エロ……まあエロ中ではあるんですが、そこまでエロでもないのかなー……。
グロぽいので注意です。
春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。
「……なに?」
女が気だるそうに呟く。ああ、と笑って水輝は歌を続けた。透き通った声がマンションの部屋に響く。夕焼けが窓から差し込むその部屋の中央に女は横たわっている。バスタオルの上にうつ伏せになった女の背を撫でながら、水輝は目を細めた。白い肌に刻まれた幾つもの紅い痕が、夕日を受けて血のように見える。
「唱歌だよ。知らない?」
眉を寄せた女に水輝は笑いかけた。女は組み合わせた腕に顔を伏せて首を振る。
「歌、嫌いだもの」
だるさに加えて不愉快な感情をこめて女が呟く。ふうん、と笑って水輝は女の背に唇を寄せた。滑らかな肌に紅い印を刻む。それまで不服そうだった女が甘い声を上げて寝返りをうつ。露になった胸の膨らみに水輝は静かに顔を伏せた。
首を反らした女が甘い息を吐く。水輝は指先でゆっくりと女の肌をたどった。
氷解け去り葦は角ぐむ。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空。
今日もきのうも 雪の空。
「くうっ……あふぁ!」
歌いながら水輝は女の乳房を指先でつまんだ。焦らすように指の間で優しく捏ねる。しこった乳首を指先で充分に弄ってから、水輝はゆっくりと指を女の下腹部に滑らせた。へそを通り過ぎて翳りを指先で分ける。
「んあっ、ああんふ!」
女の長い髪が揺れる。誘うような声を漏らしながら、女は頭を上げた。上半身を起こして肘を床につく。形の整えられた爪が床をかいてかりかりと音をたてた。
春と聞かねば知らでありしを。
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か。
いかにせよとの この頃か。
自分から足を開いた女の陰部は濡れそぼっている。水輝は歌いながら女性器に指を這わせた。何かに打たれたように女が背中を大きく反らす。赤い日差しはゆっくりと西に傾いていく。照らされた女の身体が快楽に打ち震える。肉の柔らかさを確かめるように水輝は指先に力をこめた。
「たとえ……春になったことを知らなかったとしても、時は止まってはくれないんだよ」
呟きながら水輝は指を女の膣の奥にじりじりと進めた。女が床に爪を立てて首を振る。膣壁が指にまとわりつくようにうねる。水輝は女を攻めながら薄い笑みを浮かべた。
ねだる女の膣を焦らすようにかき回す。水輝は目を閉じて女の下腹部に唇をつけた。女がびくりと震える。水輝は半ば噛み付くようにして女の下腹を吸った。開けた口から舌を突き出す。
滑らかな肌の感触が舌先から消える。水輝の舌は女の肌を突き抜けて胎内に潜り込んだ。これまでより激しい声を上げて女が悶える。水輝は口許に嗤いを浮かべて舌で女の胎を侵食した。舌先から滲んだ力が女の胎に徐々に満ちる。それはやがて一つの塊になった。
「くっ、うっ、ぐふうっ!」
女の身体が痙攣したように震える。水輝は静かに瞼をあげた。ゆっくりと女の胎から舌を抜く。血の混じった唾液が糸をひいて女の下腹部に落ちる。
「まるで宝珠みたいだろ?」
誰にともなく呟いて水輝は舌先で女の下腹を撫でた。ちらりと目をやると、空が紫に染まっているのが見えた。
水輝は女の子といちゃつきまくってるようにしか見えませんね!