オナニーからのー、です。
ftnr警報!
股間に屹立しているのは紛れもなくペニスだった。性的な快楽に溺れているからなのか、ペニスの先からは透明な液体がシーツに垂れている。夜の闇の中にぼんやりと浮かぶ丸い光の玉に照らされたそれは、ペニスが揺れる度に鈍く光を反射した。
「あっ、ああっ! 順! お願い、出させて!」
悲鳴じみた声を上げて火藍が天井を仰ぐ。後背位で順に腰をつかまれた火藍の腕は後ろに回されている。手首に枷をつけられているために自分でペニスに触れることは出来ないのだ。
腰に火藍を乗せて薄笑いを浮かべながら順が手を動かす。前後に腰を揺すられた火藍は涙を零しながら首を横に振った。
「凄く感じてるねえ。アソコがまたきつくなったよ」
言いながら順は火藍の股間にそそり立つペニスの下に手を入れた。小刻みに指を上下に揺する。どういう訳か火藍の股間に生えているのはペニスだけだ。陰嚢の姿はなく、ペニスの下には女性器がそのまま残されているらしい。順が弄ったのは順のペニスをしっかりと咥え込んでいる陰唇の上、張りつめたクリトリスだった。
「あっ、くあんっ!」
一際高い声を放って火藍が大きく仰け反る。びくびくと震えた火藍のペニスの先からまた新しい先走りが滲んで伝い落ちた。糸のような細い煌きは幾筋もペニスを伝っている。火藍は順と交わり始めてからずっと焦らされ続けているのだ。
熱い息をついて火藍が全身の力を抜く。脱力した火藍の身体を両腕に受け止めた順は意地悪い笑いを浮かべて腰を揺すり始めた。
何度目だろう。絶頂の余韻に喘ぐ火藍の膣内に順が精液を注ぎ込む。水輝は唇を軽く噛んで息を殺した。ドアの隙間から二人の交わりを覗きながら水輝は自慰をしていた。火藍にこれで慰めるように、と渡された張り型で抽送を続ける。
あの日、刀の柄で嬲られて以降、水輝は火藍に抱いてもらえることはなくなった。だが火藍は常に陰部は濡らしておくようにと水輝に命じた。どちらにしろストレス値の高まっていた水輝は毎日のように自慰を繰り返すこととなった。そして今日もまた、水輝は火藍の情事を覗きながらひたすらに自慰を続けていたのだ。
声を殺して身体を震わせる。水輝は火藍の痴態を見ながら幾度目かの絶頂を迎えた。火藍の股間には何故かペニスが生えている。しかもそのペニスは射精を待ち望んで勃起しきっているのだ。
壁に寄りかかりながら水輝は股間で上下させていた手をスカートから出した。握った張り型は愛液に塗れている。水輝はうっとりと目を潤ませて張り型に付着した愛液を舐め始めた。火藍のペニスに犯されることを夢想しながら張り型に舌を這わせる。
火藍と順の情事を初めて覗いた日を境に屋敷内には異変が起こった。体調不良だった順が急に元気になり、屋敷内を行き来し始めたのだ。使用人たちは順が回復したのだと一様に喜んでいた。だがそれは最初だけだった。滞っていた様々な業務に手をつけ始めた矢先に順は再び倒れてしまったのだ。
廊下に倒れた時の順の様子は水輝もよく知っている。何しろ順は水輝をからかっている最中にいきなり倒れたのだ。胸を押さえたかと思ったら声も発する間もなく順は意識を失ってしまった。そのことに悲鳴を上げたのは水輝ではなかった。たまたま傍を通りかかったメイドが慌てて順に駆け寄る。水輝は感慨のない目で倒れた順を見下ろしているだけだった。
火藍以外はどうでもいいもの。内心でそう呟いて水輝は夢見心地の顔をして張り型の先端を舐めた。丁度、火藍が先走りを垂らしている鈴口で細くした舌先を踊らせる。
火藍はそれまでのように水輝のことを見ることはなくなった。今では同じ部屋にいても水輝を見ることも稀だ。たまに視線が合ったかと思うと、火藍は苛立ちを満面に現して水輝をいたぶりにかかる。最初は異物を強引に膣内に挿入されるだけだった。だが火藍の水輝に対する苛め方は次第にエスカレートしていった。膣が壊されたのも一度や二度ではない。お前の力なら修復可能だろう。無残に壊れた水輝の股間をちらりとも見ずに火藍はそう言い放つ。その度に水輝はなけなしの力を総動員して破壊された部分を修復しなければならなかった。
だが完全に直すことは出来ない。日に日に水輝の機体の損傷部分は蓄積されている。最近では機体維持に必要な筈の性的な快楽すら感じることが出来ないことがあるのだ。その度に水輝は想像力を必死でかき立てて快楽を覚えるように自分を煽らなければならなかった。
さっきよりもっといやらしいことを考えなきゃ。だが懸命に想像してはみても得られる快感は少なかった。直接に火藍と触れ合っていないからなのだということは水輝もよく判っていた。火藍に触れられると、それがどんな理由であっても得られる快楽は大きくなる。水輝はそっと息をついて張り型から舌を離した。唾液に濡れる張り型を再びスカートの中に運ぶ。
直接に触れられていなくても感じる方法は幾つかある。火藍と交わる自分を想像することがその方法の一つだ。が、それには限界もある。淡く優しい笑みを浮かべる火藍は既にいない。今の火藍と水輝の記憶にある火藍には相当のギャップがある。それ故に交わりを想像してみても、それがどうしても現実とは思えないのだ。
「くんっ! あっ……奥を突いて! もっと激しくしてぇ!」
あられもない声を上げながら火藍が腰を揺する。順は甘い火藍の声に触発されたように剥き出しの乳房を強く握った。乱暴に乳房を揉みしだきながら火藍をその場に押し倒す。倒された火藍は肩をベッドについて腰だけを上げた。愛液と先走り、それに不思議な金色の何かに塗れた火藍の陰部が順の前に晒される。
「そろそろ切れたのかなぁ。もうあんまり出てこないね」
ペニスを抜いて順は火藍の股間に顔を寄せた。陰唇の左右に指をかけて軽く開く。膣内から零れたものを順は美味そうに舐めた。舌を膣口に差し込みながら時折、大きな音を立てて啜る。その様を見つめながら水輝は苦しみに顔を歪めた。
心が通ったと思った。自分が想っているのと同じくらいの強さで想われているのだと感じることが出来た。だがそんな思いはあっという間に破れてしまった。手に入れたと思ったのに、と呟きながら水輝は張り型を膣の奥に運んだ。嬲られる火藍を見ながら小刻みに手を揺する。
火藍は着ていたシャツのボタンを胸の部分だけ開けられている。シャツの隙間からはみ出させた乳房には黒い紐が左右別々に巻きついている。乳房の根元を締め付けた紐がぐるりと火藍の胸部と腕を縛り付けているのだ。そして後ろに回された火藍の手首にもまた別の紐が巻きついている。陰部を順に舐められながら火藍はもどかしそうに背中に回った手を動かした。だがその指は頼りなく宙をかいただけだ。
この話ではエロシーンをどんだけ詰め込めるか考えた記憶があります。