横たわる機体を見つめて優一郎は薄く笑った。改造手術は完了した。実験台に裸で横たわっているのは要だ。手術前と殆ど変わらない姿がそこにある。
性交機能がなくなるということがヒューマノイドにとってどういうことなのかをよく理解しているためだろう。要はあれから無茶な要求はしなかった。そのことが優一郎には何よりもありがたかった。余計なことに考えを回さずに済むからだ。
だが何の犠牲もなかった訳ではない。計画を進める上で要の機体には斎姫に用いる筈だったパーツを幾つも使用しなければならなかった。それは同時に斎姫の修復が遅れるということだ。
外見は人と変わりなく要は作られている。だが用いられている斎姫のパーツは他のヒューマノイドとは少々異なる。斎姫は自律機能を制限し、女性器ユニットを介した手動制御が逐一必要な他律式ヒューマノイドに改造される予定だった。それ故に他のヒューマノイドより綿密なメンテナンスが必要になる。
そのための教育を受けているのが要のボディガードの二人だ。今、野木と周藤は地下一階で保美の講習を受けている最中だ。彼らは最初、要がヒューマノイド化することに驚いていたらしいが、どうやらこれからも要に付き従うことを選んだようだ。もっとも、そんな確認をせずとも彼らは要からは離れなかっただろう。そのことも優一郎は先に行った心理テストによって知り得ていた。
ライトに照らされた要の肌は白く透けるようだ。穏やかな表情で目を閉じていると、先日まで大騒ぎをしていた人物と同じであるとは到底信じられない。こうしていると他の生徒たちと同様、ごく普通の少女にしか見えない。優一郎は目を細めてしばらく要を見つめていた。ちらりと視線を動かして隣の台を見る。そこにはやはり目を閉じて横たわる斎姫がいた。
優一郎は小さく笑って要に目を戻した。そっと足に手を触れる。指先で撫でてもやはり要は反応しない。当然だ。今は機能の殆どが切断されている。薄い笑みを浮かべて優一郎は指を静かに動かした。ふくらはぎをなぞって腿に触れる。滑らかな触感に満足を込めて笑みながら、優一郎は指を更に進めた。
指先が翳りに辿り着く。優一郎は薄笑いを浮かべたまま、要の女性器を指先で探った。人とそっくりな作りに見えるが、内容は全く異なる。しばらく要のクリトリスを弄ってから、優一郎はくすくすと笑い出した。
「クリトリスがばねじかけになっていることに気づいたら、怒るかな。怒るよね」
囁きながら優一郎は要の腿に手をかけた。足をひらかせて両の膝を立てる。剥き出しになった要の股間を優一郎は大胆に弄った。自然と気分が高揚してくる。優一郎は実験台によじ登り、要の女性器を間近に覗きこんだ。指先で確かめるように何度もクリトリスをつつく。元々、斎姫の機体に用いる筈だったのだ。そのことを思いながら優一郎はくすくすと笑いながら指を動かした。
普段、どこから見ても要は強気なはねっかえりの少女にしか思えない。それなりに力もある。そうでなければ清陵高校の生徒会長は務まらないだろう。優一郎の目から見ても、その立場を維持するのはとてつもなく大変なものだ。
そんな少女がいま、無防備に自分の前に横たわっているのだ。しかも要は他者から制御されなければ何も出来ないよう改造された。優一郎は要の要の腿に頭を乗せ、思う存分にクリトリスの感触を堪能した。何の反応もないことが、余計に優一郎の欲望を大きくする。
「マスター登録の前に、まず女性器ユニットが正常に動作することを確認しないとね」
優一郎は手を伸ばして台の上にあったビーカーを取り上げた。ねっとりとしたそれを指にすくい、要の小陰唇周辺に塗りつける。反応しない要の機体は、どれだけ性的な刺激を与えても愛液がもれることはない。それ故、潤滑剤を使用する必要があるのだ。優一郎は興奮を抑えて丁寧に要の小陰唇の内側にそれを塗りこんだ。
指に新たに潤滑剤をすくう。透明なそれは細い糸を引いている。優一郎は口許を嗤いの形に歪め、指を要の膣の奥へと挿れた。膣壁にしっかりと塗りこんでから指を引く。余った潤滑剤を要の腿に擦り付けると、鈍い光を発する線が描かれた。
熱い息を吐きながら優一郎は白衣を開いた。ベルトを外してジッパーを下げる。露にしたペニスは勃起しきっていた。
「膣の動作はどうしよう……。マニュアルでやってみるかな」
ペニスにもたっぷりと潤滑剤を塗りたくってから、優一郎はおもむろに要の胸に手を伸ばした。左右の乳首を指先でつまむ。軽く刺激を送ると要の機体の下腹部に鈍い音が生まれた。
「防音する時間が無かったけどかまわないよね」
クリトリスを強く上に押す。指先で軽くクリトリスを捏ねると要の小陰唇は左右に開いた。ペニスをあてがって一気に腰を進める。待ち受けていた要の膣壁が優一郎のペニスをうねりながら受け止めた。
優一郎は嗤いながら要の乳首を強くつまんだ。要の乳首は指先で回せるようになっており、左右のそれぞれが膣圧とバイブレーション出力を調節できるようになっているのだ。
「君が急かすから、仕方ないんだ。だから……」
横たわる要は何の反応もしない。眠るように目を閉じているだけだ。優一郎は呼吸を荒くしながら要の腰を強く抱いた。目を閉じた要の唇に深く口づける。唇を割り開かせて舌を挿し入れる。そうしながら優一郎は腰を強く要に打ちつけた。
機械的に反応する由梨佳の姿を思い描く。優一郎は要を抱きながら由梨佳を想った。殆ど無意識に由梨佳の名を呼ぶ。だがどれほど呼んでも、望んでも由梨佳は自分のものにはならない。
優一郎は喘ぎながら要の乳房を弄った。乱暴に揉みしだきながら一気に欲望を解き放つ。
「それじゃあ、マスター登録、しちゃうよ。いいよね?」
荒い息をつきながら優一郎はペニスを抜いた。台に乗せてあったトレイから乱暴にスティックをひったくる。精液の溢れる要の膣に、優一郎は一気にスティックを突っ込んだ。
「精神パターン認識。マスター登録、完了しました」
数秒後、要の口から機械的な声が漏れてくる。それを聞いた優一郎は声を上げて笑った。スティックを挿した膣から白い精液が漏れて流れている。額を押さえて笑う優一郎の声だけが研究室に響いていた。
楽しそうでなによりですね!w