※この作品はR-18です。

魂の座 二部 緋色の遺言   作:伊駒辰葉

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エロシーンの続きです。


闇の烏 5

「出せよ。別に誰もいないんだし」

「あっ、あ……あはぁ!」

 

 水輝が告げた直後、千佳は身体を震わせて背を仰け反らせた。その背中から一気に漆黒の羽根が広がる。一対の翼を生やした千佳は全身で息をついた。

 

「本当に鴉だな、お前は」

 

 千佳の羽根に手を伸ばして水輝は目を細めた。濡れた漆黒の翼を持つ千佳の本性は闇に舞う鴉だ。千佳は喘ぎ声を上げて羽根を震わせた。

 

「爪は勘弁しろよ。おれだって痛みくらいは感じるんだ」

 

 放っておけば千佳の爪は鋭く伸びていく。先に制止の声をかけてから水輝は円を描くように腰を回した。膣の最奥は狭く、鈴口を締めるように脈動している。膣内の所々にはペニスを刺激するためか、肉の突起がある。

 

「は、はぃ……あっ、あふぅ! や、やだぁ! も、もう……イ、イきそう!」

「だから別にいってもいいって。お前がいったらやめるって話じゃないし」

 

 苦笑しながら水輝は千佳の右腿にも手をかけた。両腿を持ち上げると壁と水輝の手だけを頼りに千佳の身体がほぼ宙吊りになる。大きく開いた腿の間で水輝は腰を小刻みに動かした。

 

「イイっ! イイのぉ!」

「はいはい……。あー。ばか、漏らすなよなあ」

 

 狂ったように悶える千佳の股間から薄い黄金色の尿が放出される。垂れ流された尿を情けない気分で見下ろしてから、水輝は深々とため息をついた。千佳の方は感じすぎて訳が判らなくなっているらしい。涎を垂らして腰を淫らに振っている。もしかしたら放尿したことも自覚していないのかも知れない。やれやれと再度ため息をついて、水輝は一転して強い抽送を始めた。愛液と尿とに塗れた秘部に激しくペニスが出入りを繰り返す。

 

「んくぅっ! はあぁん! イくっ、またイっちゃぅぅ!」

 

 溢れた愛液はペニスの滑りを一層よくする。そして絶頂に近づいた千佳の膣壁は射精を促すためにうねり始める。水輝は腿を持ち上げる手に力をこめ、千佳の腹を裏側から突くように腰を上下させた。膣口を過ぎたところにある、小さな坩堝の上壁を鈴口で何度も突く。

 

「鴉、卵はどうした? 食ったのか?」

 

 淡々と話し掛ける水輝の声に僅かに千佳が反応を見せる。千佳は自分の乳房を両手揉みしだきながらがくがくと頷いた。それを見た水輝はぴたりと腰の動きを止めた。

 

「おっまえ……まじで食ったのか?」

 

 急に刺激を止められた千佳が足をばたつかせながら切ない声を上げる。

 

「だって! だって! だってぇぇ!」

 

 千佳は身悶えしながら羽根を大きく一度、羽ばたかせた。周囲に風が生まれてほこりを舞い上げる。水輝は舞い上がったほこりをまともに吸い込んで何度か咳き込んだ。ばか、と千佳の額に軽く頭をぶつけて睨みつける。すると千佳は泣きそうな顔で何度も詫びた。

 

「ろくでもない女だな、お前。次はないと思えよ」

 

 冷酷に宣言してから水輝は腰を目いっぱいまで引いた。鈴口だけを膣口に引っ掛けたところで腰を止める。あ、と切ない声を漏らした千佳を壁に押さえつけ、水輝は一気に腰を押し出した。限界まで抜けかけていたペニスが勢いよく膣内を擦り上げる。

 

「ヤっ! あっああんっ!」

「次に同じ事したら本気で鴉にしてやる」

 

 水輝は何度も同じようにペニスを勢いよく突き入れた。次第に刺激が強くなり、鈴口に痺れるような快感がこみ上げてくる。千佳をいたぶるようにその動きを繰り返した後、水輝は腿を上げた状態で千佳の足を抱え込んだ。折り曲げた足ごと、千佳の腰に手を回す。

 

 快楽に悶える千佳が震わせた翼から漆黒の羽根が数本、抜ける。宙を舞う羽根を横目に水輝は抽送を速めた。うねる膣壁をペニスが何度も擦り上げる。同時に膣壁は脈動して水輝のペニスを締め付けてきた。

 

「出すぞ」

 

 そう宣言して水輝は膣内に射精した。同じタイミングで千佳が声を上げる。

 

「く、うふん! あ、あはああぁん!!」

 

 廊下には漏れた愛液と尿が広がっている。だが水輝の放った精液は一滴たりとも千佳の膣からは漏れなかった。全てが胎に仕込んだ珠に吸い込まれたのだ。

 

「す……ごぃ……よかった……」

 

 水輝の放った精液を体内に感じたのだろう。虚ろな眼差しで千佳が呟く。ペニスに残った精液を膣に扱かせていた水輝は小さく笑ってペニスを抜いた。ほぅ、と大きく息をついた千佳の額に自分の額を合わせ、水輝は唇を歪めてみせた。

 

「残念ながらまだ終わってない。どうせ失神するだろうから先に言うが、次はこのコロニーに移動しろ」

 

 そう告げて水輝は意識を研ぎ澄ました。あわせた額から直接、千佳の思考に思惟を送り込む。ぶるりと身体を震わせた千佳は頼りない声ではい、と返答した。

 

「よし、記憶はしたな。それじゃ、改めて」

 

 水輝のペニスは射精したにも関わらず衰えていなかった。屹立したペニスを改めて千佳の秘部にあてがう。水輝は手を使わずにペニスの触覚だけで千佳の膣口を捉え、そのまま腰を押し進めた。先ほどと同様の声を上げて千佳がよがり始める。

 

「次はこっちに直接……っと」

 

 水輝は千佳と額をあわせたまま、目を閉じた。胎に仕込んだ珠が膣内に現れる。

 

「あっ! やだ! おなかがっ、おなかが!」

「黙れ。行くぞ」

 

 両手に包めるとは言っても、それだけの大きさの異物がいきなり膣内に現れたのだ。千佳が異物感に悲鳴を上げるのも当然だろう。だが水輝はそんな千佳に構わず、腰を更に進めた。一瞬、硬いものが鈴口の侵入を阻む。だがすぐにその感覚は溶けて消える。

 

「あふっ! やっ……くるし……」

「苦しいか? でも締まりは良くなってるぞ?」

 

 嘲笑を浮かべながら水輝は腰を小さく上下に揺らした。珠に直接、ペニスが侵入しているのだ。そして珠を突き抜けた鈴口が窄まった膣奥を抉るように突く。水輝は珠と千佳を同時に犯しながら嗤いを浮かべた。

 

「えっ、な、なんで、くるしい、のにぃ!」

「苦しいのに感じてるんだろ? そりゃ、そうだ。お前を構成する力そのものを犯してるんだからな」

 

 千佳の顔が次第に快楽に緩んでいく。やがて千佳の口は苦しさを訴えなくなった。代わりに激しい嬌声が上がる。殆ど悲鳴のような声を上げて千佳が果てた瞬間、胎の珠が脈動を始めた。珠の形が徐々に転じて膣壁を覆うように広がっていく。

 

「あれ? 意外と早かったな」

 

 失神して脱力した千佳に呟いて水輝は息をついた。人形のように腕を垂らした千佳の身体を揺する。ほどなく射精感が訪れ、水輝は遠慮なく千佳の膣内に精液を放った。膣壁にまとわりついた珠が水輝の力を余さず吸い取っていく。

 

 必要分の力を千佳に注ぎ込み、水輝はペニスを抜いた。ずるりとした感触と共に珠の変じた粘膜の一部がペニスと一緒に引きずり出されてくる。ペニスにまとわりついたそれを水輝は感慨のない目で見下ろした。

 

「だからな。ヒトって侮れないと思うんだが、これが言っても誰も信じてくれないんだよ」

 

 そう呟いて水輝はそっと千佳をその場に下ろした。首を軽く回して肩を解してから指を鳴らす。するとその場の汚れが何事もなかったかのように消える。同時に脱ぎ捨てていた服が消え、代わりに水輝はその服を纏っていた。横たわった千佳の背からも黒い羽根が消える。裸で横たわっていた千佳の身体にも服がまとわりつく。それは真っ赤な口紅を思わせる派手なスーツだった。

 

 千佳を求めて欲望を吐き出すのは何もハンターに限られているわけではない。水輝は静かに目を閉じて深々と息をついた。




次もエロシーンになります。TS注意?
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