異世界転生した奴が作ったエタったエロゲ世界 作:三次元童貞
「えーっと、最低限なところは転生じゃなくて転移」
「そりゃ死にたくないからな。しかも、そんなアホな世界に転生するとか詰んだ時が最悪だろうが」
「そりゃまぁ、そうですけども……っていうか兄さん詰んだら、その、やっぱ」
「なるべく頑張ってはみるが、どうしても無理そうならさっさとトンズラするに決まってるだろう。退路を確保しておくなんてダンジョン攻略で当たり前だろう」
「そら、そうなんですけども……っていう事は緊急脱出出来るようにせえと?」
まぁ、人形……使い魔からして見れば難題かもしれんが逃げる保証、元の世界に帰って来る保証がないのならそんな博打後の世界に行くわけがない。
「……まぁ、何とかなりますんで分かりましたわ。ワイとしては困るんでっけどね」
「詰んだらって言ってるだろう? 序盤から詰むような要素はなるべく排除していく心算だし、どうせそんな世界を作った奴の事だ。自分だけは無双できるようにしてるだろう?」
「まぁ、無双した結果が謙虚になってのインポ。果ての逃亡ですからねぇ……兄さんも理の外の人やし、先ずは確認だけしましょうか」
使い魔が俺に対して何かしたようだ。
視界に半透明のウインドウがいきなり現れた。
「見えてます?」
「半透明のUIらしきものがそこそこ」
「お、ほな。あのクズと同じように適用できそうですわ。動かすのは手でもええですし、意識を向けてもろてもええですし」
咄嗟の時を考慮して先ずは意識で動かそうとしてみる。……意外と念じるというか思った通りに画面が推移していくな。
ありきたりでポピュラーなRPGのステータス画面のような物に俺の顔写真が入っていた。
「一応、めっちゃチート……ステータスをMOD、兄さんMOD分かります?」
「〇kyrimならめっちゃエロゲに改造してる」
「兄さん運動できるエロオタクなんすか?」
二次元エロが好きな奴がみんな出不精、ニートオタクと思ってるお前の知識の偏りはなんなんだよ。
今時は普通に筋トレも趣味とかアウトドアもするエロゲ好きも居たりと他所多様だぞ。……まぁ、使い魔の認識であってるような人間もいる事にはいるけども。
「兄さんそこまで気持ち悪い容姿してる訳やないのに」
「直球でなかなか失礼なこというな。お前……」
「か、堪忍やて! ほんのちょっと口が滑っただけやてぇ……!」
「清潔感は心掛けてるし、別に女子と話せなって訳じゃない。ただそういう機会が来てないだけだ。俺まだ高校一年だしな」
「今時は中学生でも———」
「うるせぇよ。そうだよ。告白する勇気がねぇチキン野郎だよ」
足蹴にしている使い魔をグリグリと潰しておく……!!
正直、愛してると好きとかって感情よりもSEXしたい気持ちでしか女子を見れない。
多分それを見透かされているだろうから友達以上の関係に発展しないんだろうなぁ……。
「ぐぇぇぇぇ!! にいさん、にいさん、タップ、タップ……や!」
「お前のその性格は絶対世界を作った奴を元にしてるだろう、な!」
「ぐっは?! ……よ、よう、分かりましたね」
図星かよ。
「話ズレてきたから戻すがMODみたいに好き放題出来るのか?」
「やれんこたないんですけども、元より不安定で中途半端な世界やからバグ……致命的な事が起こらんとは何とも言えませんわ」
「現実のMODよろしく自己責任でお願いしますってか」
「ワイとしてはおススメ出来ませんとしか言えませんわ」
「……なら止めとこう。俺としては遊び感覚の方が強いがやり過ぎて世界が壊れたなんて後味が悪い」
「兄さん視点ならゲームの中の世界にしか見えませんけども、一応ワイは魔法生物みたいなもんですが……あっちの世界の人間は生きてる人間というのだけは一応言っておきますわ」
「分かってるよ。まぁ、初めてやるゲームを最初からチート全開で遊んでもつまんないしな」
という事で普通にステ振りをしていくことに。
「とはいえ効率を蔑ろにはしたくないな。RPGの序盤のステ振りは結構重要なゲームも多かったし」
「取り合えずは戦闘系のジョブは確実に一個取っておかへんかったら積みっす」
「そりゃまぁ、そうだが」
「ワイから言えるんわ。兄さんとNPC……現地民の間では埋められない格差がありますわ」
どういうことか説明させる。
現地民と俺のLVが同一だとしても基本的ステータスは半分。ただしモンスターは除外……まぁ、無双する為なんだろうな。
だからあまりNPC……味方を頼った戦い方は出来ない事。
魔法やスキルに関しても俺はMPやTP……マジックポイントは魔法、テクニカルポイントは技の使用分のポイント払えれば何度でも使える。
しかし、現地民は一日にLVやその魔法の習熟度や技の練度によって使える数が決まっている。
基本的にLV1の魔法使いが使える初期呪文……ファイアなどは一日にLV+2回程度が相場らしい。技も似たようなものだ。
「すると肉壁要員かSEX要員……?」
「はっきり言うと低レベル帯はそんなんですわ。現地民も鍛えたらそれなりには活躍しますが、兄さん以上の活躍はほぼ出来ないと思ってください。そういうのは超有名なキャラ設定を当られてた奴しか出来ないとでも……あとエロゲらしく一日の回数も兄さんがSEXなりフェラチオなりさせて精液飲ませれば完全回復します。言うなれば兄さんのザーメンはRPGでお馴染みの消費アイテム、エーテル替わりっすね」
「あとの回復方法はちゃんと睡眠を取れば半分ぐらい回復する感じか?」
「その通り!! ……まぁ、そのせいでダンジョンの浅い階層のモンスターを掃討するだけで手一杯って訳ですわ」
奥深くに行けば行くほど敵は強くなるのに、こっちのリソースはドンドン削られて補充する術もないとなるとそうなるわな。
「頭がイイのか狡賢いというのか……」
「現地民達にとっちゃ生まれた時からルナティックモードっすわ……」
そんな世界に生まれたくはないわな……。
「序盤から味方が完全な足手纏いになる可能性を考慮すると……なるべく戦闘力を上げておいた方がいいのか」
「器用貧乏でも兄さんは端からスペックが違うんで、言うなれば万能勇者目指して育てるってのもありかとおもいまっせ」
「勇者はゲームでお腹一杯なんだがなぁ……ネトゲっぽく役割分担系で攻める心算だったが」
とはいえある程度はソロで何とか出来るスキル配分にはしていた方がいいか。
ジョブは最初から三つまでセットできる見たいだし。
一覧を見ると明らかに下級職と思しき、剣士やら僧侶やら魔法使いやらオーソドックスなモノが揃っている。
ちょっと変わり種感があるのが傭兵やらアーマーナイトやらソシアルナイトやら……
「どっかで見た様なクラスだな……」
「しー……でっせ。だって作ったのは異世界転生した中学生勇者なんですから殆どパクリばっかですって」
「……中学生って初めて聞いたぞ。マジで大丈夫なのか? その世界」
「大丈夫じゃないから、ワイ、こんな苦労してるんでっせ……」
先行きは不安しかないが、取り合えずはアーマーナイトと僧侶を現時点では取っておこうか。
UIを開くと何時でも第三クラスは取れるようだし。
「これ一回取ったら永遠に変えられないのか?」
「うんや。何時でも変えられまっせ。ただダンジョン内で変えることは出来なくて、変えてしまうとマスターLVまで上げてない場合は全部消失っすけど」
「……突っ込んでもいいか?」
「アカンに決まってますやん……」
「武器は?」
「自由に使えまっせ。あくまでジョブっていうのは特性やボーナスの話でっから」
「そこまで設定パクるとヤバいという判断は出来たのか……」
なんにせよ槍縛りや杖縛りにならないなら助かる。
ジョブを設定してみると、スキル欄に重鎧+とケ……
「いやちょっと待て。おいスキル名とか魔法の名前とか変えられるのか?」
「は? ちょい待ってくだ———やべぇやべぇ……ふぅ、今変えましたわ。取り合えず兄さんがヤバイと思ったもんあったら都度言うてください。ワイはアッチやと脳内通信よろしく呼びかけてくれたら何時でも返事できますんで」
僧侶の魔法欄がヒールに変わっていた。……これもどうなんだろうか? いや英語としてはポピュラーか?
あんまり言ったところで良い着地点もなさそうだしな……。
「取り合えずはこんなもんだろう。後は俺が言った通りに出来るんだな」
「へい。ワイが確認したところ何とかなりそうでしたわ」
「分かった。微調整は現場でするしかない。早速行くとするか」
「そうですね。アッチの世界で幾ら時間が過ぎたとしても、こっちは一分しか経ってない設定にはしましたんで」
「あんま時間かけると年齢に齟齬が出来るが、アッチでの経過時間がコッチでも同じ分流れるとあっという間に留年だしな」
そんな事を言いつつに俺は胡散臭い使い魔とエロ満載の世界へと旅立ったのだった。
モンスターによる陰惨な強姦描写が
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欲しい
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要らない