タイムリープで同級生の残酷な運命を変えようと頑張る話。 作:Marchhatter
続き部分です。誤字など多いかもしれないので、また多少修正します。
あとわすれてましたが、微量ながら不適切な内容があります。
調布の演技の殻を剥いてやりたい。
そして、ごまかす余裕もなく追い詰められ、取り乱していく調布をみたい。
調布に、調布自身の生々しい裸の姿を、目を逸らすこともできないように突きつけてやりたい。
そんな妙な想念が、僕を突き動かしていた。
とにかく、調布のとりすました余裕を奪い、屈服させたい。
そうして言葉にしてみると、結局は、簡単にいえば調布のいうとおり。
僕はきっと、生意気女をめちゃめちゃにしたいってだけだったのかもしれない。
とにかくそんな強迫観念に駆られていた僕は、調布に。
何としてでも、彼女の許容量以上の苦痛だか快楽だかを与え、彼女の嘘=演技(と僕が思い込んでたもの)を剥がそうと、さまざまな非道な行為を彼女に加えることになってしまったのだった。
―――――
肩甲骨が見えるまでめくりあげられたスカート。そして露わになる調布の背中。
調布のブラは、いつもみたいな機能美一辺倒のスポブラじゃなくて。
細い複数の黒いベルトが白い肌を走り。
とても大人っぽく、そしていつもより妖艶に調布の背中を彩っていた。
調布の服を剥きあげていくうちに。
調布から甘く香ってくる匂いに酔わされた僕は、それを見て。
大人げなくも冷静さを失い、僕の脳の溶鉱炉の温度を危険なまでに上げつつあった。
調布は、誰に見せるつもりでこんな下着を選んだんだ?
僕以外の誰かに、決まってる。
許せない。
痛めつけてやれ。
脳内の溶鉱炉はメルトダウンし。
ぷつぷつ、しゅうしゅうと煮えたぎる音が、僕にささやく。
そのささやき声を、しいて言葉にすれば、そんな感じだった。
他方で、もちろん僕の中の冷静な部分は、それに対して反論していた。
女の子は、お洒落をするものだよ。
そして特に気のない相手でも装いを整えるのは、女の子としての礼儀というか本能みたいなものだ。
装いに釣り合ったインナーを選ぶのは、自然な行動だ。
外見を美しく装う以上、下着がズタボロってわけにはいかないだろう。
だけど。
甘い香りに正常な判断力を失っていた僕の醜い嫉妬心は。
自分以外にそんな気を使ってやがって、という声に耳を傾けてしまった。
―――――
僕は壁のフックから、房の多い取っ手付きの鞭を手に取った。
この手の房の多い方が、鞭の当たる部分が分散するので痛みは軽いと聞いたことがある。
いわゆる一本鞭は、痛みが集中するのだと。
だからこの鞭を取ったのは、このときまだ少しは正常な判断力が残っていたからかもしれない。
「調布、誰と会ったんだ?」
「言えない。」
調布が拒否する。
それを聞いて、振り下ろす。何度も。
バシッ、バシッといい音。
頭の中の溶鉱炉の命じるままに、すでに僕の手で叩かれて赤くなってる、豊かなお尻に当てた。
ギチギチと鎖が鳴り、調布の体がおののき、押し殺した悲鳴が上がる。
調布を拘束する前の甘い雰囲気が嘘のように、厳しい声で再度尋問する。
「調布。言う気になったか?」
「――言えないの。」
僕にも、言えないことかよ。嫉妬心がむくむくと大きくなる。
かろうじて、「男か?」と聞くのは、思いとどまることができた。
でもそれが聞きたい。その問いが、頭にこびりついてる僕は。
すごく、人間小さい。自分の狭量さに、吐き気がしそう。
鞭を止めて、こんどはゴム引きされた、大小さまざまなペンチかプライヤーのような
最も大きなものは、1メートル近くにもなる。やっぱりこのホテルの経営者、少し頭おかしい。
最も大きなものを手に取る。両手に柄を持ち、かちかちと挟む動作をしてみる。
挟む部分は火造り箸みたいにまっすぐな感じじゃなく、オオクワガタの大あごみたいに丸く湾曲している。
こんな感じ。→∝
この、もの挟むための丸い腕の部分。この丸い部分は、人の頭回りとか細身の人の胴回りと同じくらい。
そして、おそらくそういう用途に使うためだろう、ゴム引きしてある。肌を傷めないように。
だから。
僕はその
調布のみっちり、むちむちとした太腿をおもむろに挟み。
ゆっくりと、しかし断固として閉じていった。
調布は、腿をぎりぎり、ぎりぎりと締め上げられ、絞られる感覚に、声をあげる。
「はあっ、――!志野、そこ、――」
「言え、調布。誰だ。」
「――。」
「誰なんだ。言わないと、こうだぞ。」
刃はないし、湾曲してるから切れたりする心配はない。
だがこの、
かなり大きいとはいえ、調布の腿を完全に収めきるほどじゃない。
調布の腿に、やっとこの挟む腕の部分が食い込み、変形させる。
ボンレスハムの紐みたいに。滑らかな肌に食い入る。
おそらくは、かなりの痛みを与えて、――。
調布は、最初は声を上げないよう耐えていたが。
しかし、凶悪なやっとこが肌に食い込み、食い入り。
その顎を僕が力を込めて狭めていくと、少しずつ小さい悲鳴が漏れ、それが大きく、――
「ああああっ!――」
「言え。」
「志野、ごめんなさい、――あたしが、へまをしたの。それだけ!」
「言えないんだな?」
「それは、――許して、」
調布は、口を割らない。
ただ、うわごとのように、許して、とつぶやく。
少しはしおらしくなったか。そう、僕の中の醜い心が、厭らしい笑みを浮かべる。
妙な支配欲が満たされる一方、自分のおぞましい心に吐き気がしそう。
僕はやっとこを調布の腿から外す。
調布はほっとしたようにみえたが。
僕がもう片方の腿を挟むと、絶望したような目をこちらに向けた。
ごめんな。左右対称が好きなんだ。純粋に、そうでないと落ち着かないんだ。
そうして、もう片方の腿にも同じ行為、太腿を締め上げる拷問を施し。
やっとこを外す。
外した後の調布の腿には輪のような痕が残っているが、そこまで長くは残らないだろう。
こんどは、痛みではなく、別の感覚で調布を揺さぶる。
調布の手足はしっかりと筋肉がついてて、その上を女性らしいやわらかい脂肪が覆っている。
だがウェストや手足の付け根は、ちゃんと引き締まってる。
そのウェストの、ちょっと上のあたりの、背筋がきれいに二筋浮いてる背中に惹かれる。
僕は、滑らかで少し汗をかいて光っている肌をまさぐる。
「志野?」
指を移動させ。
脇腹のあたり。そこらへんを、ゆっくり指先でつうっと撫でる。
紫藤から聞いた、そういう撫で方はこそばゆいって。
「あ、あは、志野。どうしたの?」
張った鎖がわずかに許す範囲で、体をくねらせて逃れようとする調布。
指は、容赦なく。
肉の付いてない、ガードの薄い脇腹をまさぐり。
上に昇って行き、腋をたどり。
蠱惑的な黒い下着に包まれた、調布の胸のふくらみの立ち上がりをたどる。
「んー、んんっ、あーもう、志野っ!」
肌はもはや、汗でしとどに濡れてる。
調布の匂い。多分服から立ち上る甘い香りに加え、どこか柑橘類のような爽やかな汗の匂いが混ざって香る。
「んんっ、どうにかなりそう、」
調布が、バラ色に上気した横顔を見せて懇願する。
いつも柳眉を逆立ててる感じの調布のイメージに反して、切なそうに眉が八の字に。
ガチャ、ガチャと、強く、両手首、両足首の鎖から逃れようと身を捩っている。かなりの強さだ。
僕の指は、黒いブラの下に入り。くまなくその形のよいかたまりをまさぐり。
今はいやらしい金具。例の鎖つきの挟み具で締め上げられている、胸のつぼみの先端近くを執拗に撫でる。
鎖の許す範囲で、調布が背中を強く反らせ、身を揺さぶる。
たらっ、と。
耐えきれないように目を閉じた調布の頬を汗が伝い、顎から落ちたのが見えた。
潮時だ。一度、手を止める。
今度は、痛みを。
壁につり下がった鞭の中から、強い痛みを与えることができる一本鞭を手に取る。
調布の滑らかな、汗に濡れた背に。
その鞭を、振った。
―――――
それから。
痛みと快楽を交互に、あるいは並行して、繰り返し繰り返し調布に刷り込んだ。
調布は、ついに音を上げて。
股間の筋とか背中とか首筋とか耳とかを執拗に舐めながら、時折パドルで痛みを与える僕に向かって、懇願した。
「許して、志野。もう、あたし駄目に、変になっちゃう。」
「言うか?」
「――言います。」
でも完落ちじゃないな。半落ちの感じだ。
でも、まあいい。
僕には、完全ではないが調布の虚飾をある程度剥いだという手ごたえがあった。
最後のうすぎぬ1枚は、まだかもしれないけれど。
今日は、これでいい。そのうち、完全に。
それより、今日のタイムリミットが気になる。
かちゃ、かちゃと調布の鎖を外すと。
調布はしゃがみこみ、手足の革ベルトで縛められてたところをすりすりと摩った。
しゃがんだ姿勢から、こっちを少し濡れた目で見上げる様子に、どうしようもなくそそられ。
立ち上がらせて、ぎゅうっと抱きしめた。
調布が、ものすごい力で抱き返してきた。頭を、そして頬を擦り付けてくる。雌犬だ、とけしからんことを考えた。
調布の体は、すごく熱かった。そしてふわあっていう、なんとも言えない、いい匂いがした。
脳のどこかがぴくぴくと刺激されてて。どうしようもなく、アレが勃った。
調布も、体を密着させてたから。もちろんすぐにそれと気づいて。
目は濡れていたが、顔に悪戯そうな笑みが浮かび。
僕のソレを、白く長い指で触れながら。
あとでね、と。
鞭打たれてた間に叫んでたせいか、わずかにハスキーな声で言った。
使った道具は使用済みのカゴに入れ。
僕たちは、浴槽にもお湯を貯めつつ、シャワーを浴びることにした。
鼻血が出るかもな、と思ったが、ええい!と。
調布がおずおずと、ワンピースを脱ぐ様子に、なんか僕まで急に恥ずかしくなり。
調布もなぜか羞恥心を一層刺激されたようで。
二人でなんとなく目を伏せながら、浴室に入り。
洗いっこなんてできない。そう思ったが、調布の方から背中を洗ってくれた。
背中にぴたっとときどき触れる何かに、どうしようもなく興奮した。
もちろん、調布の背中も洗わせてもらう。鞭の痕、ちょっと残るかな。
何か、今回は変だった。
浴室に入ったら、憑きものが落ちたみたいに冷静になってきて。
なんていうか心も柔らかくなってきたけど。
さっきまでは、すごく攻撃性が高まって、嗜虐心への自制が働かなかった。
だからすごく調布にも悪いことをした。
もし裸みられたら、親にも気づかれるよな。大事な娘が、さんざん痛めつけられたって。
浴槽はあまり大きくないが、ビジネスホテルのほど小さくはない。二人は入れるくらいはある。
お湯が貯まった浴槽に僕が入ると、調布も入ってきて、――浴槽の縁を跨ぐその足の付け根に、僕の目は吸い寄せられた。
人には好みがいろいろあると思うけど、結構好きなんだ。
女の人で、白い肌からしっとりと陰毛が生えてる、あのデルタの生え際のあたりとか。
バスタブの中で、僕は調布を後ろから抱え込む。
「調布。ごめんな。」
ぎゅうっと、腕に力を込める。
うん、最低だった。悪かった。
あのときも、大事にするって言ったのにな。
そう、どう考えてもダメ男でしかない台詞を並べる。
本心だ。
本心なんだが。
でも、調布の体を生で抱え込んでいると、その、やっぱり、興奮してしまい。うーん最低。
「いいのよ。あたしを、その、――ヤりたかったんでしょう?」
あたしがしていい、って言ったんだから。
気にしなくていい。親?余計なお世話よ。
調布は、そう言う。そして。
白い、しかし強い手が伸びてきて、僕のいつのまにか興味深げに起き上がってるそれを。
そっと調布のお尻の側から、股の間に誘導した。
ああっ。調布、ヤる気か?
うん、ヤりたいのは事実。でも僕はまだ、その、心の準備が。
調布がちょっと上気した顔を振り向かせ、背中に張り付いてる僕に微笑んだ。
思わずぎゅうっと引き寄せて、振り向かせた唇に、キスをした。胸を手でつぶしながら。
キスをしたまま、調布は、僕のソレを調布の裂け目には入れずに、股にはさんで。
お腹の方まで先を突き出させ、僕のソレの先端をそっと手で包む。
そして、唇を離し、顔をもとに向けて、調布は。
小刻みに腰を揺らしながら、僕の棒を中には入れず、その裂け目と指とで奉仕する。
さっきまで調布を嬲り続けてて、そりゃ勃って勃って、棒の近くの胴体、鼠径部のあたりがすごく痛かった。
ほら、出ようとしてるのを押えて出ない状態続くと、そうなるよね?僕だけ?
それが解消されたというのか。
僕のそれがさらに固く固く漲り、そして、快感が高まり、高まって、――
ん?
まずい、浴槽の中で出したら。調布が危ない。
本当のことを言えば、今やってるこれだって危ないはずだ。
でも出したら。調布がネオたっくん(仮名)か誰かのママになる確率が激増。それはまずい。
立ち上がろうとすると、それを察知したのか。
調布も立ち上がり。1度体を離し。
僕を立たせたまま、素早く自分は湯船にしゃがみこみ、僕のそれを口に含んだ。
調布、そこまでしてくれるとうれしいけど。いいのかな。
でも気持ち良すぎて。調布の頭を軽く抱え、強くつきこみたい衝動を必死に抑え。
快感にそれをぴくぴくさせながら、口の中に発射してしまった。
―――――
そして二人でまたシャワーを浴びつつ、わずかな時間、いちゃついて。
調布は手際よくワンピースをたたみ、いつもの(?)スポブラと女子高生らしい普通に可愛い下着をつけた。
下着のない部分に見える赤い筋、少しだけ薄れてきたな。
最初のふくらはぎへのパドルの痕は、今では消えてる。
これなら服を着てれば大丈夫、かな?
時計を見る。意外にも、あまり時間は経ってない。
なんか頭に血が昇っていろいろ調布をこねくり回してたけど、実はそんな長い時間じゃなかったようだ。
まだ、申し開きはできそう。ホテルの時間も、まだ小一時間を残す。
「ねえ、志野。――ごめんなさい。」
なぜかしおらしく、調布が言い。
ベッドの端に腰かけた、まだトランクス一枚の僕の後ろから、そっと抱きついてきた。
いや、調布は謝る必要ないだろ。
僕が勝手に頭に血を登らせて、調布を痛めつけた。どう考えても僕が悪いと思うが。
まあ、事前に言ってくれなかったのはちょっと含むところもあるけど。
「ねえ、――言うけど、怒らないでね?」
「いや、それは保証できない。」
やっぱり怒りたくもなるかもしれない。ムカッとするかもしれない。
でも、もうあんな風にはしないよ。大事にしたい。
そう思って、言おうとする機先を制され。
「わかってる。あたしも悪かった。――また、いたぶってくれていいから。」
今日は時間がないだろうし。
まだ足りないんでしょうから。また、しましょう?
そう言って、調布がまた頭を付けてきた。
なんか深刻な行き違いがある気がしたが、こういうデレてる調布はとても貴重だ。
思わずそっとその頭を、胸に抱き寄せた。
「みなりの、小父様なの。」
「!」
「みなりの外泊を認めてもらいたくて。そのお返しね。」
それだけで、事情はだいたい分かった。
調布、危ないことをしやがるな?
あいつ、病院では紳士的に振る舞ってたけど、みなりを折檻したりするやつだ。アブないぞ。
でもな、あいつ外見はいいしな。もしかすると、――
「言っとくけど、違うからね。そんなんじゃない。」
調布がぎゅうっと強く抱き返してきた。
「それにね。あたしがさっき、あんなブザマに脱力してたの、あれ、多分小父様の仕業だと思う。」
「何か飲まされたのか?」
「食後のコーヒー、それか、――」
調布によると、思い当たる可能性は2つあるという。
一つは、食後に調布だけが飲んだコーヒー。しかし、これは厨房から直に運ばれてきたし、その頃には紫藤継父はいなくなってた。
厨房に言伝たりしてた形跡もないし、店はしっかりした店だ。だから、もう一つの方だろう。
「小父様が吸いかけて、残していった甘いにおいの煙草。いや、」
あれは、煙草じゃないわね。
さっきまで、どうして気づかなかったのかしら。やっぱり、頭が鈍ってたのかも。
そう、調布は言う。
紫藤継父は、帰り際に煙草を吸い、それを残していった。
甘い、バニラみたいな香りだったとという。
そういえば。さっき、調布の服からかすかに香ってた匂い。
僕の正気を失わせた、あの匂い。
一つの推測。
紫藤継父は、調布を食おうとしてたのだろう。
だから、調布を何かの向精神作用のある煙草。いや、ぶっちゃけいえば麻薬、あるいは媚薬のたぐいだな。
それで、狂わせようとした。
でも、何かの理由でそれを自分でやるのは止めた。
その代りに、行きずりの男たちの魔手にかかるようにした?
ちょっと変だな。
「帰り際に、店の前で変な二人組に絡まれた。カエルみたいなのとカマキリみたいなのと。」
カエル?
ああ、もしかすると、そうつながるか。
多分紫藤継父は、ガマガエル(紫藤の処女を買おうとしたやつだろう)とカマキリ(こっちは知らない)と3人で調布を回そうとしたな。
ただ、どういうわけか自分は「1抜けた」した。残りの2人に対して、おぜん立てはしたから勝手にやんな、って感じに言って、自分は帰ったのだろう。
ただ、そのおぜん立てはしっかり効いて、調布があんな風になった。
それに、今思うと。
匂いに狂わされたのは、調布だけじゃない。
もしかするとあの調布を足蹴にしてたやつらも、そうかもしれないし。
僕も、やっぱり変だった。急に調布のことを剥いてみたくなったり、嫉妬に狂って痛めつけたくなったり。
「調布、その服、――」
ちゃんと洗っとけよ?というつもりだったのだが。
「ええ、分かってるわ。これを証拠にして、みなりの小父様を牽制するのね?」
いや、それはやめとけ。危険すぎる。
でも、証拠として取っとくのはありうるかもな。うーん。
―――――
ともかく、時間の制約もある。僕たちは急いで衣服を身に着けた。
調布はちょっと迷ってたが、制服に戻るけど、ワンピースを軽く羽織る感じに掛け、僕のすぐ後ろにくっついて出て制服を隠すことにしたようだ。
「ねえ、――また来ましょうね。」
なんか調布が生き生きしてる。
あれ、あんなに痛めつけられたのにな。軽い運動してきました、って感じだ。
でもな。結構ハードに打ち据えたりしたし。脚も締め上げたりしたけど。
――脚は大丈夫そうかな、足取りは軽い。
ともかく、僕たちはあたりを伺いながら、チェックアウトし。そっと夜陰に乗じてホテルを出、調布はワンピースを仕舞い。
公園の近くに止めて置いた自転車を回収し、調布を乗せて、急いで調布の自宅に送って行った。
調布は、自転車の荷台に普通に跨って、フレームに巧みにつま先を乗せて立ち、僕の肩に手を置き。
いわゆるカワサキ乗りで、僕らは夜の街を走り抜けて行った。
調布の自宅そばで、またキスを交わして。
またね、おやすみ、と恋人たちのように声を掛け合って別れる。
調布の背の高い姿が、ちゃんとロビーを抜けて、エレベータに乗り込むのを確認する。
なんだかうれしそうな小走りの後ろ姿に、なんとも言えず、胸がきゅうっと締めつけられる。
かわいいっていうんじゃなくて。なんか、かわいそうっていうのでもなくて。
こういう感情、なんて呼ぶんだったかな。
さて、予定外もいいところだったが急いで自宅に帰ろう。
自転車飛ばせば、10時半くらいか?そのくらいならまあ、大丈夫だろう。
でもな、さっき調布のマンションの近くでキスをして抱いたときから、また勃ってきちゃった。
自転車をこぐのに少し苦労する程度。
調布が吸わされたかもっていう何かの薬。絶対媚薬だぞ、それって。
家に帰って抜く時間、あるかな。