秋はまだ入り口で、それでも、少し肌寒いような風が吹き始めていた。
湯船に浸かった太一郎は、湯の気持ちよさと、肌から伝わる快楽信号とに酔っていた。
「太一郎様……」
美樹の甘い吐息が耳元にかかる。
「タイチロウ……」
ジェニファーもまた、切なげな声で夫を呼ぶ。
美樹の長い赤毛が、湯の中でゆらゆら揺れている。ジェニファーのとてつもない乳房もぷかぷかと浮いている。
太一郎が両手に抱く花のように美しい二人の妻は、それぞれ違った意味で極上の美女だった。肌の感触、髪の手ざわり、声音まで、全てが官能的なまでに心地よい。
(俺は……幸せ者だな……)
二人は、太ももの間に太一郎の手を招き入れ、右腕を美樹が、左腕をジェニファーが抱きしめていた。
「ん……太一郎様の手……大きいです……それに、温かい……♡」
「そうね……タイチロウは本当に素敵な男だわ……うふふ」
耳元で吐息混じりの声が囁かれ、太一郎はぞくりと身震いした。
「おおう……お前たち、声が色っぽすぎだぞ。おれを悶え死にさせる気か」
「ふふ……そうかもね」
「はぁ……太一郎様ぁ……ん……んん……♡」
美樹は太一郎の右手を取り、指先を口に含んで、唾液を絡ませる。
「うふふ、じゃあ、こうすればもっと興奮するかしら? んっ……んっ……♡」
ジェニファーは左手を取ると、手の甲に口づけをして、爪の生え際や関節などを丁寧にしゃぶる。
「うおお……たまんねぇな……!」
太一郎の官能が刺激され、下半身に血液が集中する。
「太一郎様、太一郎様、あの……お口に吸い付いてもよろしいでしょうか……♡」
美樹が上目遣いで尋ねてくる。彼女の長いまつげが震える様は、まるで蝶の羽ばたきのようだ。
「もちろんだとも」
「太一郎ったら、すっかり骨抜きにされているみたいね。ま、それも無理ないけど。ん……♡」
ジェニファーは、夫の唇を奪おうとする美樹の乳房を弄びながら、太一郎の頬に舌を這わせた。
「ああ……太一郎様……太一郎様……♡ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……♡」
美樹は、太一郎の手を握りしめたまま、小鳥が餌をついばむように何度も口づけをする。柔らかい。温かい。愛おしい。
「ああ……美樹、ジェニファー、二人とも可愛いぞ。愛している」
「嬉しい……太一郎様……♡」
「太一郎ったら、また女を喜ばせるような台詞を……んっ……ちゅっ……♡」
ジェニファーは太一郎の掌に口づけをし、その手首に吸い付き、腕を伝って肩に上り、首筋をぺろりと舐めた。
「タイチロウ、私も、口に……んっ……♡ ふふっ……♡」
彼女の柔らかな舌が太一郎の口腔に侵入し、歯茎や舌の裏をなぞっていく。彼女の鼻息がくすぐったい。
「ジェニーさんだけずるい……! はむぅ……じゅるっ……」
美樹は太一郎の腕に抱きつきながら、彼の二の腕や肘の内側を甘噛みする。彼女の豊かな胸が押しつけられ、形を変える様子がよく分かった。
この世で一番の贅沢は、愛する人と口付けを交わすことなのだと、太一郎は思う。まして、それが二人同時ともなれば。
「わたくしも……♡ねえ、わたくしも……ジェニーさんと一緒に……♡」
「ふふっ……♡いいわよ、一緒に口づけしましょ……♡」
二人の舌が、太一郎の唇を割って入ってくる。
「んっ、んっ、んっ、んぅ……♡」
と、小刻みに動かしてくるのが美樹。
「ん~……♡」
と、ねっとりと絡みついてくるのがジェニファー。
二人の口づけは対照的だった。美樹は情熱的で、ジェニファーは優しく包み込むように。二人とも興奮しているのか、大量の唾が分泌されている。パックリと開かれた二人の口の中で、唾液が混じる音がするたび、太一郎の心は高鳴った。厚さと長さが微妙に違う二枚の舌が、交互に太一郎の口内を犯していく。太一郎の舌を求め、擦れ合い、離れまいとするかのように、 美樹とジェニファーの舌が追いかけっこをしている。
「ふふ……タイチロウのベロ美味しいわ……じゅる……じゅぷぷ……」
「太一郎様ぁ……太一郎様ぁ……♡んっ、んっ、んっ、んっ、んっ……♡」
何度も何度もそうしていると、不思議と二人の声が混ざりあい、一つの旋律となって太一郎の耳に届いた。
「「んっ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅぽぉ、れろ、れる……♪」」
それは、太一郎が今まで聞いたことのない音色だった。
(おお……もう、声の区別もつかないくらいに……)
太一郎は、美樹とジェニファーに同時に口づけされる幸福感に酔い痴れた。美樹とジェニファーの口づけは激しさを増していき、興奮の吐息を吸わされて息が苦しくなるほどだ。
「「んんーっ、ちゅぱぁぁぁぁぁぁ……♪」」
やがて二人はゆっくりと口を離し、お互いの顔を見つめ合う。
「「はぁ、はぁ、はぁ……」」
美樹とジェニファーの瞳は潤んでいた。彼女達の頬は紅潮しており、吐息は熱を帯びている。
「「ん……」」
そして、再び二人は口づけをしてきた。今度は交互に太一郎をついばむような口づけだ。
「ちゅっ♡」
「んむぅ……♡」
「ん……んん……」
「んんん……♡」
太一郎は、次第に何も考えられなくなってくる。美樹とジェニファーの甘い吐息と喘ぎ声だけが、脳内に響いている。
「ん……んん……♡」
「んん……♡ぷはぁ……!」
二人がやっと離れた。太一郎の舌には、二人分の唾液がまとわりついている。
「ふふっ、ごちそうさま」
「太一郎様のお口の汁、とっても濃くて美味しかったです……♡」
美樹は、太一郎の頬に軽く口づけをした。媚びた声を出す時、彼女は普段よりいっそう甘えた表情になる。太一郎は、そんな美樹が可愛くて仕方がない。
「ふふふ、私も美樹さんみたいに媚び媚びの声出す練習しなくっちゃ。太一郎に気持ち良くなって欲しいものね。太一郎はそういうのが好きそうだし」
ジェニファーはそう言うと、太一郎の耳を舐め、扇情的な視線を向けてくる。
「ねえ、タイチロウ、私の乳房……どう? 先っぽが尖っていて、とってもいやらしい形でしょう? ねぇ、触ってみて……♡」
ジェニファーは、自分の乳房を下から持ち上げてみせた。乳輪がふっくらと膨らんでいる。乳首は親指の先ほどの大きさだ。とにかく大きく下品に感じる一歩手前なのだが、それでいて形も綺麗で、まさに芸術品のような乳だった。
「あぁ……ジェニーさんのおっぱい、なんて大きさ……♡」
美樹も、自分の乳房を持ち上げてみせる。
「太一郎様……♡ わたくしの胸はいかがですか? ジェニーさんのモノと比べると小さくて恥ずかしいのですけれど……でも、乳首はこんなに硬くなっていますの……♡」
美樹はそう言うが、彼女の乳房もかなり大きい部類に入るだろう。ぱん、と音がしそうなほど張りのある乳は、美樹の細い指では掴みきることができない。
「美樹の乳首は可愛いな」
太一郎は美樹の乳首を口に含んだ。
「あっ……太一郎様、いけませんわ……ジェニーさんの前で……♡」
美樹はそう言いながらも、太一郎の頭をぎゅっと抱き締める。
「ふふ、いいのよ美樹さん。私はあなたたちの仲の良さを見せつけられて、嫉妬でヴァギナが濡れてきたところだから……♡」
「もう、ジェニーさんたら……♡太一郎様、わたくしたち二人の乳首、一緒に吸ってくださいませ……♡」
美樹が懇願する。
「ああ、わかったよ」
太一郎は、左の美樹、右のジェニファーの乳首をいっぺんに口に含む。
「「ああんっ……! ♡」」
二人は身体を震わせて悦ぶ。
太一郎は、夢中で二人の乳首をしゃぶり続けた。
「ああん……タイチロウったら、赤ちゃんみたい……♡」
「あぁ……太一郎様にお胸を弄っていただいてる……♡」
二人の胸は柔らかく、弾力があり、太一郎を心地よく受け入れてくれる。
だが、太一郎は、自分が赤子になったつもりは毛頭なかった。甘噛したり、舌で転がしてみたりと、二人の乳首を存分に味わい、性感を昂らせていく。
「あ……太一郎様……♡もっと強く吸って、美樹をいやらしくいじめてください……♡」
「私にもお願いね、タイチロウ……美樹さんより激しく、いやらしく……♡」
(ああ……何という心地好さだろう……)
太一郎は、美樹とジェニファーの胸に抱かれ、至福の時を過ごした。
◆◆◆
脱衣所で、二人の妻が戯れている。
「美樹さんの胸、本当に柔らかいわよね。それにしても、美樹さんって意外と着痩せする方だったのね。想像以上だわ」
「あら。ジェニーさんには敵いません。それに、お尻だってジェニーさんの方が大きいじゃありませんか」
「ふふ、ありがとう。お世辞で褒められるのも悪くない気分ね。お尻が大きいと太ももが太く見えるのが嫌なのだけど」
理想的、なのかもしれない。まだ湯船にいる太一郎は、そう思った。今のところ声だけが聞こえているが、逆にそれくらいのほうが想像が捗って良い。
「太一郎様、そろそろお上がり下さい。拭いて差し上げます」
美樹がそう言ってくれたので、太一郎は立ち上がった。
股間はすっかり勃起している。
「あら……タイチロウったら、もう元気になっているじゃない」
ジェニファーが太一郎の股間を凝視している。
「ふふ、太一郎様ったら……もう、待ちきれなくなってしまったんですの?」
美樹がコロコロと笑う。太一郎の好きな、なんとも言えない色っぽさのある笑顔だ。
二人は手ぬぐいで太一郎の水分を丁寧に拭っていく。
「ほら、太一郎様のおマラ様、あんなに反り返って……♡」
「本当ね。あれだけ興奮してくれたなら、私達も頑張った甲斐があったわ」
二人は、愛おしそうに太一郎の肉棒を見つめながら、口々に勃起を称賛する。やれ血管が浮き出ているだの、皮が剥けているだの、亀頭がパンパンに張っているだのと。
「太一郎様のおマラ、とても素敵です……、おっきくてたくましいです……♡」
「ふふ、タイチロウ、こんなにガッチガチにして……♡ ここで射精したい? だめよ、部屋に帰ってからのほうが気持ちいいわよ……♡」
美樹とジェニファーが、左右から太一郎に囁く。
浴衣をゆるく着た二人の胸元からは、ホカホカの乳房が覗いて見えた。太一郎が愛してやまない、なんとなればこの手で育ててきた妻たちの肉果実である。
「太一郎様……♡」
「タイチロウ……♡」
二人が同時に太一郎に口づけをしてくる。唇だけ、軽く触れ合わせて、二人は太一郎の腕を取った。
「さ、部屋に戻りましょうか」
「太一郎様、今夜もいっぱい可愛がって下さいましね……♡」
二人は太一郎の手を引っ張り、脱衣所を出た。
◆◆◆
ふぐ鍋を食べた後、太一郎はこのように言った。
〈脱げ。今日おれは、お前たち二人を孕ませてやる〉
妻たちもそれを期待しているのか、鼻息があらい。ふすふす、と荒い呼吸音すら聞こえるようだ。
太一郎は布団の上に胡座をかいて座り、美樹とジェニファーは全裸で正座をしている。
「さあ、早く始めようぜ。どっちから種を仕込んで欲しいんだ? 美樹? ジェニファー? まあ、順番はどうでもいいがな」
太一郎はそう言うが、正直なところ、どちらから先に犯すかなど決めていなかった。ただ、期待に満ちた瞳でじっと見つめられると、そう言うのが男として礼儀かと思っただけだ。
「わたくしからお願いします、太一郎様……」
美樹が手のひらを布団につけて、深々と頭を下げた。
「美樹は、一日も早く太一郎様の子を授かりとうございます。どうか、わたくしに種付けしていただきたいのです。太一郎様にお子を産んでさしあげたいのです。出楠家の跡継ぎを、どうか、わたくしの子袋で育みとうございます」
美樹は、まるで祈りを捧げるような姿勢でそう告げる。彼女の願いはそれだけだ。いや、本当にそうか?
「……」
「うーん、美樹さん、タイチロウの反応があまり良くないみたい。どうしてかしら? ねぇ、美樹さん、どう思う?」
ジェニファーは美樹の耳許に顔を寄せて、コソコソと喋る。
「うっ……で、では……太一郎様ぁ……美樹は、太一郎様のおマラも、跡継ぎも、両方欲しゅうございます……♡ 美樹は、どちらも欲しいんですぅ……♡」
美樹は目に涙を浮かべて懇願する。
「美樹さんはなんて健気なの……。ぷふっ、でも、ちょっとあざといわね。もう少し恥じらいがあってもいいんじゃないかしら」
「なっ……! ジェニーさん、もう! 太一郎様ぁ……美樹はぁ……美樹はぁ……太一郎様に抱いていただいて、子供を作りたいです! もう、欲しくて欲しくてたまらないんです……! だからぁ……♡」
「あらあら、美樹さんったら。そんな直球で迫られたら、太一郎も困ってしまうでしょう。ね、太一郎?」
ジェニファーは美樹を煽るようにそう言い、太一郎の方を見る。
「……」
「あら、意外とツボに入ったみたい。バッキバキよ」
ジェニファーは、美樹を挑発するように笑った。その声に反応したのは、美樹ではなく太一郎だった。
「美樹……お前は可愛いな」
太一郎は美樹の後ろに回ると、そのまま尻を高く上げさせた。
「け、獣のようです、太一郎様……恥ずかしゅうございます……」
「ああ、そうだな。今からこの獣の穴をたっぷり使ってやろう」
「は、はひぃ……♡」
「あらあら、美樹さんたら。もう準備万端なのね」
「あ……ジェニーさん……♡」
ジェニファーの言う通り、美樹の秘裂は蜜で溢れていた。太一郎が指で掻き回せば、グチュリと卑猥な音が響く。
「ふふ、ヴァギナが大洪水ね。お漏らししたみたいよ」
「はぁ……はぁ……♡〈ゔぁぎな〉とは、
美樹が尻を振ると、愛液がぴちゃぴちゃと飛び散る。太一郎はそれを掬って舐めた。
「へぇ、美味いな。お前の味がする」
「ふふ、タイチロウったら。じゃあ私にもちょうだい」
「お、お止め下さい!? は、恥ずかしい……!」
「はむっ……ちゅるっ……れろれろ……うーん、とっても健康的ね。とっても濃厚で……うん、やっぱり、あなたは最高だわ」
太一郎の指から美樹の愛液を舐め取り、ジェニファーが感想を述べる。
「はぁ……はぁ……♡ 太一郎様……♡」
太一郎は美樹の尻肉を掴み、左右に割り開いた。くぱっと口を開けた女陰が丸見えになる。
「太一郎さま……わたくしのあそこを……お見つめにならないでくださいまし……恥ずかしゅうございます……♡」
「惚れ惚れするほどいい尻だ。きっと、健康で強い子が生まれるよ。そうだろう、ジェニファー」
「そうね。タイチロウ、美樹さんのここなら、きっと元気な赤ちゃんを産めるわよ」
「ふふ、楽しみだな」
太一郎は正座して、美樹の腰を掴んで持ち上げると、自分の肉棒の上に降ろした。
「ああ゛~~~っ! ひいいっ♡」
ずぶぶっと音を立てて、太一郎の剛直が恐ろしく熱い美樹の中に入り込む。
「あっ……は……はひっ……太一郎様のおマラが……♡ 美樹の奥まで入ってきました……♡」
「はは、奥か。美樹は子宮で感じるんだな」
「は、はい……♡ やや子の部屋で感じます……♡」
「美樹さんは最高のお嫁さんね。ふふ、子宮で感じられるのは私も同じだけど。さあ、美樹さん。あなたも動きなさいな。タイチロウを気持ちよくさせてあげないと」
「あ、はい……わかりました……んっ、ああっ、あんっ♡」
美樹は頭を伏せたまま腰を重たげに上下させ、太一郎の剛槍を自らの胎内で扱き上る。
「おお、美樹、お前は本当に淫らだな……! おれの魔羅をそんなにしゃぶりやがって。まったく、どこで覚えてきたんだ?」
「はい……♡ すべて、すべてわたくしの夫に仕込んでいただきました……♡ おおん……♡ ああ、おねだりの仕方も、マラ様の飲み込み方も、うっ、腰の使い方も、全部、ぜんぶ太一郎様に教えていただきました……♡」
美樹が動く度に、太一郎のモノから快楽信号が脳へと送られ、彼は思わず顔をしかめる。
美樹を見つめているとあっという間に射精しそうで、天井を見上げる。すると、ジェニファーの彫刻像の如く整った美貌が近づけられる。
異人の新妻は、先輩妻の痴態に興奮しているようだ。黒曜石のような瞳は情欲に潤んで、頬は薔薇色に染まっている。
「タイチロウ、あなたは凄いわ。あの清楚で大和撫子な美樹さんをここまで開発してしまうなんて。ねぇ、美樹さん、あなたのヴァギナはどんな風に感じるの?」
「あッ! あッ、あ゛あ゛っ!! お、お゛お゛っ!!」
「あらあら、聞いてないみたい。うふふ、まぁ無理もないわよね。あんなに激しく動いて。ねぇ、タイチロウ、ちょっとゆっくりにしてあげたら?」
「ううっ……! お、おう……美樹、おれが動かしてやるから、お前は少し休め」
「いや、いやっ! 太一郎様、もっと欲しい、マラ様欲しいです! 美樹はきもちいいことだいすきなんです! もっともっと、たくさんしてくだざいっ! おねがいします! もっと! もっとぉ! おねがいしまずぅ!」
「そう言うな。お前はゆっくり動かされるのだって好きだろう。ほら……」
そう言って太一郎が腰を押さえつけ、代わりにゆっくりと抜き差しを始めれば、美樹は途端に大人しくなって、されるがままになってしまう。
「おォォ──……、いィィ──……ゆっぐり、いィィ──……ゆっぐり、じでぐだざい……♡」
「そうそう、素直が一番だ。そうやって、美樹は俺の言うことをちゃんと聞いてくれる、いい妻だ。な?」
「は……♡ はィィ──……♡ なんでもいうことききますからぁ……♡」
美樹はぐねぐね動く太一郎の分身から与えられる快感を貪るように、ひたすら腰を動かし続ける。その表情はだらしなく緩み、口の端からはよだれが垂れていた。
しかし、太一郎はそんな美樹を見て満足げに笑うと、彼女の身体を抱えて仰向けに寝かせ、その上に覆い被さった。そして、下腹部を押しながら美樹に囁いたのだ。
「美樹、今からお前のここ、外から刺激してやろう。前にもしてやったな? あの時はどうなった? ジェニファーに教えてやれ」
そう問いかけると、美樹はぶるりと身を震わせ、「は、はひぃ……♡」と返事をした。
「美樹はぁ……♡ 太一郎様に……♡ お腹の中をとんとんされてぇ……♡ そのまま、外からやや子の部屋をぐりぐり押されてしまいましてぇ……♡ そしたら、頭が真っ白になってぇ……♡ なのに、太一郎様は何度も何度もとんとん、ぐりぐりって……♡ だから、わたくしは……♡」
「ははっ、そうだな。それで?」
「はいぃぃぃ……♡♡♡ 『お゛っ』と『お゛〜〜〜』しか言えなくなって、最後には潮を吹きながら気を失ってしまいましたぁ……♡」
「ははは、そうだったな。美樹はあれが好きなんだもんな。よし、今日も気絶するまでしてやるか」
「は、はひっ♡ ありがとうございます♡ お願いしましゅ♡」
ジェニファーがごくりと唾を飲む。太一郎はゆっくりと美樹の尻を押し潰し、最奥に分身を当てて優しく小突いてやる。美樹は眉をハの字にして、低音の喘ぎ声を上げる。
「んお゛っ♡」
「美樹、気持ちいいか?」
「はひ♡ 太一郎さまのおマラが美樹の子宮をとんとんして、きもぢいいでず♡ ああ、太一郎様のおマラ様♡ 美樹の子宮にちゅっちゅって口づけしてくれてる♡ ああ♡ 太一郎様♡ 太一郎様♡」
美樹の下半身全体がぶるぶる震え、膣内がきゅううううっと締まる。太一郎はその締め付けを楽しみつつ、美樹を抱きしめて頭を撫でた。すると美樹は嬉しそうに目を細めて、自ら舌を差し出してくる。太一郎がそれを絡め取り、唾液を流し込んでやると、美樹はこくこくと飲み込む。
そのまま子宮で感じる絶頂に突入した。
「ひぃい゛ッ! ……イ゛グッ……イッグゥ……ぉお゛ッ……お゛ッ……ッ……! ♡」
美樹は真っ赤に染まった全身をぶるぶると震わせ、獣のような声を上げ続ける。
だが、まだ先がある。太一郎は美樹の収縮する腹に拳を当てて、グリグリと圧迫した。
「美樹、分かるな?」
「はっ、はいぃっ! 分かりましゅっ! 美樹はぁっ! いまぁっ! 太一郎様におなかトントンされてぇっ! あッ! いィィ──……ッ! ぐりぐり、じで、もらえでるのぉぉぉお ……!!!」
「ああ、美樹さん、羨ましい……子宮でイクの、自慰やクリトリスでイクよりずっと深い快楽を得られるものね? とにかく幸せが突き抜けて、あまーく蕩けちゃうものね?」
「お゛っ……♡ お゛っ……♡ お゛っ……♡ お゛っ……♡ お゛っ……♡ お゛っ……♡ お゛っ……♡」
だらしない声を上げて快楽に耽る美樹の耳に、不意にジェニファーの声が届く。
「でもね、美樹さん。あなたは、太一郎にお腹を叩かれて、お腹を外から触られて、それだけでイッてしまうような変態女なのよ。分かってる?」
「は、はひぃ……ッ! でもいいの、だんなさまは、このわだじのことが、だいすきでぇ……♡ おながを、ぐいぐいって、しでくれる……♡ あいじでぐれでるがらぁっ! わだじ、うれしいがらぁぁあっ! お゛〜〜〜〜〜〜〜……♡♡♡」
「そうね、そうよね。太一郎はあなたのことを愛していてくれるものね。美樹さんも太一郎のこと、愛しているのね」
「あいじでまずぅぅぅっ♡ だんなさまっ♡ おなか を ぐい、ぐい じでぐだざいっ♡ おねがいじまじゅぅぅっ!」
「おお、美樹、すまん、おれがもう、たまらん……!! 出るぞ!」
「ん お っ♡ お っ♡ おっ♡ おっ♡ お っ♡ お っ♡ お っ♡ お っ♡ ん オ ォ ォ 〜〜〜〜〜〜〜〜……!!! ♡♡♡」
太一郎は、気持ちよく射精するために、最奥から膣口までを一気に擦り上げた。美樹は、そんな夫の分身の動きに合わせて、心地好い締め付けを返した。美樹は、蕩けきった表情で、夫に自分が幸せいっぱいであると伝える。
「お ォ 〜〜〜〜〜〜〜〜……! ォ 〜〜〜〜〜〜〜〜……!」
「お、おっ、出るッ……出るッ……まだ……出るッ……」
「ふ──ー……♡ ん──……♡」
美樹は完全に精液を搾り取るための肉壺と化していた。
太一郎は、金玉の中身を全て抜き取られているのではないかと思うほどの快感に、意識が飛びそうになる。しかし、なんとか耐えて、美樹の中に最後の一滴までも注ぎ込んだ。そして美樹に覆い被さるようにして、美樹の胸に顔を埋めた。
「はぁー……はぁー……どうだ……これだけ、注げば、ぐうう……! 孕むだろう……!」
「お っ……お っ……お っ……♡」
美樹は、ただビクビクと身体を震わせていた。
その腹には、太一郎の子種がたっぷりと詰まっている。だが、三年間できなかった子が、そう簡単にできるはずもない。
「ジェニファー、子は、子を孕ませるには、この後、どのくらいの回数が必要だ?」
「えっ? ああ、十分でしょ。それより、美樹さんの身体を拭いて暖かくしないと」
「いや、待て、もう少し、このままでいたい」
「……分かったわ。でも、美樹さんが辛そうだったら、止めてあげてね」
「ああ」
太一郎は美樹のとろけ顔を見ながら、子種を塗り込むように腰を動かした。美樹は軽く達しているのか、太一郎をきゅううっ、きゅううっと締め付ける。
「お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡」
「はぁー……はぁー……はぁー……孕め、孕め、今日こそ、孕んでくれよ……! 美樹、美樹……!」
自分でもどうかと思うほど、太一郎は美樹の子宮に執着した。美樹は太一郎の背に手を回し、爪を立てる。太一郎の背中は血だらけになった。
「お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ おっ……♡ お っ……♡」
「美樹、美樹、美樹、美樹、美樹、美樹、美樹、美樹……!!」
「お ぉ ぉ ぉ ぉ……! ♡」
太一郎が、ぐりゅっと美樹の一番深いところに押し入った瞬間、美樹は仰け反って絶頂を迎えた。太一郎は、美樹にぎゅーっ、と抱き着かれながら、その腹に自分の種子をぶちまけた。
(ああ……もう出ねえ……)
もうこれで何度目だろうか。
それでも、美樹の腹の中は、まるで意思を持った生き物のように、うねうねとうごめいて、最後っペの一滴までも吸い出そうとする。
「お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡ お っ……♡」
美樹は、完全にイキっぱなしになっていた。
「はあ……もうその辺にしときなさい。それ以上は美樹さんが壊れちゃう」
「あ、あぁ……そうだな……すまない……」
太一郎は名残惜しそうに、美樹の中から引き抜いた。美樹は、それすらも感じてしまうようで、ぴくっぴくっと震えた。
「はぁ……はぁ……」
「タイチロウ、言っておくけど、私にも同じだけ注いでもらうからね。ちょっとだけ寝ちゃいなさい。後は私がやってあげる」
「わかった……」
太一郎は素直に布団に潜り込んだ。疲労が溜まっていたせいか、すぐに眠りに落ちた。
「美樹さん、大丈夫? ……聞こえてないわね。はあ、全く……女房になって初めての夜がこれ? 私、こういう星の下に生まれたのかしら。先が思いやられるわ」
「えへ……ヘヘヘ……ややこ……ややこ……おなか、たぷ、たぷなのぉ……えへ……ヘヘヘ……」
(続く)