※この作品はR-18です。

魂の座 二部 緋色の遺言   作:伊駒辰葉

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エロシーンの続きです。


甘い蜜の味 5

「あ、出る」

 

 そう呟いて順はペニスを強く膣奥にねじ込んだ。過敏になった鈴口に肉の壁が断続的な刺激を与える。順は目を閉じて低く呻いた。快感が一気に強くなる。衝動に任せて順は膣内に射精した。熱い蜜を押し退けるように勢いよく精液が噴射される。荒い息をつきながら順は何度かペニスを出し入れした。幾度かに分けて精液が放出される。火藍の膣内に満ちた蜜に精液を混ぜ込むように、順は膣内をペニスでかき混ぜた。

 

「あれー? やっぱり出てこないねぇ……。オレの精液、一体どーなってんの?」

 

 火藍が膣口から零している蜜の色に変化はない。濃い金色の蜜を指に取り、順は首を傾げた。脱力した火藍に再度、同じ事を訊ねてみる。だが火藍は朦朧としているのか、ぼんやりとした視線を順に向けるだけで答えない。

 

「んー。おかしいねえ。あれだけ出したんだから少しは出てきてもいいのに」

 

 言いながら順はゆっくりと膣からペニスを抜いた。昂奮に開いた火藍の膣口に顔を寄せる。疲れたように息をついた火藍がようやく反応をみせた。

 

「わたしが……吸っている、からだ」

「え? なに、火藍ちゃんってばココでも飲めるの? 凄い特技だね、それは」

 

 冗談めいた口調で告げて順は舌を伸ばした。火藍の尻に伝う蜜を丹念に舐め取っていく。そのままのカッコでいてね。途中、順は火藍にそう声をかけて蜜に舌を這わせた。途切れていた火藍の喘ぎが少しずつ戻ってくる。

 

「あっ、そうだ。いいこと思いついた」

 

 火藍の臀部を伝う蜜を全て舐め取ってから順は嬉しそうに声をあげた。顔を上げると火藍の秘部に満ちた蜜が見える。半ば閉じかけた陰唇を左手の指で開き、順は右手の指を鳴らした。手の中の空気が揺らいで一本のストローが現れる。

 

「そっ、それは」

 

 ストローを目にした火藍が焦った声を上げて身体を元に戻そうとする。だが順はそれより早く火藍の腿を腕で押さえた。片手に握ったストローの先を陰唇の間に挟む。

 

「ただのストローだってば。ほら、動くと痛いかもよ。ビニールだけど先が食い込むのは嫌でしょ?」

 

 そう言い置いてから順はじわじわとストローを膣内に進めていった。長いストローの柄が半分ほど膣内に入ったところで唇を寄せる。

 

「ばっ、馬鹿! 止せ!」

 

 いっぺんに正気に戻ったのだろう。火藍が焦りながら制止の声をかける。だが順は知らん顔でストローを口に咥えた。膣内に満ちた蜜をストローで啜る。急に膣内に溜まった蜜が動いたからだろう。火藍は小さく喘いで目を閉じた。

 

「うわー。ホントに蜜だねぇ。凄く甘いよ」

 

 ちゅるん、と音を立てて蜜を吸い上げてから順はそう告げて火藍に笑みかけた。よほど恥ずかしいのか火藍は決して順と目を合わせようとはしない。その様が順の嗜虐心をそそった。萎えかけていたペニスがむくりと首をもたげる。

 

「わーい。空気、いれちゃお」

「止めろ、馬鹿者! 貴様、正気か!?」

 

 怒りの声を浴びながら順は呑気にストローに口をつけた。膣内に残った蜜に息を吹き込む。飲料に空気を混ぜるような気軽さで順は何度も蜜に呼気を送った。火藍の胎の中で蜜が鈍い音を立てる。

 

「……んー? あれ? 飲んだのに増えてる……?」

 

 顔を背けて赤くなっている火藍に聞こえるように、わざと順はそう告げた。先端で膣壁を傷つけないように注意しながらストローで蜜をかき混ぜる。順が言った通り、火藍の膣内の蜜はゆっくりと増えていた。順はそろそろとストローを引き上げた。長い柄の上の方まで蜜は付着している。

 

「ねえねえ、火藍ちゃんの身体ってどーなってるのお?」

 

 からかうように言いながら順は抜いたストローをベッドに放った。ストローの代わりに指を膣口に差し込む。中指を根元まで膣内に進めて順は続けた。

 

「オレ、けっこう飲んだと思うんだけど、また増えてるよん? 指、どろどろだもん」

「そ、それは……」

 

 困ったように火藍が口ごもる。順は小さく笑って指で膣内をかき回した。次第に満ちてきた蜜が指に押されて膣口から再び溢れ出す。垂れた蜜を舐めながら順は火藍の膣内に入れる指を二本にした。中指と人差し指を揃えて抽送を始める。

 

「くっ、や、やめ……あっ!」

「えー? やめて欲しいの? ホントに?」

 

 火藍の声を受けて順はぴたりと指の動きを止めた。あ、と掠れた声を漏らして火藍が切なそうに目を細める。やっぱり欲しいんでしょ? ホントは。そう囁いて順は熱い蜜を指先で何度かかき混ぜた。

 

「あっ、そんなにかき混ぜたらっ、零れるから!」

「なに? 零しちゃダメなの? 何で?」

 

 先ほどから火藍は秘部に湧く蜜を零すまいとしているらしい。が、いつもの火藍であれば垂れ流す愛液を気に留めることはない。ふうん、と呟いて順はわざと指を膣の奥に突き入れた。勢いよく指に押されて蜜が膣口から音を立てて飛び散る。金色の飛沫を胸や顔に被りつつ、火藍は必死の面持ちで首を振った。

 

「駄目! あ、あ……そんなに激しくしたらっ」

 

 気泡の混ざった蜜が火藍の胸に零れ落ちる。順は小さく笑って膣内の蜜を指先でかき出し始めた。軽く曲げた指を膣奥から入り口に向かって勢いよく引っ張り上げる。粘つく蜜を膣口の外にかき出してから、指を伸ばして再び膣の奥に突き入れる。ものは異なるが順は指でペニスの抽送の動きを再現していた。二本揃えた指の腹で膣壁を擦って奥に辿り着く。中の蜜をすくってはまたかき出す。その動きを繰り返すうちに、火藍の制止の声は止んだ。代わりに呼吸が速くなり、唇からは喘ぎ声が漏れ始める。

 

「くはっ……あっ、あっ、んふっ!」

「零れた分は後で全部舐めてあげるから」

 

 苦笑しながら告げて順は膝を握った火藍の手をそっと解いた。大きく曲がっていた背を伸ばした火藍がほっと息をつく。順は蜜に塗れた指に舌を這わせながら火藍の足の間に割って入った。

 

 屹立したペニスを膣内に挿入する。順は先ほどとは異なり、今度はゆっくりと抽送を始めた。胸元に散った蜜の雫を一つずつ唇で吸い取っていく。白い肌は順が唇で触れるたびに微かに震え、火藍の感じている快楽のほどを如実に表していた。

 

 何度交わっただろう。次第に空が白み始める頃、順は火藍を腕に抱いて眠りに落ちた。意識が闇に落ちるまで、耳の奥に何度も火藍の呼び声が響いていた。名を呼ばれたのは初めてかも知れない。そんなことを思いながら順はひと時の幸せをかみしめていた。




エロの途中でストローを出す順もどうかと……w
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