これが噂のスピード懐妊
……トイレ行こうかな……
私は夜中に目を覚ました。隣では昇さんが寝息を立てている。私は彼を起こさないように、そっとベッドから抜け出した。
っとと、足元が覚束無いな……
暗い部屋をゆっくりと歩きトイレへと向かう。
「ん、これは……」
そういえば何時かに買った妊娠検査薬だ……私はそれを眺めて、少しだけ考える。
いや、まぁ、うん、まだだろうけど、今のうちにやり方覚えようかな。
えーっと……生理周期……はまぁ薬のお陰もあってまぁ大丈夫なはず。後は尿をかけて待つだけだから簡単だね。
────────────────────────────-
どうせ当たりやしないし、明日まで放置で。
眠くて1分も待ってられねーわ!
そして私は再びベッドに潜り込んだ。
ん、昇さん、可愛いな、涎垂れてる。
拭いておこう。
────────────────────────────-
今日は朝から身体が重い。風邪でも引いただろうか? 私は熱を測るため体温計を取りに行った。
「あ……忘れてた」
昨日使った妊娠検査薬が目に付いた。
私はそれを手に取ると、まじまじと見つめる。
えぇ……線が……入ってる……よね。
へ……? なんで? いや、なんでじゃないか、早すぎる。おかしい。なぜだ……? まぁ生理周期が、考えれば丁度いいタイミングなんだろうけど……
私はまだその線を直視出来ずにいた。
すると背後から声をかけられた。
「どうした?」
「ひゃっ!?」
思わず変な声が出てしまう。
「そんな驚かなくてもいいじゃねーか」
「ごめん、動揺しててて……」
「動揺?何かあったのか?」
「これ……見て……?」
私は恐る恐る彼に妊娠検査薬を見せた。
彼はそれを覗き込むと、一瞬にして顔色を変えた。
「まじか……」
彼の反応は衝撃と言うよりは嬉しさが滲み出ていた。
「……思いの外、早く出来ちゃった……」
「あ〜……とにかく病院行くか……」
「うん……」
私たちは慌てて身支度を整え鎮守府を出た。
車を走らせながら彼の手を握る。彼もそれに応えるように握り返してくれた。
━━━━━━━━━━━全カット━━━━━━━━━━━
なんやかんや、あったが…
どうやらちゃんと妊娠しているらしい。
不安だ……元男として、ちゃんとした母親になれるのかどうか……。
堕ちてしまったらどうしようなんて……思ってしまう。
それにしても、本当に妊娠するんだなぁ……なんか不思議な気分だ。
私は自分の腹をさすりながら、ぼんやりと考えていた。
このお腹に命があると思うとなんだか感慨深いものがあるなぁ。
さて、これからどんな生活になるのだろうか。
出産とか育児とか想像もつかないけど、とりあえず頑張ろうかな。
ん……そういえばエッチできないや……
いやまぁ、別にしなくて良いんだけどね? 一応、結婚はしてるわけだし。
でもちょっと残念というか、寂しい気持ちもあるかも。
まぁ子供が生まれたら、また忙しくなってそれどころじゃないだろうけどね。
私はそう自分に言い聞かせて納得させた。
◆
響香からの妊娠を聞いた2ヶ月後。
どうやら胎児の成長は順調らしい……というか、異常な成長速度らしい。医者も驚いていた。
「あー、響香、大丈夫か?」
俺は彼女の身体を心配して聞いてみた。彼女は微笑んで答える。
「うん、平気だよ」
「そっか」
しかし、やはり少し心配だ。
少し身体は、膨らみかけているような気がする。
それとは反対に、顔は痩せこけているように見える。
おかしい、明らかに早い。
「ちょっと電話してくるわ」
「わかったよ」
俺は部屋を後にし、ある人物へと国際電話をかけた。
「あ、もしもし、俺です。はい、聞きたいことがありまして……」
『あー、君か……えっと、確か……白藤 昇くんだね』
「はい、お久しぶりです」
『どうしたんだ?』
「あのですね、響香が妊娠したんですが、あまりにも早くて……なんかこう……不自然なんです」
『あぁ……妻に変わるよ』
「ありがとうございます」
────────────
『やぁ、昇くん、久しぶりだね! 聞いたよ、もう娘に仕込んだんだって?』
ハツラツとした女性の声が聞こえてきた。
初見の時はそんな元気じゃなくてお淑やかだったのに……
響香の母、響子さんだ。
「ええ、まぁそんな所です」
『ふむ、それで何が知りたいのかしら?』
俺は響子に妊娠について説明した。
『あ〜、それは多分、修さんの血を引いているからだねぇ〜』
「どういうことですか?」
『ほら、彼の遺伝子情報はかなり特殊だからさ、普通の人間とは違うんだよ。だから普通より早く成長するのかもしれないね、実際、響香身篭った時も大変だったよ〜、六ヶ月位で臨月迎えちゃってさ、エネルギー全部取られちゃったのよ〜」
響香の母は笑いながら言った。
「まじっすか……」
俺は唖然としていた。
もう少し早くに聞いておけばよかった……響香はあんなにも痩せこけた理由も分かった。
『まぁ、でも良かったじゃないか。君達ならちゃんと育てられるさ。響香も頑張ってるみたいだしね、あーあとね……』響子は少し声を落として言う。
『混乱を避ける方がいいだろ病院はやめておいた方がいいと思うよ』
「あぁ、分かりました」
『……頑張ってね、またいつか、孫を待っているわ』
そう言って電話は切れた。
部屋に戻るとベッドに居た響香が居ない。
「うぅ……きもちわるい……」
トイレから篭った彼女の声が聞こえる。
「大丈夫か!?」
俺は慌てて駆け寄った。
「あ、あぁ……昇さん……ちょっと気分が悪くなって……」
「無理するな」
背中を擦り、介抱してやる。
つわりで戻したのか、独特の酸っぱい臭いが漂ってくる
「うん……ありがとう」
しばらくすると落ち着いたようで、顔色が良くなった。
「少し休めば大丈夫だよ」
そう言い彼女は微笑んだ。俺は彼女を抱き抱え、うがいをさせ、ベッドへと運んだ。
「うん……ありがと」
布団を掛け、頭を撫でてやった。嬉しそうな表情をする響香。
「なぁ、俺がお前にしてやれることはあるか?」
彼女に問うた。
「そうだね、じゃあ……キスして……それだけで頑張れるかな……」
「わかった」
俺は響香に口づけをした。
「ふふっ……昇さんの唇柔らかい」
「そうか? 自分のは分からねぇけど」
「もっと、したい」
「あぁ、いくらでも」
俺達は何度も何度も唇を重ねた。
「昇さん、愛してるよ」
「ああ、俺も愛してる」
ふわりと甘い香りがする。いつもと違う、甘ったるい香りが鼻腔を刺激する。
「ん……?」
「どうしたんだい?」
「いや、なんか、甘い匂いがするなって」
「ふーん……気のせいじゃないかな……?」
響香は首を傾げている。
「まぁ、そうかもな」
俺は再び響香との会話に戻った。
「今日は何が食べたい?」
「なんでもいいよ」
「そうか、少しカロリー補給出来るやつにするかな……ビタミン、ミネラルもいるか……ん〜……」
響香の体調を考えながら献立を考え耽る……
どうしたらあのキュンキュンとできるものが作れるのだろうか…
体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。
-
正常位
-
騎乗位
-
バック
-
対面座位
-
背面座位
-
立ちバック
-
櫓立ち(俗に言う駅弁)
-
四十八手(指定があればDM系で)
-
おすすめの体位があれば教えて欲しいな…