※この作品はR-18です。

在宅奴隷・諾子(なぎこ)II 鬼母篇   作:シン之助

5 / 22
 レイプ犯親子と一つ屋根の下で暮らすようになった諾子は、家族の留守宅で様々な変態行為を繰り返されるうちにマゾ性癖や露出性癖に目覚めさせられ、淫乱な牝豚マゾ奴隷として調教されてしまう。夫以外の男とのセックスや家族への蔑みを植え付けられながら、ついには放屁音を聞かされた途端、息子への憎悪を覚えるまでになっていた。充司に脅されるままSMショーに出演し、諾子は息子を罵倒しながら、清充とアナルセックスで結ばれ、実の息子以上に絆を深めていく・・・。
 やがて諾子は淫らな肉の結びつきによって実の家族以上に凌辱者親子に心を支配されるようになり、ついには愛すらも奪われて上書きされていく・・・


第21話 魔女に変えられる母

---------登場人物---------

春日 悠人(はると):主人公

春日 諾子(なぎこ):悠人の母

春日 悠年(はるとし):悠人の父(M商事・開発部・課長)

加木 充司(じゅうじ):主人公の遠縁(悠年の母方の従祖母の孫娘(はとこ)の婿養子の夫)

加木 清充(きよみつ):充司の子

藤原 綾乃:悠人の幼馴染

唯魔子:蛇童和鬼の牝豚奴隷・パートナー

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 地獄の様なSMショーから自宅に帰った諾子はお昼過ぎまで昏々と眠り続けていた。ふと目覚めた諾子は自分がどうやって秘密SMクラブ「J-POP」から家に帰り着いたのか全く覚えていなかった。それどころか、自分がSMショーで何を行い、何をしゃべったのかすら何も覚えていなかった。ただ、酷く胸がざわつき、深い悲しみに涙がこぼれてくるのを抑えることが出来なかった。

 

「いったい私は何をしてしまったの?・・・何を言ってしまったの?・・・」

 

 淫蕩すぎるセックス漬けのマラソン調教と地獄のようなショーから解放され、1週間ぶりにぐっすりと寝た諾子はやっと正常な神経を取り戻しつつあった。ぼやけていた記憶が次第に戻り始めると自分のしでかしたことに顔が青ざめていく・・・。事もあろうにSMショーのステージで衆人環視の中、清充によってアナル処女を散らされ、自身も清充のアナル童貞を肉體に捧げさせたことを漠然と思い出していたのだ。

 

 それは突然頭にひらめく稲妻のように断片的な記憶の連続でしかなかった。だがその記憶の断片断片が、まるでナイフのように諾子の良心に突き刺さり、鋭い痛みを抉り出すのだった。詳しく思い出そうとすると、まるで心が悲鳴を上げるように記憶の全容を繋ぎとめることを拒絶した。頭に霞がかかったように記憶がぼやけ、詳細は杳として思い出せなかった。しかし、自分がしてはいけない事、酷く背徳的で、非道徳な事をしたという漠然とした感覚だけがはっきりと残り、いやが応にも諾子を責め苛んだ。その感覚に捕らわれると、なぜか股間が無性に疼き始め、涙を流しながら自淫をしてしまうのだった。マゾ性癖をクッキリと植え付けられた諾子は、心の苦痛がマゾ的な快感を呼び覚ますことに気づかないまま、肉體はその行為に逆らうことが出来なくなっていた。その度に、自分が涙を浮かべていることを不思議に感じながら自淫に耽っていくのだった・・・。

 

---------------------

 こうして諾子は寝室で思わず自淫を繰り返しながらも、なんとか少しずつ正気を取り戻していった。やっと起き上がり、リビングに姿を見せることが出来たのは昼過ぎの事だった。そして、リビングに入った途端にその異様な光景に凍り付いていた。1週間のマラソン調教で家の中はまるでゴミ屋敷のように散らかっていた。リビングにはゴミが散乱し、床が見えないほどだった。キッチンは出前のドンブリやコンビニ弁当の包装容器だらけだった。その上、充司や清充が脱ぎ捨てた衣服や下着があらゆるところに散乱していた。

 

「いったいどうすればこんなに汚れるの?」

 

 だが諾子がいくらそう言おうが、暇そうに競馬新聞を読み漁る充司やPSPに夢中になっている清充は一向に振り返ることはなかった。

 

「週末には悠人が来るのよ・・・こんなんじゃ・・・」

 

 まるで豚小屋・・・そう言いかけて口をつぐんでしまっていた。

(私には・・・私達にはお似合いの状態なのかもしれない・・・)

 

 その上この二人は「牝豚奴隷の言う事など聞く耳持たない」とでも言いたげに諾子を無視し続けていた。諾子は頭を振って心を切り替えながら、室内に散らかったゴミを拾い集めて行った。

 

(この様子を見られたら全てバレてしまうわ・・・)

 

 そう思いながら・・・。

 そして、そう思っている自分に気が付き愕然としていた・・・。

 

(自分のことしか考えていない・・・)

 

 このままでは悠人が困ってしまうとか、悠人が見たら悲しむとか、悠人を慮(おもんぱか)る考えが全く湧いていなかったのだ。今の今まで・・・すでに充司と清充の回りを除いてリビングのゴミを大方片付け、丁度、充司の足元のゴミを片付けているところだった。そんなに長い間、諾子は自分の都合だけを考え、悠人の事など全く念頭になかったのだ・・・。

 

(私いったい・・・どうしてしまったの・・・まるで・・・悠人への愛情が・・・)

 

 ハッとした丁度その時、初めて諾子は充司と目が合った。そして・・・思わず視線を外してしまっていた。充司の目はゾッとするような残忍な視線だったのだ。そして・・・かがんだ顔のすぐ目と鼻の先に、ペニスの形に膨らんだビキニパンツの頂きが目に飛び込んで来た。ツーンとする刺激臭が鼻腔をくすぐった途端にその頂きから目が離せなくなっていた。丁度その時だった・・・。

 

「へへっ・・・欲しいんだろ?諾子・・・」

 

 その目はすべてお見通しだとでも言う様に、諾子を冷酷に見下していた。しかし、諾子はその侮蔑の視線を浴びただけでゾクゾクとする妖しい快感を覚えてしまうのだった。諾子はまるで夢遊病者の様に、鼻先をビキニパンツを押し上げているモノに近づけると、クンクンと胸いっぱいに嗅ぎ始めていた。

 

「ああっ・・・・」

 

 股間が熱くなりジュンと湿り気を帯び始めるのを感じる。淫らな気持ちが昂り、悠人のことなどもう念頭にすら上らなくなっていた。

充司はトロンとした顔に変化してく諾子にほくそ笑みながら、1週間連続のマラソン調教によって肥大化し、何倍にも膨れ上がった乳首を擦り上げていった。

 

「その恰好にもすっかり慣れて、板がついて来たじゃねぇか・・・」

 

 諾子はそう言われて初めて、自分が何も隠す事の出来ないエロ下着だけを付けて、家の中を掃除していたことに気が付く。

 

「・・・・・・」

 

 卑猥な部分を全く隠さない全裸に等しい格好で、赤の他人の前でまるで当然のように家事をこなし続けていたのだ。もう自分はこの異常過ぎる生活にすっかり慣れ、当たり前のようになっていたのだ・・・。

 

(いえ・・・この生活こそ私の日常・・・新しい家族・・・)

 

 諾子は愕然としながら・・・すでに無意識下では充司や清充や・・・この爛れた生活をとっくに許容している事をハッキリと感じ始めていた。

 

「あっん・・・」

 

 嘲笑を浮かべた充司が侮辱するように股間に指を這わせ始めても、充司を憎むことも、拒絶する気力も残っていなかった。むしろ肉體は徐々に股を開き、触りやすいように腰を浮かせさえしている・・・。諾子はそんな自分をもうどうする事も出来ないと感じていた。充司が股間に手を伸ばすのをあっさりと受け入れながら、快感に身を任せていった。家族への罪悪感すらもうあまり覚えなくなっていた・・・。

 

「ウナギ屋の源蔵オヤジなんかお前がその恰好で玄関に出た途端、目を丸くしながら股間を膨らませて・・・代金はいらねえって言って帰っていったぜ・・・ケケッ」

 

 そう言われて初めて諾子はうっすらと残っていた記憶をたどっていった。マラソン調教中に何度か出前の受け取りをしていたのだ。今と大して変わらぬ格好で・・・・

 

「あん・・・おっしゃらないで・・・ああっ」

 

 その光景を思い浮かべるだけで、諾子に植え付けられた露出性癖が目くるめく快感をもたらし始める。もともと充司は露出調教の一環として、鰻屋店主の源蔵が配達するときは必ず露出度の高い格好をさせていたのだ。高級鰻店「〇△○屋」の店主である源蔵が、直接配達するのには理由があった。源蔵はSMクラブ「J-POP」の特別会員だったのだ。充司とグルになり邪な欲望を満たしながら、諾子の露出調教に嬉々としながら加わっていた。

 諾子は源蔵が「J-POP」の特別会員であることなど知る由もない。鰻代を負けてもらう為にそうしろと・・・極端に胸元が開いたブラウスや極端に短いミニスカートを履かされて、鰻重の受け取りをさせられていたのだ。露出性癖を悪化させるため、露出調教は常に加えられていたのだ。

やがて諾子は、玄関先で腰を下ろしながら股間を大きく開き、スカートの中をたっぷりと覗かせるのが当たり前になっていた。最初こそ、恥ずかしさにいたたまれなかった諾子だったが、そのネットリとした刺すようないやらしい視線が快感に変わっていくのに時間はかからなかった。調教が進んでやがて股間を隠すものがない卑猥なエロ下着を見せつけるようになると割引額が大きくなっていった。夫にしか見せてはいけない秘部を赤の他人に見られていると思うだけで、股間をジュクジュクと濡らしてしまっていた。何度も出前を受け取るうちに、この目くるめくような妖しい感覚が忘れられなくなっていった。

 

(こんなこと異常すぎる・・・おかし過ぎる・・・)

 

 そう思えば思うほど、諾子は興奮し、露出の快感の虜になっていくのだった。

 今やまざまざと、マラソン調教中に鰻の出前を受け取った時の光景を諾子は思い出していた。源蔵の刺すような好色な視線がフラッシュバックし、目くるめく露出の快感がジワジワと押し寄せ始める。充司に言われるまま、禿げたスケベそうな親父の前で股間を大きく開きながら、見せつけるように陰唇を押し広げ、クリトリスを擦り上げていた。充司に躾けられた通り、露出狂の様に快感を貪っていた。

 

(わたし・・・露出狂になってしまったの?・・・赤の他人に裸を曝して感じる変態になってしまったの?・・・)

 

 その忌まわしい記憶に愕然としながらも、股間をまさぐり続ける充司の5本の指を膣の中に迎い入れ、擦り上げる動きに合わせて腰を激しく振り続けていった。

 

「ホラ・・・やれよ」

 

 軽く絶頂を味わったあと、当たり前のように充司が命ずる。何をするか聞くまでもなかった。奴隷作法を徹底的に躾けられた諾子は、フェラチオ奉仕をご主人様のために施す態勢に入っていった。肉體が勝手に動き出していた・・・充司の前に跪きウットリとその淫臭を嗅ぎ始める。

 

(このツンと刺すような刺激臭が無いともういられないほど・・・)

 

 肉體の隅々にまで躾けられていた・・・そして調教されつくした心は嬉々としてそれを受け入れていた。諾子は淫臭を放つ充司のビキニパンツを降ろすと、勢いよく飛び出した巨大すぎる一物を惚れ惚れと見つめ、そのまま愛おしそうに舌を這わせながら、ゆっくりと口の中に含んでいった。ほんの数週間前までは鼻を突くような強烈な悪臭だと思っていたものが、すっかり心地よい香りに変化していた。喉の奥に剛直を突き入れられる苦痛が、口の中を男の塊で満されていく幸福感に変わっている・・・。この麗しい匂いの前では悠人も、家族の事も何もなかった。一心に愛する人に尽くそうとする牝の欲望しか存在しなかった。

 そこに深い絆で結ばれた新しい息子が加わった。清充は手にしていたカメラを投げ出すと、諾子の後ろから近づきアヌスに指を突き立てグリグリとかき回し始めていく。

 

「あん♡・・・清充君まで・・・らめ・・・あんあん♡・・・でもいい♡・・・清充君・・・ああっ逝く♡・・・もう逝っちゃう♡・・・」

 

 哀れな諾子にできる事はセックスや自淫によって忌まわしい記憶や暗示を無意識下に押し込め、一時的な心の平静を得る事だけだった。しかし、2回目のステージや今まで連続で続けられたマラソン調教の悪影響はそんな事すら許さなかった。今や諾子の深層心理にまで植え込まれた邪悪な考えが諾子の良心の逃げ込み先を塞いでいた。深層心理に埋め込まれた悍ましい考えが、諾子の良心を遠ざけ邪悪な心を認めようとするのだ。そしてその思いはだんだんと強くなっていく一方だった。昨夜のステージで諾子の深層意識に植え付けられた悍ましいものが孵化し、善良な部分を次々と侵食していた・・・。こうして、悠人への母性愛は聖満への愛情に掏り替えられ、家族への愛情は卑劣な凌辱者親子へと捻じ曲げられていた。そして、深く充司に依存し、強い影響を受け始めた諾子は、考え方や常識すらも、卑猥で、廃頽的で、邪なものへと染められ始めていた。

 何も知らない諾子はセックスや自淫によって強烈なエクスタシーを得る度に、愛しいはずの家族を憎悪し、憎むべき親子への愛を深めてしまう様、深層心理から変えられていたのだ。激しい心の痛みと激しい罪悪感に囚われた途端、それを感じたはずの諾子の良心は深層心理に逃げ込むこともできずに、植え付けられた邪悪なものをかえって増殖させながら押しつぶされそうになっていた・・・。

 誰よりも清く美しかった諾子の良心は、その思いが強いが故に、まるで自分を罰するように正反対の邪悪な心へと置き換えられていったのだ・・・

 

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 こうして、あまりに異常な一夜が明け、正常な神経を取り戻し良心を回復しつつあった諾子を嘲笑うように、凌辱者親子の調教は諾子が目覚めた直後から無慈悲に始められていた。悠人が家に戻ってくる直前まで、充司と清充によって交互に犯され続ける「仕上げの3日間」のマラソン調教が再び哀れな諾子に開始されたのだ。諾子の心に植え付けられた悪魔の寄生虫が全匹とも孵るまで・・・。諾子が諾魔子になってしまうまで・・・。

 その3日間、諾子の家族への深い愛が憎むべき凌辱者親子に向くようになるまで、執拗に、徹底的に、繰り返し、何度も行なわれていった。亀甲縛りは言うに及ばずアナルセックスや露出調教など、正常な神経を取り戻そうとする諾子に、あらゆる変態行為が徹底的に加えられていった。まともな感覚や精神状況に戻ることはほとんど許されなかった。それは諾子にとって幸せだったのかもしれない。肉體的なエクスタシーに逃げ込むことで、夫への愛や息子への母性を意識することなく3日間を過ごせたのだから・・・。

 

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 昨夜の第2回目ショーの直前ですら、諾子の深層心理へ加えられた改変は深刻なレベルに達していた。ひとたび充司に抱かれトランス状態に陥った途端、無意識化に埋め込まれた記憶と暗示が一気に解放されて、諾子は暗示に掛けられた行為を快感とともに実行してしまうのだ。

 しかし、昨夜のあまりにも邪悪なショーで諾子に施された洗脳はそのレベルをはるかに凌駕していた。ショーの中で衆人監視の中で誓ってしまった事実が、世間への契約=事実として諾子の中に植え付けられていった。それは何度も繰り返されるうちに、充司に都合よく改変され拡大解釈されていくように操作されていった。例えば清充とアナルセックスをした事実は、いつの間にか純愛で結ばれた深い絆に変えられ、諾子の中で動かぬ事実として定着していた。充司と清充によって交互に犯されながら衆人環視の中で快感を貪った経験は、凌辱者親子への愛だと拡大解釈され、充司と清充は「運命の人」だと諾子の中で本心として定着させられていた。充司は日常の調教におけるトランス状態で暗示を深層心理に刻み付けるだけでなく、SMショーというあまりにも非日常的な体験を通して深トランス状態を起こさせ、暗示を事実として通常の意識にすら誤認識させ定着させてしまうのだ。

 このショーによって諾子は充司が掛けた暗示が「本心」だと思い込むようになり、ショーの後の3日間を通じて確実に定着していった。諾子はエクスタシーに達するたびにその忌まわしい暗示を心の中で反芻し、自ら繰り返し刻み付けて事実や本心としてしまうのだ。気が付くと愛していたはずの家族を罵倒しながら、卑劣な凌辱者親子への愛を心から誓っていた・・・。強烈な心の痛みとマゾ性癖がすっかり結びつき、嬌声をあげながら何度も反芻していたのだ。

 もうどうする事も出来なくなっていた。その背徳的な快感のもたらす強烈な刺激は、意識の有る無しにかかわらず、牝の悦びの極みと結びつき、諾子の心を快楽に蕩けさせ暗黒に染め上げていった・・・。まるで精神に植え付けられた何万個もの卵から孵化した淫虫が、自分の心に取り付き、食い荒らしながら、凶悪な粘液を吐き出して心を邪淫に変えていくようだった。

 それは諾子の家族に対する愛情の究極の選択だったのかもしれない。良心の呵責に耐えられない諾子は自分を罰するように、まるで心の自殺をするように、最も大事だった愛を邪悪な寄生虫共に自ら差し出していたのだ。寄生虫が吐き出す穢れた粘液が清らかな心を真っ黒に染め上げ、僅かに残った大切な愛情が憎悪に染め上げられることで、良心の呵責は確かに弱まっていったのだ。

 こうして、諾子の家族への憎悪は増していくばかりだった。最愛のものを憎悪する、その究極の心の痛みは深刻なほど激烈な快感を生み出していった。より絶望的な快感が繰り返し諾子に襲い掛かり、家族への憎悪はさらに強まっていく・・・諾子の中で愛を失う負のスパイラルが生じ、自己増殖するように家族への憎悪が無限に拡大していった。こうして諾子は絶頂を迎える度に、まるで条件反射の様に、死以上の苦痛と地獄のような快感に溺れ、家族への愛を失わせられながら憎悪を増大させていったのだ・・・。

 

 しかしなぜか諾子は心を蝕まれ、邪悪なものに変えられながら、完全な魔女に変えられることはなった。諾子の心はギリギリのところで踏みとどまり、理性を保ち続けていた。家族への愛情を苗床にした淫虫は、家族への愛が弱まれば生きて行けない・・・。諾子は無意識下で家族を憎悪しながら、理性や表層意識だけで家族を愛し続ける、矛盾した感情を常に持ち続けるモンスターになっていた。

 それは諾子の心の安全弁だったのかもしれない。もしこの時、家族への愛を失いながら、凌辱者親子の変態的な愛に自分が染まっていく事を諾子の表層意識が認識していたら、諾子は正常な精神を保つことは出来なかったに違いない。食い荒らされ、穴だらけになっていく良心に気づかないように心の蓋をしたのはせめてもの救いだったのだ。こうして諾子は寄生虫まみれになり、汚い粘液を浴びて黒い心を宿しながらも、何とか魔女に堕ちずにいたのだ・・・。

 

------------------

 しかし不思議なことに、諾子は無意識下で自分が置かれた絶望的な状況を感じながらも、悠人の帰宅を切に望んでいた。母親としての理性が、悠人に会いさえすれば、それで愛情が回復できるものだと信じていた。まるで愛を失っていく事実に目を背けるように、表層意識で希望に縋っていたのだ。だがそれこそが諾子を悪の手先に変えようとする悪魔たちの思う壺であった・・・。

 こうして諾子は淫らに変えられ、常に疼き続ける自分の肉體に嫌悪感を抱きながらも、何とか母親としての務めを果たそうと必死で戦い始めていた。自淫に耽ることがやめられなくなった肉體を呪いながら、あの凌辱者親子にますます傾倒していく自分に戸惑いながら、何とかかつての自分に戻ろうと・・・少なくとも悠人の前では演じ続けようと・・・心の中で決意するのだった。

 

「あと6回・・・それだけ耐えれば・・・・」

 

 それが単なる幻想でしかないことを諾子は薄々感じ始めていた。しかし、諾子はそれでも儚い希望を捨てきれないでいた・・・。それでも何とか出来る・・・自分一人で何とかしてみせるとそう思っていた。まるで悠人のように・・・。親子はこんな所でも似ていたのだ。すでに悪鬼たちの完璧な罠に陥っているというのに・・・。家族を地獄に突き落とす悪魔の手先にされているのに・・・。邪悪な暗示によって家族への愛が捻じ曲げられ真っ黒に上書きれているというのに・・・。諾子は希望を捨てていなかった。

 

 だから・・・悠人の部屋での・・・悠人のベッドの上でのセックスを悠人が来る前日まで諾子は拒絶し続けていた。例え悠人のベッドの上で充司に抱かれ、はしたなく喘ぎ声を上げていてもその声には明らかな拒絶の色が滲んでいた。妻として・・・母親として・・・自分が全てにおいて失格していることを自覚しながら、理性だけがそれを拒絶するのだ。快感にすぐに靡いてしまう肉體を呪わしく思いながらも・・・そして・・・その肉體に引きずられるように、凌辱者親子に愛を感じてしまう自分の心に裏切られながらも、諾子の理性は抗い続けた。深層意識がどんなに食い荒らされていようと・・・諾子の清らかで美しい魂は理性という形をとって姿を現し、最後に残った僅かばかりの良心を支え続けていたのだ。

 悠人を愛していた記憶が・・・家族と共に過ごした時間が・・・諾子を何とか押しとどめていたのだ。

 

「ここではラメ・・・ああぁっ・・・やめて・・・ラメ・・・やっ・・・」

 

 どんなにトランス状態に陥っても、諾子は拒絶の言葉を吐き続けた。それは壮絶なまでに美しい魂を持つ諾子だけが示す、奇跡だったのかもしれない。

 しかし人間の持つ理性ほど脆いモノも無い。それは母親としての息子への愛が悠人への愛に掏り替えられていることを自覚しないよう、諾子の心の防御機能が深層心理を覆い隠し、何とか精神の崩壊を免れているに過ぎなかった。それは母親として超えてはならない一線を確かに守っていると思い込もうとする諾子の良心の最後の砦だったのだ。そのため、肉體がどんなに清充になびいても、無意識に上げられる諾子の喘ぎ声には拒絶が常に滲み出ているのだった。

 深トランス状態の中で捻じ曲げたはずの良心がそれでも理性の形で残存することに、充司は人間の持つ清らかで崇高な一面を見る思いがして、感動すら覚えるのだった・・・。しかし、サイコパスの充司がそんな諾子の清らかな母性を肯定する訳もなかった。

 

(清らかで美しいものほど汚しがいがある・・・。いや・・・お前のその慈愛に満ちた母性の最後の一片が、押しつぶされて粉々に砕けるその一瞬こそが美しい・・・。心の核たる愛の結晶がウンコの様にどす汚く穢れて輝きを失うその一瞬が心地よい・・・。それこそが俺様の求めるもの・・・それこそが俺様の美学・・・)

 

 充司の顔が醜く歪み、その口の端が悪魔のようにねじ上がって、嘲るような笑い顔に変わっていく。まるで魔女のような、冷酷なその微笑みは充司の魂に巣くった悍ましいものが凶悪な毒素を放射しているようだった。

 

(今この女は、淫虫共に愛情を食われ無意識下で家族への愛を失ったと思いこんでいる。家族への愛が凌辱者親子への愛に掏り替えられた事に気が付いていない。その女の弱り切った理性と、わずかばかり残った愛の欠片だけで、その女は正気を保っているだけ。淫虫を必要としている間は完全な悪ではない)

(だから本当に愛を失わせてあげなさい。表層でも深層でもすべての意識から愛を失わせなさい。簡単な事だわ。その女を何度も邪悪な快感に突き堕し、マゾ性癖を徹底的に拗らせて、人間本来の醜い姿にしてあげなさい・・・。家族を蔑み、穢し、傷つけ、呪う快感を何度も味合わせ、それを否定する諾子の理性を絶望させ、弱らせ、剥ぎ取っていけばいい)

(簡単な事だわ。なぜなら、愛など幻想だから。その女の良心は・・・本当の愛は・・・その真心は・・・理性が生み出した幻想にすぎないのだから。その女が感じているわずかばかり残った愛の欠片は、マゾ性癖を高めるスパイスでしかない。そして全ての理性が失われた時、僅かばかり残った愛の欠片を押しつぶしながら、諾子の中に巣くった邪悪なものが誕生するの。その時、淫虫どもはもう必要ない。本当にその女は愛を完全に失ってしまう。植え付けられた偽物の愛が、暗示によって捻じ曲げられた愛が、本当の愛に変質していく・・・唯魔子のように・・・)

 

 その魔女が、悪鬼と化した男に命じる。お前の仲間を増やせと・・・悪魔の手下を増やしていけと・・・

 

(さあおやり!真っ白で清らかな紙ほどすぐに黄ばんで薄汚れる・・・。清らかで美しいものほど汚しやすい。人間の理性ほど弱く儚いものはない。なぜならそれは幻想だから。人間の本質はどす黒い悪そのものなのだから・・・。諾子の理性に人間のどす黒い暗部を突き付け、弱らせ、徹底的に剥ぎ取ってやりなさい。その時、諾子は愛を無くし、諾魔子になる・・・)

 

 魂に巣くう邪悪な何かが充司を突き動かし、充司はそれに嬉々として従っていく。充司は諾子に僅かに残る清らかな心の輝きに驚嘆しながらも、そのわずかに残った根源的な美しさを徹底的に穢し、醜悪に変えていく事に邪悪な快感を呼び覚まされることに逆らえない。魔女の声に恍惚として従っていくだけだった。

 

--------------

 もともと、充司は諾子をレイプした最初からわざと清充ともセックスをさせていた。諾子にショタコン性癖を植え付けながら悠人への母性を少しずつ破壊していったのだ。その仕上げが2回目のSMショーだった。互いの処女と童貞を失わせるアナルセックスで、二人は深い絆で結ばれたと思い込ませ、悠人への母性はすべてを破壊されたハズだった。

 それでも諾子の儚い母性がわずかにでも残ったのは驚きだった。2回目のSMショーから帰ったすぐ直後、悠人のベッドの上で清充とアナルセックスをさせた時の諾子の拒絶反応は尋常ではなかった。しかしそれこそが、諾子に残った母性の最後の断末魔の叫び声であることを充司の中に巣くった邪悪な魔女は見抜いていた。諾子の母親としての理性が、母親としての義務と責任が、母性を失ったことを認めないだけだと、奸智に長けた狡猾な魔女はすぐに看破していた。

 

(あら?随分と頑張っているわね。でも、ムダムダ・・・もう手遅れなのよ・・・深層心理での愛はすべて清充に掏り替えられている。でもお前の理性はそれを認めない。母親としての義務や責任があるから。でももうお前の本心は違っている。でもそれこそがこちらの狙い。お前に残ったその理性こそがお前を無限の苦しみに導く究極の鞭なのだから・・・。お前の母親としての本能が悠人への愛を必要としていただけ。深層意識では悠人への愛がない事に気づいたお前は自分を責め、その罪悪感から強烈な痛みを覚えてかえってマゾ的快感を倍加させてしまう。マゾ性癖に目覚めたお前では、わずかに残った母性の欠片(かけら)は悪魔の快感を高めるための魔の媚薬でしかない。お前が理性でいくら拒絶しても、悠人のベッドの上ではいつも以上に感じるようになり、やがて自ら求めるようになる)

 

 充司の目が暗黒の光を宿し、口の端が醜く歪められていく。清充に貫かれて嬌声をあげる諾子は、もうほとんど拒絶反応は見せていなかった。マゾの快感に理性が打ち負かされ、ドロドロの快感に身も心も任せ始めている。諾子の理性がその事実に耐えられなくなり悲鳴を上げ続ける・・・強烈な心の痛みとなってさらにマゾ性癖を増大させていく。

 

(そしてお前の深層心理に植え付けられたマゾ性癖は悠人への愛を失い、穢していくだけでは物足りなくなっていく。それはまだほんの始まりにしか過ぎない。肥大化したお前のマゾ性癖はやがて悠人への思いだけではなく本物の悠人自身に向いていく。悠人が穢れ、傷つき、苦しむことに強烈な快感を覚えてしまう。母親としての本能が純粋であればあるほど、強ければ強いほど、お前は深く強い快感を覚えてしまう。それは悠人を完全に失ってしまうまで・・・悠人を殺してしまうまで・・・お前のマゾ性癖は暴走し続ける)

 

 嫌がっていたはずの諾子から、やがて吐息が漏れ始める。あれほど拒絶していた悠人のベッドの中で、悠人の匂いに包まれながら、悠人よりも幼い少年に後ろの門を犯されながら、ついに喘ぎ声を上げ始める。

「あっんん・・・きつ・・・清充っ・・・くん・・・あはんん・・・」

魔女の嘲笑が深トランス状態で惚けた諾子の脳裏に響き渡る・・・。軽い絶頂を何度も迎え、深い快感の虜になった諾子の脳裏に魔女の声が響き渡っていく・・・。

 

(この邪淫にお前の魂は耐えられるかしら?うふふっ・・・無理よね・・・お前の魂は清く美しすぎる。マゾの快感に暴走する肉體と心に追いつけない・・・到底耐えられない。暁人の存在が続く限り、お前の魂は引き裂かれるように傷つき強烈に痛み続ける・・・。お前は自分を殺すか、悠人を殺すしかなくなる・・・。だからお前の理性は暁人の存在自体に耐えられなくなる。僅かばかり残った理性のせいで、やがてお前は悠人を憎み始める。悠人への母性が強い故、お前は悠人を憎むようになる。悠人への思いが強ければ強いほど、深ければ深いほど、その憎しみは深く強い・・・)

 

 諾子が清充にしがみつくように腰を振り始めたのをほくそ笑みながら、充司の中の悍ましいものがその目の暗黒の輝きを増していく。

 

(でも安心おし・・・私はお前を救ってあげているのよ。そう、暗示によってお前の悠人への慈愛は清充に向けられるよう捻じ曲げられている。すっかり誤解するように掏り替えられている。お前に残った理性だけがそれを拒絶しているだけ。それをこれからタップリと思い知らせてあげる。地獄の快感を何度でも味合わせてあげる。心と肉体が、理性を裏切っていく絶対的絶望をタップリと思い知らせてあげる。お前が母性と理性を呪うようになるまで・・・。自ら慈愛と理性を断ち切るようになるまで。たっぷりと楽しませて頂戴。そう・・・お前は愛欲に溺れながら自分自身でその慈愛と理性を断ち切るの・・・そうなってしまうの・・・。お前の悠人への思いが深く強く純粋だから。その時お前は私の手先になる・・・)

 

 魔女の恐るべき予言が・・・哀れな諾子の上に宣託される。まるで真実の様に、諾子の脳裏に響き渡っていく・・・。

 

「ああああっ・・・イイイッ♡・・イッイクッ♡・・・あんあん・・イクッ♡♡・・・」

 

 諾子は涙を流しながらひと際大きく仰け反ると、清充にしがみつきながらそのまま絶頂を迎えていた・・・。その声に拒絶の響きはもはや滲んでいなかった。快感に惚けた淫らな嬌声だけが響き渡っていった。

 

(あははははっ!・・・お前に僅かに残った母性が・・・変節させられて心にへばりついている慈愛の欠片が、邪悪な快感に押し潰されそうだ。さあ呪え!悠人を嫌悪しろ・・・私の手先になるために・・・)

 

 魔女の言葉と暗示の声が諾子の無意識の中で木霊していく・・・・。

 

【私は心の中で実の息子を殺します。清充様・・・これからは本当の息子はあなただけです。正しさしか知らない出来過ぎの息子・悠人はもういりません。私の中の悠人は殺してしまいます】

 

 ショーで言わされたセリフが、命じられてもいない諾子の口から溢れ出る。まるで本心の様に・・・、まるで悲鳴のように・・・、まるで断末魔の叫びの様に・・・がくがくと快感に浸りながら、諾子はそのまま気を失おうとしていた・・・。

 

(まだ許すな!その女に残った理性の叫びを徹底的に増幅させていきなさい。理性が耐えられなくなって無垢の心をドズ黒い憎悪に変節させてしまうまで・・・諾子の母性が悠人を殺すまで・・・お前たちに与えた悪魔のペニスで徹底的に与えてやりなさい)

 

 まるで二人の親子に魔女が乗り移ったようだった。その言葉に命じられるように、二匹の悪鬼は諾子への責めの手をさらに強めていった。

 

「おっと・・・時間がねえんだよ・・・へへっ・・・諾子・・・これで終わったと思ったら大間違いだぜ。息子への母性を失っただけじゃもの足りねえんだよ。お前の息子が帰ってくる直前まで、たっぷりと植え付けてやるぜ「憎悪」と言うスパイスを。タップリと拒絶してくれよ・・・お前の理性が悲鳴をあげ続け、ズタズタになりながら自ら捨て去ってしまうまで・・・徹底的に嬲ってやるぜ・・・」

 

 悪鬼と化した充司はそんな諾子を決して許そうとはしなかった。惚けて何も分からぬ諾子に向かって充司はそう言うと、再び諾子を嬲り始めた・・・。

 

 こうして、さらなる調教が、悠人が帰宅する直前まで続けられていった。諾子から抵抗が完全になくなるまで、徹底的に・・・・




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