タイムリープで同級生の残酷な運命を変えようと頑張る話。 作:Marchhatter
(8/11)タイトルを変更しました。
(旧)権利のための逃走(3)→(新)暗闇からの呼び声(3)(志)☆
調布は、横たわったままじっとこちらを見ている。整った顔は無表情で、怒りも悲しみも浮かんではいない。
ちょっと、気圧される。
やっぱり忘れられて、気分を害してるのだろうか?
「遅くなって、すまなかった。」
そう、声を潜めて伝える。
「――いいのよ、大丈夫。」
調布が小さい声で、ささやき返した。
調布の顔に苦笑のようなものが浮かんだので、僕はほっとした。
「なあ、調布。その、――」
「分かってるわよ、二回戦やれなんて言わない。おやすみなさい。」
「その、調布。向こうで、一緒に寝るか?」
「ありがとう。それも悪くないかも。」
調布は、そう言ってネコ科の肉食獣のように滑らかな動きで、立ち上がり。
なぜか自然に、正面から僕にきゅっと抱きついてきた。
小さくたよりなく柔らかい紫藤とは違う、力に満ちた、しっかりした起伏のある体。
違う体に、僕の煩悩が刺激されて、むくむくとアレが起き上がってきた。
「本当は、眠れなかったの。その、気になって。」
盗み聞きなんかする気はなかったんだけど。その、やっぱり声とか聞こえて。
調布が少し体を離し、僕の肩から頬のあたりに頭を当て、僕の胸をつんつんと指でつつきながら、そう言う。少し責めるように、でも甘えるように。
「声が大きかったか。悪かった。」
「違うわ。たまたま聞こえちゃっただけ。それで、――最後まで?」
「いや。挿れてない、僕は出しちゃったけど。」
「そう。でもまあ、出したら疲れるんでしょう?眠りましょうか。」
そう言いながらも、調布は積極的に動こうとしない。
僕の背中に片腕を回し、ちょっと俯いて頭を僕の肩に当てたまま。
これは?
もしかすると、違うかもしれない、勘違いかもしれないが。
僕はもう一度調布を一度、抱き返し。
そして調布を抱いていた右腕を、ぐっと背中に深く差し入れて。
少し屈み、もう片腕を調布の膝裏に差し入れて。
ちょっと大変だが調布を抱き上げる。いわゆるお姫さま抱っこ。えいっ。
「――!」
驚く調布の顔に、僕は顔を寄せた。
調布が目を閉じ、僕はその唇に自分の唇を重ねた。
調布が、唇を割って入ってきた僕の舌に、はじめはびくっとしたが。
自分も遅れて舌を絡めつつ、落ち着かなげに体を身じろぎする。
「なあ、調布。ちょっとだけ、いいか?ちょっとだけ。挿れないから。」
「あなた。明日は、――。」
「頼む、10分かそこらだけだ。調布は、天井のシミを数えてれば終わるから。」
多分、触られたことに気づかないくらい。だめか?と押す。
くすっ、と調布が笑った。でも開けた目には、ぎらぎらした精気が復活してきた。女豹だな。
あれ、胸がどきどきしてきた。出したばっかりなのに、アレも固くなってきてる。
「10分で、済むかしらね?」
これ、OKってことだよな?
僕は寝室のふとんに、調布を下ろし、そっと横たえた。
寝ている体勢の調布の枕元にしゃがみこんだ僕は、見上げる調布にささやく。
「なあ、あの絵。あれを描いた罰は、覚悟してるよな?」
ぎく、っと一瞬だけ調布の体がこわばった気がした。
でも、次の瞬間には、僕を見上げて、からかうような笑みを浮かべてささやき返す。
「あら、何の話かしら。あの絵に顔は描いてない。自意識過剰なんじゃない?」
「いや、白状してもらうぞ。」
「あら怖い。あたしどうされちゃうのかしら。やれるものなら、やってごらんなさい?」
いいのかな?そんなこと言ってさ。
僕は膝をついてかがみこみ、調布の唇にもう一度、唇を当ててから。
そしてあおむけに寝ている調布の短い浴衣みたいな部屋着の胸の合わせ目から、手を差し入れた。
調布は少し体をぶるっと震わせたが、何も言わない。
調布がつけているブラ。そのへりから、手を侵入させる。
指の手の甲で肌を撫でて乳首を探り当て。
ゆっくり、人差し指と中指でその突起を挟み、親指で突起の頂点を押えるようにして、やわらかく嬲った。
「見ても、いいか?」
「もう、勝手にしなさいよ。あたしへの罰なんでしょう?」
罰を受ける罪人の許可は、いらないわ。
そう言って、調布は目を閉じ、ふてくされたように背中をそらして胸を突き出してみせた。
僕は調布の紺色の浴衣的な部屋着の蝶結びにされた付けひもをほどき、調布の胸元をはだけさせた。
黒いブラが、白い肌に艶めかしい。
浴衣を脱がせる。調布も、黙ったまま腕を曲げて袖を通すのに協力する。
スポブラを頭方向にずらしていく。若干苦戦したが、ぷりん、と胸が露出した。
大きい。いや幅じゃなくて、高さが。
調布が腕を頭上に上げたので、外してOKだと解釈して、肩、頭を通してブラを抜き取る。
きれいに処理されている腋に僕の視線が瞬時、引き寄せられる。
さて。
ブラを外された調布は、手をクロスさせて胸を隠し、目を閉じて顔を横に背けている。
まさか。
この前も思ったが、多分、これは。
「なあ、恥ずかしがってるのか?」
「なに言ってるのか、わからないわ。」
つん、という感じにそういって目を開けたが、目はどっかあさっての方向を見てて、頬に少し血の気が差してる気がする。
満月近いとはいえ、月明かりの照り返しだけだから、わからないが。
体臭か制汗剤だかわからないが。シトラスみたいな、調布の爽やかな匂いがするんだ。
多分、恥ずかしがっている。
では、その感情をかき立ててやろうか。罰として。
僕は周りをさっと見まわし、使ってない寝具が集められ、重ねられてる枕元近くの山に腕を伸ばした。
調布が掃除したときに、ここに集めたんだろう。季節はずれの掛け布団や、枕カバーやシーツ、浴衣らしいものなど。
何枚かの手拭いも、その中にある。
その中から、白の地に濃紺の豆絞りの手拭いを手に取った。
畳まれてた手拭いを一度さらさらと解き、また長い帯状に折り、調布の目に当てる。
びく、と調布が体を一瞬固くした。
そのまま、調布に目隠しを巻いてみる。
調布は反抗せず、従順に頭をふとんから高めに上げてすき間をつくり、僕に調布の頭の後ろで手拭いの端を縛らせるのに協力した。
目隠しされ、再びふとんに頭を下した調布の口が、少し開いている。
艶めかしいその唇に惹かれて、僕は再度、自分の唇を押し当てた。
こっちは意外だったのか、びくっと調布が反応した。
調布の足の間に入り、調布に膝を少し持ち上げてもらい、僕も膝をつく。調布の膝が僕の腿の上をとおる状態(その調布の曲げた膝の下に、僕が足を入れて膝をついてる)。いわゆる正常位のポジションに近い。
胸をそっと隠していた調布の手の、両手首を握って開かせ、隠してた胸を露出させた。
両手首は、敷布団に押しつけた。無防備に、形の良い、丸く突き出た胸がさらされてる。
調布が、もじもじしてる。呼吸が早くなってきてる。
調布の上にかぶさり、僕は唇を胸のまわりに押し当てた。
びくっ、と動きがある。調布は腕を上げたそうにしたが、僕はその手首を抑えつけ続けてる。
僕は唇をいろいろなところに落とす。胸の間、脇の横乳のあたり、乳房の下、そして。
調布の胸を僕の唇は昇っていき、やがてその頂点、つんと上を向いてる突起を唇だけで挟んだ。
軽く挟んで、放す。それを繰り返して。
今度は突起を上唇と下唇の間に軽く挟むように沿わせて、唇を横に動かし、嬲る。
はっきりと、調布の呼吸が荒くなる。
怖がってたり、しないよな。大丈夫かな?
僕は右手(調布にとっては左手)を放し、その指でも胸を楽しむ。
横に大きいというより隆起がすごい。そして乳首は、つんと上に向かって飛び出してる。
ひとしきりまさぐって、僕は調布の胸から手を離し、握ってた調布の右手も開放して、体勢を変える。
調布にのしかかって両脇から腕を入れ、肩に手を回す感じで抱きしめた。体重が全部かかると苦しいかも、と肘で少し自分の体重を支える。
裸の胸と胸が触れ、調布の胸が軽く押しつぶされる。開いた調布の唇に、再度キスをする。
ぶるっ、と調布が震える感じがあった。
調布の両腕が僕に回され、ぎゅっと僕を締めつけた。
「寒いか?」
クーラーの気温は、僕には普通、あるいは少し高め。だけど女の子は寒がりが多いよな。
そう思って、聞いた。
「いいえ。それより、たったこれだけ?あたしを罰するんじゃなかったのかしら?」
挑発してきやがった。
応えよう。
上体を起こして身を離し、体を下にずらして、僕は調布が下半身に着ている作務衣か甚兵衛に似たルームウェアのハーフパンツをずるずると下して調布の足から抜き取った。
ん?
「なあ調布、これは。」
「じろじろ見ないでよ。見たらわかるでしょ、かわいいから着てみたの!それだけ。」
調布の下半身のショーツが、目を惹く。
上半身のスポブラと色は同じ黒なのだが。
高校生でこれは、許容されてるんだろうか。
黒の少し透ける感じのレース、そして前と後ろをつなぐ腰の横のところがとても細く、煽情的。
紐といえるまで細くはない、帯だな。2cm幅くらい。
だから、横はすごく高いところまで、肌が露出してる。
前のカットも、極端ではないがやや低くきわどい。丘はもちろん隠れている。
誘惑に抗しきれずさわさわ触ってたら。居心地悪そうに調布が体をくねらせた。
別にあなたのために着たわけでもなんでもないんだからね!とか言ってる。
「高校生が、こんなの着ていいのか?」
「はいはい、生徒指導の志野先生。後で着替えまーす。それでいいですか。」
あ、志野先生。
もしそんな勇気があるのなら、汚しても破ってもいいんですよ?
多分、志野先生には無理だとあたし思ってますけど。
そう、馬鹿丁寧な言葉とふざけた態度で、さらなる挑発を重ねてきた。
ぐぬう。
生意気な。僕の実年齢の半分以下の小娘が。
望みどおり、厳しい罰を与えてわからせてやらねば。
「その反抗的な、生意気な態度。校則違反。
調布君。君には厳しく指導しておかなければならないと思うに至ったよ。」
ロールプレイに乗り。
わざとらしい口調で、そう告げる。プフ、とわざとらしく調布が吹き出してみせる。
僕は枕元を探り、さらに手拭い数枚と角帯を手元に寄せる。
立ち上がって調布の足元にしゃがみこみ、角帯で調布の足首を縛った。
緩まないように最後は縦にかけて結ぶ。この締め方、
角帯はまだかなり長さが、余ってる。
そして、調布の体を押して半回転。うつぶせの体勢にさせた。
調布は、特に逆らうことなく従ってる。
うつぶせに寝ている調布の腕を後ろ手にまっすぐ伸ばすようにさせて。
その手首に紺の格子縞の長めの手拭いを巻き付け、固く縛めた。
紫藤と練習したから、慣れたものだ。こちらも最後に、手首の間に手拭いを通して閂をかけて縛るのを忘れない。
何もしていないのに、調布の息が早くなる。
そして、足首の角帯を背中側に引き、うつぶせのまま膝を曲げた姿勢に。
余っていた角帯を、調布の後ろ手に縛られた手首の閂に掛けて、きりきりと絞る。
調布の上体が、いわゆる伏臥上体反らしのように引き起こされる。膝も少し浮く。
そして帯を結んで、固定。
縛られた足首と、後ろ手に縛られた調布の手首とが、一つにつながれた。
手首と足首が重なるように短めに。体を軽く反らさざるを得ないように。
いわゆる背面での
「さあ調布君、今どんな気持ちなのだろうか。40字以内で答えよ。」
「うるさいです志野先生。答えは、『こんな生ぬるい懲罰で、あたしに反省させたり謝らせたりなんてできるわけない。』です。」
これまで、僕が縛った経験があるのはロリっぽい紫藤だけだったが。
調布の豊かな起伏のある体が、縛られて目の前にある。
大きくて立派な丸いお尻を包む、フルバックだがカットが深く、とても挑発的なデザインの黒レースの下着。
背面獣縛りで無理やり反らされた背中には背筋が二筋くっきりと浮き出ていて、斜め後ろからでも豊かに隆起した丸い乳房がわかる。
そのどれもが、僕の劣情を煽る。凌辱の限りを尽くしたいという、頭が茹るような、頭ががんがんする感覚。
その衝動を、何とか抑えて。
羞恥心を刺激するために、後ろに回り。
調布の膝に手を当てて押し開かせて、股間をじっくりと観察してみせた。
「ほう、調布君。本当にかわいい下着ですねえ。包んでる中身もかわいらしい、お嬢さんだ。」
薄くて透ける黒レースでかろうじておおわれている以外には、無防備な股間。息を吹きかけてみる。
口調や発言内容を、エ○本に出てきそうな悪役風のねっとり、べたべたしたそれにしてみる。
相変わらずのロールプレイで、調布は応える。
「豚野郎の変態先生。あたしが抜け出たら十倍返しで思い知らせてやります。」
これ、乗ってくれてるだけなんだよな?そうだよな?
終わったら僕、マジで調布にメタクソにボロボロにされないよね?
怖くなってきたが、虚勢を張る。
「ほっほっほ、元気なお嬢さんだ。じゃあ、抜け出させるわけにいかないね?」
「変態ロリコン先生。悔い改めてください。正義の時は近いのです。」
「じゃあそれまで、お嬢さんの、調布君の生体解剖をしてみようか。」
「触るな変態!」
調布がおそらくは渾身の力で体をよじり、背中や腕や、健康的な腿に筋肉が浮く。
でも調布の縛めは緩まない、ほどけない。
僕はそっと、調布のお尻を包むレースの下着のへりに指を入れ、すすすっとその縁に沿って指を移動させた、股間に向かって。
そしてあの割れ目に、指が達する。温めたバターのような熱さ、柔らかさ。
「何だろう、この湿り気は?
おや!濡れていますねえ!」
「――。」
調布は、黙っている。僕はいったん指を離して、わざわざ顔を覗き込みに行く。
背面縛りで、手首と足首をつなぐ帯をぎりぎり短く絞って上体を反らす姿勢を強要させたせいで。
調布は上体を起こした姿勢なので、頭を下げても顔は見ることができる。
目隠しされてはいても、理知的で怜悧な印象を見る人に与える直線的なラインの頬。その頬が、赤い。
月明かりですら、分かる程度に。
また、調布の股間に戻ろう。
半端なくどきどきしてきた。
ヤりたい。
どうどう、と自分を抑えて。
こんどは、調布の縛られた脚、両膝の間に僕が体を入れてみる。
膝の間を開いた正座で座る僕の膝に、調布の腿を載せて浮かす感じ。
調布が背中に手首と縛られてる脚を閉じようとして、膝で僕(の腰)を挟んだ。
ちなみにこれだと調布の股間を顔を近づけて見ることはできなくなるけど、それでいい。
この前は僕の鼻粘膜も耐えられたけど、今日直視したら鼻血出そう。
この前は勢いで感覚が麻痺してたからか?ばっちり見ても大丈夫だったんだけどな。ナギさんのも。
でもこの姿勢だと調布、脚側を浮かせたから胸が床面で押しつぶされて苦しいかな?
大丈夫そうだな。
「では、ちょっと構造をしらべてみましょうか。まず、花びらみたいなものがありますねえ。」
茶番劇を、続ける。
こんどは、下着越しに、指でそっと調布の裂け目のへり、いわゆる大陰唇を撫でる。柔らかく、ソフトに。
はあっ、と調布の息が漏れ。調布自身もそれに驚いたように息を飲んだ気配がした。
「そして、この外の花びら。実は、『がく』なんですね。チューリップと同じですね?」
ソフトに、柔らかく、まだ閉じてるであろう裂け目の線に沿って指の腹を動かす。執拗に。
ふうっ、ふうっと調布の息が荒くなっている。
「内側に、本当の花びらがあるんですよ。」
こんどは、黒レースの下着を思い切って大胆にずり下げる。お尻を出す感じに。
谷、裂け目も露出させる。
調布の息が、もっと荒く、早くなった。
そっと生じた下着の隙間の空間を利用し。
調布のお尻を抱え込むように右腕をぐるっと回し、調布の体の前面(胸側)から股間に右手を入れ、指で谷を広げる。調布のあそこの裂け目が、開かれる。
「さて、内側の花びら、そう、花弁!
この、さらに内側と突端を観察してみましょう。
不思議なことに、花びらの中にまたつぼみがあるのです!」
実際には、もちろん見ないし、この体勢では見えない。見たら鼻血出そう。
でも、目隠しされてる調布にはわからないだろう。羞恥心のせいだろうか、また体をねじって必死に縛めを緩めようと試みている。
「おや、頑張ってますねえ?アイソメトリック・トレーニングってやつでしょうかねえ?」
無駄だ、手足に帯が食い入るだけだ。
右手で、調布の裂け目を広げたままで。
こんどは手さぐりで、揺れる体のせいで傷つけないように細心の注意を払って。
こんどは左手を調布の背中側から股間に入れて、調布の内側の襞を探る。
そう、あの突起を求めて。
「みつかりましたね。これを、そうっと触ってみましょう。」
ふよ、ふよ、と、ソフトに、あくまでソフトに見つけた突起の頭に触れる。
触れては離れ、を続けているうちに。
心持ち、突起の粒がはっきり感じ取れるようになってきた気がする。
はーっ、はーっと、調布が息を荒くして。
僕が十数回か、数十回目かに触れたとき、ついに、ああっ、と悲愴な声が出た。絶望したように、何かを否定するように、調布は頭を垂れたままで首を振った。
頃合いか。
「では、次にこちらのくぼみを探検してみましょう。」
左手の中指をそうっと、調布のそこに入れる。
濡れてる。ちょっと甘酸っぱいような、匂い。
汚いなんて思わない。
興奮で自分の鼓動が、むっくんむっくんと打っているのを感じる。
入って少しの、お腹側の壁。
いわゆる、Gスポ○ト。
この前の経験から、調布はここが弱いのではないだろうか、と僕は思っていた。
実験しよう。
そっと、押す。軽く、本当に軽く、力を抜ききった指の腹でぱとぱとと叩くイメージ。
そのノックのたびに。調布がのけぞる。身を捩る、逃げようと抗う。
効いてる。
ああ、我慢できない。
もっと、この女を乱れさせたい。
僕は、一度体を抜いて、調布に膝を閉じさせ。
するりと、下着をさらに脱がせていき。
膝を通し、手首とつながれた足首まで移動させ、端を調布の手に握らせた。
「さあ調布君。持っていたまえ。落としたらお仕置きだよ。」
反抗するかと思ったが、調布は黙ってそれを握った。ちなみにクロッチ部分は、多分汗以外のもので湿ってる。
次にいままでうつ伏せだった調布を横倒しにして、こんどは横向きに寝た体勢にさせた。
そして。
片方の膝を持ち上げて、再度、股を開かせる。甘酸っぱい匂いがする。
まるで犬のように、僕は開かれた調布の股に体を入れる。
鼻血防止に目を閉じて、裂け目に顔を近づける。
開かせた上の膝は、内股に当てた背中で支え、下の床側の膝は片肘で軽く押さえつけて。
僕は舌で、下着をずらされ、露わにされた調布の裂け目の谷筋を舐め上げた。
そして、裂け目を弛ませて、その内側の突起をさぐり当て。
執拗にねぶる。
調布はやがて汗をにじませ、体をがくがくと震わせ。
抑えきれないあえぎ声をついに漏らし、それを否定したいかのように、頭を振り。
固い縛めから逃れようとして、無駄に体をねじり、揺らし、帯を千切ろうとするように四肢に力を込め。
僕の舌から逃れようと、割り開かれた肢を必死に閉じようとした。
もちろん、どれも許さない。
調布の体に浮かぶ汗を、舐めて寸評し。
あえぎ声とともに調布の中心から沁み出す、その液体をもねぶり上げ。
逃れようとする無駄な努力を、ねっとりと称揚し、嘲弄し。
そして渾身の力を込めて、閉じようと抵抗する調布の膝を押し広げた。
抵抗が弱まってくると。
途中から僕も調布の内腿を枕に横に寝て、蕾と花びらを舐め上げ。
自由になった指で、スポットを軽く軽く、ノックし続けた。
調布の抵抗は、大小強弱の波があったが、何度目かの波で、ついに。
ぶるぶると調布の体が震え、叫び声が漏れ、そしてその全身から力が抜けた。
はあ、はあっと、荒い息。
股を一層広げて、丹念に舐めてフィニッシュ。
僕はそっと舌を収め、股間から頭を出し、いままで閉じてた目を開けた。
うん、しっとり汗をかいてる。調布も、僕も。
とくに調布の肌は、月明かりに汗が光ってる。
調布の顔の豆絞りの目隠しを、外した。
目を閉じ、頬がおそらくはバラ色に色づいてる。
失神してしまったか?どうしよう、どう気付けすればいいんだ。
多分、特に無理して起こす必要はないんだろう。
どうしていいかわからずに余ってる手ぬぐいで体を拭き、調布の湿った頭を撫でていると、意識を取り戻したのか、ぱかり、と調布の目が開いた。
そして奇妙な笑いが、調布の口元に揺らめく。
「志野、先生。」
少しかすれた、落ち着いた声で調布が言う。
まだロールプレイが続いてたのね。
「うん、調布君。何かな?」
「志野先生、ごめんなさい。先生のことが好きで、勝手に絵を描きました。」
「よろしい!素直になれたじゃないか!」
「志野先生。先生に、ちゃんと両手をついて謝りたいので、これを解いてください。お願いします。」
「うんうん、先生は、分かってくれてうれしいよ、調布君。」
手首と足首を連結してた角帯の結び目を解く。ほうっと、調布が息をついた。
そして、そのまま角帯による足首の縛めをほどき。
次に、後ろ手の手拭いをほどいた。
調布は、起き上がって正座を横に崩したような女の子座りになり、しばらく、俯いて手首と足首に刻み込まれた縛めの痕を指でなぞっていたが。
ふっと、こちらを見た。爛々と光る、瞬きしない豹の眼で。
うっ!?
次の瞬間、胡坐をかいて座っていた僕のみぞおちのあたりにタックル。
僕は無様に頭を畳に打ち付けはしなかったが、あっという間にマウントを取られて跨がられた。
「ねえ、志野。」
僕に跨った調布が、笑っていない笑み(よくわからないが、世の中にはそういうものがあるということを僕はそのとき痛感していた)を浮かべ、僕にねっとりと、芯に怖いものを秘めて呼びかけた。
「な、なんでしょうか。」
「さんざん好き放題、やってくれたわね。あんた、――」
なにが、分かってくれてうれしいよ調布君、なのよ!と息まいてる。
だがそこで言葉を切って、調布は上体を屈めてきて。
口元に、噛みつくようなキスをされた。というか、噛みつかれた。
「覚えてなさいよ。今度、10倍返しね!」
そしてもう一度、今度は柔らかく、キスをされた。
「でも好きよ、志野。大好き。」
「僕も、大好きだ。」
ひしと抱き合った。
2回戦目は出してないから、僕のアレは固く持ち上がってる。
調布は気づいたのか、すっかり元のモードで、意地悪そうな笑みを浮かべて、ぎゅうっとそれを力を込めて握った。
そして、ひっぱる。痛、痛い、痛たたた。
「おい、どうしようって、ーー」
ちぎれるじゃないか。こまるよ。
「あんたはそこに座りなさい。約束でしょ?」
え?
「ほら、『ちゃんと両手をついて謝る』って。」
「いや、あれはロールプレイだろう、だって、――」
「はいはい見苦しいわよ。武士に二言はない。」
僕は胡坐をかいて座らされた。
調布は、そこから少し離れて、手をついてひざまずく。
「志野先生、ごめんなさい。でも、困ります!そんな大きいの、入りません、――」
「おい、挿れるんじゃないだろう、」
「もう!ノリが悪いわね。そこは、『ゲヘヘ、じゃあこれをどうしてくれるんだ?』でしょう?」
そしてあたしが、わかりませんと言って、志野が、じゃあこのキャンディを舐めてもらおうか、っていう運びのはずでしょ?と言ってる。
もうよくわからない。
ともかく、調布はその気らしい。そして僕の息子も。
僕だけが置いてかれてる。
調布は、大型犬かなにかのように、接近すると僕のお腹のあたりにぐいぐいと頭をこすりつけて。
そして手と膝をつき。
ぎりぎりと青筋を浮かべ、怒りを込めて立ち上がってる僕のソレにそっと口づけた。
カウパー線液、いわゆるがまん汁がだらだら出てるんだけどな。いいのかな。
演技だと思うが、いとおしげに舐め上げる。そして上目づかいに、こっちの顔を見上げる。
そして、口に含んで、――。
調布の技術は、まだ未熟だ。だけど。
調布が。あの塩対応の調布が。男嫌いの調布が。
奴隷のように僕に跪き、奉仕してくれているというシチュエーションに大興奮して。
僕は二度目の射精を迎えた。
うん、2回目だからドライで絶頂の快感が続いて、もうどうしようかと思った。腎虚で死ぬかと思った。
調布は、今回も全部飲んで吸い取ってくれた。
いいとこのお嬢さん、大学教授かなにかの娘さんなんだけど。こんなことさせて、いいのかな。
なんだか怖くなってきた。
―――――
僕と調布は、その後また二人でお風呂場に行き、さらにぬるくなった残り湯で汗を流した。
一瞬だけ、お手洗いに寄り。
元の座敷に戻ると、紫藤は眠っていた。大小2枚の布団をつなげた、その端にお行儀よく寝てる。
外して置いてあった腕時計を見る。
ずいぶん濃密な時間を過ごした感じがしたので意外だったが、まだ丑三つ時にはなってなかった。
――かわいいわね、みなり。よかった。
調布は一瞬だけ、紫藤の枕元に膝をつき、そっと半分ズレてた紫藤のタオルケットを直し、髪を撫でた。
――あんた、真ん中ね。
調布はそういうと、真ん中を挟んで紫藤の反対側に入り、一度は再び羽織っていた和風のさらさらした生地のルームウェアをためらいもなく脱ぎ捨てた。
――!
――いいじゃない。いまさらでしょう?それに、ちょっとはあたしにもそういう気分にさせてよ。
あまり、一緒にいることはできないんだし。
みなりも、裸でしょ?いいじゃない。
そう言って、調布は下着だけの裸身をうすいタオルケットの下に滑り込ませた。
僕もあわてて、同じように真ん中に入り、タオルケットをお腹にかけて、布団に体を横たえる。
並べてくっつけてある2枚のふとんのうち1つはダブルサイズの大きい敷布団だ。3人でもスペースはあるし、そんなに寝心地は悪くない。
寝る前に、再度調布がキスを強請ってきた。もちろんいいよ。
そのまま、調布は上半身裸の僕にそっと寄り添い、胸にのの字を書いたりしてた。
下着だけの紫藤と調布に挟まれ。
僕は、すとんと深い眠りについた。
うん、疲れてた。なんか、もう、目を閉じたと同時に眠ってしまった感じだったよ。
調布が、僕の胸とか腕とかさわりながら何か話してたみたいで、僕も必死で返事を返した気もする。
だけどもう眠くて。何と返事したかわからないくらいで、急速に意識を失ってしまった。
夢も見ず、朝まで泥のように眠った。