というか続きです!
「昔ね。僕がまだ生まれていなかった頃。君、性別が固定していなかったでしょ? 隠してても紫翠と白は気付いていたよ」
そう告げて立城は口許に冷めた笑みを浮かべた。驚いたように息を飲んだ火藍が立城を凝視する。だが立城はその視線に気付かない振りで続けた。
「時々、男に戻っていたんだよね? 水輝の知らないところで」
そう言ってから立城はふっと言葉を切った。戸惑ったように火藍が視線を宙に彷徨わせる。だがその顔にははっきりと狼狽の色が浮かんでいる。同時に火藍の陰唇からは新たな愛液の雫が漏れてきていた。透明な雫が陰唇の切れ目で盛り上がっていく。
「あの頃、今のようなシャワーなんてなかったものね。身体を洗うためには湖や川の流れに身を浸すしかなかったんだけれど」
盛り上がった愛液がとろりと零れ落ちる。立城は目を細めて火藍の腿を押した。影になっていた陰唇の間に光が割り込み、見えなかった膣口の向こうが微かに覗く。よほど興奮しているのか、肉の重なりはひくりひくりと蠢いている。
「あの時、水輝の身体を見ながら何をしていたの? 君は」
「んぅっ!」
声を上げて火藍が仰け反る。蠢く肉の間に滲んだ愛液が盛り上がる間もなく陰唇から零れては落ちる。火藍は腕までずれたシャツごと自分を抱きしめた。頭を強く振って掠れた声を断続的に漏らす。
「木の陰に隠れて着物の中に手を入れて、勃起したペニスを扱いていたんでしょ? 何度も射精したんだよね? 水輝を見ながら」
薄い笑みを浮かべて立城はそう指摘してみせた。その瞬間、火藍が足を宙に浮かせる。立城はそっと火藍の腿から頭を退けて股間に顔を寄せた。当時のことをまざまざと思い出したのだろう。火藍は背中を反らして声を上げている。
「一度して癖になったんだよね? 男に戻るたびにその時の水輝を思い出しながら自慰をしたんでしょ? 見かねた使い魔がフェラチオしてくれるまで、ずっとそうしてたんだよね?」
「んあっ、だって、ああっ!」
「知っている? 君が使い魔に咥えさせた鈴口ね。女性の身体ではクリトリスに相当するんだよ。ほら。君の身体も思い出しているみたいだよ。真っ赤に勃起してる」
告げながら立城は熟れた突起を舐めるように見た。押しのけられた包皮の小さな皺まで数えられるほどに顔を寄せる。自身を抱きしめていた火藍の手が震えながら剥き出しの腿に回る。見てくれと言わんばかりに火藍は両手でしっかりと腿を持ち上げた。
「フェラチオだけでは足らなくてアニリングスまでさせたんだっけ? 一体、何人の使い魔に一度に奉仕させたの? 前も後ろもなんて」
くすくすと笑いながら指摘した立城は緩やかに視線を下げた。もうそろそろかな。内心で呟く。言葉で嬲られている火藍はうっとりと目を潤ませて荒い息をついている。その呼吸はどんどん短く速くなっている。自分の呼吸音すら快楽になっているに違いない。
「それでも足りなくて張型を装着した使い魔にアナルセックスを要求したんでしょ? 隠したって無駄だよ。男の性に戻った時、君が快楽に耽っていたことなんて全部知っているんだから」
「んっ、くっ、わたしは……。あああっ!」
何事かを言おうとした火藍が急に高い声を上げる。立城は素早く身体を捻った。腿を震わせる火藍の股間から透明な液体が尿のごとく放出される。達してしまった瞬間に下腹部に力を込めたのだろう。膣内に溜まっていた愛液が絶頂に達した瞬間に噴出してしまったのだ。
「……ふふ。おしっこしているみたいだよ。まだ止まらない」
透明な細い迸りを眺めつつ立城は愉悦をこめて告げた。その言葉に再び強い快楽を覚えたのか、火藍は激しい声を上げて背中を仰け反らせた。押し退けていたテーブルの上に透明な雫が音を立てて落ちる。
「あっ、あっ! や、くああんっ!」
「ほら、ね? 言葉でもオルガスムスに達することが出来るでしょ? これってやっぱり言葉攻めなのかなあ」
そう言いながら立城はのんびりと腰を上げた。まだ完全に絶頂状態からは抜け出していないのだろう。火藍は断続的な声を漏らしながら腰を前後に揺すっている。だが愛液の迸りは次第に力をなくし、最後には幾つもの雫になって陰唇をぐっしょりと濡らした。
頭をかきながら天井を見上げていた立城はふと思いついたように頷いた。ぐったりと脱力した火藍の前に再び跪く。火藍はぼんやりとした眼差しを立城に向けた。強い快楽に晒されていたためだろう。焦点が今ひとつ合っていない。だがそんな火藍に立城はにっこりと笑いかけてから力なく投げ出された腿に手をかけた。
「本当によく出来た身体だと思わない? 愛液は無味無臭で人らしくないけれど、その他の部分はしっかりと人を模してあるでしょ。感じる快楽も、じれったさも、切ない感じも全部、人をなぞらえているし」
「なっ……なに、を」
腿の間に割って入った立城を火藍がぼんやりとした目で見る。その声には甘さがはっきりと残っている。ふっと笑って立城は恥丘を覆う薄い翳りに唇を落とした。まるで少女のように薄い陰毛を唇で分け、その下にある赤味のさした肌に口づける。それまでぐったりとしていた火藍が僅かに身を震わせた。
厚みのある柔らかな肉を唇で挟むようにして口づける。立城は火藍の恥丘を何度も甘噛みした。その度に火藍が少しずつ反応を見せる。
この2人の組み合わせは自分でも予想外だったのですがw
まあでも、両方共ちょっとこの時期アレなのでありかなー、と。