「凄いねぇ。火藍ちゃんのアソコ、もうぐしょぐしょだよ」
わざと水輝に聞かせるように言いながら、順は火藍の膣口を焦らすように探った。指にぬめる愛液をすくい、クリトリスに擦りつける。膝を立てた火藍は指の動きに反応して腰をひくつかせた。
「わざわざ解説してくんなくていいわよ」
そう告げた水輝の声には力はない。顔は少し赤くなっている。水輝が興奮していることは順にもよく判っていた。そう? と笑いながら順は軽々と火藍の下着をずらした。ジーンズごと下着を足から抜き取る。
「火藍ちゃん、舐めてって言わなきゃ。ほら、ココがひくひくしてるよ?」
火藍は真っ赤になって順を睨みつけた。だがちらりと水輝を横目に見てから諦めたように息を吐く。
「な、舐めて」
「はい、よく出来ました。じゃあ、ご褒美にいっぱい舐めようね」
水輝に手を出さないという条件のもと、火藍は順に言われるままに動いている。火藍にとって水輝は絶対だ。それを犯さないという条件のもとでなら何でもするだろう。そのことを思いながら順は笑った。力のない今の水輝なら、順がその気になればいつでも犯すことができる。そのことを火藍もよく知っているのだ。
腿を押し上げて女性器を晒す。順は火藍の股間に顔を寄せ、溢れている愛液を音を立ててすすった。弾かれたように火藍が腰を震わせる。順は指先でクリトリスを刺激しながら舌を膣に挿し入れた。わざと音を立てて舐め上げる。時折、横目に水輝の様子を伺いながら、順は執拗に火藍を攻めた。
「じゃあ、次はオレのを舐めてもらおっかな」
「えっ……ちょっ、ちょっとあんた! そんなことする必要、ないでしょ!?」
慌てたように水輝が声を張る。順はえー、と不服そうに告げてから火藍を見た。舐めるように横たわる肢体を眺める。どうする? と口許に嗤いを浮かべて火藍に訊ねる。すると火藍はおもむろに身体を起こした。
「……いいだろう」
「えっ、ちょっと! 火藍! 何もそこまでしなくても」
「誤解を招く言い方するからいけないんだよぉ。ね? 火藍ちゃん」
順は笑いながら火藍の肩を強く抱いた。耳に息を吹き込むついでにそっと囁く。
「オレのを舐めたいんでしょ?」
言葉に詰まった火藍がシーツをつかむ手を震わせる。憤りと焦りが同時に伝わってきて、順は楽しさにくすくすと笑った。ね、と火藍の耳に囁く。
「な、舐めさせて」
消え入りそうな声で火藍が告げる。それを耳にした水輝がまともにひきつった。そんな水輝の様子を嘲笑しつつ、順は火藍に頷いてみせた。ベルトを外してジッパーを下げる。現れたペニスを火藍が恐る恐る握る。
「ちゃあんと教えてあげるからダイジョブよん。ほら、口開けて」
水輝の死角に入らないよう、順は片方の膝だけを立てた。口を開いた火藍の頭をゆっくりとつかみ寄せる。火藍は目をかたく閉じて順にされるままにペニスを口に含んだ。順はにこにこと笑いながら火藍に告げる。
「舌を使ってね。舐めながら唇で扱くの。亀頭とか、そゆトコは特に念入りにね。うん、けっこーいいカンジじゃん」
ペニスを奥まで含んだ火藍がむう、とくぐもった声で返答する。順は楽しそうに笑いながらそうそう、と頷いた。
「歯に唇を被せて……へー。火藍ちゃん、上手いよ」
ドアに寄りかかっている水輝にちらりと視線を送る。水輝は愕然とした面持ちで火藍を凝視していた。腕組みはまだ解いてはいないが、その手が微かに震えている。順はそんな水輝を横目に嗤いながら、火藍の頭に手を乗せた。
「奥まで入れて喉で先を扱くの。あっ、火藍ちゃんも気持ちいいんでしょ? いい顔してるよ」
いつの間にか火藍は目を潤ませている。マスターとして登録された順と深く接触しているという事実が、火藍の機体を否応なく欲情させているのだ。そして水輝の視線感じているということも、火藍の情欲に拍車をかけているのだろう。順はくすくすと笑いながら火藍の髪を指ですいた。
「あ、そろそろ出るかな。全部のんでね」
火藍にそう囁いて順は目を閉じた。視界から二人の姿が消えると、急に欲望だけが大きくなる。火藍の頭を押さえる手に自然と力がこもる。順は低く呻いて火藍の頭を抱え込んだ。熱い息が自然と漏れる。
「けっこう良かったよぉ。火藍ちゃん、上手いじゃない」
目を開いて順は火藍の頭を撫ぜた。火藍は抵抗なく精液を飲み込んでいる。どうやらそろそろ興奮してきたらしい。表情が先ほどまでと違っている。順は笑って火藍をベッドに押し倒した。
「ほら、頂戴って言ってごらん。さっきのを挿れて欲しいでしょ?」
「んっ、ちょう……だいっ!」
甘い声で火藍がねだる。順は頷いてペニスを火藍の膣に挿入した。軽く腰を揺らしてわざと刺激を緩やかにする。順の動きに合わせて火藍は腰をひくつかせた。
「ほら、水輝ちゃんが見てるよ。気持ちいい? 火藍ちゃん」
水輝は何も言わず、疲れたようにドアに寄りかかっている。興奮はしているだろう。だが刺激を受けることも出来ず、ただ焦れているのだ。横目にそんな水輝を見ながら順は見せつけるように腰を動かした。
この章は順はかなり痛い思いをしてるんですが、美味しい目にもあってるのでいいのかな?w