18禁if チート能力を駆使して転生人生謳歌します! 作:八重歯
R15レベルですが、念のためR18タグを入れてます。
「ヴォル、仕事先から珍しい紅茶貰ったんだけど、飲む?」
「ん…うん、貰うよ」
部屋で何やら分厚く真っ黒な本を読んでいるヴォルはその本に視線を落としたまま答えた。
俺は棚からピンクと紫色のケバケバしい包装紙を開け、紅茶缶の蓋を開ける。どっかの魔法製薬会社のサンプルって聞いたけど、なんか特別な効能でもあるのか?
匂いは…なんか甘いな、ヴォルのお気には召さないかもなぁ。
杖を振りティーセットを出現させ、紅茶を入れる。普通の紅茶より、やや赤みの強い紅茶だが、まぁ匂いと見た目は美味しそうだ。
新しい自分になれる!というキャッチコピーが缶に激しく点滅しながら主張している。どういう意味だろ。
「ん、どーぞ。新しい自分になれる紅茶だって」
「ふーん」
ヴォルは受け取ると、余程本に熱中しているのか、興味なさそうに生返事をして──こんな甘ったるそうな紅茶、いつもなら飲まないのに──一口飲んだ。
「──っ!?何これ、甘っ!」
「やっぱり?めちゃくちゃ甘い匂いするもんなぁ」
一口飲んだヴォルはすぐ嫌そうな顔をして机にカップを置き口を抑えた。
なんてもの飲ませるんだ、という憎々しげな目に少し苦笑する。
「…あれ、ヴォル…なんか…」
「…?何──はっ?な、なんだ…!?」
まず、ヴォルの髪が伸び、その口から出る声はいつもより高い。
次に身長も縮んで、シャープな頬は少し丸みを帯びている。
それに、胸元がなーんか僅かにふっくらしてるような…。
「なんということでしょう」
「なっ…ま、まさかっ…!」
「めちゃくちゃ可愛いじゃん!」
目の前にいたヴォルは身長も俺の頭一つ分は小さく、流れるような黒髪は腰あたりまでサラリと伸びている。目はいつもより大きく丸く潤み、まつ毛も長い。
うーん!やっぱ元がイケメンだからか、めちゃくちゃ美少女!ちょっと性格きつそうな顔してるけどな。
俺は鏡をヴォルの前に出すと、その肩を押さえて前に立たせた。
鏡に映った自分の姿を見たヴォルは、驚愕で身を見開き瞬きひとつせず沈黙する。
「性別がかわる紅茶だったっぽいな」
「ふ──ふざけるな!こ、こんな姿っ…!」
「えー?なんで?めちゃくちゃ可愛いじゃん、俺のタイプ!」
わなわなと震えて顔を赤くして怒るヴォルの肩を掴んだまま鏡越しにその姿をじっとみる。
勿論、小動物っぽい可愛い子も大好きだが、リアルな話をすればどちらかというとリードされたい俺は見た目がエスっぽい女の子が好きだ。
キャラで言えば呪術廻戦の家入しょーこさんとか、ハガレンのラスト姉さんとか。勿論貧乳よりはあるほうが好きだ、うん。ヴォルのお胸事情は…おお、なかなかあるんじゃないか?
「た、タイプって…──っ、ちょっと、どこ触って…」
「や、柔らか!何でブラつけてねーの?!」
「はぁ!?馬鹿なの?つけてるわけないだろ!」
「ふにふにしてるのにしっかりとした重量感、そして形とも文句なしの100点!」
「……」
後ろからヴォルの胸を揉んでみた。
セックスした事ないとはいえ、流石に女の子の胸を触ったことくらい、ある。
ヴォルの胸は今までで1番巨乳なわけではないが、うん、手のひらに程よく収まるいい感じだ。
「童貞臭い触り方だね」
「うるせぇ!──いやー腰もめちゃくちゃ細くなってるな」
「服を捲るな!」
ぺろんとシャツを上げてみれば、やたら薄くて細い腰が見えた。陽の光を浴びたことのないその肌は真っ白で、くすみひとつない。
すぐに振り払われ、俺に背を見せているのが嫌なのか、ヴォルは俺と向かい合った。
ヴォルは嫌そうに顔を歪めてて、恥ずかしさもあるのか、ちょっと目元が赤い。大きな目で俺を睨むけど、──何故かその表情に言いようもないゾクゾクとした感情が下腹部を襲う。
「今のヴォルとならヤれる気がする」
「はぁ?」
「ほら」
「──っ!」
じろりと上目遣いで睨むヴォルの腰に手を回し、自分の腰──というより勃起するブツを押し付けてみた。服越しでも硬い感触は伝わったのか、ヴォルは息を飲みびしりと固まった。
いやー。俺、実は妄想でしかイけない不能なのかもしれないって悩んでいたけど、ちゃんと生身の女でも興奮出来たようだ。
相手がヴォルなのが何とも言えないけど、実際見た目はめちゃくちゃタイプだし、はっきりと目に見えて興奮してるのだから、仕方ない。鼓動がドキドキうるさいし、さっきから、何となく呼吸も変だ。
「な?俺、他の女だったら勃たねぇし。…って事で、俺とシない?…ヴォルで童貞卒業したいなぁ」
固まって動けないヴォルの首元に顔を寄せ、擦り付いてみる。びくりと肩を震わせるヴォルの目は羞恥に潤み、呆れと驚愕からか、何も言葉が出ないようだった。
「ダメ?」
「──いいわけない!僕は男だ!」
「ええー今は女じゃん…なぁ、ヴォル──俺、もう我慢の限界なんだけど。…頼むよ、こんな事ヴォルにしか頼めないし…俺のタイプだし…」
「…っ…」
あれ?
なんか、押したらヤれそうだな。
振り払えるはずなのに、ヴォルは俺の胸元あたりの服を掴んだまま押しのけようとしないし、鋭く睨むだけで、俺を殴ったりもしない。
「…いい?」
するり、とズボン越しにヴォルの内腿を撫で上げればヴォルは肩を震わせた。スカートならよかったのになぁ。それにしても、足まで細くなってないか?
誰かが言った。沈黙は肯定であると。
本気で嫌がるなら勿論ソロプレイで昂りと興奮を何とかするつもりだったが、目の前にこんな好みドンピシャの美少女がいて、しかもヤらしてくれるなんて。──中身がヴォルだとしても、ヤるしかないよな?
俺はヴォルを抱き上げそのままベッドに放り込んだ。ヴォルは仰向けに投げ出されたまま少し目を震わせ唇を閉じていたけれど。──その目に恐怖と、期待と、困惑が混じっていて背中にぞくりと快感が走る。
結果は散々だった。
ヴォルは「へたくそ!」とか「いっ…痛い!がっつきすぎだ!」とか「この童貞がっ!」とかヤられながらギャンギャン叫び俺を罵倒した。し、仕方ないじゃんヤった事ないし!
まぁ俺はなかなかに気持ち良かったし、初めて生身の女体を抱いたという感激と興奮ですぐにイってしまったわけだが。
流石になんとなく中出しはダメかな?と思ってヴォルの白い腹の上に白濁を吐き出して、ぶるりと震えヴォルの上に覆いかぶさるようにして伏せた。
ヴォルと俺の呼吸だけが響く、じんわりとヴォルも汗ばんでいて、目は痛みからか潤んでるし、ベッドには鮮血が散っている。──あーそっか、一応処女っていうことになるのか。や、やばい。多分、ぜんぜん優しく出来なかった、そんな余裕もなかった。
「ごめん、ヴォル…大丈夫?痛かったよな」
「……」
慌てて上から避け、汚れた体をスコージファイで清め、ついでに怪我した──切れたのかな?処女消失したわけだし?──だろう辺りに治癒魔法もかけた。
ヴォルは呼吸を整え、一度深くため息をつくと乱れた髪をかきあげながら身体を起こす。
無言だ、痛いまでの無言だ。
なんと声をかけようか迷っていると、女体だったヴォルの体はぶるりと一度震えすぐに元に戻ってしまった。
…あ、もう薬の効果が切れたのか。
ヴォルは自分の手や、ぺったんこになった胸元、足の間にあるブツを見ていたがベッドから立ち上がると机の上に置いたままだった紅茶を無言で飲んだ。
「え?またヤらしてくれんの?」
「……」
あれ?意外と嫌じゃなかったのかな、と思ったがヴォルは目の据わった表情で俺を見下ろすとぐっと俺の頭をつかみ片手で顎をひらかせ──そのまま深くキッスしてきた。
「んんっ!?」
まさかキスされるとは思わず驚き僅かに口を引く、その瞬間ぬるりとしたものが唇を割り入ってきて、それとは別に甘ったるい液体が流し込まれる、──ごくり。……あ。
ヴォルは顔を離すと、口の中に残っていた紅茶をべっと吐き出した。ここ部屋の中だぞ!?
「勿論、ノアの処女もくれるよね?」
「は…はは…」
気がついたら組み敷かれていた。ちらりと胸元を見れば俺の胸には無いはずの膨らみが見えるし、身体もどことなく華奢だ。
もはや苦笑いしかできない。流石にヴォルにヤっといて、俺はヤらせません!なんて言えない。
「や…優しくして…ね?」
「ノアはちっとも優しくなかったけどね」
「ゔっ…」
怖々と見上げる。…まって、こんなの入るのか?ってか世の中の女の子はよくこんなの入れられるな!?逆の立場になってみたら…ちょ、ちょっとそりゃ血が出るよな!?ごめん、ヴォル!もっと優しくするべきだった!
きっとガンガン打ちつけられてめちゃくちゃ酷くされるんだろうなぁ、と覚悟を決めていたが。
結果は──やばかった。
ヴォルは俺と違って直ぐに挿入などせず、緊張に強張る俺の身体をほぐすように丁寧に優しく愛撫したし、少しでも俺が苦しそうにすれば動きを止めて「大丈夫?」なんて、微笑んで聞いてきた。思わず背中に縋り付けば何度も頬や額に口付けを落とし、俺が
俺の口からは絶えず甘い喘ぎが漏れてたし、股はびしょびしょだし、勝手に腰は浮いちゃうし、ヴォルが触ったところから痺れるような快感が走ったし、あんなデカいの挿れられたのに──少し痛いだけだったし。何回イかされたかなんてもうわからなかった。っていうか女って何回もイけるってまじだったのか!
何度目かの絶頂の後、チカチカと視界が点滅するほどの快感に何度ヴォルの名前を呼んだかわからない。こ、こんなに優しくするなんて思わなかった!こんなセックスされたら女の子メロメロになるじゃん…ヤリチンかよ…。
抵抗なく腰を打ち付けていたヴォルは、少し苦しそうな顔をするとびくりと震えると小さくうめいて俺を強く抱きしめた。…ん?──こいつ!
「おま!中に出すな中に!」
「…妊娠しないでしょ?」
「そりゃ…そうだと思うけど…」
薬の効果だし、まぁ大丈夫か。
俺に覆い被さるヴォルの汗ばんだ背中をぽんぽんと叩けば、ヴォルは俺から引き抜きそのまま「ふぅ、」と小さく息をついた。賢者タイムか。
「俺は経験値のなさを実感させられた…テクニックありすぎだろ…どこで学ぶんだよ」
「…まぁ僕の技術もあるだけろうけど、ノアが敏感なんじゃ無い?早漏だし」
「なん…だと…?」
ヴォルは俺を組み敷いたまま、汗の滲む俺の頬を撫でる。…何だかその手つきは嫌に優しくて、俺は何となくその手に擦り寄った。多分、ヤった後の女の子ってこんな気持ちなんだろうなぁ。胸の中がいっぱいで苦しい、それに、何だろう。薄く笑うヴォルを見てると言いようのない満足感に満たされる。
「ん……お、戻った?」
「そう…見たいだね」
「……いつまで俺の上に居るんだよ、さっさとどけ」
「これだから童貞は…ヤった後は暫くこうするってするって知らないの?」
「もう童貞ちゃうわ!…え?そうなの?」
「そうだよ」
ピロートークというやつか。
ヴォルは俺の隣に寝転ぶと、満足げな笑みを見せ俺を引き寄せた。
…俺たちはもう幼くない、大人に近づいている男2人がシングルベッドに寝転ぶには、些かそのベッドは狭く、自然と身を寄せ合うように寝ていたのも、うん、仕方ない。
「知ってた?女の快感より──ここの快感の方が強いらしいよ」
そう言ってヴォルは俺の尻穴を指先で突いた。流石にびびって尻がきゅっとなる。
え?まじで?あの快感でもよっぽどやばかったのに、あれ以上とか──死ぬんじゃね?や、やばいちょっと興味ある。
「ヤってみる?」
「そ、それは──」
何だか上機嫌に楽しそうに笑ったヴォルに、俺は顔を引き攣らせた。
パラレルワールドの一つ、もしかしたらあったかもしれない世界としてお楽しみください!