エロシーンです。
「いい顔だよ、火藍。何だか、汚したく、なるよね」
「え?」
火藍がもの問いたそうに掠れた声を上げる。立城は火藍の腿を腕に抱えて腰を大きく前後させた。鈴口に滲んでいた透明な雫が筋を引いて火藍の腹に落ちる。
「んっ!? くあっはっ! ううんっ!」
悲鳴じみた声を上げた火藍の顔面に向かって蜜が飛散する。同時に腹や胸に金色の小さな水溜りが幾つも出来た。立城が達するとほぼ同時にこちらも達したらしい。火藍が荒い息をつきながらのろのろと手を伸ばす。胸元に散った蜜を指先ですくった火藍は何のためらいもなくその指を口に運んだ。赤い舌が指に絡まるようにして蜜を舐め取っていく。胸や腹に散った蜜を丹念に指ですくい取った後、火藍は顔に散ったそれにも指を這わせた。
「ん……おいしい」
うっとりと目を潤ませて火藍が蜜を舐め取る。扇情的なその光景を立城はしばし無言で見守っていた。
むせ返るような甘い香りが周囲に立ち込めている。ペニスに感じていた脈動が次第に鎮まっていく。立城はふっと笑って蜜を舐める火藍に声をかけた。
「そのまま舐めていて」
そう告げてから腰を引く。立城は甘い香りを胸いっぱいに吸い込んでから一気に腰を前に出した。狙い違わず、ペニスが陰唇の間に飲み込まれていく。
「んっ……んっ、んぅっ!」
思った以上に火藍の膣は狭かった。性的に充分に興奮しているにも関わらず、ペニスの侵入を拒絶するかのように肉の壁が締め付ける。立城は思わず眉を寄せて息をついた。
「きつ……。まるで処女のようだね」
吐息混じりに呟いて、立城はじりじりと腰を前に進めた。肉を殆どかいくぐるようにしてペニスが突き進んでいく。使いこなれている筈なのにどうしてだろう。そう考えながら立城は火藍の様子を伺った。火藍は掠れた嬌声を上げてはいるが、痛みを感じている風ではない。
「あっ」
狭い膣内にペニスを進めていた立城は思わず目をかたく閉じて声を上げた。鈴口を肉の突起が強く擦ったのだ。予期しなかった刺激が激しい欲望に転じる。肉の突起はペニスを進めるに従って鈴口から竿部分を擦っていく。荒い息をつきながら立城は火藍の腰を両手につかんだ。
「や……ああっ! そ、そんなにされたら、こ、壊れちゃう!」
それまで喘ぎ混じりの嬌声を上げていた火藍が一転して焦った声を放つ。だがそれに構わず立城は一気に膣の奥へとペニスを進めた。柔らかな肉の壁をこじ開けるようにして膣の奥に侵入する。そして鈴口が窄まった膣の最奥に辿り着いた瞬間、火藍が電気に撃たれたように身体を仰け反らせた。
「くはぁっ! あっあふうぅっ!」
浮いたつま先が宙を強く蹴る。火藍が身体をひくつかせると同時に立城は腰を大きく揺さぶった。円を描くようにして腰を振ると、膣の奥に達したペニスが抉るように膣壁を突く。口許に歪んだ嗤いを浮かべて立城は何度も膣奥を突いた。
やがて膣壁の締まり具合が緩んでくる。最初は拒絶するようにペニスを単に締めていた膣壁は、次第に動きを促すそれへと状態を変化させた。包むようにペニスにまとわりつき、鈴口から陰茎へ、そしてまた逆に向かってゆっくりとうねる。
「あ、ふっ! んっ、いい……っ!」
普段は決して感じることのない悦びが身体を駆け抜ける。立城は掠れた嬌声を上げて抽送を繰り返した。焦らされ続けて過敏になっているのだろう。火藍は立城がそうしている間に何度も果てた。
何度目かの絶頂の訪れに火藍が悲鳴じみた声を上げる。その後、火藍は仰け反って全身を緊張させた。激しい抽送を行っていたペニス全体を擦っていた膣壁が大きく脈打つ。立城は火藍の腰を強く引き寄せて膣奥を鈴口で抉るように突いた。根元まで突き入れられたペニスを通して痺れるような快感が腰に伝わる。
引き寄せた火藍の腰を立城は上下左右に細かく揺すった。奥深くに突き入れられた鈴口を膣の窄まりが強く擦る。立城は俯いて熱い息を吐きながら掠れた声を上げた。絶頂の余韻に脱力した火藍の身体だけがぎこちなく揺れる。
「あっ! でるっ!」
下腹の奥からこみ上げる欲求に任せて立城は熱を放った。三度目の放出だというのに鈴口からは大量の蜜が噴出される。射精感に身体を震わせつつ、立城は乾いた笑い声を上げた。膣内に留まりきれなかった蜜が陰唇から涎のように零れてくる。溢れた蜜は火藍だけではなく、立城の下腹にも伝った。
「零さないでよ。ほら、懐かしいでしょ?」
嗤い混じりに言いながら立城は指を鳴らした。その瞬間、火藍の膣内に注がれていた蜜が姿を変える。淡い金の霧に変化した蜜は一斉に火藍の機体内部に潜り込んだ。脱力していた火藍が目を見張って悲鳴を上げる。
「ああ、そうか。君にも歪みはあるんだものね。痛い?」
身体をよじって逃れようとする火藍の腰をつかんだまま、立城は囁くように告げた。それまで感じていた性的な快楽を忘れたかのように膣壁が締まる。その感触に立城は薄い笑みを浮かべた。痛がりながら悶える火藍の腰を強く揺する。突き入れたままのペニスは膣壁に擦られて再び力を取り戻した。
「大丈夫。その痛みもすぐに快感に変わるよ」
火藍の腰を浮かせたまま身体を床に沈める。嫌がる火藍を身体全体で押さえ、立城は強引に抽送を始めた。貫くようにしてペニスで何度も膣奥を突く。いつまでも火藍を犯す立城の顔には凶悪な笑みが浮かんでいた。
次は九章です!