※この作品はR-18です。

続・続・月下香の檻 セックスバトルロワイヤル   作:シン之助

8 / 18
 秋月暁年は三好家全員を立ち直らせるMRO(三好家再生作戦)を実現しない限り、自分たちからセックストーションの怯えを無くす道はないと悟る。そのためには、妻・唯子を寝取られ奴隷化させられたSMショーに殴り込みをかけ、三好満司を打ち負かし、すべての記録や契約を破棄させるほかない。
 しかし、満司は三好聖満を迎えに行った唯子を金井由美・真美姉妹を使って拉致し、唯子と共に姿をくらましてしまう。金田興産の悪事を暴き、楡の木の保存に成功した暁年だったが、唯子を奪還することもバトルの特訓も行えないまま、満司との決戦の日を迎える。
だが、バトルのステージに現れた唯子は、排卵誘発剤を嬉々として注射し、平然と秋月親子を罵倒する「唯魔子」・・・魂を悪魔に売り渡した魔女になっていた。その上プールナーナンダは意識を失い、一之介の計画はすべて潰されていた。セックスバトルはAJK団の巧妙な罠だったのだ。秋月家全員の抹殺をもくろむ邪悪が進行する中、唯魔子に調教を受けた暁年は次第にマゾ性癖に目覚めていく。そして、意識を失っていたプールナーナンダがセコンド席で倒れ込んでしまった・・・。


第43話 ラウンド・セックス(ステージ上)

--------登場人物---------

秋月 暁人:主人公

秋月 唯子:暁人の母

唯魔子:唯子の別人格(ダークサイド)

秋月 暁年:暁人の父(M商事・開発部・課長←オリジナル設定)

三好 満司:調教師・主人公の遠縁(暁年の母方の従祖母の孫娘の夫)

三好 聖満:満司の子

三好 良枝:満司の元妻

藤原 綾乃:暁人の恋人(オリジナルキャラ)

鈴木一之介:鈴木貫太郎探偵事務所・所長・探偵 (オリジナルキャラ)

及川:鈴木貫太郎探偵事務所・探偵、一之介の部下 (オリジナルキャラ)

パタンジャリ・プールナーナンダ:ヨーガ修行僧 (オリジナルキャラ)

金井由美:**市児童養護施設・非常勤職員、三好満司のマゾ奴隷11号(オリジナルキャラ)

金井真美:M商事・企画開発本部長付秘書、三好満司のマゾ奴隷12号(オリジナルキャラ)

星山真由:A〇Cテレビ・キャスター、アイドル女優(オリジナルキャラ)

鬼童和虎:調教師

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「挑戦者側のターンが終了したニャン。それにしても挑戦者・・・まだオナニーをし続けているニャン・・・惨めったらありゃしない」

「もうすっかり唯魔子さんのマゾ調教でオナニー猿状態ですね。理性も何もすっかり消し飛んでますよ。あれはもう、元には戻れませんね」

 

「可哀そうに・・・元妻にぶっ壊されちゃったニャン」

「肋骨はもうひびだらけですよ・・・数本は折れているでしょう。触られただけで激痛がするはずです」

 

「それは大変だニャン」

「いえいえ・・・マゾだったらそうでもないですよ。例え蹴り殺されても・・・」

 

「ひゃぅー変態の考えていることは分からないニャン」

 

 二人のMCは満司と唯魔子が行っている暴行行為をSMプレーの名のもとに正当化し、そして、殺人すらも容認するように観客を誘導していく。

 

「勝手なことを言いっているわ・・・」

 

 綾乃がうなるようにMCを睨みつける。その目を軽く受け流し、鬼童和虎がいけしゃあしゃあと解説を続ける。

 

「そして、つぎはいよいよラウンド6・・・チャンピオン側のターンです。このターンの終わり頃から排卵誘発剤が効果を発揮し始める2時間が経過します。実質的にこのラウンドかその次が最終ラウンドになります」

「挑戦者があの状態では、このラウンドが実質的な最終ラウンドだニャン」

 

「ええ・・・きっと満司さんも積極的にセックスを仕掛けてきますよ」

「元夫にオナニーさせながら、現ご主人様とセックス・・・まさに寝取られ妻にとっては夢のスチュエーションだニャン」

 

「調教師にとっても「寝取り」の最終段階ですね」

「それにどうやらセコンドもすっかり逃げ出したようだニャン・・・死にぞこないのクソ爺とバイトのバニーガールしかいないにゃん」

 

「まあ、挑戦者があんな状態ですからね・・・」

 

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カーン

 

 ラウンド6・・・チャンピオン側のターンの開始を告げるゴングが鳴り響く。ゴングの鐘が鳴りやまないうちに、唯魔子は吸い寄せられるように満司に近づくとピタリと肉體を寄せてしまう。満時がそれをきつく抱きしめ、相思相愛のカップルのように熱烈なキスを交わし始める。ねっとりと舌を絡ませ、互いの唾液を吸いあうその様は、まさに純愛を感じさせるほど息が合っている。唯魔子の表情は蕩ける様に満司の舌を吸いながら、マゾオナニーを続けている暁年にゾッとするような冷たい視線を時々向けている。

 

「きへへへっ・・・いつものステージよりも、ずっと濡れてるんじゃねえのか?」

 

 満司の指が、股間に伸び、既にドロドロに濡れそぼった秘列をかき分ける。

 

「あああん♡・・・満司様・・・夫を虐めるのがこんなに興奮するだなんて・・・ゾクゾクとする悪の快感が止まりませんわ・・・ああん♡・・そろそろオチンポ様を下さいまし・・・。唯魔子の濡れ濡れマンコに・・・早くデカマラチンポをぶち込んでください~♡」

 

 科(しな)を作るように満司に寄り掛かりながら、その一物を白く細い指でなで上がる。すでにその怒張はドクンドクンと淫らに波打ち、火照るように熱くなっている。

 

「さあ唯魔子・・・いつものお願いをしてみろ。ショーを楽しんでいらっしゃる方々にお聞かせしろ。そしてそこにいる惨めな負け犬に、さらなる絶望を植え付けてやれ!」

「仰せのままに・・・満司様・・・」

 

 ニヤリと邪悪な微笑みを浮かべた唯魔子は、ステージに用意されたピンク色の特性ベットの上に寝そべると、観客に向かって大きく股間を開き、そのすべてをさらけ出していく。

 

カシャッ・・カシャッ・・・

 

 一斉に観客がカメラやスマホのシャッターを押し始める。その音を露出の快感に変えながら、恍惚の表情を浮かべた唯魔子が浅ましい淫らなお願いの口上を述べ始める。

 

「三好唯魔子は、三好満司様を心からお慕いし、所有され、牝豚奴隷・13号となって全てをお捧げ致します。どうかこの牝豚に満司様の頼もしいオチンポ様をぶち込んで頂き、孕み頃になった子宮の中に、ドロドロの子種汁を沢山お恵み下さい・そして不貞の子を、悪魔の遺伝子を持った邪悪な子を、私にお恵み下さい・・・」

 

カン!カン!カーン!

 

 生贄マドンナのその口上をもって・・・セックス本番への移行を告げるゴングが鳴り響いた。

 

----------------

「さあいよいよセックス本番に移行だニャン」

「これからは時間無制限・・・満時さんの公開種付けセックスの開始ですね」

 

「すでに2時間近く経過していて、排卵がいつ始まってもおかしくない頃ニャン」

「まさに孕ませ頃の熟れ熟れ子宮・・・先ほどからの寝取られ亭主へのマゾ調教で唯魔子さんのオマンコも準備万端になっていますよ~」

 

「セックス移行後は挑戦者も参加できるルールだったニャン?」

「そうですが・・・今回はせいぜい、満司さんと唯魔子さんのセックスのために前技を手伝わされるだけでしょうな・・・2時間経過にはあと15分ほどの時間が有りますから、屈辱を与えながら前技をさせるにはちょうど・・・」

 

「元夫が、寝取られ相手のために元妻に前技・・・それは死ぬほど惨めニャン・・・もう死んだほうがましニャン」

「でも、それの屈辱がかえってマゾ亭主には応えられない快感になるんですよ。そうなる用に徹底的に調教してしまうのが調教師・・・けひひっ・・・見てて御覧なさい」

 

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 そして・・・鬼童和虎の予言通り、満司はベットサイドに暁年を呼び寄せるように唯魔子に耳打ちをする。

 

「けひひひっ・・・「俺たちのために前技をしろ」と言って暁年をここに来させろ・・・最初はケツ穴をなめさせながら・・・奴の肋骨を蹴り上げろ。もう何本も折れているから、あとは心臓や肺に突き刺さるまで、何度も蹴り上げて奴の息の根を完全に止めろ。ウンコを食わせながら殺せ。他人の精液を受精する瞬間に蹴り殺せ」

 

 ゾクゾクとした悪の快感に溺れながら、唯魔子は満司から下された残酷な命令を聞くと、キュンキュンと股間を締め上げる妖しい快感に逆らうことが出来なかった。

 

「まあ嬉しい・・・仰せのままに・・・満司様・・・本当にゾクゾクしますわ・・・元夫を蹴り殺しながら、お精子を頂けるなんて♡」

 

 妖しく微笑むと、唯魔子はオナニーをし続けていた暁年を振り返り、満司に言われるままサディスティックな命令を伝える。

 

「汚い男ね・・・いつまでもマゾオナニーに耽ってるんじゃないわよ。ここに来て跪きなさい。お前はこれから私たちがするセックスの下準備をするのよ・・・マゾ豚!」

 

 暁年に一瞬苦痛の表情が浮かび上がる。しかし、その屈辱がマゾの快感に変わってしまうのに時間はかからなかった。まるで催眠術にかかったように、フラフラと二人の前まで近づくと、マゾの快感に取り憑かれたような恍惚とした表情で二人の前に跪く。その股間の一物は、小さいなりに浅ましく勃起し、寝取られの妖しい快感に染められてしまっていることをあからさまに示している。

 

「うふっふっ・・・すっかり興奮しちゃって・・・元妻がこれから他の男とセックスするのに興奮する変態!・・・さあ、これからお前をマゾ奴隷の中でも最低の存在・・・人間便器にする調教を施してあげるわ?嬉しいでしょ?あ・な・た・・・・あはははっ」

 

 唯子に嘲笑を浴びた暁年は、先ほどからの調教で屈辱よりもマゾの快感を強く感じていた。すっかりマゾに目覚めた暁年の反応に満足しながら、唯魔子の目が妖しさを増していく。

 

「さあ、前技をしなさい・・・満司様と私のために。人間便器らしくケツ穴を舐めるのよ!」

 

 ベットサイドからお尻だけを突き出し、膝まづいた暁年の鼻先に股間を近づける。

 

「あああっ・・・唯子様・・・嬉しいです・・・ゾクゾクが止まらない・・・」

 

 暁年は吸い寄せられるように、突き出された唯子の臀部に顔を寄せていく。

 

「ただし・・・私のお尻に手で触ったりしたら半殺しの目に合わせるからね・・・決して私に触れないように・・・良いわね?!」

 

 暁年にはその冷酷で酷薄なセリフすら、ゾクゾクとした快感にしかならない。すでに強烈な淫臭を放っている唯子の股間に舌を這わせようとした瞬間・・・唯魔子は死刑宣告のようなセリフを暁年に耳打ちする。

 

「あら・・・寝取られマゾのお前には言うことがあるでしょ?・・・そうよ。種付けのお願い。最愛の妻に他人精子を孕ませてくださいっ・・・てお願いをしていないじゃない・・・お尻の穴を舐める前にこう言いなさい・・・満司様に向かって心から中だしセックスのお願いをするのよ!私を孕ませてもらえるように」

 

 その言葉を聞いた暁年は、愛する人から告げられるあまりにも惨めなセリフに、強烈なマゾの快感に打ちのめされ、ゾクゾクと肉體を打ち震わせてしまう。気が付けば、一物を痛いほど勃起させながら、最悪のお願いを寝取り男の満司に土下座しながらお願いしている。

 

「私の完敗をお認めします・・・満司様。どうか惨めなマゾオナニーしかできない私に代わって、私の戸籍上の妻で満司様の所有物・牝豚奴隷13号こと三好唯子様に満司様のドロドロの濃厚子種汁をタップリと注いでください。精液便所である元妻の子宮にたっぷりと種付け汁を注入して、満司様の遺伝子を持った素晴らしい子供を唯子様に妊娠させてください。生まれた子供はどのようになさっても一切文句は言いません・・・私はその為のお手伝いを心から致します」

 

 まるで夢遊病者のように口上を言いながら、暁年は唯魔子に命じられるままにベットサイドから突き出された唯魔子の肛門を舐め始める。饐えた悪臭が鼻腔に充満し、ピリピリと舌が痺れ始める。

 

「あはははっ・・・良いざまね。元妻と寝取り男のセックスをお手伝いをしたいだなんて!マゾ豚!何て惨めなのかしら!全く何て情けない!」

「こんなのとよく一緒に暮らせたな、唯魔子」

「ええっ・・・虫唾が走りますわ」

 

 そう言いながら、満司との熱烈なキスを再開し始める。

 その様子を、信じられない面持ちで見ていた綾乃は、しかし暁年に不思議と軽蔑や侮蔑の感情が湧いてこないことに驚きを禁じえなかった。

 

(私も前にああなったの・・・マゾの快感に逆らえなくなった・・・暁人がいなかったら私・・・どうなっていたのかしら?)

 

 そして何か不思議なものを・・・暁年のマゾ堕ちの中に何かの必死さが、死を掛けて訴えかける何物かが感じられていた。同時に唯魔子に対しても・・・怒りや憎しみが湧かない自分にも・・・。

 

「暁パパ・・・頑張って!」

 

 心からそう願いながらプールナーナンダにクッキーを食べさせていた。

 

「暁人・・・早く・・・暁パパが唯ママに悪に堕とされてしまう前に・・・」

 

「さあ、マゾ豚・・・お前にはウンコ穴のキスよ・・・人間便器になるための最初のご褒美を上げるわ」

 

 唯魔子はお尻を突き出したまま、足を広げ尻臀(しりたぶ)を左右に割り割いて、暁年の目の前に押し広げた肛門をさらけ出す。

 

「そのうち、ウンコやオシッコしか食べさせないようにしてやるわ。本物の人間便器にしてあげる。どんな人間のウンコやオシッコでも食べられるように調教して・・・。さあ、私からのプレゼントよ。お尻の穴の中に舌を入れてウンコを嘗めとりなさい。妻は寝取り男と本気の純愛キス・・・元夫のお前は直糞・・・お尻の穴の中の新鮮なウンコよ・・・あははは・・良かったわね人間便器として最初に食べるのが、最愛の妻のウンコで!さあ最低のマゾ奴隷・・・人間便器になりなさい・・・私のうんこ穴にディープキスをして人間便器に堕ちなさい!」

 

 暁年はあまりの命令に一瞬躊躇してしまう。だが、唯魔子はそんな暁年の変化を見逃さない。今までとは比べ物にならないすさまじい蹴りが暁年の胸に炸裂する。

 

「ぎゃぁああああ!」

 

 絶叫と共に暁年はもんどりうって倒れてしまう。その上にすかさず、唯魔子のハイヒールを履いた足がグリグリと踏みにじり始める。

 

「おらおら・・・言われたとおりにするのよ!このマゾ豚!」

「ぎゃっ・・・ぎゃっ・・・」

 

 触れられただけでも激痛が走るような骨折箇所を、ハイヒールの尖った先で踏み込まれ、気が遠くなるような強烈な激痛が暁年を襲う。苦痛にのたうち回る暁年の一物はさすがに縮こまり、ついにはその場に気絶してしまう。

 

「まあ・・・弱い男・・・」

 

 そう言った唯魔子は、満司から渡されたミネラルウォータの水を、倒れている暁年の顔にぶちまける。

 

「おら!目を覚ませ!おらおら!」

 

 いまや唯魔子の目も何者かに取り憑かれたようにくぐもり、焦点の合わない目は興奮に妖しい光を放ちながら暁年を見据えている。

 

「うっ・・・」

 

 意識を取り戻しかけた暁年の顔を、全体重をかけた唯魔子のハイヒールが踏みつぶし始める。

 

ドガッ!ドガッ!

 

「ぎゃっ・・・」

 

 鼻柱が嫌な角度に曲がり、鼻の穴から血が溢れ始める。

 

「ほら・・・気絶するんじゃないわよ・・・ここにキスをするのよ!」

 

 こともあろうに唯魔子は、暁年の胸の上にハイヒールを履いた足でそのまま乗り上げると、尻を暁年の顔の前に突き出すようにしゃがみ込んでしまう。

 

「ひぎっぁぁあ!」

 

 数本の肋骨が胸の内部でひしゃげ始める。肋骨のひしゃげる悲鳴のようなきしみ音がホール内に響き渡る。

 

バキッ・・バキッ・・バキッ!

 

 胸の皮膚の一部を骨折した肋骨が押し上げ、血が滲み始め今にも皮膚を突き破って血飛沫が上がりそうになっている。

 

「折れた肋骨が肺や心臓に刺さったら・・・」

 

 プールナーナンダの口の中にクッキーを押し込む綾乃の手の動きが・・・あまりのショックにとまってしまう。だが、唯魔子は暁年の様子に何の関心も無い様に嘲笑を浮かべながら、乗り上げた胸の上で尻を左右に振って、さらに暁年に強烈な苦痛を与えていく。

 

「ぐぎゃああああっ」

 

 目の前に唯魔子の股間が迫る中、暁年が地獄のような苦しみに絶叫を上げる。その暁年の悲鳴をまるで心地よい音楽のようにウットリと聴きながら、唯魔子が冷酷な声で続ける。

 

「ほら!ウンコを食べるのよ!ケツ穴に舌を突き入れてウンコを掻き出して嘗めるのよ!」

(唯ママ・・・やめて・・・もうやめて!)

 

 綾乃は唯魔子のあまりにも非情なサディスティックな言動に涙があふれ始める。

 

(もうやめて!)

 

 だが、その心の声は唯魔子には全く届かない。嘲笑を浮かべた唯子が挑みかかるように暁年に迫る。

 

「さあ「人間便器」になることを誓いなさい!・・・ウンコを嘗めて人間であることを捨なさい。唯子と今までしたキスの思い出をすべてウンコで穢しなさい。すべての美しい思い出をウンコのように醜く汚く穢しなさい。そして、唯子とのキスの思い出を全て私に捧げなさい」

 

 唯魔子の全体重が肋骨をきしませる。強烈な痛みが暁年の全身を覆いつくし、意識が遠のき始める。その暁年の顔に軽蔑したような唯魔子の顔がせまる。あまりの激痛が、かえって暁年の理性を引き戻し始める。

 

(あああっ・・・唯子だ・・・美しい唯子だ・・・綺麗だ・・・)

 

 マゾ堕ちし、マゾの快感だけを求めていた心の暗部が激痛によって後退し、ギリギリのところで正常な理性をかろうじて取り戻し始める。

 

(このまま死ぬのか・・・)

 

 ついに意識がなくなり始める・・・その時・・・凛とした清々しい声が、暁年の心に響き渡る。

 

「唯ママ・・・それ以上やっちゃダメ!」

 

 綾乃はプールナーナンダにクッキーを与えること止め、ステージサイドに駆け寄ると必死に叫んでいた。鼻から血を流しながら気絶しかけていた暁年は、その清廉な声を受けて何とか意識を取り戻す。

 

「綾ちゃん・・・来ちゃったのか・・・それは・・・まずいな・・・」

 

 暁年の目が驚愕で見開かれる。

 

(気絶していられない・・・。なんで綾乃ちゃんがこんなところに・・・)

 

 立ち上がろうとするが、唯魔子に乗り上げられて身動きすらできない。

うっかり叫んでしまった後、綾乃は初めて自分が隠れていなければならなかった事を思い出す。

 

(いけない・・・)

 

 しかしすでに手遅れであった・・・。その声を聴いた満司の口元がいやらしく歪んでいく。

 

「おや?・・・どんな阿婆擦れかと思ったら暁人の恋人の綾乃ちゃんじゃないか・・・処女がこんなところに来るなんて・・・いけない子だね・・・きひひひっ」

 

 嘗め回すような満司の視線を浴びて、初めて自分が露出度の高いバニーガールの衣装を身に着けていることを思い出す。

 

「あっ」

 

 急いで胸元を手で覆いながら真っ赤になってその場にうずくまってしまう。

 

「いけない子には・・・お仕置きが必要だな」

 

 セコンドには瀕死のプールナーナンダしか居ないのを再度確認すると、満司はステージ上のベットを降りて綾乃のそばににじり寄る。

 

「いやっ・・・」

 

 プールナーナンダを見捨てることもできず、綾乃は逃げる事すら出来ずその場に立ち尽くしてしまう。満司は慣れた手つきで綾乃を抱きすくめると、後ろ手に手錠をかけて、あっという間に動きを封じてしまう。

 

「やっ・・・いやぁ!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 動きを封じられた綾乃の肉體を、満司が貪るように嬲り始める。

 

「あっ・・綾乃ちゃん・・・くっ・・・」

 

 強烈な痛みをこらえながら暁年が何とか立ち上がろうとする。だが、その暁年に乗り上げた唯魔子の臀部が、ドスンと暁年の胸に叩きつけられるように下ろされる。

 

「ひぎゃっ・・・」

 

 強烈な痛みが再び暁年を襲い、立ち上がるどころか起き上がることすらできなくなる。その間にも綾乃の真っ赤なバニーガールの上半身があっという間に降ろされ、半分ほど露出していた乳房が全て露になってしまう。観客の前にまだ男を知らないピンク色の綺麗な乳首が曝け出され、情け容赦なく満司の節くれだった手がその乳首を揉み上げ始める。

 

「やぁ・・だめ・・・やぁぁ・・あああぁん」

 

 女の弱点を知り尽くした満司の狡猾な愛撫が、処女の肉體を淫らに変えていく。

 

「あん・・・やん・・・あぁあん・・はあぁ♡」

 

 妖しい感覚が綾乃にゾクゾクとした快感をもたらし、淫らな吐息を押さえることが出来なくなる。その変化に気づいた満司がさらにきつく乳首を握りつぶし、膨らみ切っていない乳房をぎゅっと揉みしだき始める。

 

「あん・・・あぁん・・・」

 

 叫び声はやがて喘ぎ声に変化し、綾乃から身体のこわばりが解け始めていく。そして半分以上露出している臀部に、満司の熱く火照った巨大な一物が押し付けられる。

 

「や・・やめろ・・・その子には手を出すな・・・」

 

 だが、暁年の必死の訴えも、興奮する観客やSMクラブの傀儡のレフリーにも完全に無視され、歓声にかき消されていく。

 

「ひひっ・・・綾乃ちゃん・・・暁人と比べて大きいだろ・・・これじゃないと女は満足できないんだよ・・唯子もそうだったろ・・・」

 

 満司は耳元に息を吹きかけながら囁くと、そのまま綾乃の首筋を舐め上げ始める。

 

「ひやぁあ!」

 

 その途端、綾乃は思わず嬌声をあげてしまう。

 

「きひひっ・・・お前が感じるところはみんな洋魔子から聞いているぜ。こうされると何も考えられなくなるだろ・・・ほら・・・」

 

 乳首と揉み上げられながら、首筋をチロチロと舐め上げられた途端、綾乃は膝ががくがくと震えだし、立っていられなくなるほど感じてしまう。

 

「弱点だらけのド助平マンコだって言ってたぜ・・・あらおら」

「あっ♡・・・ぃいやぁああああ!」

 

 嬌声とも悲鳴ともつかない綾乃の声がホール内に響き渡る。

 

「反則だ・・彼女は・・・関係ない・・・その子には手を・・・」

 

 暁年がそう言おうとした瞬間、再び唯魔子の臀部がドカッと暁年の胸に振り下ろされる。

 

「ひぎゃっ・・・」

 

 煽れた肋骨が悲鳴を上げ、肋骨のヒビが拡大して行く。気の遠くなるような痛みの連鎖が全身を覆い始める。マゾの快感が遠のき理性を取り戻した暁年にとって、綾乃を危められる精神的な苦痛が、強烈な痛みとなって全身を強張らせる。遠のきそうになっていた意識が綾乃の悲鳴によって蘇り始める。

 

「けひひひひっ・・・さあ、このまま処女を捧げようね。おじさんに処女奪われちゃおうね」

 

 綾乃は蕩けるようになって全ての正常な思考が奪われていくのを感じる・・・気が付くと満司に肉體を預け、そのままなすがままになっていた。満司の手が、綾乃の下半身にかろうじて掛かっていたバニーガールの衣装を剥ぎ取ろうとしたとき、唯魔子が理性を取り戻し、苦痛にもがいていた暁年に話しかける。

 

「このままだと綾乃ちゃん処女奪われちゃうわよ・・・でも・・・お前が悪堕ちしたら・・・綾乃の事は・・・・綾乃の処女は考えてあげるわ・・・ねえ・・・お前の師匠を・・プールナーナンダを裏切りなさい・・・あの男をお前が殺すのよ」

 

 呆けたように満司の愛撫を受け入れていた綾乃の目が、その一言によって冷水を浴びたように我に返る。

 

「暁パパ・・・騙されないで・・・あん♡・・・そうやって暁人のファーストキスを洋魔子が奪ってしまったことがあるわ・・・ひっ・・・あぅ♡・・・その条件もみんな同じ・・・全部嘘よ!・・あんあんあん・・・」

 

 それを意味するところは明白だった・・・

 

「暁人にまで・・・唯子・・・君の全てが金賢姫の人格になってしまったのか?!」

「それを知ってどうするの?・・・もう手遅れなのよ・・・この女にはもう何も残っていない。魂の抜け殻の肉體に私の人格が宿っているだけ・・・僅かに唯子の心の残滓があるように見えるのは、お前たちの都合のいい誤った解釈のなせる業・・・こんな風にね」

 

 そう言うと、唯子の表情をしながら唇の前に人差し指を立てる。

 

「ふふっ・・・そっくりでしょ・・・お前・・・チョロいのよ・・・唯子に対して弱すぎる。これが愛だとでも?・・・バーカ・・・利用してやっただけよ。お前たちの愛を。愛など何の意味も無いことを思い知らせるために。・・・これをするとお前が言う事を聞く・・・そういう記憶が残っていたわ・・・それを利用してやっただけよ」

「そつ・・・そんな・・・そのジェスチャーの意味まで知っていて・・・」

 

 愕然とする暁年は、今までの唯魔子の行動を反芻していた・・・だが、やはり違う。その時は確かに唯子の考えだった気がする・・・。

 

「さあ。もう一度言うわ。まずウンコを嘗めとりなさい・・・ウンコ穴にキスをして、「人間便器」になることを誓いなさい!唯子と今までしたキスの思い出をすべて穢し、すべての美しい思い出をウンコのように汚く穢しなさい。そうする事によって、唯子とのキスを全て私に捧げなさい」

「あっ・・だめ・・・」

 

 綾乃の叫び声が終わらぬうちに、満司は綾乃の真っ赤なバニー用のレオタードを一気に足元まで引き下ろし、網タイツと紐のようなTバックだけの下半身を観客全員に晒してしまう。

 

「イヤ~・・・」

 

 満司はしゃがみ込もうとした綾乃の肉體を抱きすくめると、そのまま後から抱え上げ、M字開脚のまま持ち上げてしまう。網タイツ越しに、バニーガール用の紐のようなTバックの下着が観客の目の前に晒される。

 

「いあやあぁ・・見ないで・・見ないで・・・・」

 

 だが、その声を嘲笑うかのように、ホールに据え付けられたスポットライトが綾乃の股間に向かって照射され、そのもっとも恥ずかしい部分を克明に浮かび上がらせていく。

 

「ふっふふ・・・満司様・・・綾乃のマスク・・・それも取っちゃいさいよ・・・そして・・・ピンク色の処女オッパイを素顔と共に観客の方々に撮って頂くの。今後その娘がまともな人生を送れないように、タップリと拡散して頂くために・・・」

 

 まるでそれが合図だったように、呆けて見つめていた観客が一斉にスマホを取り出し、綾乃の股間を撮り始める。

 

カシャッ・・カシャ

 

「だめ・・撮らないで・・・暁人・・・助けて!」

「けひひひっ・・・本音が出てきやがった・・おら・・・唯ママのご命令だ。たっぷりと素顔を晒せ!」

満司が非常にも綾乃のマスクを剥ぎ取ってしまう。

 

カシャッ・・カシャ・・・

カシャッ・・カシャ・・・

 

 観客席の至る所から一斉にスマホのカメラのシャッター音が響き渡る。

 

「酷い・・・ダメ・・・撮らないで・・・」:

「ほらほら・・・早くしないと次はオッパイだけじゃなくてオマンコを晒すことになるわよ・・・このマゾ豚が糞穴からウンコを食べなければね」

 

 唯魔子がゆらゆらと臀部をゆすりながら、暁年の目の前に股間を突き付ける。

 

キシキシ・・・

 

 折れた肋骨が軋みを上げ、再び失神しそうなほど強烈な痛みが胸を走り抜ける。

 

ブチュ

 

 暁年はついに目をつぶりながら唯魔子の尻穴にキスをし始める。

 

「あらまだまだよ・・・私の言った通りに言わないと・・・それにもっと舌を中に突っ込んで、ウンコを掻き出しなさいよ。早くしないと・・・」

 

 その言葉を受けるように、満司は綾乃のむき出しになった網タイツの股間部分に爪を立ててびりびりと破り始める。綾乃の股間は細く薄いTバックの布地だけになってしまう。

 

「きひひひっ・・・いよいよピンク色の処女オマンコの御開帳・・・」

「いや・・・ダメ・・・見ないでぁあああ・・・・」

 

 大陰唇はすでに丸見えで、薄布を通して秘肉がくっきりと浮かび上がっているのが誰の目にも明らかになり始める。もはや躊躇することなどできない・・・暁年は舌を肛門の奥に突き入れて中をこねくり回すように舐め上げる。ねっとりとした汚物が舌の回りにこびりつく悍ましい感覚が襲う。強烈な苦みがピリピリと舌先を刺激し、悪臭が鼻腔に溢れる。吐き気をこらえながらしばらく舐め続けた暁年は、肛門から舌を抜いても、口の周りにうっすらとした唯魔子の大便が付着させながら股間を舐め続けさせられる。

 

「さあ、次はお客様に向かってこうお言い!」

 

 そしてついに暁年は唯魔子の言われるまま、言ってはならないことを口に出して言霊に乗せていく。

 

「私・・・秋月暁年は、唯魔子様に身も心も捧げます。人間便器となって、これからは唯魔子様の黄金とご聖水以外は口にしません。うんことおしっこで常に口を穢し、唯子と今までしたキスの思い出をウンコのように汚く穢します。そうする事によって、唯子とのキスを全て唯魔子様に捧げます」

 

 暁年がそう言いながら再び舌を肛門に突き入れた直後だった。

 

カシャッ・・カシャ・・

カシャッ・・カシャ・・

 

 観客が一斉にスマホの写真を撮り始める音が場内に響き渡る。

 

「いやぁああああ」

 

 暁年の惨めな宣言が終わった途端、満司は綾乃のTバックのマチの部分を横にずらすと、男を知らぬ処女のピンク色の秘部を、左右に広げながら全て観客の前に晒してしまう。すべてをさらけ出してしまった羞恥に、処女の悲鳴がホールに木霊する。

 

「いあやあぁあああああ・・・・」

 

 スポットライトに照らされた秘部はヌメヌメと蠢き、早くも吹き出し始めた愛液が卑猥な透明な糸を引き始めている。

 

「あらあら・・・お前がノロノロとしている間に、満司が綾乃のオマンコを全て晒しちゃったわ・・・」

「くっ・・・」

「でも仕方ないわよね・・・お前がノロマなんですもの。それに綾乃のあそこ・・・濡れ濡れだわ・・・実は喜んでいるみたいだわ・・あはははっ」

 

カシャッ・・カシャッ・・

 

 だが、新たな生贄の出現に、観客は薄ら笑いを浮かべながら羞恥の様子をカメラに収め始めSNSに拡散し始める。

 

(暁人にもよく見せたことがないのに・・・こんな事って・・・)

 

 しかし、かえって綾乃の中にゾクゾクとした妖しい感覚が芽生え始めている。見ず知らずの他人に、自分の一番恥ずかしいところを撮影されている・・・・。あまりの異常な雰囲気に、全ての常識的な感覚がうすれ、淫らな気持ちが凌駕していく。

 

「ひひひっ・・・濡れ濡れじゃねえか・・・」

 

 満司が意地悪く、極限まで秘列を割りさきながら奥の奥まで観客に見せつけ始める。処女膜を薄っすらと残した綺麗なピンク色のヒーメンの奥から、トロトロと白濁した淫らな汁が溢れ始める。

 

「綾乃ちゃん・・・実は変態だったんだね・・・露出狂だったんだ・・・けへへへ・・・でもおじさんは嫌いにならないからね・・・でも、正義感の強い暁人はどうかな?・・・こんな変態だって暁人が知ったら、嫌われちゃうね・・・」

(そんな・・・そんな・・・暁人・・・)

 

「ほら・・・おじさんだったら・・・満司様なら綾乃ちゃんのこと、露出症でもマゾでも愛してあげるよ。それだけじゃないよ、綾乃ちゃんがもっと気持ちよくなる様に・・・唯ママのようにしてあげるよ。暁パパや暁人では出来ないような気持ち良いセックスを教えてあげるよ。だからおじさんに処女を捧げようね。それが本当の愛・・本当の幸せだよ」

 

 満司はそう言いながらも、妖しい快感を送り付けるように、綾乃の乳首とクリトリスを巧みに擦り付けていく。

 

「ホラここだろ。洋魔子が言っていたよ。クリちゃんとアヌスの間・・・会陰を押しながらクリちゃんとアヌスを擦られると・・・」

「いやっ・・・だめ・・・らめ・・・それは愛じゃない・・・はん・・・それは幸せじゃ・・・ラメなのに・・あんぁ♡」

 

 綾乃の拒絶のことばが次第に喘ぎ声に代わっていく。その様子を唖然として見守る暁年に、唯魔子がさらに邪悪な誘惑を囁き始める。暁年の胸に乗り上げ、グリグリと肋骨をひしゃげさせていた足がふと降ろされ、暁年の真上に仁王立ちをしながら見下すように命じる。

 

「さあ人間便器・・・うわ~臭い・・・うんこ臭いわねお前の顔・・・うふふっ・・・人間便器らしくなってきたわよ・・・でもまだまだ・・・」

「お前には悪に堕ちてもらうって言ったでしょ。ほら、綾乃ちゃんを見て・・・もうトロトロよね。このままいけば・・・処女喪失も時間の問題よね。何を言いたいかはわかるわよね・・・綾乃ちゃんの処女を穢されたくなかったら。プールナーナンダを裏切って・・・お前が殺すのよ」

 

 肋骨を何本も折り、胸から血が滲み始めて弱り切っている暁年を直ぐ下に見下しながら、唯魔子は猫なで声で囁き始めた。

 

「なに・・・直接殺すわけじゃないわ。そこにいる老人の唯一の食料を奪えば良いのよ。そう、あの忌まわしいクッキーと取り上げてしまいなさい。栄養補給できないように、すぐに死ねるように、すべて奪い去ってきなさい。綾乃を助けてほしかったら・・・」

 

 こいつらはいつもこうやって共犯者を作っていくのか。人をどうしようもない状態に追い込んで・・・人間の良心や善意を逆手にとって・・・あえて犯罪を犯させる・・・小さい事から始めて・・・蟻地獄のように嵌めていくんだ・・・これがこいつらのやり方か・・・

 

「きひひひっ・・・それは良いや・・・暁年・・・お前は正義の味方だったよな・・・綾乃がどうなってもいいのかよ?このまま処女をもらっちまうぜ?綾乃の事を助けたかったら・・・そのおいぼれを殺せよ!世界的な科学者を殺せよ!お前の手で!けひひひ・・・」

 

 そうか・・・唯子もこうやって・・・少しづつ・・・悪に手を染め・・・悪に慣らされ・・満司から抜けなくなっていったんだ・・・

 

「おら・・・暁年・・・唯魔子の言う事を聞かなかったら、このまま綾乃の処女を奪っちゃうぜ。さあ、やれよ。プールナーナンダを殺せ!」

 

 暁年は強烈な痛みに耐えながら、折れた肋骨が肺や心臓に刺さらないようにフラフラと立ち上がると、言われるままプールナーナンダの倒れているセコンド席に向かって歩き始める。

 

「あああっ・・・暁パパ・・・ラメ・・・はん・・・行っては・・・らめ・・・悪に堕ちちゃ・・・ラッメッ・・・ああああああぁ」

 

 会陰をカリカリと擦り上げられながら、肛門に第2関節まで薬指を突き入れられた状態で、クリトリスをギュッと握りつぶされた綾乃は、満司に縋り付きながら肉體を仰け反らせてしまう。

 

「へへへっ・・・おら・・・これが欲しいだろ・・・これを入れられたら・・・もう暁人では感じなくなっちゃうよ・・・おらおら・・・」

 

 満司が一物を綾乃の股間にこすりつける。

 

「はぁああああ・・・」

 

 クリトリスを満司の一物の先で擦り上げられた途端、綾乃が再び嬌声をあげる。暁年は観念したように、今にも肋骨が飛び出しそうな激痛が走る胸を押さえながら何とかステージを降りると、プールナーナンダが横たわるセコンド席に近寄る。そして、転がっていたクッキーの袋を拾い上げてしまう。

 

「し・・師匠・・・す・・すみません」

 

 痛みでしゃべることすらままならない。仕方なく、プールナーナンダの額に手を触れる。冷汗が額を伝ってプールナーナンダの顔に数滴ほど降りかかっていく。

 

「うむ・・・」

 

 プールナーナンダは意識があるのか分からない状態ながら、一瞬頷いたように見えた。唯魔子はステージ上から、そんな暁年の行動を見ながら邪悪なほくそ笑みを浮かべながら罵声を浴びせる。

 

「あはははっ・・・ついにやったわね。何が正義よ・・・これでお前も薄汚れた人間になったわね。人間の本質が悪であることをよく示したじゃない。さあその袋をここに持ってきなさい。お前自身の手で」

 

 すでにフラフラでもうステージに上がることなど出来なくなった暁年は、手に持った袋をステージサイドに来ていた唯魔子の足元に置く。その暁年をステージ上から見下ろすように見ていた唯魔子は、おかれた袋を拾い上げると、袋の開口部に口を近づけると「カーペッ」と痰交じりのつばを吐き入れる。

 

「うふふっ・・・よくやったわ・・・お前が悪事を働いたご褒美に人間便器らしい味付けにしてあげるわね。そのクッキーでお前が元気を取り戻すようなことがあったら面倒でしょ? 吐き気を催すような酷い味に・・・私が入念に味付けをしてあげるわ。魔法のクッキーから最悪の悪魔のクッキーに変えてあげる。私のような邪悪な存在に・・・くふふっ・・・」

 

 そう言いながら、ステージサイドにしゃがみ込むと、袋の開口部を自らの股間に押し付ける。

 

「ほーら、人間便器・・・唯子の愛のこもった味付けよ。あははははっ!」

「シャーッ」

 

 恍惚の表情を浮かべて放尿する唯魔子の目からは賢姫の目が放つ邪悪な光と同じ光を放ち始めていた。

 

「ジョボジョボジョボ・・・」

 

 袋の中に黄色の水流が溢れ、一気に膨れ上がっていく。唯魔子はわざとらしく鼻を押さえながら、その袋を暁年の前に突き付ける。

 

「うわー凄い臭い・・・うふふ・・・人間便器には完璧な味付けね・・・さあくそ穴を舐めたように、これをすべて食べなさい。お前の口や胃の中を私の黄金と聖水でタップリと穢しなさい・・・あはははっ!ウンコとオシッコ・・今日は両方とも味わえてよかったわね」

 

 袋の中は悪臭を放つ黄色い液体に満たされ、その中にふやてドロドロになったクッキーが悪臭を放ちながら浸っている。それを途方に暮れて見つめていると・・・

 

「ヒッ・・・」

 

 綾乃のひきつった声が聞こえる。声のした方を振り返ると暁年のすぐ後ろでは満司が綾乃をM字開脚で後ろから抱きかかえ、巨大な一物を脅すようにその股間に押し付けていた。

 

「おら・・・暁年・・・次に少しでも躊躇したり、少しでも吐き出したりしたら、綾乃の処女膜は無くなると思え・・・きひひひっ」

 

 暁年が袋の開口部に口を付け、悪臭をこらえながら小便に浸かったクッキーを一気に口の中に流し込もうとした瞬間・・・

 

「その女に手を出すな!」

 

 中学生の男の声がホールに木霊する。そして黒服を着た小柄な男が満司に殴りかかっていった。そして突然、ホールの中が暗闇に包まれた。

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