エロシーン続行中!
「良くしてあげる約束だからね。……クンニリングスは好き?」
まるで産毛のように淡い翳りに立城は上の歯だけをかけた。口を開けて舌を伸ばす。舌先を細くして立城は目を細めた。見えないまま、舌先だけでクリトリスの位置を探す。敏感に反応した火藍の声が部屋に響く。立城は意図して舌をわざとクリトリスそのものではなく周辺に這わせていた。開けた口から唾液が舌を伝って流れる。やがて舌先に溜まった唾液は淫猥な音を立て始めた。
じっくりと周辺を弄った後、立城は恥丘にかけていた前歯を退けた。唇だけを触れさせたまま、翳りを伝って左右に分かれた小さな肉の丘に辿り着く。散々に焦らしたためか、火藍は荒い息をつきながら立城の頭に手を乗せている。自ら引き寄せるようにして火藍は立城の頭を両手で包んだ。あれだけ激しい快楽に晒されてなお、もっと強い刺激を求めているのだ。
立城は口許に嗤いを浮かべた。以前とはまるで違い、今の火藍はこうしてあっけなく快楽に溺れてしまう。あの時、禁忌を犯したと告げた火藍とは別人のようだ。今の火藍もあの時と同じことを言えるだろうか。近親者と交わったことを、龍神であるお前たちは交わってしまったことを恥ずべきだと。
それまで焦らされていた分、感じ方も強くなっているのだろう。火藍は立城の頭を股間に抱え込み、淫らに喘いでいる。立城は火藍の望むままにクリトリスを唇で吸った。かたく勃起していたクリトリスは唇とは全く感触が違う。こりこりとしたしこりを立城は唇で左右にこねた。時折、思い出したように舌先でくすぐると、その度に火藍が激しい声を上げる。
充分にクリトリスを舐め上げた後、立城は陰唇に唇をつけた。溢れる愛液を音を立てて啜る。ねっとりとした愛液を舌でかき混ぜ、空気を混ぜ込むと、水音は徐々に激しさを増す。
「んっ、くっ……もうっ! だめ……」
切ない声を上げて火藍が身体を起こす。腿の間に挟むようにして立城の頭を抱え込み、火藍はつま先で空気をかいた。強く股間に押し付けられた立城は、薄い皮膚を傷つけないよう注意しながら口を開いた。触れ合っていた火藍の陰唇がよじれ、愛液の満ちた膣口が開く。感じているためか火藍の秘部は脈打つように震えている。鼻柱でかたくしこったクリトリスを押さえつつ、舌を伸ばす。立城が愛液を啜りながら膣内に舌を挿れた途端、火藍は首を強く横に振って指に力をこめた。触れていた立城の髪を強く握り締める。
膣内に挿し入れた舌を温かな肉の壁が締めてくる。立城はその感触を存分に味わいながら舌で抽送を行った。ペニスに比べて舌は厚みもなく短い。激しく欲情し、性的な刺激に慣れてきた火藍にとって、舌での愛撫は物足りないだろう。そのことを理解しつつも立城はあえて舌のみで膣内を弄った。
女性器の周辺は他の部位に比べて酷く皮膚が薄い。敏感な唇や舌で触れるとその違いがはっきりと判る。立城は唇を動かして陰唇の形を確かめるように愛撫を続けた。薄い皮膚が包む陰唇は面白いくらいに自由に形を変えてみせる。口を開けば唇に引っ張られて捻れながら膣口が開き、唇を閉じようとすれば同じように膣口も閉じようとする。だが間に舌が挿し込まれているために膣口は完全には閉じない。舌と膣口の隙間から漏れた愛液を音を立てて啜り、立城は火藍の腰に手を回した。歯を立てないように気をつけながら口を強く秘部に押し付ける。
「あっ、ああっ! くあんっ!」
立城は火藍の腰を両腕に抱いて限界まで舌を伸ばした。肉の間を擦りながら舌がじりじりと奥に入っていく。思った以上に火藍の機体は人に近く作られていた。ざらりとした触感が舌に触れる。絶え間なく愛液を滲ませている膣壁は決して滑らかではない。挿入されたペニスをより刺激するためだ。
声を上げて火藍が全身に力を入れる。絶頂が近いのだろう。それまでとは一転して膣壁の動きが大きくなる。立城は目を閉じて舌の感覚に集中した。上下左右から熱を帯びた肉が押してくる。かと思うと震えるような繊細な動きが舌に及ぶ。目を閉じたことでより一層、立城の感覚は鋭くなっていた。確かめるように舌を何度も抜き差しする。
口の中で唾液と混ざった愛液を音を立て嚥下すると、仄かに甘い香りがした。焦れきってねだる声を上げる火藍をソファに押さえつけ、甘い香りの正体を確かめようと、立城は膣壁を舌で強くこすった。
「く……。もう、我慢が……。くあっああんっ!」
立城の髪をつかんでいた火藍の手から力が抜ける。その隙に立城は少しだけ顔を上げた。密着していた口を引き剥がすと、ねっとりとした愛液が火藍と立城の間で糸をひく。
「そんなに気持ちいい? とろけそうな顔をして」
立城は濡れた口許に笑みを浮かべて火藍に訊ねた。火藍は苦しそうに顔を歪めている。だが本当に苦しいわけではない。確かに絶頂には何度も達しているし、それなりに快楽も得ているだろう。だが決定的に強い性的快楽をまだ体内に感じていないのだ。立城は腰を支えていた腕を前に回し、火藍の下腹部の上で手を組み合わせた。軽く首傾げて組んだ手に顎を乗せる。
焦らしまくる鬼畜な感じです。