BL……ではない……んですけど……。
もう龍神周りは両性類でいいんじゃないかと……。
「勃起レベルも上昇してるね」
にっこりと笑って優一郎は指先で下着を軽くつついた。ぐっしょりと濡れた下着越しにクリトリスを弄る。多輝は必死の面持ちで周囲を見回した。次いで優一郎を睨むように見る。その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「やっ、よせってば! あ……っ!」
「ごめん、嫌だった?」
優一郎はじっと多輝を見つめながら心配そうな表情を作った。するとまともに多輝が言葉に詰まる。多輝は泣きそうな顔で唇をかみ、肩を小刻みに震わせる。危ないよ、と優一郎は多輝の手からそっとカップを取り上げた。残っていた紅茶を飲みながら優一郎は多輝のスカートの中の手を動かした。小刻みに下着を擦る。
多輝の肉体はこの研究室に横たえられている。その様はまるで眠りに就いているとしか思えない。が、どんなに揺すっても呼びかけても多輝の肉体は反応しない。それは中にある筈の意識が別の器に入っているからだ。
「君は言ったよね? 女の子として僕に抱かれたいって」
ちらりと横目に多輝の肉体を見やってから優一郎はそう告げた。多輝はしばし困ったように目を逸らしていたが、やがては小さく頷いた。
「だけど、男して母さんを抱きたい。とも言ったよね?」
にっこりと笑って告げ、優一郎は手にしていた紅茶のカップも机に置いた。改めて多輝に向き直る。多輝はしばらく言葉を探すように黙っていたが、やがて諦めたように頷いた。どうやら上手い言い方を思いつけなかったらしい。多輝は頷く以外の返事はしなかった。
多輝が元の器に入ればこれまでのように使用する力の大きさに制限をつける必要はなくなる。だが優一郎は多輝が肉体を持つことにそれ以外の効果を期待していた。
「じゃあ、何も問題はないね。女の子になって、僕の傍に来てくれれば抱いてあげる。母さんを抱きたくなったら男になればいい」
ただ、先のような方法は多輝にはもう使えない。あの時、精神を強制的に器からはがすことが出来たのは、立城が多輝を放置していたこともあったからだ。が、今の多輝は少なくとも優一郎という居場所を確保している。薬品でたとえ意識を混濁させたところできっと器を離れないだろう。
「戻るんじゃなくて、この肉体を取り込む。できないかな? きっとできると思うんだけど」
多輝の両腕をそっとつかみ、噛んで含めるように優一郎は告げた。間近に優一郎がいることで感じ続けているのだろう。多輝は目を潤ませている。ね、と優一郎はそんな多輝に念を押した。困惑した面持ちで多輝が優一郎からそっと目を離す。吸い込まれるようにその視線が肉の器に注がれる。
「取り込むっつったって……でもどうやって」
言葉を途切れさせてから多輝は優一郎に目を戻した。優一郎はにっこりと笑って多輝のスカートに手を入れた。慌てる多輝を片腕に抱いて下着をずらす。
「え! ちょ、ちょっと待て! 優一郎ってば!」
悲鳴じみた声を上げる多輝に笑みを返し、優一郎は下着の脇の結び目を解いた。下着の片側の留めがなくなって陰部が露になる。
「よせ! あ……っ、な、何で!」
慌てた声の中に甘い声が混ざる。優一郎は剥き出しになった多輝の陰部を指先で弄った。ぐっしょりと濡れた股間を弄りながら目を上げる。
「力を抜いて」
そう告げて優一郎は多輝のクリトリスを軽くつまんだ。小さな悲鳴を上げて多輝が背中を反らす。その間に優一郎は多輝の膣内に指を滑らせた。多輝が自然と優一郎の肩に手をかける。
「この身体、気に入ってくれてありがとう」
囁くように呟いて優一郎は膣に入れた指を軽く上下させた。次第に多輝の呼吸が荒くなる。
「昔の身体の構成を読んで、取り込むんだ。できるよね?」
優しく言いながら優一郎は多輝を攻める指の動きをじわじわと強くした。次から次へと愛液が零れてくる。多輝を弄る優一郎の手はすっかり濡れそぼった。優一郎は多輝の腿を片手につかみ、軽く持ち上げた。ひらいた多輝の腿の間で水音が響く。多輝の腿を自分の膝に持たせかけ、優一郎は中指と薬指で膣壁を強く擦った。そうしながら濡れそぼった人差し指を多輝の肛門に一気に突き入れる。
「あっ、優一郎! そこはっ!」
高い声で鳴いた多輝は切なそうに顔を歪めた。優一郎にもたれかかって激しい声を漏らし始める。優一郎は多輝の膣と肛門の両方を同時に指で攻め続けた。時折、クリトリスを小指で捏ねる。
「んっ、あっ、ゆういちろう! いい、いいのっ!」
執拗な優一郎の攻めに多輝は甘く鳴いた。性的興奮が増しているのだろう。徐々に多輝の肛門に入れた指の動きがスムーズになる。優一郎は薄い笑みを浮かべて多輝の深くに指を入れた。突き込んだ指で奥を弄る。膣と腸の奥深くを同時に攻められた多輝が涙を零しながら腰をひくつかせる。
「そろそろいいね?」
多輝の耳元に囁いて優一郎はそっと手を離した。ぬるりとした感触と共に指が抜ける。多輝はうっとりと目を潤ませたまま、じっと優一郎を見つめた。切なそうに掠れた声を上げる。間近に迫った多輝に軽く口づけて、優一郎は部屋の隅にある実験台を目で示してみせた。
そろそろ愉快なオナニー的なシーンがやってきます。