お互い初めてのカレカノなんだが、彼女がエロに積極的すぎる 作:淫久兵衛太
僕と深冬は、駅から僕のアパートまでの道を無言で歩いていた。
電車が遅延していた影響もあり、日はとっくに暮れている。
駅前の繁華街を大学への通学路とは反対方向に抜けて住宅街に入ってしまえば、この時間帯は人通りがほとんど無い。
繁華街を抜けるまでは手をつないでくるだけだった深冬だが、今は僕の左腕を抱きしめ寄りかかるようにして歩いている。
うつむきがちにしていて表情はわからないが、時折僕の腕に自分の体―――主に胸をこすりつけるように身じろぎするため、僕は左腕の感触に気がいってしまい、電柱にぶつかりそうになったり、道を間違えそうになったりで大変だった。
通常、駅から僕のアパートまで十分ほど。早くアパートに帰りたい一心で急ぐつもりだったが、気持ちいいやら危ないやらでいつもの倍近い時間がかかってしまった気がする。
やがて、住宅街の一角にあるアパートにたどり着いた。このアパートの一階角が僕の住処である。
築年数が古いため外観こそボロいが、内装はリフォームされているため住むのに不自由はない。
ジーパンのポケットから鍵を引っ張り出すと、何度か鍵穴に差し込むのに失敗しながらも解錠してドアを開いた。
深冬を招き入れて、靴を脱ぎながら電気のスイッチを手探りで探そうとしたとき、ぐいっと玄関脇のシューズボックスに体を押し付けられる。
驚いて下に―――深冬に目を向けると、既に彼女の顔は目の前にあった。
がちり、と歯と歯がぶつかるほどの勢いで深冬に唇を奪われる。
いつもみたいについばむようなキスを挟まず、すぐに深冬の舌が僕の口内に侵入してきた。
いつも以上に熱く、唾液でぐしょぐしょに湿った舌に目を白黒させてしまいつつも、反射的に舌を絡めた。
深冬の舌にまとわりついている唾液を啜るようにして嚥下すると、逆に深冬の口内に舌を差し入れ、お返しといわんばかりに唾液を送りつける。
深冬はそれを僕の舌の上からこそげ取るような勢いで回収して飲み込んだ。
まだ飲み足りないとねだるかのようにちゅうちゅうと僕の舌を吸引する深冬から、なんとか舌を引っ張り出す。
なんで止めてしまうのかと不満そうな顔をする深冬に、僕はなだめるようにして言う。
「ここじゃなんだしさ、部屋に入らない?」
「そ、そうだね。……お邪魔します」
僕の言葉にはっとして正気に戻ったらしい深冬は、紅潮した顔をさらに真っ赤にして恥ずかしそうに両手を頬にあてる。
僕もあのまま続けたかったのだが、腫れ上がった僕の逸物が暴発してしまいそうだったので泣く泣く間を開けたのである。
部屋の中は深冬が恋人になって初日からあんな感じだったので、いつ部屋にあげることになってもいいようにとできる限り片付けている。
見られたら不味い物も隠してあるので安心して部屋に案内できた。
入室した深冬は興味深げに部屋を見回して言った。
「なんていうか……。男の子の部屋って感じだね」
深冬の感想に僕は苦笑した。
別にたいしたものは置いていない。部屋の中央にソファとテーブル、奥にベッド、その他生活家電。特徴があるとするならば大きめの本棚をひとつ置いているぐらいか。
彼女の言葉を要約すればありきたりな部屋、というところだろう。
「適当に座ってよ」
飲み物でも用意しようかと、そう言った僕に頷くと、深冬はソファに座らずに奥のベッドまで進んでちょこんと腰掛けた。
予想外のことに僕が驚いていると、深冬は僕に催促するかのように右隣をぽんぽんと叩いた。
……深冬は、あんまり正気を保てていないかもしれない。
そう思いながらも、彼女の誘いには抗い難く、素直に隣に座る僕。
日和った僕は拳ひとつ分くらい間を空けたのだが、深冬はその隙間をすぐに詰めると僕の肩に頭をのせてくる。
僕の右手は彼女の左手に絡め取られる。
「ねえ、私、やりたいことがあるんだけど」
指までしっかり絡めた手をにぎにぎさせながら、深冬が切り出す。
「……なにを?」
僕は、彼女が言いたいことをほぼ正確に予測しつつも正面を向いたまま問い返す。
そんな僕に深冬はくすりと笑い、ささやくようにして願いを口にする。
「さっきの続き」
僕は深冬に視線を向ける。
彼女もこちらを見上げている。
僕は、覚悟を決めて物欲しげにしている彼女の唇に自分の唇を重ねた。
舌を絡めながらどちらからともなくベッドに倒れ込む。
服の上からお互いの体をまさぐり合いながら相手の唇をむさぼる。
深冬の手がシャツの中に侵入して、僕のお腹や胸を撫で回す。くすぐったさよりも、深冬の手が肌に触れる感触に興奮してくる。
お返しに深冬の服の中に手を入れようとして、はたと気づいて手が止まってしまった。
深冬が着てる服は買ったばかりの品だ。タイトな服であることもあり、無理やり手を入れるのははばかられる。
僕の様子を察してか、深冬は僕を頭が枕元に来るようにして仰向けに転がすと、自分は僕のお腹の上にまたがった。
「服、しわになるから脱いじゃうね」
そう言って、スカートのベルトを緩めると、サマーセーターを一息で脱いでしまう。
思い切りの良さに目を丸くする僕の目の前で、脱げるサマーセーターに引っ張られて持ち上がった深冬の胸がぶるんと揺れる。
深冬の胸は、そのほとんどがレースのあしらわれた黒のブラジャーに覆われていたが、中央に作られた谷間の深さが、そのサイズを強調している。
それに釘付けになっていた僕は、深冬が腰をちょっとあげてスカートを脱ぎだしたことに気がついて、慌てて自分の衣服を脱ぎにかかる。
ティーシャツもジーパンも脱ぎ散らかしてトランクス一枚になった僕の上に、スカートを脱ぎ終え、ついでに眼鏡も外した深冬が腰を落とそうとした時、固いジーパンから開放されてテントを作っていた僕の逸物に深冬のやわらかいお尻が触れた。
「……あっ」
それだけでびくりと反応する逸物に、深冬は驚いたように声をあげたが、すぐにくすりと微笑み、後ろ手に逸物をなで上げた。
「ふふ、すごい固くなってるね」
僕の逸物は、電車で触られた時よりも強い刺激にびくびくと震えながら、先端から先走り汁を漏らしてトランクスを湿らす。既に汁まみれなので今更問題はないけれど。
深冬は先程またがっていた位置よりも低い位置に腰をおろした。僕の逸物が深冬のお尻に触れるか触れないかという、彼女が体を揺するとお尻に亀頭が押し付けられる絶妙な位置だ。
狙ってその位置についたのは明白だった。
彼女がお尻を揺らすようにして僕の逸物を突っつく度に、震えるような快感がこみ上げる。
深冬のいたずらを止めるために、僕は両手で彼女の尻たぶを鷲掴みにした。
「んあっ!」
強めに掴んだつもりだったが、彼女は痛みを感じた様子もなく、甲高い声で鳴いた。
「……もう、いじわる」
「おかえしだよ、おかえし」
恥じらいながら口を尖らせ抗議する深冬に僕は言い返した。
と、彼女のいたずらが止んで落ち着いた僕は、彼女の黒ショーツがひどく湿っていることに気がつく。
「深冬、すごい濡れてるね」
「……秋広君が電車であんなことするからだよ。それに、秋広君だって男の子なのにここびしょびしょにしてるじゃない」
そう言って深冬がまた後ろに手を回し、親指で僕のトランクスの濡れた部分―――鈴口をぐりぐりと刺激する。
敏感な部分を集中して弄られた僕は、声もあげられず快感に打ち震える。先走りがとくとくと溢れ出し、トランクス越しに深冬の指を湿らせる。
彼女は親指を離して目の前に持ってくると、しげしげと観察する。粘性を帯びた液がわずかながらも指先に付着しているようだった。
深冬は自然な動作で親指の先をぺろりと舐めると、何事もなかったように話し始める。
「下着も脱いじゃおっか。……秋広君、ブラジャー外してみる?」
「する」
もっとツッコミたいところがあったのだが、あまりにも魅力的な提案に僕は言いたいことを投げ捨てて即答した。
可笑しそうにくすりと笑って、深冬は僕の両腕を取り自分の方へ引っ張る。
「やっぱり男の子ってこういうの好きなんだね」
「なんかこう、浪漫があるんだよね」
からかうような深冬の言葉に答えつつ、腹筋に力を込めて上体を起こした。
自然、座位のような体勢になり、僕のがちがちに固まった逸物と、深冬のショーツの湿った部分が触れる。姿勢を直すためにもぞもぞと腰を動かすと、そこが擦れて気持ち良い。
「んんっ!」
深冬も刺激を受けて思わずといった風に僕の首に手を回して抱きついてくる。腰をぐりぐりと押し付けてくるのを見るに、気持ちよくなっているのは間違いない。
深冬の背中が見えるようになったのを幸いに、ブラジャーのホックを外しにかかる。
昔、いつか使うときが来ると信じてブラジャーの構造や外し方について勉強したことがあったのが生きた。壊さないように慎重になりながら外し始める。
僕が初心者であるためか、はたまた深冬の胸の重量でぎちぎちになっているためか、思ったよりも時間がかかってしまった。
最後のホックを外すと、支えを失った胸がゆさりと揺れた。
深冬が両腕をあげてくれたので、ブラジャーを完全に抜き取ってしまう。
そして、体をそらして深冬の上半身全体を眺められるようにすると、僕は彼女の体に釘付けになった。
真っ先に目に入るのは当然、巨大な胸だ。
大きな胸は垂れるというが、深冬の胸にそんな印象はまったくなく、白く、張りがあって前面に突き出るようになっていた。
それでいて、ブラジャーによって寄せられていたのが開放された乳房は、体の横幅からはみ出てしまっている。
胸の中央にある乳首も乳輪も色素が薄く、乳房の巨大さに比して小さく感じられたが、乳頭はぴんと張り詰めて存在を主張していた。
これだけのものを持ちつつも、腰はしっかりくびれていて、想像していた何倍もスタイルがいいことに、感動すら覚えた。
「あっ……。ふふ、触ってないのにおちんちんがびくびくしてる」
身じろぎひとつせずに見つめていたのだが、僕のブツは素直なもので深冬に気持ちを主張していたようだ。
裸体を晒して流石に緊張した様子だった深冬も、言葉以上に雄弁な反応に、安心したような、嬉しそうな表情を浮かべる。
「ほら、せっかくなんだから触って」
深冬の言葉に再起動した僕は、恐る恐る手を伸ばした。深冬が後ろに手をついて体をそらし、胸を触りやすいようにしてくれる。
今まで何度も服の隙間から直に触っていたはずなのに、いやに緊張した。
両手で左右の乳房を下の方から持ち上げるようにして触ると、しっとりとやわらかく、それでいて重量感がある。
ぐにゃりと形を変えた胸から手をぱっと離すと、ぶるんと音がしそうな勢いで胸が震える。
「……すごい」
語彙を喪失した僕にはそれだけ言うのが精一杯だった。
今度は手を広げてしっかりと掴むと、ぐにぐにと揉みしだく。指がどこまでも沈み込むのではないかと錯覚するほどでいつまでももみ続けられそうだ。
それでいて乳頭に触れると固くしこっている。手のひらの中央に乳首がくるようにして掴み直し、乳頭を押し込むようにしながら揉み込む。
既に出来上がっている深冬はそれだけでも気持ちよいらしく、表情をとろけさせている。
僕は自然と、深冬の胸に顔を寄せた。
「あっ……!」
乳首を口に含むと舌で転がすようにねぶる。びくりと震えた深冬がさらに体をのけぞらせて逃げようとするのを、背中に手を回して捕まえる。
乳輪をなぞるように舌を這わせてからちゅうちゅうと乳頭を吸い上げると深冬の声のオクターブが一段と上がる。
「あっ……、ううっ、んんんっ! だ、だめっ! 刺激がっ、強すぎて……!」
お構いなしに一層強く吸い上げると、深冬は声もあげられずに強く震えた。
このまま深冬をイカせられるかもしれないとさらにやる気を出して攻めようとした僕を阻むように、強く肩を押されて上体を倒される。
深冬は僕の肩に両手をついた状態で荒くなった息を整えている。
室内はそこまで暑くもなく、激しい動きをしたわけでもなかったが、深冬の体はほんのりと赤く色づき、汗ばむ姿がいやに艶めかしい。
ちょっと調子にのって無理させすぎたかと心配したが、本人は大きく息を吐くと僕に笑いかけながらもちょっと怒ったような口調で言う。
「もう、だめって言ったのに」
「ごめん。あのままいけば深冬を最後まで気持ちよくできるかなって」
「気持ちよくはなったけど、今はだめだよ。だって……」
そういって、彼女はショーツの染みを作っている辺りをそっと撫でながら蠱惑的に微笑む。
「今気持ちよくするなら、この中を気持ちよくしてほしいもの」
その言葉を聞いた僕は、上体を起こすと深冬を僕と位置を入れ替えるような形でベッドに押し倒した。
深冬の濡れた瞳と見つめ合う。
「……本当にいいの?」
「いいの。秋広君のが欲しい」
その言葉を聞いた僕は、深冬のショーツに手をかけてゆっくりとずり下げた。
あらわになった深冬の秘処は手入れされた薄い陰毛ごと溢れた蜜でしとどに濡れている。甘い濃密な匂いが鼻孔をくすぐり、頭がくらくらした。
足から深冬の蜜を吸って重くなったショーツを抜き取ってベッドに落とす。
これまでこういったことに大胆だった深冬も羞恥を感じるのか、足を内股に閉じてもじもじしている。
それを見てたまらなくなった僕は、自分のトランクスに手をかけて脱ぎ捨てようとする。固く反り返った逸物が引っかかって中々脱げず、もどかしい思いをしながらもどうにか脱ぎ捨てた。
何度も触れていながら、初めて僕の逸物を直視する深冬は目を丸くした。
「……大きい」
嬉しいことを言ってくれるが、平均よりも多少大きいぐらいで実際はそうでもない。それでも自尊心が満たされた僕は、深冬に声をかける。
「今コンドーム持ってくるからちょっと待って」
もしものために最近財布の中に忍ばせたのが功を奏した。すぐに準備しようとベッドを降りようとした時、
「待って」
深冬は僕の手首を掴んで行動を阻んだ。
「どうしたの?」
ここに来てまさかお預けかと心の中で動揺した僕は、深冬の言葉でもっと動揺することになる。
「……私、生理が重いからピル飲んでるの。もし秋広君がよければ、このまま欲しい」
その言葉を受けて、僕は心中で激しく葛藤した。彼女の言葉は非常に魅力的だ。僕の下半身は早く頷けと訴えてくる。
しかし、頭にかすかに残った理性がそれを押し留めていた。
ピルを飲んでいるとしても、避妊は絶対ではないのだ。深冬の言葉があるとは言え、学生の身分である僕がもしもの時に責任を取れるのか。
深冬と一緒になりたくないということではなく、将来を見越してのことだ。
今無責任な事をすることが本当に彼女のためになるだろうか。いや、ならない。
理性が欲望を押し込み始めた時、僕のためらいを見て取ってか、深冬が内股に閉じていた足を広げて指で秘処を開きながらねだるように言った。
「私のえっちな処女まんこに、秋広君の大きなおちんちんで赤ちゃんのタネを注いでください」
理性が粉微塵に砕かれた僕は、深冬の上に覆いかぶさると彼女が開いて待ち構えている秘処に狙いを定めて、固く反り返った逸物を挿入した。
「んあああぁっ――――――!」
僕の逸物は深冬の秘処の中に、驚くほどスムーズに最奥まで侵入する。
深冬が声をあげておとがいをのけぞらせると同時に、熱く濡れそぼった肉壺が激しく収縮して逸物をぎゅっと締め上げる。
今日一日、ずっと我慢を重ねていた僕にその強烈な快感に耐えられる訳もなく、僕の中のダムが決壊した。
深冬の一番奥で、びゅるびゅると子種が吐き出される。収縮はなおも続いていて、僕の逸物から子種を吸い上げる。
快感で訳のわからなくなった僕は、ただ腰を震わせながらこの絶頂の波が過ぎ去るのを耐え忍ぶしかない。
やがて、すべての子種を吐き出し、ただ震えるばかりの逸物を名残惜し気にきゅっきゅっと締め付けていた肉壺の収縮も落ち着いてくる。
三こすり半という言葉があるが、まさか半こすりもしないで射精することになるとは思わなかった。
しかし、深冬も入れた瞬間に達していたようだったので、とりあえず初体験は成功と言ってもいいのではなかろうか。
そこまで考えてから、僕は顔を反らしたまま震える深冬に気が付き、慌てて声をかける。
「だ、大丈夫!?」
「な、なんとか……。入れられただけでイッちゃった……」
無理をして失神でもしてやしないかと不安だったが、かろうじて声をあげる彼女にほっとした。
「その……、痛くない?」
僕はためらいがちに聞く。いきなり奥まで押し込んでしまったことでどこか傷つけていないか不安だったのだが、彼女は問題なさそうな様子で答える。
「痛みは全然大丈夫。バイブで慣れてるから。……あっ、膜はたぶんおもちゃで破いちゃってるんだ。……ごめん、破かせてあげられなくて」
「……それは気にしてないよ。痛くしないですんでよかった」
それどころか余計な気遣いまで見せ始めたので、僕は苦笑しつつ答えた。痛みや出血で初体験どころじゃなくなるよりはよほどありがたい。
というか、なんとなく予想してたけどそういうおもちゃとか使うんだな……。
一安心したためか、やわらかくなりかけていた僕の逸物は再び固さを取り戻していた。
「あっ……」
深冬はそれに気がついて声をあげる。
「まだ出したりないんだけど、いい?」
僕のお願いに、深冬は笑顔を浮かべて頷いた。
「うん。私も、もっと秋広君が欲しい」
僕はきゅっと締まる肉壺に答えるように抽挿を開始する。
「あんっ! うううっ! んんっ」
深冬の膣内は僕の出した子種と彼女の蜜が混ざり合いぐちゅぐちゅと音を立てる。
目の前でぶるんぶるんと揺れる巨大な乳房を片手で捕まえて先端を強い力でつまむと、嬌声はさらに大きくなる。
彼女の膣内で反応のいい場所を探し当てようと、浅く、深く、強弱をつけていく。
「ああぁっ! そ、そこ! 凄い! 気持ちいいっ!」
浅い部分に彼女が気持ちいいポイントを見つけて亀頭で擦り上げると強く締め付けられて、二回目にも関わらず中身が漏れ出ないように歯を食いしばり、お尻の方に力を込めて耐えねばならなかった。
一旦落ち着こうと動きを止める。が、腰を振ってもいないのに刺激を受けて慌てて見ると、深冬が腰をくねらせていた。
「嫌っ、止めないでっ! もっとぐりぐりしてぇ!」
ねだるように逸物を締めつけてくる彼女に、僕は覚悟を決めて強く腰を使い始めた。
「あっあっあんっ! いい! だめ、だめえっ! もっと、もっとぉ!」
大きく喘ぎ声をあげながら、意味のつながらないうわ言を漏らす彼女のとけた表情に、興奮がさらに増してくるのがわかる。
深冬の膣内はうねうねとうごめいて僕の逸物から中身を吸い上げようとする。
さらに強く締め上げられて追い出されそうな逸物を、半ば強引に押し込んで一番奥まで突き入れる。
背筋が震えるほどの快楽にあらがって一心に動いていたが、限界が近い。
「深冬! 僕、また出る!」
「私もきちゃうっ! 一緒に! ねっ! 一緒にきて!」
深冬の言葉に腰の動きを早めて応える。
深冬の膣内が僕の逸物を握り潰しそうなぐらい締まると同時に、彼女の唇を奪い、ぐつぐつと煮えたぎったものが迫り上がってくるような感覚と共に溜まったものを吐き出した。
「――――――っ!」
深冬も僕も、声にならない声をあげながら震えている。
二度目であるのに、人生で一番じゃないかと思うほどに子種を出した僕は、深冬の横にずれて倒れ込む。
一日で何度も射精することは過去に何度もあったが、たった二回でそのどれよりも出したような気がする。
なんとか仰向けになって大きく息を吐くと、脱童貞をした達成感と、最高の初体験をしたことによる強い充足感を感じた。
このまま寝れば、気持ちよく眠れるに違いない。
襲い来る睡魔に身を委ねようとした時、天井を移していた視界に影が入り込む。
それは深冬だった。
彼女は僕の上にまたがると腰を揺らし、役目を果たしやわらかくなりつつあった逸物を膣肉ですりあげた。
それだけで僕の意思とは関係なく痛いほどに固さを取り戻していく逸物。
深冬は僕に顔を近づけ、ささやくように言った。
「……もっともっと、気持ちよくして」
「……」
その後、何回目出したかもわからなくなるほど交合は続き、最後の方はぶつりと記憶がない。