※この作品はR-18です。

魂の座 二部 緋色の遺言   作:伊駒辰葉

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自分で自分をアレすれば、それはオナニー? ですかね?
というわけでエロシーン、TS系です!
苦手な方は避けてください!


女の多輝と男の多輝 4

 ふらりと多輝が身体を起こす。誘われるように多輝は実験台に歩み寄った。絶頂の寸前で快楽がせき止められているからだろう。多輝の足取りはふらふらと頼りない。優一郎は多輝が倒れないよう支えながら一緒に台に近づいた。

 

 台に眠る多輝の肉体から毛布を剥ぎ取る。身につけられたスーツには幾つもの穴が空いている。これは葵が攻撃した際に出来たものだ。その時に溢れていた血はすっかり固まっている。茶色く汚れたスーツに身を包んだ身体をしばし見つめてから、多輝はそっと肩越しに振り返った。

 

「どうすれば……いいんだ?」

 

 声はまだ掠れている。訊ねた多輝に優一郎はにっこりと笑ってみせた。

 

「まず、君の昔の身体のペニスを露出させて」

 

 優一郎はそう言いながら多輝をそっと抱き上げた。静かに台に身体を下ろす。多輝は小さく頷いてベルトに手をかけた。細い指が震えながらベルトを外す。ジッパーを下げて露にされたペニスは萎えている。多輝はもの問いたげに優一郎に目を向けた。

 

「これも指示しなきゃだめかな」

 

 苦笑して告げた優一郎に多輝は小さく首を振った。恐る恐るといった態でペニスに顔を近づける。

 

「舐めて、いいのか?」

 

 告げた多輝に優一郎は頷いた。細い指でペニスの根元をそっとつかむ多輝の様は初々しく見える。赤い小さな唇からピンク色の舌が覗く。優一郎は薄く嗤いながらそんな多輝の様子を眺めていた。ペニスが小さな口の中に入る。多輝は目を閉じて懸命にペニスをしゃぶり始めた。

 

 長い髪が背中から滑り落ちる。優一郎は手を伸ばして多輝の髪を背中に追い払った。真横から多輝の様を覗き込む。次第に多輝の呼吸が速くなり始める。いくら肉体から意識が離れているとは言え、両者はこれだけ傍にいるのだ。感じていることも伝わるのだろう。それまで全く反応しなかった多輝の肉体はごくわずかずつではあるが、多輝の愛撫に反応を見せ始めた。

 

 完全に萎えていたペニスが徐々に勃起し始める。多輝は熱心にペニスをしゃぶり続けた。舌先で亀頭を刺激し、唇でペニスを扱く。細い指がくすぐるように睾丸を弄る。多輝のその様に次第に優一郎も興奮し始めた。多輝にしてみればその自覚はないだろうが、これは自慰に等しい行為だ。優一郎は目を細めて白衣のボタンを外した。自分のズボンに自然と手を伸ばす。服越しに触れたペニスは勃起しきっている。

 

 唾液に塗れたペニスに舌を這わせていた多輝が熱い息をつく。

 

「……勃った……よ」

 

 告げる多輝の声は甘い。優一郎は静かに頷いて多輝の背をそっと押した。のろのろと多輝が膝で前に進む。スカートをめくり上げた多輝は台に横たわる身体にまたがった。

 

「それじゃあ、取り込みを始めて」

 

 指示を出しながら優一郎は少し移動した。剥き出しになった互いの股間が見える位置で立ち止まる。多輝は小さく頷いて勃起しきったペニスに手をあてがった。翳りの奥にペニスをあてがい、目を閉じる。いくよ、と小さく呟いてから多輝は腰を一気に落とした。

 

 スカートが邪魔だな。ぽつりと呟いて優一郎は快楽に震える多輝のスカートに手をかけた。大胆にめくり上げてスカートのベルトに裾を挟む。多輝は熱いため息をついて優一郎に流し目を送った。見られていることで余計に感じているのだ。優一郎は小さく笑って剥き出しになった多輝の股間に触れた。多輝の陰唇はペニスをしっかりと咥えこんで張りつめている。興奮に勃起したクリトリスを指先で捏ねながら、優一郎はくすくすと笑った。こんな光景を見るチャンスなどもう恐らくないだろう。

 

 眠る多輝の肉体は穏やかな表情をしている。なのにまたがる多輝は快楽に酔った目をしている。対照的な二人に目をやり、優一郎は指をそっと退けた。

 

「力を取り込んで。自分に同化させていくんだ」

 

 優一郎は多輝の耳にそう囁いた。震えながら頷いた多輝が手を伸ばす。スーツに手をかけた多輝はゆっくりとボタンを外し始めた。続いてネクタイを外し、シャツのボタンを外す。それを見ていた優一郎は感心の声を上げた。どうやら多輝は力の源を言わなくても知っているらしい。

 

 細い指が胸に滑る。何かを探るように指先が動く。そして胸のとあるところで多輝の指がぴたりと止まった。

 

 何かを多輝が呟く。優一郎はえ、と訊き返そうとした。だが多輝は虚ろな眼差しで横たわる身体を見つめている。その直後、多輝の指が胸に潜った。右手の指が徐々に胸に沈んでいく。

 

「あっ……んっ!」

 

 甘い声を上げて多輝は左手を胸の上に乗せた。左手の指先が胸をなぞりながら何かを探る。どうやら力の根源である宝珠は肉体の一箇所には留まっていないらしい。なるほど、と呟いて優一郎はちらりと二人の繋がっている部分に目をやった。いつの間にか多輝は小さく腰を動かし始めている。

 

 ゆっくりと指から手首までが胸に食い込む。その頃になると多輝の声は激しくなっていた。左手の指も既に肉体に沈みつつある。優一郎はおもむろに多輝の腰に手をやった。

 

 多輝の機体はもしかしたら回収出来ないかも知れないな。そう思いながら優一郎は焦らすように多輝の肛門を指先で撫でた。びくりと多輝が身体を震わせる。




自分とするのは多分多輝だけだった気が。
他にいたかな……?
いなかったような気がしますが、分れ(以下略
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