※この作品はR-18です。

坂柳有栖ちゃんに弱みを握られちゃう話   作:ノンケマン

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他の男が一之瀬さんを誘惑してくるので注意!



第8話【曇らせ】

 水曜日。今日で一之瀬さんとのお試し恋人体験も折り返し地点だ。

 放課後になれば、今日も今日とて彼女と俺のベッドで愛を深め合っていた。

 

「一之瀬さん。やっぱりあなたが好きです」

「ううっ……♡私も……好き……♡」

 

 昨日は一之瀬さんの首を絞めながらの擬似セックスプレイだったので、今日は趣向を変えて彼女を俺の腰にまたがらせ、キスをしつつ愛を囁くプレイをすることにした。

 

「一之瀬さんを忘れるなんて無理です。人をここまで好きになったのは初めてなんです……!この先もずっと一緒にいたい……」

「ああ……♡んっ……ちゅっ……♡は……ふっ……♡」

 

 一之瀬さんを強く抱きしめて彼女の目を見つめる。一之瀬さんも上から俺の目を見つめ返す。

 

「……どうしても、一之瀬さんのことを諦めきれない……」

「……そんな……♡」

 

 一之瀬さんの高まっている鼓動が、俺の胸板で潰れている柔らかな胸越しに伝わってくる。

 

「離れたくないです。もう一度、考え直してください……!」

「…………っ♡」

 

 またキスをして、今度は彼女の舌を絡めとり、吸い上げる。

 ずぞぞ、と品のない音がするたび、俺の腕の中でピクピクと反応する一之瀬さん。

 

 とうとう耐えきれなくなったのか、彼女は俺にバレないようにこっそりと腰を振り出した。

 慎重におまんこを下着の上から俺のズボンの剛直に当てて、偶然を装って気持ち良くなろうとしている。

 しかし、そんなのを見逃すはずがない。一之瀬さんの尻を引っ叩いて止めた。

 

「ぁぁぁぁ……♡ごめんなさい……♡」

「我慢ですよ、一之瀬さん」

「はい……♡ごめんなさい……♡はあ……♡」

 

 俺の首元に顔を埋めて息をする一之瀬さん。

 

「それで、今回のはどうでしたか?クラっと来てくれましたか?」

「良かった……♡ドキドキした……♡」

「それは何よりです」

 

 男に熱烈に求められるということが自尊心をくすぐるらしい。一之瀬さんは女の幸せをたっぷりと堪能して恍惚としている。本当にホストにあっさり引っかかりそうだ。

 

 心が満たされた次は身体を満たしたいらしく、一之瀬さんが俺におねだりを始めた。

 

「ああ……おまんこ弄りたいよ……♡」

「辛い気持ちは分かりますよ。ですが、頑張って耐えましょう?俺とはもうすぐ別れるんでしょう?」

「……おまんこ気持ち良くなりたい……」

 

 俺の言葉に同意をしない。

 自分のクラスに迷惑をかけないために別れるということは、もうどうでも良くなってきているらしい。

 おまんこには触れず、また愛を囁く。

 

 

 

 そのようなことをしばらく続けていると、一之瀬さんがポツリと言った。

 

「ふっ……♡わ、私……自分勝手だったかも……♡」

「自分勝手ですか?」

 

 妙なことを言い出した一之瀬さん。軽くキスをしながら続きを聞いた。

 

「ん……♡こんなに……あ、愛してくれてるのに……♡Bクラスだから付き合えないとかワガママばかり言ってた……♡」

「ワガママとは思いませんが……では、今は気持ちが変わったと?」

「うん……♡だから、その……付き合えないって言ったこと、なかったことにならないかな、なんて……」

 

 あははは……と彼女は笑う。

 

「つまり、今は俺と付き合う意思があるんですね?」

「うん……」

「このまま俺と付き合わないのは自分勝手だ、ということですか?」

「うん。今まで自分のことばかり考えて、里中くんの気持ちを全然考えてなかった……本当にごめんなさい……」

「俺と付き合うのはBクラスに迷惑がかかるのでは?」

「大丈夫。きっとみんななら分かってくれるよ」

「そうですか」

 

 そう言うと俺は黙り込んだ。

 そしてその姿を見て、なにか不穏な雰囲気を感じたのか、オロオロとし出す一之瀬さん。

 

「最後に一つ聞いてもいいですか?」

「な、何かな?」

「今回これを急に言い出したのは、恋人になればおまんこを弄ってもらえる、と思ったからではないですよね?」

「ち、違うよ!ただ、里中くんが好きだからってだけだよ!」

「本当ですね?」

「……そういう部分も……少しある……かも……」

「…………」

「…………」

 

 

 

 俺は一之瀬さんの首を掴んでベッドに抑えつけた。

 全くこの女は……

 大方、男に愛される立場に少しずつ慣れてきたのか、気が大きくなったんだろう。大分図に乗ったことを言ってるな……

 

「うぐっ……♡ごめんなさい……♡」

 

 俺が首を掴むと、途端に下手に出て媚びるような声を出し始めた。

 良かった、いつもの一之瀬さんに戻ってくれて。

 

「一之瀬さん。俺はあなたの話を聞いて、少し不愉快になってしまいました。何故だか分かりますか?」

「お、おまんこ気持ちよくなるために、恋人になろうとしたからでしょうか……?」

 

 一之瀬さんは恐る恐る答える。

 

「違います。それは既に織り込み済みでした。ただ、我慢を始めてから3日目で根を上げたのは、予想よりも早かったですが」

「じゃあ、なんで……?」

「まず一つ目は、ですね」

 

 そう言って少し首を絞める力を強める。

 

「人と付き合うときには『付き合ってください』ではないですか?」

「はっ……♡あ……あ……♡くるし……♡」

「『付き合えないと言ったことをなかったことにしたい』というのは、告白の言葉としては少し不適格では?」

「わ、私が間違ってました……♡付き合ってください♡お、お願いします……♡」

 

 そうそう。こうやって少しずつ自分の立場を弁えていってもらおうか。

 

「そしてもう一つは、付き合う理由に俺を利用したことです。何故、好きだから付き合ってほしい、と素直に言わなかったんですか?」

「ん……♡ふっ……♡それじゃ……Bクラスのみんなに……合わせる顔が……」

「それで俺が哀れだからという理由を付けて、自分が付き合うことを正当化したというわけですね?」

「う……」

「ズルい女の子ですよ、本当に」

「ご、ごめんなさい……幻滅しないで……」

 

 目を潤ませて懇願してくるその可愛らしい顔を見ていると、ぷっくりした色っぽい唇に目が行った。それに指を這わせると、一之瀬さんは俺の顔色を伺いながら指先をちろちろと舐めた。

 俺の機嫌をなんとか直そうと必死なようだ。

 

「一之瀬さん。人に告白をするときは、まず自分の思いを包み隠さず伝えることが重要だと思いますよ?」

「はい……♡」

「では以上の2つを踏まえて、もう一度やり直してみてください」

 

 首にかけていた手を外し、上から見下ろしながら2度目の告白を受け止める。一之瀬さんが恥ずかしそうに俺の顔を見ながら言った。

 

「里中くん……私はあなたのことが、す、好きです……付き合ってください……♡」

 

 

 

 それを見届けると、再び俺は彼女の首を絞めた。

 訳が分からず動揺する姿が非常に愛らしい。

 

「あっ……♡くっ……♡な、なんで……?」

「一之瀬さん。さっきよりは大分マシになりましたが、まだ足りませんね。俺は言ったはずですよ。自分の思いを包み隠さず伝えることが重要だと」

「ふっ……う……♡言った……里中くんが好きだって……」

「一之瀬さんが俺と恋人になりたい理由は他にもありますよね?自分で言っていたじゃないですか」

「うっ……♡そんな……♡」

 

 躊躇っている一之瀬さんの背中を押すために、膝でグリグリと彼女の秘所を攻撃する。一之瀬さんの悲しげな嬌声が俺の耳に心地よく響く。

 

「ぁぁぁあああ…………♡それダメ……♡」

「言ってください、今すぐに」

「こ、恋人になっておまんこ弄ってください……!ああっ……♡おまんこ虐めて……♡」

 

 3度目の告白を聞き、俺は一之瀬さんに深いキスをした。

 

「あ……ん……♡あ……あ……♡」

「なかなか素敵な告白でしたよ、一之瀬さん。とても良かったです」

「ふ……♡ふ……♡あふ……♡」

 

 そう言って一之瀬さんから手と膝を離した。

 大きな胸を上下させて呼吸を整えている姿が扇情的だ。そろそろこれを思いっきり揉んでみるか。

 

 

 

「さて、告白の返事ですが、残念ながらまだ一之瀬さんとは付き合えません」

「……え……?な、なんで……?」

 

 当然ではあるが、一之瀬さんは何故断られたのかよく分かっていないようだ。まさか断られるとは思っていなかったんだろう。

 

「一之瀬さんが自分で言ったじゃないですか。今まで自分勝手だったと。今は俺と付き合いたいと思っているかもしれませんが、また心変わりしないとも限らないですよね。『おまんこ気持ちよくなれたからやっぱりクラスのために付き合わない』とか言われたくないですから」

「そんな……そんなこと言わないよ……」

 

 一之瀬さんにはもう少し我慢してもらうとしよう。この女にはまだまだ教育が必要だ。

 

「なので、次の日曜日。お試しの恋人期間が終わった後に、また一之瀬さんの気持ちを聞かせてください。そのときになって今の気持ちが変わっていなければ、本当の恋人になりましょう」

 

 その言葉を聞いて一之瀬さんが泣きそうな顔をして言った。

 

「でも、それじゃおまんこ切ないまま……」

 

 そうですね、と言い、少し考える。

 本当はこの1週間延々と生殺しにしようと考えていたが、あまりに気落ちされても困る。

 

「オナニーは毎日してるんですよね?」

「……うん……」

「回数が足りないんじゃないですか?」

「いつも部屋に戻ったら……寝るまでずっと……」

 

 消え入るような声で答える。それでも足りないらしい。

 男に毎日直接情欲をかき立てられる一方で、性欲処理は自室でひたすらオナニーをするだけだ。限度があるのかもしれない。

 

「一之瀬さんに以前言いましたね。恋人の前でオナニーはダメだと。ですが実際のところ、愛を深め合うために恋人の前でオナニーをするのは、そこまでおかしなプレイではないんです」

 

 俺は一之瀬さんの太ももを掴み、股を開かせる。

 ついでにスカートをめくって中を覗く。白の下着がすっかり濡れているのが見て分かる。

 

「どうです?俺がオナニーを少し手伝います。やってみませんか?」

「里中くんの前で、オナニー……?」

 

 彼女は少し考えた後、顔を紅潮させながら黙って頷いた。

 

 

 

 

 

「一之瀬さんの髪、長くて綺麗ですね。とっても良い匂いがします」

「ああ……♡はっ……♡ありがとう……♡」

 

 一之瀬さんがベッドに腰掛けて足を開き、濡れ切った下着の上からオナニーをしている一方で、俺は彼女の背中に胸を預けながら、肩に顎を乗せて耳元で話す。

 

「いつもは下着を付けたまましてるんですか?」

「は、外してするときもあるけど……♡」

「大体は付けたまましてるんですか。それはまた何故?」

 

 単に恥ずかしいから俺に中を見られたくないだけかと思ったが、本当に普段から下着を付けた上でしているらしい。

 びっくりだ。下着が汚れるだろうに。

 

「最近、初めてオナニーしたとき、付けてやったから……♡」

 

 なるほど。それから付けてやるようになったと。

 そんなことより、最近オナニーを覚えたのか。

 少し遅いな、と思ったがよく考えればそうでもないな。

 確かオナニーを初めて経験するのは14歳から15歳くらいが多いという。

 高校生の頃に初オナニーというのも全然おかしくはないか。

 

「そうなんですか。それでいつから、何がきっかけで始めたんです?」

「数日前、部屋で寝る前に里中くんから好きってメッセージをもらったとき……♡よく分からないけど……おまんこ触りたくなって……♡」

 

 一之瀬さんは今まで男に告白されたこともなかったようだし、ここまでストレートに好意を向けられたこともなかったんだろう。

 初めてのことで右も左も分からないまま、男に好きだ好きだと言われ続けた結果、オナニーをしたくてしょうがなくなったようだ。

 

「それでどんなことを考えながらしてるんですか?」

「里中くんの手で……気持ちよくしてもらうところ……考えながらとか……♡」

 

 てっきり、エッチしてるところとかが来ると思っていたから予想外だ。それにしても抽象的な表現だな。俺の手で気持ちよく、か。

 

「俺の手で、ですか?」

「女の子の手とは全然違うから……♡」

 

 そう言われて、彼女の左手と俺の左手を並べて比べる。

 当然ながら男と女の性差がある以上かなり違うな。

 

「全体的に俺の方が骨張っていて、一之瀬さんのはしなやかですね。これを意識したのはいつです?」

「初めて首を掴まれたとき……♡」

 

 ああ、あのときか。

 

「あの時の一之瀬さん、とても素敵でした。頑張って俺の手を外そうとしていて可愛らしかったです」

「男の子の手、お、大きくて、力強いから……♡これで首を掴まれたら……くっ……♡何もできなかった……♡」

 

 だんだんと一之瀬さんの息が乱れ、指の動きが速くなる。

 

「あのときのことを思い出しながらオナニーをしたりしてますか?」

「ま、毎日してる……♡私が下で必死にもがいてたのに、全然手を外せなくて……もう無理だと思って諦めたら、里中くんが平然と上から冷たい目で私を見下してて……♡は、恥ずかしくて、悔しくて、情けなくなるのに……♡」

 

 その次は腰がカクカクと震え始めた。おいおい……

 

「まさか、そんな惨めなことを思い出しながらオナニーして、イッちゃうんですか?」

「だ、ダメだと分かってるのに……♡やめられないの……♡あっ……♡あの時のこと思い出すと……オナニー止まらない……♡」

「とんでもないマゾ女ですね。一之瀬さんは」

 

 男に力でねじ伏せられ、屈服させられたときのことを考えてオナニーをすると、あっという間にイク寸前らしい。

 背後から両手で巨乳を揉みしだくと、一之瀬さんから微かな吐息が漏れ出た。

 

「は……あぁぁ……♡わ、私……マゾ……?」

「はい。そうですが……?」

「マゾ……なんかじゃ……♡ああっ……♡イク……ッ♡」

 

 そして一之瀬さんは果てた。

 

「あぁ……ん……♡あ……ふ……♡ま、マゾじゃない……♡ノーマル……♡マゾじゃない……♡」

 

 一之瀬さんは俺の腕の中でうずくまり、マゾじゃないと何度も言い張りながら、マゾアクメの余韻に打ち震えていた。

 

 

 

 

 

「あっ……♡な、何ジロジロ見てるわけ……?一之瀬のときはそんなに見てなかったくせに……♡」

「一之瀬さんの時は下着の上からのオナニーでした。神室さんは直接してるんですから見たくなりますよ」

 

 一之瀬さんを帰した後、坂柳さんが神室さんに要求したことはオナニーだった。

 神室さんが黒の下着を脱ぎ、ベッドの上でM字に足を開いてクリトリスを弄っている。

 そして俺はその目の前で、じっくりと神室さんの痴態を鑑賞していた。

 

「くっ……♡あ……♡ん……♡本当に見過ぎ……♡」

 

 残念なことに、右手でオナニーをしながら、左手でおまんこを覆って隠してしまった。

 指の間からチラチラと濡れたおまんこが見えるだけだ。

 だが、両手を使ってしまっているため、神室さんがオナニーに耽溺している顔はどうやっても隠せていない。

 俺に顔をじっと見られていることに気がついたのか、顔を赤くしながら目を閉じた。

 オナニーに集中してさっさと終わらせるつもりらしい。

 

「それで、里中くんが初めてオナニーをしたのはいつ、どうしてですか?」

 

 坂柳さんにそう聞かれた。

 

「俺の場合は小学生の高学年でしたね。その頃からもう女の子の身体に興味津々で、クラスの女の子の身体を考えながらした記憶があります。とんだマセガキでしたね」

 

 興味がありすぎて、付き合った女の子の胸を触ってブチギレられたな……

 

「そうですか。では神室さんは?」

「ふっ……♡中学生のとき、なんとなくした……けど……」

 

 中学生のときか、普通だな。

 

「おや、理由を話すのは流石に恥ずかしいので?」

「別に……よく覚えてないだけ……はっ……♡」

「フフ、よく覚えていないと。ではそう言うことにしておきましょうか」

 

 坂柳さんが神室さんを揶揄って遊んでいる。

 神室さんが目をつぶっていることを良いことに、俺に目配せして笑っていた。本当に楽しそうだ。

 まあ、恥ずかしいのも無理はないと思うが。

 

「そういう……あんたはどうなのよ……」

「私ですか?」

 

 坂柳さんか。俺も非常に興味があるな。

 

「実は私、まだオナニーをしたことがないんですよ」

「……あんたね…………」

 

 それは事実なんだろうか……?

 全くあり得ないとも言い切れないが……

 

「一之瀬さんだって今までしたことがなかったじゃないですか。私もしたことがなくても何も不思議ではないでしょう?」

「……嘘くさ…………んんっ……♡」

 

 神室さんはもう少し追求したそうにしていたが、先に限界が来たようだ。そろそろイクらしい。

 俺は神室さんの左手を取り、隠していた秘所を曝け出した。

 

「な、何して……♡は……ふぅう……♡」

 

 依然として神室さんの右手はクリトリスを刺激し続けていた。

 俺に見られているにも関わらず、すっかり赤く勃起した突起物を一生懸命すり潰している。

 俺はそれにフッと息を吹きかけた。

 

「ああっ……!イク……イク……ッ♡」

 

 神室さんは少し息を吹きかけられただけで、容易に高みに上り詰めた。

 股を俺に向かって突き出して俺からの刺激をさらに求めるかのようにしてイッてしまった。

 おまんこはヒクついて、自らが絶頂に至ったこと、そして目の前の男のさらなる愛撫の要求をアピールしている。

 

 神室さんも一之瀬さんと同じくオナニーで毎日自分を慰めているだけだ。切ない毎日を送っているのかもしれない。

 

 しかし、その理屈で行くとおそらく1番苦しいのは坂柳さんのはずだ。

 一之瀬さんや神室さんは俺との身体の接触で毎日興奮しているかもしれないが、なんだかんだ今回のように陰部には直接触れなくてもイクことができる機会はある。

 

 だが、坂柳さんは本当に見ているだけだ。これでは欲情を煽られる一方のはず。

 そのはずなんだが……この人のことはどうにも分からないな。

 

 

 

 

 

 木曜日。

 ここのところは放課後になれば、すぐに俺の部屋に一之瀬さんを連れ込んでいたが、今日は学校のグラウンド横の林の中で仲良ししていた。

 気分転換として野外でのプレイだ。

 といっても、録画ができないのでじきに部屋に戻るが。

 

「……バスケ、やってますね」

 

 すぐそばではバスケ部の活動が行われていた。

 部活か。最近は止むを得ずテニス部の活動を休みまくってるが、果たしてコーチからどう思われているんだろうか……

 

「はっ……♡くっ……♡これ……ダメだよ……♡他の人に見つかっちゃったら……♡」

 

 確かにまずいことになる。

 俺は今、一之瀬さんの首を掴んで木に押さえつけていた。もう片方の手で制服の上から胸を鷲掴みにすると共に。

 

 ぱっと見はもう完全にレイプ現場だ。見つかれば大変なことになるな。

 だが、一之瀬さんをよく見ればそうではないと分かる。

 彼女は木に押さえつけられながら、立ったままスカートの中に手を入れてオナニーをしていた。

 

 これに気が付けば、俺たちが今やっていることはレイプの真っ最中ではなく、一之瀬さんの同意もあってのことだと分かるだろう。

 

「確かにバレたらとんでもないことになりますね。さあ、一之瀬さん。早めに気持ちよくなってくださいね?」

 

 そう言って彼女に口付けをした。

 首を絞められながら胸を揉まれ、舌を舐め回されながらオナニーをして、あっという間に高みに登っていく一之瀬さん。

 

「うっ……♡くっ……♡あぁ……♡」

 

 そして声にならない悲鳴を上げて、あっさりとイッてしまった。ガクガクと足が震え、立っているのが苦しそうだ。

 

「はっ……♡く、首外して……♡立ってるの辛いよ……♡」

 

 だが生憎と俺が首を押さえて固定しているために、しゃがむことができない。足腰が立たないにも関わらず、嫌でも立っていなければならなくなっている、哀れな一之瀬さんがとてもかわいい。

 

「あと何回かここでオナニーをしてみてくれませんか?こういうのもなかなか新鮮で楽しいですし」

「だ、ダメだよ……♡あ……ふ……♡もしバレちゃったら……クラスのみんなに迷惑が……」

「それもそうですね。では続きは俺の部屋で、ということで」

 

 そう言うと共に一之瀬さんの首から手を離すと、彼女はズルズルと崩れ落ち、座り込んでしまった。

 

 しばらく息を整えるのを待った後、一之瀬さんを抱き起こし、土ほこりを払って寮へと戻った。

 

 

 

 

 

 これからどんなプレイをして遊ぼうか、とウキウキしつつベッドに座る。一之瀬さんも俺の横に座った。

 

 さっきは少し荒っぽいプレイをしたからな。次は優しく行こうと思い、まずはキスをしようと彼女の方を向いた。

 が、何故か一之瀬さんはこちらを全く見ず、枕元をじっと見つめている。そして何かをつまみ上げた。

 

「なに……これ……」

 

 一之瀬さんが見つけたのは銀髪の長い髪の毛だった。

 

 

 

 ……マジか……坂柳さんの髪の毛だ……

 

「この銀髪……もしかして坂柳さんの……?」

 

 一之瀬さんも答えに辿り着いたようだ。

 

「里中くん……なんで坂柳さんの髪の毛が、枕元にあったの……?」

 

 一之瀬さんが動揺しながら俺に話しかけてくる。

 

 毎日坂柳さんと神室さんをこの部屋に連れ込んでいる以上髪の毛が落ちるのは仕方がないことではある。

 しかし、俺は毎朝学校に行く前に部屋を綺麗に掃除し、消臭スプレーをかけて2人が来ていた痕跡を消していた。

 

 神室さんの髪の毛は問題なかった。白のシーツに神室さんの紫がかった髪の毛はよく目立って、簡単に見つかる。

 だが、坂柳さんの銀髪は白とよく同化して見つけづらく、掃除をするのも一苦労だった。

 そして今日、とうとうボロが出ることになった。

 

 さて、ここからどうするべきか……と考えたところで、ついさっきのある出来事を思い出した。

 これは、上手く誤魔化せそうだ。

 

 

 

「昨日、一之瀬さんが帰った後に部屋に来たんですよ。その時に落ちたんですね」

 

 とりあえず俺は素直に自白した。神室さんもいたことは伏せておく。

 

「なんで……坂柳さんが里中くんの部屋に……?それも寝室になんか……」

「それはですね……」

 

 俺に問いかける声が震えている。何と答えるべきか……

 

「実は最近、クラスの女の子からすごいアプローチされるんですよ。フリーなら付き合わない?と言った感じで」

 

 一之瀬さんが黙って聞いている。

 

「ほら、俺は一之瀬さんにずっとアプローチしていましたよね。だから、俺と一之瀬さんがくっつくのは時間の問題だと思われていたらしくて。でも月曜日に言ったじゃないですか。俺とはクラスが違うから付き合えないと。それで俺がフリーになったと思ったようです」

 

 これは事実だ。

 月曜日にこの学校のシステムが判明し、一之瀬さんが俺との交際を断ってから、クラスの女の子からの押しがとても強くなった。

 少し前まではすっかり意気消沈していたのに、月曜日は「他クラスの女の子とは付き合えなくてもしょうがないよ!」と大喜びだった。

 それでも全く変わらず、毎日放課後にBクラスに通う俺を見てまたすぐに閉口していたが。

 

 ともかく、最近はとにかく押しが強い。

「他クラスの女の子はトラブルの元だからやめたほうがいい」とか「里中くんがあんなに尽くしたのに、すんなりと振った性悪女にはもう会わないほうがいい」とか「あの地雷女は気がある素振りをして、里中くんをもてあそんでるだけ」などと言って、とにかく俺と一之瀬さんの間を引き裂こうと躍起になっている。

 

「坂柳さんも俺がフリーになったと思ったようで、昨日俺に会いたいと言われました。私の気持ちを受け取ってくださいと。だから部屋に招いたんです」

 

 もちろんこれは全部嘘だ。

 

「おかしいよ……私と付き合ってるのに、自分のことが好きな女の子を寝室に連れ込むなんて……こんなの浮気だよ……!」

 

 一之瀬さんの語気が強くなってきた。怒りがふつふつと湧いてきたらしい。

 

 一之瀬さんのような、自己肯定感の低い女は落とすのは簡単で、しかも落とした後は基本的に言いなりだ。それだけ見れば、まさに都合の良い女と言える。

 しかし、この手の女の欠点を挙げるとすれば、他の女が自分の男に近づくことにはとにかく厳しいことだろう。

 

 それが浮気というほどでなくても許せない。

 何故なら自分に自信がないからだ。

 他の魅力的な女に男を奪われることへの恐怖の裏返しというわけだ。

 

 まあ、ここで怒ってくれた分には助かった。

 悲しんで泣かれていた場合の方が厄介だった。

 

「一之瀬さん。何か勘違いをしていませんか?」

 

 俺と一之瀬さんがお互いに向き合う。

 

「まず、俺は坂柳さんに何もいやらしいことはしていません。ただベッドに座って告白を聞いただけです。浮気には当たりません」

「そんなの、ほとんど浮気だよ!告白を聞くのにわざわざ寝室に入れる必要なんてない……!」

「それが坂柳さんのご所望だったので」

 

 もはや嘘しかついてないな……

 そしてそれも浮気判定か。妥当と言えば妥当なのか……?

 

「尤も、坂柳さんといやらしいことをしていたとしても浮気ではないでしょう。俺と一之瀬さんはそもそもお試しの恋人同士。そして一之瀬さんが俺とは付き合えないと自分で言ったはずでは?」

「そんな……私は言ったよ!里中くんと付き合いたいって!日曜日に気持ちが変わってなければ本当の恋人になるって聞いた!」

「そうですね。つまり日曜日までは一之瀬さんとはお試しの恋人同士なわけですから、他の女の子と仲良くしてもいいですよね?」

 

 どんどんヒートアップしていく彼女に向かって、そう言い放った。

 

「……いいわけない……」

 

 一之瀬さんは、ギリッと歯を噛み締めながら、ポツリと呟いた。

 女の負の情念が籠った声だ。

 

「日曜日まで待たなくても里中くんへの気持ちは変わらないから、今すぐ付き合って!」

 

 もはやなりふり構っていられないらしい。

 他の女が俺に寄ることが不安で不安で仕方ないようだ。

 

「だから言ったじゃないですか。一之瀬さんは移り気のある人だから日曜まで待ってほしいと」

「待てない……!もう気持ちは絶対に変わらないから!今すぐ本当の恋人になって!」

 

 口調に怒気を滲ませながらそう言ってきた。

 

「へえ、本当ですか?気持ちは変わらない?」

 

 それに対して小馬鹿にして挑発するかのように返事をした。

 一之瀬さんはとんでもなくご立腹で、もはや俺を睨みつけてきてさえいる。

 

 

 

 だが、一之瀬さんは全く気がついていない。

 俺がここまで上手く話を誘導してきたことに。

 

 そう、その言葉が聞きたかった。

 

「そうですか。なら聞かせてもらいますが、今日、寮に戻る時に会ったバスケ部の男のこと、どう思いました?彼とすれ違った時になんで振り向いたんです?」

 

 ついさっき、グラウンド横の林から寮に戻るときに1人のバスケ部の男とすれ違った。

 髪を赤く染め上げた大柄な男で、身長は180センチは超えていただろう。

 頭の悪い不良のような男という印象だな。

 

 俺と一之瀬さんが並んで寮に向かって歩いている最中、その男はバスケ部のランニングトレーニングで、一之瀬さんの隣を横切った。

 彼が前から走ってきているときから、一之瀬さんの目はその男を見つめていた。

 しかし、尤も問題だったのは彼とすれ違った後、一之瀬さんは名残惜しそうに後ろを振り返ったことだろう。

 

 そしてその一部始終を俺は真横で見ていた。

 一之瀬さんの女の部分があの男に反応している様子を。

 もはや見境なしだな、と思わず笑ってしまったほどだ。

 

「……それは……」

 

 さっきまで怒り心頭という様子だったが、あっという間に静まりかえってしまった一之瀬さん。

 

「どうしました?一之瀬さん?返事を聞かせてください」

 

 一之瀬さんは黙って何も話さない。

 

「一之瀬さんが言わないのなら俺が推測してみましょうか。まず一之瀬さんが彼が遠くから走ってくるのを見た時に思ったのはおそらくこうです。『大柄だな、この男の子』と」

 

 一之瀬さんは大柄な男が好きだ。

 あの男を見たら遠くから見たら、まず身体の大きさに目がいったはずだ。

 それだけで一之瀬さんの異性としての評価はまずまずだろう。

 

「次に彼が近づいてきた時に思ったことはこのようなことのはず。『筋肉質な人だな』『二の腕が太いな』『胸板が厚い』こんなところですか?ああ、これを忘れてました。『手が大きくてゴツゴツしてる』」

「もう……やめて……」

 

 彼はガタイが良いスポーツマンで、バスケのユニフォームを着て走っていた。

 当然ながらノースリーブだ。

 上半身、特に二の腕に目がいくはず。太い腕をしていた。

 そしてバスケ部らしく大きな手をしていたな。

 一之瀬さんならそこにも気がついただろう。

 

「そして一之瀬さんはすれ違う時に何かを感じた。だから彼がすれ違った後、未練がましく後ろを振り返った。さて、一つだけ聞かせてください。彼がすれ違った時に何を思いましたか?」

 

 まあ、答えは分かりきっているが。

 しばらくした後、一之瀬さんがボソッと言った。

 

 

 

「…………良い匂いだな、って……」

 

 そうだろうな。彼がすれ違った時、一之瀬さんを挟んで俺にまで伝わってきた。汗と制汗剤の匂いが。

 

 

 

 俺の話を聞いて、あのときのことを思い出したのか、一之瀬さんは耳まで赤くして、息を荒げてすっかり欲情していた。

 男に身体を弄ってほしいらしく、俺に物欲しげな顔を見せていた。

 

 一之瀬さんは連日俺に発情させられて、さらにあのときは俺との野外オナニーの直後だったからな。

 ああいう中身はともかく、外見がタイプな男がそばを通るだけで簡単にスイッチが入ってしまうだろう。

 

 まあ、別に一之瀬さんを責めるつもりはない。

 男だって良い女がすれ違えば思わず振り向くこともある。

 そんなことをいちいち責められても困るからな。

 

 ただ、俺への気持ちは変わらないと言うのは違うんじゃないか?

 お前はタイプの男がすれ違うだけで下着を濡らす女だろう。

 

「どうしました?おまんこ苦しいのならオナニーしますか?」

「……しない…………」

 

 あの男でオナニーをするのは流石に我慢するらしい。

 立派な心掛けなことだ。

 

「それで、元の話に戻ります。日曜日まで俺への気持ちは変わらないと言っていましたが、本当ですか?」

「……別に里中くんへの気持ちは変わってない……」

「ああ、俺としたことが。その通り、俺への気持ちは全く変わってませんね。それはそれとして、他の男でつい下着を濡らしてしまっただけでした」

 

 もはや完全に立場は変わっていた。

 先ほどまでの姿は見る影もなく、一之瀬さんはすっかり萎縮していた。

 

「なるほど。確かに俺への気持ちは変わらなそうなので、付き合いましょうか。ただ、他の女の子と時々遊ぶのは許してくださいね?」

「…………他の女の子と遊ぶのやだ……」

 

 一之瀬さんの声が震えている。

 

「それくらいは許してください。坂柳さん、とてもかわいい人ですよね。まさか彼女が俺のことを好きだったなんて……もっと早く知っていれば……残念です」

「……ごめんなさい…………」

「坂柳さん以外にも気になっている人がいるんですよ。神室真澄って女の子です。いつでも誰にでも素っ気ない態度なんですけど、俺には結構優しくしてくれて、脈がありそうな感じがしますね」

 

 とうとう一之瀬さんが泣き出した。

 

「……捨てないで…………」

 

 涙が頬を伝って零れ落ちる。

 声は一切上げていない。ただただ涙が流れていた。

 

「お願いします……捨てないで…………」

 

 涙ながらに俺の腕に縋りつき、ひたすら懇願している。

 

 

 

 ようやく自分の立場が分かってきたようだ。

 そう、今の立場は盤石じゃない。

 いつでも他の女に取って代わられかねない不安定なものなんだと。

 

 やはり効果的だな。

 一度、散々に甘やかし、贅沢の限りを尽くさせた後で、それらが全て没収されるという恐怖を与えるのは。

 取り上げる素振りを見せただけで、あっという間に泣いて縋りついてきた。

 

 

 

「ごめんなさい。意地悪なことを言い過ぎてしまいました」

 

 泣いている一之瀬さんに対して優しくついばむようなキスをする。

 

「一之瀬さんにそんな顔をさせるはずではなかったんです。どうか、泣かないでください」

「里中くん……捨てないで……」

 

 頬に走る涙を舐めとる。本当に素敵な泣き顔だ。

 

「別に捨てるつもりなんてありませんから、心配しなくても大丈夫ですよ。ただ、そうですね……」

 

 と言いながら、ズボンのジッパーを下げて肉棒を出した。

 一之瀬さんが泣いているところを見てるだけで、かなり大きくなってしまった。

 

「これを口で気持ち良くしてくれると俺は嬉しいです。もちろん、無理にとは言いませんが」

 

 そう言うと一之瀬さんはすぐに股に顔を埋めて、俺のモノを咥えた。

 

 

 

 最初は一之瀬さんの唇と舌の感触が気持ちよかったが、だんだんと飽きてきた。

 何しろ一之瀬さんにはフェラの経験がなく、気分も全く盛り上がっていない。

 熱心に亀頭を舌で舐めて、俺の機嫌をどうにか取ろうとしているだけだ。

 可愛げはあるが、気持ちよくはないな。

 

「一之瀬さん、もう大丈夫です」

 

 と言って、俺は一之瀬さんの口から竿を引き抜いた。

 

「一之瀬さんの気持ちは伝わってきました。嬉しかったですよ」

「ごめんなさい……私、里中くんを気持ち良くできなかった……」

「初めてのことですから、気にしないでください」

 

 頬に軽くキスをして、立ち上がった。

 ここまで落ち込んでいるんじゃ、フェラどころじゃないか。

 思ったよりも一之瀬さんにダメージが入ってるな……

 

「今日はここまでにしましょうか。また明日、気分を入れ替えて仲良くしましょうね?」

 

 そうして一之瀬さんを部屋に帰した。

 

 

 

 

 

 一之瀬さんが帰った後、俺はすぐに坂柳さんと神室さんを寝室に連れ込んだ。

 

「あんたもいよいよ最低な男になったわね……」

「人の男のものをしゃぶってる神室さんが言わないでくださいよ」

 

 今日は神室さんに上から覆い被されながらフェラをされていた。

 

「それにしてもこれ、匂いと味がすごい……口の中でどんどん大きくなってくる……」

 

 腰の上で神室さんが俺のモノを舐め回しながらそう言う。

 神室さんもフェラは今日が初めてだが、なかなかに上手い。

 一之瀬さんと違うのはやはりメンタル的な面だろうか。

 

 神室さんは上目遣いで俺の顔を見ながら、亀頭に口付けをする。

 その強烈な刺激に、思わずビクンと腰が跳ねてしまった。

 

「か、神室さん。上手いですね……」

 

 それを聞き、神室さんが笑みを零しながら俺のモノを深く頬張った。

 俺と坂柳さんの話し声と静かな水気のある音だけが、しばらく部屋に流れる。

 

「しかし、私の髪の毛、見つかってしまいましたか」

「え、ええ。いつもしっかり掃除をしているつもりなんですが、すいませんでした」

「いえ、大丈夫です。毎日ここに通っている以上、仕方のないことです。それより、なかなか面白い誤魔化し方をしていましたね」

 

 仰向けで横になっていると、腰を中心として段々と甘い痺れが身体中に広がってきた。

 俺のすぐ横に座る坂柳さんが頬に手を当てて微笑みかけてきた。

 

「フフ。私、里中くんのことが好きらしいですね。神室さんも脈があるとか。本当ですか、神室さん?」

「や、やだな。許してくださいよ、坂柳さん。あぁ……」

 

 神室さんの唾液たっぷりのフェラが気持ちがよく、自然と腰が浮かび上がっていく。

 俺のそんな様子を見ながら、神室さんはさらに口を窄めてストロークを深くした。

 神室さんの舌で亀頭がグルングルンと舐め回される。

 

「うっ……ああっ……あああ……!イク……ッ!」

 

 とうとう耐えきれず、神室さんの口の中に射精した。

 出した白濁液の全てがあの口の中に消えていく。

 

 全て出し切ると神室さんは俺のモノから口を離した。

 ぺろりと亀頭をひと舐めした後に。

 いきなりの刺激に耐えられず、思わず呻き声を漏らしてしまった。

 

 そして神室さんは俺が出した精液をこくんと、特に抵抗もなく飲み込んだ。

 

「初めてのフェラチオはどうでしたか?」

「……結構いいんじゃない?私がこいつの先端を舐めるたびに腰をビクビク震えさせて、だんだん息が荒くなっていって……男を支配してるって感じがしたわね」

「そうですか。里中くんの精液を味わった感想は?」

「さあ、特に何とも思わなかったけど。こいつが私の口の中で、我慢できずに出してる姿がかわいかったから。他はよく覚えてないってとこ」

 

 俺は射精直後の脱力感に身を委ねながら2人の会話を聞いていた。

 

「男を支配している感じですか……私はてっきり逆だと思っていました。あれは男が女を支配しているように感じるものだと」

「場合によるんじゃない?少なくとも実際にやってみた感じ、私はそうは思わなかったけどね。フェラ、かなり良いかも……」

「なるほど。そうですか……」

 

 そう言って坂柳さんは黙り込んでしまった。俺も神室さんも話すことはなく、室内には少しの間沈黙が流れた。

 

 

 

 それからしばらく経った後、坂柳さんがふと思い立ったかのように話し出した。

 

「そういえば、すれ違ったバスケ部の男の子とは誰なんです?」

「さあ、よく分かりませんが……でもあの時間帯にバスケの練習ではなく、体力作りのランニングをやらされていたということは、一年生だとは思いますね」

 

 ああ。よく思い出せば、あの男、上級生らしき生徒に名前を呼ばれていたな。

 

「いえ、そういえば名前は聞いてました。確か、須藤と呼ばれていましたよ」

「須藤くんですか。明日、彼のことを少し調べて見ましょうか。一之瀬さんの好みのタイプのようですし」

 

 あの不良のような風貌で一年生。

 どこのクラスかは大体検討はついた。

 

 

 

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