あ、そういえば片方機械なのですが断ってなかったですね(汗)
ひんやりとした部屋の空気に触れると濡れた部分だけが特に冷える。今しがたまで口と舌で愛撫をしていたため、立城の口許は愛液に濡れそぼっていた。だが立城はそれを隠そうとはしなかった。拭わずにそのまま火藍の目の前に晒す。
「後で写真に焼いて送ってあげる。今までの君からは想像できない顔だから」
だがそう告げても火藍は嫌がる様子がない。荒い息をつきながらうっとりとした眼差しを立城に向けている。立城は目を細めてつぶさに火藍の様子を観察した。頬はほんのりと赤く唇は濡れている。時折、唇を小さな舌がちろりと舐める。少し開いた口は何かを待ち構えているようだった。
立城は小さく笑って腰を上げた。火藍の顔に口許を近づける。あ、と小さな声を上げた火藍は命じるまでもなく、立城の濡れた口許に唇をつけた。唇をすぼめて愛液を吸っていく。時々、唇の間から舌を出して火藍は熱心に立城の口許を舐めた。
「まるでペニスにこびりついた愛液を舐めているようだね。そんなに舐めたい?」
くすくすと笑いながら告げて立城は火藍の頭に手を回した。後頭部を片手につかんで唇を奪う。小さく呻いた火藍は自分から唇を開いて立城の口内に舌を滑り込ませた。舌の上、裏側、両の頬の内側と、火藍の舌は貪るように立城の口内を這いまわる。立城は火藍の舌を軽く噛んで柔らかく吸った。求められるままに舌を絡め合う。そうしながら立城はそろり、と火藍の頭から手を離した。夢中になった火藍は立城の首に両腕を回している。
立城は腰を屈めたまま、ジャケットを脱いだ。気配を察したのだろう。火藍の舌の動きが更に大胆になる。首に回っていた手が緩やかに下りてくる。立城が緩めようとしていたネクタイの結び目に火藍は自分の指をかけてじわじわと引いた。
「……なに? 脱がせてくれるの?」
からかい混じりの立城の言葉に火藍は躊躇もせずに、うん、と頷く。そしてまた火藍は立城の唇に吸い付いた。片手でネクタイを抜いてシャツのボタンを一つずつ外していく。
シャツのボタンが全て外れた後、火藍は立城のズボンに手をかけた。ベルトを外す手つきはぎこちない。自分のであればともかく、人のベルトを外したことなどないのかも知れない。そんなことを思いながら立城はそっと顔を上げた。何度か失敗しつつ火藍の手がようやくベルトを外す。次にボタンを外してジッパーを下げる。それだけの簡単な作業なのに火藍は随分と手間取っていた。
「焦らしているつもり?」
小さく笑ってから立城は火藍の指に自分の指を絡ませた。戸惑うように目を上げた火藍に笑みかけながら、一気にジッパーを下ろす。立城は下着の隙間に火藍の指を強引に押し込んだ。
「あ……。凄い」
震える声で火藍が漏らす。ためらうように火藍の指がペニスを撫でる。立城はくすぐったさに思わず顔をしかめた。
「そんな触り方をしたらくすぐったいだけだよ。もっとしっかりつかんで」
火藍の手を下着の上から強くつかむ。焦る火藍に構わず、立城は手を上下させた。下着がペニスを擦る手につられて捩れる。
それまでの戸惑いをかなぐり捨て、火藍は自分からペニスに指を絡めた。勃起しきったペニスは張りつめている。指を上下に動かしながら、火藍は立城のズボンに手をかけた。腿までずらした後に下着も下げにかかる。立城は苦笑しながら火藍の様子を黙って眺めていた。まるで飢えているかのように、火藍は剥き出しになったペニスを指で扱き始めた。
鈴口は先走りで濡れている。立城は小さく息を吐いて火藍に制止の声をかけた。切ない目をした火藍は、嫌がるように首を振った。握ったペニスを離そうとしない。落ち着いてよ、と笑って立城は火藍の手をそっと引き剥がした。下履きを脱いで床に放り捨てる。それから立城は火藍の手を引いた。よろけた火藍を素早く抱き上げる。
「な、何を」
僅かに正気に戻ったのだろう。火藍は立城の腕の中で焦ったように身をよじる。だが立城はそれに構わず歩き出した。応接セットを避けて広々とした床に火藍を横たえる。柔らかなじゅうたんの上に下ろされた火藍は訝りに満ちた目を立城に向けた。
「ソファだと狭いでしょ? だからこっちに移動したんだよ」
そう言いながら立城は火藍の傍らに腰を下ろした。ほら、と火藍の首を横から抱く。上半身を起こした火藍は剥き出しになったペニスに再び指を絡めた。立城は苦笑して首を振る。
「違うよ。こうするんだってば」
そう告げて立城は火藍の口に指を突っ込んだ。足を開いて火藍を引く。倒れるようにして火藍は立城の足の間に膝をついた。ペニスを握っていられなくなったのだろう。火藍は手を立城の膝にかけている。立城は薄い笑みを浮かべて火藍の口に入れた指を乱暴に動かした。苦しさに開いた火藍の口に強引にペニスを押し込む。
「くふっ! んっ、んぐぅ!」
「あ、くれぐれも歯は立てないでね。この器、けっこうデリケートに出来てるんだ」
呻いた火藍の頭を両手でつかんで立城はそう告げた。だがいきなり口の中にペニスを押し込まれた火藍は喉の奥で呻くだけだ。
「喉に挿れるからね」
感情のこもらない声で言ってから立城は力任せに火藍の頭を股間に引き寄せた。鈴口が勢い良く火藍の喉を擦る。ペニスの根元までを火藍の口に押し込んでから、立城は笑い混じりの息をついた。
機械らしく書けてなくて涙目です……。