「はーい・・・ここからは、レフリー役に専念するMCさんに代わって、わたくし星山真由が実況を担当するにゃ」
突然、アニメ声の媚びた女の声が場内に響き渡る。特設ステージの反対側には、長テーブルの上にマイクが設置され、「ニュース・ルック・ウオッチ22」のキャスターだった小柄な星山真由と、身長190cmはある逞しい巨体の男が並んで座っていた。凹凸コンビの二人でMCをかねた実況放送を行うようだ。
「解説はご高名な調教師の鬼童和虎さんですにゃ」
「私などは伝説の調教師・三好満司さんの解説をさせて頂くにはまだまだ未熟ものですが・・・」
逞しい巨体を折りながら恐縮する鬼童の様子は、見ようによっては愛嬌があったが、抜け目のない鋭い視線は、この男の凶悪さを隠す役には立っていなかった。
「あらあら・・・ご謙遜・・・鬼童さんもSMの世界では随分と名の知れた調教師の方とお聞きしておりますにゃん」
そう言って、改めて鬼童を見上げる。隣に座っているだけで、この男の放つ悪辣なオーラが見えるようで、調教師としての凄さをまざまざと感じてしまう。
「ところで星山さんほどの有名女優さんが何でこんな裏のお仕事を?」
「あっ申し遅れましたにゃん・・・。私・・・訳有って、業界を締め出されたですにゃん。そこの挑戦者のお陰で・・・その情けなさが目立つ、うだつの上がらないリーマン野郎のお陰で・・・今日はタップリとお前に不利な実況しながら仕返しをしてやる・・・」
可愛いアニメ声が、一瞬素に戻り、恨みがましい低音の声に変わっている。
「ではなく、歯に衣着せぬ正直なコメントをバンバンだすにゃ・・・」
元のアニメ声に戻って明るくそう言った真由の目は恨みがくっきりと浮かび上がっている。もともと暁年たちは、SMクラブにとってはド素人の単なる噛ませ犬でしかない。中立性のあるアナウンスなど端から必要が無いのだ。
「さあ、まずは先行の挑戦者・課長マンのターンにゃん・・・。課長マン、唯子さんに近づいて行ったが・・・先ほどから動きが完全に止まっているにゃ・・・何も出来ないまま時間はもう2分も経過しちゃってるにゃん・・・はっきり言って無様!馬鹿丸出し!最低!にゃん・・・」
「流石に素人ですね・・・ざまねえな・・・」
早くも辛辣なコメントが繰り出されていた。
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ゴングが鳴った途端、暁年は自分が何をしたらいいのか全く分からなくなっていた。とりあえず、唯子のもとに行きその手を握ろうとする。
(まずは唯子と触れ合う・・・愛を確かめる・・・それで良いよね?・・・洋子さん・・)
唯子に近づくにつれ、かすかな麝香の香りが漂う。いつも唯子がつけているのとは全く違う、派手な妖しい香り・・・。そこはかとなく獣の香りが混じっていることにすぐ気が付く。男の性臭・・・もしかすると満司の体液が・・・嫌な妄想が頭をよぎる。そして、さらに嫌な記憶・・・あの女、洋魔子と時と同じ香りであることにすぐに気が付く。嫌な思い出に、頭を振って追い出そうとする暁年は急な手の痛みで現実に振り戻される。
「パシッ」
唯子が拒絶するようにきっぱりとした態度で、暁年の手の甲を強く叩き打つ。
「アイマスクをつけているような、誰だかわからない人に・・・手を触られたくないわ!」
信じられない面持ちで、暁年は叩かれて赤くなった手の甲を見つめる。
(本当に唯子なのか?・・・・)
はっきりと意思が感じられる声音。何者かに暗示や催眠にかけられたような状態にあるようには見えない。そしてその内容も、暁年の考えていることを良く知っている者の、暁年の精神的な動揺を誘う正鵠を得た内容であった。洗脳された者が言うような言葉ではなかった。
「まさに・・・図星だ・・・」
胸に突き刺さるような一言を浴び、暁年はすでに戦意を喪失し初めている。
(唯子と満司はすべてをさらけ出している。振り返って私は・・・スーツを着込み、顔出しを避けてアイマスクまでしている・・・)
暁年は打ちのめされたように唖然として唯子に叩かれた手の甲を見つめてしまう。
(こんな状態で、セックスをするパートナーを選ぶ女性などいる訳がない・・・覚悟が根本的に違いすぎる)
そして、洋子・・・いや洋子のダークサイドである洋魔子に竹箆で打ち据えられた感覚がぶり返し始めるのを必死でこらえていた。マゾ的な被虐の快感・・・・
「マスクを外したらだめだ!お父さん!満司の罠だ!・・・」
「そんな事をしたら・・・あなたのセクストーションまで広がってしまう。恐喝のネタをここにいる全員にばら撒いてしまう!」
暁人や一之介の必死の声が暁年を我に戻す。
「た・・確かに・・・」
そんな事をすればせっかく蘇り始めた「M商事」が再びAJK団の餌食になりかねない。少なくとも三坂や大河原に迷惑をかけるのは必定だった。
「あはははっ!やっぱりね。あなたはそんな男なのよ!私よりも会社が大事なの。普段、人の幸せを大事にするとかなんとか、カッコいい事を言っているだけで、私には何一つしてくれはしない。情けない男!」
そう言って、プイと向こうを向いて、何一つ取り合おうとしない。
(この言い方は・・・、この内容は・・・唯子だ・・・。誰に言わされているのでもない。まさに唯子そのものだ・・・)
暁年は目の前に居る唯子を信じられない面持ちで見つめていた・・・時間だけが無駄に過ぎて行った。
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「あらあら、挑戦者さん・・手すら握らせてもらえないにゃ・・・これは相当つらいにゃ?」
「ド素人と聞いていたが・・・これは素人以下・・・いや童貞以下ですな」
MCのふたりもあきれ返り、失笑を浮かべている。満司の傍らに行ってしまう唯子を呆然と見送りながら、ついに最後の決断をする。
(これが・・・今の私にできる精いっぱいだ)
暁年は観念したように、上着を脱ぎ、スーツのズボンを脱ぎ、シャツを脱ぎ、最後に残ったパンツを真っ赤になりながら脱ぎ捨てて行った。
「おっさんのストリップを見ても面白くも何ともねえぞ!」
「さっさと降参しろ!ド素人!セコンド・・・タオル投げ込め!!」
怒号が飛び交う中、暁年は再び唯子のもとに行き必死で語りかける。
「唯子・・・とりあえず裸になった。お願いだ・・少しは振り返ってくれないか?」
だが、振り返った唯子は股間を隠す暁年の手を冷ややかに指さす。
「何を隠そうとしているのかしら?・・・・」
そう残酷に言い添える。
「・・・・・・・・・」
隆々とビキニパンツを膨らませている満時の股間をうっとりと見つめた唯子が、せせら笑うように暁年の股間を横目で流し見る。
「出来る訳ないわよね?あなたの短小包茎チンポでは」
冷酷な一言に暁人は我が耳を疑う。
「お母さん・・・そんなことまで・・・」
時間は刻一刻と過ぎていた。
(もはや躊躇することはできない・・・・)
暁年は意を決して、観衆が見守る中、股間を隠していた手をどける。
「あはははつっ・・・何て小さい!にゃん」
「うわっ・・・これは想像以上ですね」
MCの声がホールに響くと同時に、どッという嘲笑の笑い声がホール全員から湧き上がる。ステージ上で派手なライトを浴びながら・・・何人もの観衆の前で・・・己の大事な部分を晒す・・・・緊張と羞恥で、暁年の一物は完全に縮こまり、数cmにも満たない。皮をかぶったその一物を、冷笑を浮かべた唯子が見下すように見つめている。
「こんなものでセックスしていたなんて・・・信じられない。もう無理・・・・」
その一言、一言は、かつてのように無理やり言わされていたセリフとは根本的に違っていた。満時とのセックスの最中に、背徳の快感を高める道具として使われる罵倒とは全く次元の異なる真実の蔑み・・・・。自分の意思で、自分の心からの考えを、積極的に言っている真実の罵倒・・・。暁年はこの時初めて、唯子から愛がまったく感じられないことを切々と感じていた。
「君は一体・・・誰なんだ?」
「カーン」
そして暁年のターンが無情にも終了を告げるゴングがなった。
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「はーい・・・お次はいよいよ、調教師・三好満司様の登場で~す♡」
「さて偉大なる先輩・・・伝説の調教師はどう出るかな?」
唯子と満時に観客全員の視線が集中する。だが、唯子と満司は、まるで相思相愛のカップルの様に、互いに見つめあい、手を握りながら濃厚なフレンチキスを始める。
「クチュクチュ・・・レロレロ」
舌がねっとりと絡み合い、互いの唾液を交換する姿は、それだけでも十分卑猥であった。唯子はウットリと満司の唾液を受け入れ、情熱的に舌を絡ませている。全く何者もその周りにいないような、情熱的なキスは、二人が相思相愛であることをハッキリと印象付ける。
「ああん・・・なんて素晴らしいキス・・・あんなのされたら・・・女はひとたまりもないにゃん!」
「さすが満司さんだ・・・オーソドックスな責めだけに破壊力は満点ですね」
やがて唯子の腰がうねり始め、満司の股間をビキニパンツを越しにこすりつけ始める。
「はああんん・・・これ・・・これ・・・早く頂戴・・・これがないと・・・唯子生きて行けないの」
「おおおっと・・・いきなりセックスのオネダリだ!もう試合開始、20分もたたないうちにセックス突入か?これではワンサイドすぎる!」
あまりにもあっけない幕引きに、ホールは不満顔になり始める。だが満司は余裕綽々で、先走る唯子をいなし、観客を楽しませるように仕向けていく。
「おら・・・そういう時はどう言うんだ?なんてオネダリするんだ?」
「ああん・・すみません・・・」
そう言うが早いか、唯子は満司の前に跪づいて平伏すると、深々と土下座をした後、目の前にそそり立つ満司の一物を愛おしそうに見つめる。
「ゆ・・唯子は・・・満司様の牝豚奴隷13号・三好唯子は、満司様のたくましいオチンポ様がないと生きてはいけない淫らな雌豚です・・っ」
そう言いながら、鼻先を満時の一物に近づけながらうっとりとその淫臭を嗅ぎ始める。
「どうか牝豚奴隷13号の浅ましいオマンコに、満司様のたくましいオチンポ様をタップリと突き立てて下さい・・っ!思いっきり激しく絶頂(いか)せてくださいぃっ♡」
それは以前にも聞かされたセリフと動作だった。だが、その語り口は熱に浮かされ、ぎりぎりの葛藤の中で語られる朦朧としたセリフでも、淫欲の限りを尽くされ疼く肉欲に耐え兼ねて辛抱できずに行う動作でもなかった。
今の唯子には・・・妻であり、母親である唯子の逡巡やためらいは微塵も存在しなかった。背徳の快感と夫や息子への愛で、引き裂かれるような魂の叫び声は全く聞こえてこない。心の底から、満司を求め、満司を愛し、幸せを堪能している・・・今の唯子には、暁年も暁人も存在していない・・・そんな様子なのだ。
「・・・・・・・」
「これって・・いったい」
暁年も、暁人も、唖然として唯子を見つめるだけだった。たった一週間の唯子の変貌ぶりに何も言う言葉が見つからない。
「おら・・・その前に・・・タップリとこいつを清めるんだよ」
満司がビキニパンツを脱ぎ捨てると、唯子の前に巨大な一物が禍々しく突き出される。強烈な刺激臭が唯子の鼻腔を襲い、狂おしいほどの欲情が沸き上がる。
「チュバチュバ♡・・・レロレロ・・・ンパブボ・・♡」
まるで別の生き物のように、唯子の舌が満司のペニスを這いまわり、うっとりとその先走り汁をなめとっていく。
「本当に私達への愛も・・・清らかだった魂も無くしてしまったのか・・・」
嬉しそうに満司の一物を頬張る唯子に、暁年と暁人はただただ驚きの表情を浮かべその場で固まってしまう。
「魂を無くしてしまったら・・・もう・・・何をやっても無駄だ・・・」
「せっかく魂が蘇ったはずだったのに・・・こんな事って・・・洋子さんは決して魂は無くせないって言っていたのに・・・・」
絶対的な絶望が暁年と暁人に襲い掛かる。暁年は絶望のあまりステージ上で、全裸の格好のまま膝をついて、うなだれてしまう。
「レロレロ・・・アゥム・・・ズチュチュー」
喉の奥のさらに奥、巨大な一物だけが与えられる快感・・・満時によって肉體に刻まれ、徹底的に覚え込まされた快感が唯子を包み込む。巨大な物だけに許された領域で、肉體の隅々まで躾けられたテクニックを使って、唯子は一心不乱に満司の一物を舐め上げる。快感が唯子を包み込み、巨大なものに喉の奥を突かれ、口内を征服されるイマラチオの快感にドップリと満たされていく。
「きひひひっ・・・お前の一物にこれが出来るか?その縮こまった包茎チンコに。この牝豚はこれがないともう何も感じないんだよ。感じることが出来ないように徹底的に変えてやったんだからな」
勝ち誇った満司がそう言いながら唯子の髪を掴むと、フェラチオをさせながら顔を暁年の方に向かせる。
「どうだ?俺様のこいつは?お前の元夫と比べてどうなんだ?」
「ブボッ・・比べ物に・・ズチュッ・・なりません・・・チュッズ・・・前の夫のは・・・チュッブ・・・へなちょこチンチン・・・チュチュッ・・・満司様の素敵なオチンポ様とは大違い・・・チュッズチュッ・・・」
暁年をチラチラと横目で見ながら、そう言う唯子の表情には、以前に見られた苦悩や逡巡の様子は全くない。むしろ幸せそうな愉悦の表情を浮かべ、心から満司に心酔し、心から暁年を蔑んでいるようだった。
「へへっ・・・もうすっかりこのチンポの虜だな・・・これならどこの店に行っても・・・フェラだけで稼げるぜ・・・」
「ああんっ・・・満司様のお陰で・・・デカマラの良さがよく分かりました・・・臭くて大きなオチンポを口一杯に咥える幸福感・・・レロレロ・・・たまらないですわ・・・ズチュッブ・・あの男はこの快感を与えてくれなかった・・・ブボッ・・ズチュッ・・知ることすらできなかった・・・ブチュチュッチュッ」
暁年は四つ這いになって俯き、頭を上げる事すらできない。暁人は信じられないものを見るように、ただ唖然として母親を見つめるだけだった。
「こ・・・こんなの母さんじゃない・・・今まで・・・たとえどんな事をあっても・・・母さんの心のどこかに・・・僕や父さんが居たのに・・・これじゃあ完全に・・・」
満司の手が唯子の胸に伸び、乳首ピアスに取り付けられた逆十字架の端をつまみ上げ、意地悪くグイグイと引っ張り上げる。
「はぁあん・・・それ良いいぃ・・・」
「だったらこれからしっかりと俺様に貢ぐんだぞ。・・・いろいろなデカマラを咥え込んで・・・元夫を馬鹿にしながら逝け・・・良いか?金さえもらえば、どんな相手でもする淫売女になれ・・・お前の元夫以外とは誰でもやる、淫売女に・・・きひひひ・・・」
「ズチュッブ・・ブボッ・・はいそうします・・元夫以外はチュッズチュッブ・・・お金次第でどんなデカマラともやる・・・淫売女になります・・・大きなオチンポに征服される快感でお金を稼いで・・・すべて満司様に捧げます・・・ズチュッブ・・ブボッ・・」
次第に唯子のストロークが早まり、満司はまるでオナホールか何かの様に唯子の髪と乳首ピアスを手綱の様に引っ張りながら強引に前後させ始める。満司の一物が喉の奥に突き入れるたびに、唯子の喉が満司の形に膨れ上がり、その上下動が早まっていく。
「このデカマラの感覚が忘れられるか?」
「あぁ忘れられません・・・この臭い・・・この大きさ・・・この硬さ・・・このオチンポ無しでは生きていけません・・・」
「そのためにどうするんだ?これ無しじゃいけていけねえならどうするんだ?」
「満司様の奴隷となって、牝豚13号となって身も心も捧げます。淫売になってお金を貢ぎます」
「お前の夫や息子はどうするんだ?」
「満司様の為なら夫も、息子も、捨てます・・・」
それは・・・快感に身を悶えさせながら・・・感極まって叫ぶように絞り出されるその言葉は・・・しかし全くの躊躇も、何と斟酌もなかった。今までと全く違っていた。その言葉は、決然とした意志が感じられる・・・明らかに心から願っているようだった。プレーの一環でも、脅しによる讒言でもない真実の言葉だった。それを満足そうに聞きながら、満司がさらに秋月親子に追い打ちをかける、
「もし俺が、夫や息子を捧げろと言ったらどうするんだ?」
「ああっ・・・捧げます・・・夫も息子もいりません」
そう言う唯子に何の躊躇も感じられない。
「夫や息子を殺せって言ったらどうするんだ?」
満司は意地悪くそう言いうと、唯子の口から巨大な一物を抜き取ってしまう。お菓子を取り上げられた子供のように、不満そうな表情を浮かべた唯子は、最悪の言葉を平然と言ってのける。
「殺します・・・皆殺しにしてやります」
「だったらあいつらに向かってそう言え!」
あまりの言葉に、暁年と暁人は思わず唯子を凝視してしまう。うっとりと満司の一物に熱い視線を送っていた唯子は、その視線をハッキリと二人に向けると決然と言い放った。
「満司様のご命令であれば、私は・・・牝豚奴隷13号は、そこの元夫と、元息子を、ころしますわ!」
「・・・・・・・・・・・」
「そ・・・そんな・・・・・」
それは唯子のことばではなかった・・・まるで同じ顔をし、同じ声をした全くの別人が知らない者の事を言う様にように・・・そう言い放っていた。その錐のような言葉が、暁年と暁人の心を打ち砕く。魂につき刺さりずたずたに引き裂いて行った。
「あなた・・・私の愛していた暁年さん・・・満司様のために負けて!・・・惨めに、みっともなく惨敗して・・・」
「なっ何を言ってるんだ唯子?!」
「フッ・・・もう愛してなんかいないのよぉ・・・いいえ・・・むしろ憎いの・・・とても憎いの・・・あなたのその正義面が・・・あなたの幸せの押し売りが・・・大っ嫌いなのよ・・・そう・・死ねばいいのよ・・・悪に負けて絶望しながら自殺して・・・誰にも迷惑を掛けずに自分で死んで!・・・絶望の中で自殺して!・・・ううん・・・自殺しろ!・・・死ね!死ね!」
「そっ・・・そんな・・・母さん!」
「あら暁人・・・私の暁人・・・わたしの愛していた暁人・・・でももうどうでもいいの・・・暁年にそっくりなお前など・・・虫唾が走るわ・・・満司様のために・・・私のために・・・母さんのために死んで・・・死ねよ!・・・糞息子!」
その目は、邪悪な暗黒の光に輝き、毒々しい闇の光を放っていた。
「けへへへへへへへへへっ!」
満司の高笑いが響き渡る。そして唯子は再び、満司の一物を深く咥え込むと、一気に追い上げるように吸い上げ始める。
「レロレロ・・・ズチュッブ・・ブボッ・・ズチュッ・チュッズチュッブチュチュッチュッ」
「さあ俺様の精液を全部飲み干せよ」
満司はまるで荒れ狂う牝馬をあしらう様に、唯子の髪の毛と乳首ピアスを引きちぎるように振り回し、唯子の頭をすごい勢いで後させ始める。
「ブチュッブュッチブュッッチ」
「うっ・・・」
満司が低いうなり声を上げた途端、唯子の喉が激しく上下しながら、すべてを有難そうに飲み干していく。
「カーン」
そこでちょうど、満司ターンが終了した。
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「にゃああぁ・・・凄いおフェラでしたね鬼童さん。ここまで強烈な淫臭が漂ってきていますにゃ。どんな牝もこの濃厚な香りには逆らえませんにゃん」
「満司さん・・・きっちりとゴングと射精のタイミングを合わせてきましたね。これはきっと狙ってますよ!」
「どういうことかニャン?」
「ほら・・・今、満司さんから唯子さんに九条のバラ鞭が手渡されましたよ」
「くじょうのばらむち・・・にゃ?それはいったい何にゃん?」
「見てれば分かりますよ。へへっ」
「でもレフリーは気が付いていないにゃん・・・あれ?満司様が何か耳打ちもしてるにゃん」
「これは楽しみですね・・・」
「カーン」
ゴングが鳴る直前、暁年に向かいかけた唯子を満司が一瞬引き留め、耳元で囁く。
「さあ唯子・・・あの男の・・・正義面して、人々に幸せをもたらそうなどと、善意の押し売りをする迷惑な存在を・・・抹殺しろ!・・お前に苦痛をもたらす・・・魂の束縛を思い出させる偽善者を、お前と同じにしてしまえ!・・・そうだよ・・・殺す前に・・・お前の元夫をマゾ豚に変えてこい」
唯子にそう囁きながら、その手に小ぶりな九条のバラ鞭を手渡していた。それを聞いた唯子がニヤリを邪悪な微笑みを浮かべる。
「仰せのままに・・・満司様」