今回よりヒルダ編です。
好みから外れる方も居るかもですが、とりあえずどうぞ。
エミ編と違い、次回はちょっと空くと思います。
地下魔王城。
女の冒険者を各地のダンジョンに仕掛けられたトラップで無理矢理ソロで侵入させ、その冒険者を快楽へと堕とす最低最悪のエロトラップダンジョン。
そのダンジョンの中枢、魔王アクラの玉座の間に……非常に微妙な空気が流れていた。
「やっばいな……あれ」
「やばいですねー……あれー」
魔王たるアクラとその側近たるバットンが声を揃えて見ている映像。
それは今回現れた女冒険者のリアルタイムの映像。
しかし、二人のテンションは非常に微妙だった。
『なんだ、もう終わりかい?アタイを楽しませる相手はいないのかい?』
映像で血のついた巨大な大剣を振り回して血を吹き飛ばす女冒険者。
髪色の薄いピンク色で、少し長めの髪をちょんまげのように乱雑に結んだ女性だ。
女性でありながら大柄で、身長は190はあり、筋肉もかなり付いていて、腹筋なども割れておりそれを見せびらかすような赤いビキニアーマーを着ている。
そのビキニアーマーに包まれた身体は、この前のエマが可哀想になるくらいで、胸は推定100オーバー。
ビキニアーマーが故にあまり隠されていない尻も90近くはあるデカ尻で、筋肉がしっかりついているため張りが強そうだ。
そんな彼女の名はヒルダ。
女性らしさと戦士としての身体を維持出来ている、歴戦の女戦士。
そう呼ぶに相応しい女性だ。
「いやいやそりゃそうでしょ」
「おーばーきるです……」
ゴブリンを一撃のもとに3匹切り裂く様子はこの前のエミとは比べ物にならない。
それもそのはず。
ヒルダはBランク。
冒険者としては熟練、または才能がなければ辿り着けない上級冒険者だ。
レベルも68と、エミの5倍近くある。ハッキリ言って実力が違い過ぎる。
しかし、何故こんな高レベル冒険者が、こんなとこに居るのか?それはアクラが教えて欲しいくらいだった。
「いやいや、なんでこのレベルの人が緑の遺跡なんかにいたのよ」
ここ地下魔王城は広く、実は簡易ではあるが魔王エリアを中心にある程度エリア分けされている。
今言った緑の遺跡や銀の洞窟などの駆け出し冒険者用のエリア。
天の塔や火の谷などの中級、ベテラン冒険者用のエリア。
そしてまだ稼働していない上級冒険者用のエリアである。
それぞれダンジョンのレベルに合わせた仕掛けがされており、基本的に冒険者は自分のレベルに見合わないダンジョンに入ることはないため、ヒルダのような上級冒険者が駆け出しのダンジョンである緑の遺跡に入るのは稀なことであり、何より所謂マナー違反だった。
「中級ならともかく……」
中級が駆け出しの冒険者くらいのところにはソロ冒険者ならば良く入る。
しかしヒルダのレベルはそれを完全にソレを超えている。
このレベルの冒険者が駆け出しのダンジョンに入ると、根こそぎ宝や魔物を狩ってしまうだろう。
それでは新人が育たない。故にマナー違反なのだ。
そしてヒルダはそのマナー違反を犯し、結果的に駆け出し用のエリアに招かれてしまったのだ。
「どーしますか?追い出しますー?」
「んーそれも手だけど……」
一応アクラの魔力を使えばヒルダをダンジョンの外に追い出すことは出来る。
しかし、アクラの魔力を無駄に浪費することになるのと、他にもアクラには気になることがあるため、少し考えていた。
「なーんか、引っ掛かるんだよなぁ……違和感ってか……ヒルダって駆け出しとか知らねぇ!ってタイプに見えないんだよなぁ」
「あーわかりますー。そぼーじゃなくて、ごーかいってかんじですよねー」
勿論荒くれ者の多い冒険者にはマナー違反を犯すものは少なくはない。
ただアクラの、そしてバットンの見た感じではヒルダはそのタイプには見えなかった。
一見すれば大剣でゴブリンをまるで叩き潰すように戦うヒルダは粗暴にも見える。
荒っぽくはあるが、無茶苦茶ではなく、剣筋の整った振り方。それはどこか、普段誰かに剣を教えているものの振り方に見えた。
「よし、魔力を追い出すためじゃなく、捕獲のために使うか。ゲルニカ、聞こえてるな」
『はい、魔王様』
アクラの呼びかけにしゃがれた声が答える。
ゲルニカ。
老人ではあるが、ゴブリン族を従えるゴブリンキングだ。
主にゴブリン族しか従えていないアクラにとっては貴重な指揮官である。
「野良どもを向かわせてヒルダの時間稼ぎをする。ゲルニカは迎撃準備を」
『御意』
ゴブリンキングであるゲルニカに従うゴブリンは、ゴブリンといえども油断ならないほど能力が上がる。
今、ヒルダが蹴散らしているダンジョンの魔素から生まれた野良ゴブリン達とは大違いなのだ。
「さて……上手くいくかな」
ヒルダは強い。
ゲルニカが率いるゴブリン軍団でも普通ならば蹴散らされて終わりである。
故にアクラは、じっとヒルダを観察する。
チャンスがくる瞬間を、見逃さぬために。
「ったく歯ごたえない癖に数だけ多いね。疲れちまうよ」
その言葉とは裏腹に30体近くのゴブリンを蹴散らしたにも関わらず息一つ乱していないヒルダ。
事実彼女にとって、ゴブリンなど100体きても物の数ではないのだ。
それがBランク冒険者の中でもAランクに近いヒルダの実力である。
「しっかしこいつはハズレかねぇ。まぁ噂の真偽自体怪しいもんだけど……さ!」
「ギャア!?」
「ギィイ!?」
ヒルダの振る大剣により、また2体のゴブリンが吹き飛ばされる。
ヒルダは大剣を振り回すだけで、的確に急所を狙っているわけではない。
ゴブリン相手に狙う必要もないのもあるが、それでも大剣の刃が通るところは肉が裂け、骨が砕け、血が飛び散り、確実に命を奪っている。
彼女の剛力がなせるものである。
「はぁ……面倒だねぇ……アレの頼みじゃ無きゃ……っ!」
だるそうにしていたヒルダの表情が一瞬で引き締まる。
そして今までとは比べ物にならないスピードで大剣を振るい、目の前の床を破壊する。
エミも引っ掛かった脱衣トラップがあったのだが、発動した瞬間、魔法陣ごと破壊したのだ。
「あっぶな……ゴブリンだけかと思ったけど、あるじゃないか。危険なのが」
魔法陣の効果が分かるほどヒルダは魔法に精通していない。
しかしここが噂のダンジョンならば、弱いトラップとも思えない。
それを理解したヒルダは獰猛な笑みを浮かべる。
そして、アクラが聞きたかった言葉を口にする。
「緑の遺跡の内部を隅々まで調べるなんて、新人潰しに関係ないつまんない依頼だと思ったけど、楽しくなりそうじゃないか」
「……ビンゴ」
監視されていることに気付いていないのか、分かっていながらテンションが上がってしまって言ってしまったのかは分からないが、ヒルダが誰かの依頼できたのが今の言葉で確定した。
なら、やはり逃がすわけにはいかない。
「ゲルニカ。配置には?」
『既に着いております』
「よし……なら、頼むぞ」
『御意』
ゲルニカとの通信を終えると、アクラは再び遠見魔法の画面を見る。
そこにはゲルニカ率いるゴブリン軍団が、ヒルダの前方を塞ぐように立っていた。
しかし普通のゴブリンのように棒立ちなわけじゃない。
「陣形……?ゴブリンの癖に兵士共の真似事かい?」
前に大盾、後ろに弓兵。間には槍兵。
基本的な陣形だが、基本だからこそ隙が少なく、安定して強い。
そして何より、ゴブリンの強みは集団戦の強さにある。
普段は連携などはないが、同族が居ると強くなるパッシブスキル持ちのゴブリンは集団で相手にすると危険度が跳ね上がるのだ。
「まぁいいさ。ゴブリン如きに負けるほど弱くはないんでね!」
ヒルダは大剣を構え、ゴブリン軍団へと突っ込む。
ゴブリン達は一斉に矢を放つが、ヒルダはそれを全て大剣で叩き落とし、そのままゴブリン達の大盾ごと前衛を切り捨てようとする。
「ギャギャ!」
「おっと!中々鋭いじゃないか!」
しかしそこを大盾の間から突き出してくる槍が止めてくる。
ヒルダは素早くバックステップをして、距離を取る。
当たっても致命傷にはならないが、まだ焦る状況ではないからだ。
「無駄だよ!うっとおしいね!」
距離を取ったヒルダに追撃の矢が放たれるが、ヒルダはそれも大剣を振って弾き飛ばす。
ヒルダにも焦りはないが、ゴブリン達もよほど統率がとれているようで、深追いせず陣形を崩さない。
「ちっ……めんどくさいねぇ……なら……」
「ギ……」
ヒルダは大剣を肩に担ぎ、ニヤリと笑う。
しかし笑いとは違い、どんどん闘気が上がってくるのがゴブリン達にも分かる。
「これならどうだい! 『空絶斬』!」
上がった闘気を大剣に込めるように構え直してから、一気に横薙ぎにする。
すると巨大な闘気の刃が剣から放たれ、前衛の大盾ゴブリンを襲った。
「ギィイ!?」
「ギャッ!?」
「グギャァアア!!」
「あぁぁぁぁ!!それ加工するのどんだけ大変だったと思ってんだぁ!」
魔王であるアクラが手間をかけて亀の魔物の素材を加工した大盾は巨大な闘気の刃を前にあっさり切り裂かれ、大盾ゴブリン達をも切り裂く。
これがヒルダのスキルなのだろう。
「はは、流石に耐えきれないみたいだね!さぁ次いくよ!」
新たな大盾ゴブリンが出来てしまった隙間を塞ぐが、ヒルダにとって空絶斬は大したスキルではないのか、再度構えに入る。
大盾はそれほど数があるわけではないため、このままだとジリ貧だ。
「ギィ!」
「当たんないよ!」
ヒルダのスキルを妨害しようと3度目に放たれた矢は、今度は避けられてしまう。
闘気も全く霧散しておらず、妨害にすらなっていない。
「くらいなぁ!空絶」
「そこだね」
「後ろから来てるのは、お見通しだよっ!」
スキル発動の瞬間、狙ってきた何かを迎撃するべくヒルダが背後に大剣を振るう。
だが、ここでヒルダはあるミスを犯してしまう。
ヒルダはここまでこのダンジョンにおいて無傷だ。
ゴブリンの攻撃も全て防ぎ、トラップも全て発動前に破壊している。
だから知らなかったのだ。
ここが、エロトラップダンジョンだということを。
「んぐぅーーーーーーーーっっっっっっ!!?♥♥♥♥ぐう、あぐぅうううううううっっっ!!♥♥♥」
ゴブリンの攻撃でも、トラップでもない、アクラが魔力で生み出した蛇のような触手。
その触手が足元から一気にヒルダの身体を駆け上がり、硬く引き締まっているはずのアナルに入り込んできたのだ。
(な、何が起こってぇぇ……♥♥♥)
処女ではないが、アナルの経験はないヒルダ。
突然襲ったアクラの魔の手は、ヒルダに今まで感じたことの無い快感を与えたのだ。
「あ、ああぁ……♥♥な、なんだよ、これ……なんなのさぁ……!♥」
歴戦の冒険者であるヒルダとは思えないほどの弱々しい声で、ヒルダは困惑する。
しかしそんなヒルダを嘲笑うかのように、ヒルダのアナルに容赦なくアクラの魔力で作られた触手が侵入してくる。
勿論アクラの魔力で作られた触手が普通の触手であるはずはない。
普通の媚薬と違い耐性すら貫通する淫魔の毒を纏ったこの触手は、ヒルダの締まりの良いアナルをこじ開けていく。
「は、入ってくるなっ……!入ってくんなってば……っ!♥」
ヒルダは必死に抵抗しようとするが、既に触手全体がアナルの中に入ってしまっているためどうしようもない。
それに、触手ばかりに構っている余裕はなかった。
「ギィイ!」
「ギィギィ!」
「ギィギィギィ!」
「く、来るなぁ!来んじゃねぇ!」
ヒルダが悶えている隙に、再度集めておいた野良のゴブリン達が一斉にヒルダへと襲いかかってくる。
当然ヒルダもただでやられるつもりはない。
「こ、このぉ!」
「ギィ!?」
「ギィイ!?」
「グギャァァ!」
3体のゴブリンを斬り捨て、更にもう1体。
しかしその間にもヒルダのアナルにはどんどんアクラの魔力でできた触手が入ってきて、奥まで入り込んでしまう。
「うぐぁああっ!?♥♥♥♥なが、かきまぜぇ!♥♥♥」
奥まで入り込んだ触手が、そのまま腸内を荒らすように暴れる。
しかしヒルダは苦しそうな表情を浮かべながらも、大剣を振り回す。
「ふ、ふざけるなぁぁ!こんなもんに負けるかってんだぁ!」
ヒルダは剣を振ってゴブリン達をどんどん切り伏せる。
だが、ヒルダのアナルに挿入されている触手はヒルダのアナルを激しく犯しながら、ヒルダの体力を徐々に奪っていく。
「はぁ、はぁ……!くそ、くそくそくそ!くそがぁ!」
「ギィ!」
「ギィギィ!」
「ギィギィギィ!」
「く、くるなぁ!く、くぅうううううう!!!♥♥♥♥♥♥」
ヒルダ/HP488/Lv68/状態『アナル触手寄生中』
『ヒルダは魔王の作り出したアナル触手に寄生されてしまった!戦いを行っている間もアナルを責められ続けてしまう!絶頂はしていないが、体力は奪われていっている』