああ、私はこの人から離れられないなぁ……。
いつの日か縛り付けられた時から、ついつい、強引な彼にドキドキしてしまう。
強引な彼が好きだとか、完全にドMかDV人妻だ。
まあ、それも悪くないけどね。恋は盲目って奴だ。
司令官が起きたら一緒にお昼ご飯を作ろう。
そして、食べ終わった後は、司令官と一緒にテレビを見てまったりするんだ。
今日の夜はどうしようかな……。
司令官が望むなら、何時でも抱かれていい様にしないとなぁ……派手な下着した方が興奮するだろうな……。
薬は……もう要らないな。そう思いながら彼の腕の中に潜り込む。
「司令官……
体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。
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正常位
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騎乗位
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バック
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対面座位
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背面座位
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立ちバック
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櫓立ち(俗に言う駅弁)
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四十八手(指定があればDM系で)
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おすすめの体位があれば教えて欲しいな…