抜きん出た才能のない一族の落ちこぼれ(わたし)はどうすりゃいいですか? 作:|◉〻◉)
「はぁ〜あ」
「どうしたのよ真琴。朝から深〜いため息吐いちゃって。又妹と喧嘩したの?」
「そんな所」
「麻里奈ちゃん、実力だけはあるもんね。天狗になるのも分かる気がするわ。真琴だっていいとこいっぱいあるよ? でもそれより先にあたし達はまず女子力を上げることから始めないとだし?」
「それはわかってるんだけどさ。あそこまで言われるのはちょっと凹むよね?」
同級生の霧隠マリアは在日アメリカ人。
母親は日本人で父親はアメリカ人。そして国籍もまた遠い海の向こうだ。
でも世界にダンジョンが現れて、ダンジョン適性のないマリアは私同様こんな学園で一緒に授業という名のセクハラを受け続けている。
私と違って既にその才能を開花しつつあるマリアは同性の私から見ても魅力的だ。
恋人にするならこんな子がいいな。そう思うのは私だけではないはず。
今の社会じゃ同性婚が当たり前。異性が居ないからね、仕方のない事なのだ。
フェロモンの弱い女はフェロモンの強い女に憧れを抱く傾向にある。
「なーに? そんなに見つめちゃって。惚れた?」
「バカ言わないでよ」
「顔そんなに赤くしちゃってバレバレだよ?」
「うるさいうるさい!」
「あはは、冗談だってば。あたしも真琴なら守ってあげたいと思うもん」
「マリア……」
それがたとえ社交辞令だとしても、彼女の言葉は私には心の支えになってくれていた。
学院につき、HRを終えれば私達は特有のコスチュームに着替える。
これから行われることを思えば服を着ている理由の方がない。
この学園の主目的はフェロモンの発現。
ダンジョンでの性行為に耐えうる肉体づくりを施すことにある。
みんなで仲良くそれをお勉強しようと言うのだ。
気が狂ってるとしか思えないが、それが私の日常である。
そして今日の授業は挿入体験。
一年の頃はバイブを秘部に当ててオーガズムを迎えるだけで良かったが、二年生の今はそれを受け入れることによって訪れる深いオーガズム。通称中イキを覚えることを主目的とする。
学院を卒業後、私達はフェロモン使いとしてダンジョンに潜る必要があるわけで、そこで無事に帰還するために必要なものがこの授業なのだと口を酸っぱくして言われていた。
「さぁ、今日はいよいよダンジョンの生態について教えていくわよー」
教壇の上で先生が教鞭を振るい、豊かな乳房をぶるんと揺らす。
この学園の教員は全員が現役のフェロモン使い。
ランクは少なく見積もってもCクラス。そして女子力もまた圧倒的に高く、女子力の低い私たちは自ずとその一挙手一頭足に視線を奪われ続ける。
この学園の教員は生徒にとっても憧れの存在なのだ。
「まずはモンスターから。美濃さん、答えてくれる?」
「はい。ダンジョンに生息するモンスターの種類は大きく分けて三種類と言われています。一つは繁殖型。人型モンスターとの直接の性行為によって女子力を上げる。これが私達フェロモン使いのチュートリアルと呼ばれていますね」
「流石美濃家の優等生ね。本当ならこんな学園に通わずとも良かったでしょうに……」
「実家にいるよりよっぽどいいですよ」
「ごめんなさい、あなたの責務を咎めているわけではないのよ。ありがとう、美濃さん」
「はい」
私の実家は由緒正しいフェロモン使いの家系。
唯一落ちこぼれの私は適齢期になってもダンジョンに潜れず、養成学校として名高い『私立サキュバス女学院』に通うこととなった。
マリアも同様に、美人で愛嬌が良くてもそれだけじゃ女子力は上がらない。
女子力の低い者を集めて養成するのがこの学院の取り組み。
この世界は現在、謎のステータスである女子力に支配されていると言っても過言ではない。
その女子力を上げることによって世の女性は生きる意味を見出すとされていた。
何を言ってるか訳がわからないと思うけど、これが現代日本の有様だ。
泣きたい。
「流石真琴。博識だね」
「普通に教科書に書いてあることだよ?」
その教科書すら一学年の時に手渡されただけで、以降はずっとオナニー三昧だ。
いちいちそんな馬鹿正直にマニュアルを覚えてる私がおかしいのだけど、マリアを責められる人は私以外いない。皆似たり寄ったりだ。
「それでは今日はこちらを配ります。今までの小さく細いバイブは卒業してに学年からは本格的なものに変わります。最初は痛みを感じるかもしれないけど、慣れれば気持ちよくなれるから焦らず受け入れてちょうだい。女子力さえ上がればどんどん異能は覚醒するわ。それまでの場繋ぎ役としての役割がこれね」
そう言って手渡されたのが生暖かい男性器を模したバイブだった。
一番緩い段階ではふにゃふにゃで。
根元のダイアルを回すごとに膨張する。
最大限まで膨張するともはや鉄の如き硬さを思わせるが、これを自分の中に入れるのかと流石に血の気が引く思いだ。
今までのローターだって乗り越えられたんだ。
これだって大丈夫。すっかり濡れた秘部に差し込みながらふっくらとした先端を差し込んだところで冷や汗が出た。
なんというか、それ以上差し込んでもうまく入ってくれないのだ。
一人奮闘してると、マリアが気がついて私に手ほどきしてくれた。
「あ、真琴。そんなフニャチンじゃ入らないよ。フル勃起まではさせなくてもいいけど、半勃起くらいはさせなきゃ」
「えっ?」
マリアの口から謎のフレーズが漏れる。
知らない言葉だ。授業でだって教えてくれない。
勃起、というのは死滅する前の男の生殖帯の生理現象だと聞いたことがある。
それをマリア特有の言葉に置き換えているのだろうとアタリをつけた。
そしてダイアルを二つ傾けて、ディルドはふんわりした状態から芯が硬い半勃起状態となった。挿入するならこれぐらいだと教えてくれる。
そしてそれを突き込みながら少しづつ気持ちを上げていく。
まだ先端部分を出入りさせているだけだというのに、さっきからイキっ放しだ。
バイブなんかより全然いいな、これ。好きになりそう。
「はふぅ、堪能した」
「いや、まだ奥まで突っ込んでないよ真琴」
「ふぇ?」
「そんな可愛い顔してもダメ。今日の授業は中イキだよ? 真琴のは指でいじってるのと大差ないって」
「それ、あたしも思った」
マリアの声にクラスメイト達も私の痴態に何やら物申したいようだ。
このクラスで一人だけ受けが弱いのが私。
私のおかげで授業の進行が滞ってるとさえ言えた。
確かに周囲を見渡せば、根元近くまで突き込んで、中にはペアを組んで抜き差ししながら高めあってる子もいる。
私だけただの一人エッチ状態。
これじゃあ呆れられるのも仕方ない。
血筋だけ一人前で女子力の低い私は、クラスでも浮いているのだ。
マリアはそんな弱々な私にも優しくしてくれる大切な友人である。
見ていられなかったのだろう、私のディルドを取り上げると、自らの秘部にあてがって、それを差し込んだ。
「見て、真琴。一番奥まで入れると、お腹がぽっこり浮き上がるの。分かる?」
コクコクと状況を見守りながら、レクチャーを受ける。
すごい、マリアの綺麗なお腹にディルドの形がうっすら浮かび上がってる。
そんな奥まで受け入れて痛くないのかな?
「その、苦しくないの?」
「そうね、最初は痛かったわ」
「そうなんだ。やっぱり痛いんだね」
「でも動かしてるうちに気持ち良さの方が勝ってくる!」
そのキリリとした視線に射抜かれて私の心臓は強く高鳴った。
すごい。私もこの子のようにはっきりとものを言えるようになりたい。
「私にも、出来るかな?」
「できるよ。あたしが真琴を立派な女にしてあげる。一緒に頑張ろ?」
熱視線を受けて、私は一人頭を沸騰させた。
マリアの顔を直視できない。
なんなのこれ、これが、恋?
まずは感情を盛り上げるために抱き合ってキスをする。
なんだか恋人になった気持ち。
マリアの体温を感じながら、一人遊びとは違う火照りが身体中を駆け回っていく。
「真琴、可愛いよ?」
言葉と同時に首筋をくすぐられ、火照った頭で満足に物事を考えられない。
キスの次は愛撫だ。
胸を丹念に吸われ、ピチャピチャと音を立てながらしゃぶられた。
なんだか変な感じ。女の子同士でこういうことをするの。
でも気持ちよくて、再度達する。
「マリアぁ♡♡」
「ふふ、すっかり濡れ濡れね? でもまだ待って。あたしが満足してないから」
「ふぅう゛っ♡」
それからマリアのアイブはおへそ、脇腹、太もも、足の指先までいたり。
されるがままの私はまな板の上の鯉のようですっかりおもちゃにされていた。
一人でしていた時だったら既に終わってる状態がいつまでも冷めやらぬまま、ついにはその時を迎えることになる。
「それじゃあ挿れるね?」
「うん♡」
「もう、すっかり蕩けちゃって♡ 気が早いよ?」
「だってぇ♡♡」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
ぬるん!
先端が入ったと思ったら、お腹の中に違和感が生まれた。
頭の中でうまく考えられてない隙に、マリアが最奥まで入れたのだと自身のお腹の膨らみで分かる。
全然気づかなかった。
そして、全然痛くない。ただお腹の中で何かが入れられてる感覚だけがある、不思議な感じ。
「入ってる?」
「はいってるよぉ〜♡ 真琴のここ、すっごいぬるぬる♡ 受け入れ態勢バッチリだね? 動かしても大丈夫かな?」
「うん、でも怖いからゆっくりね?」
「りょうかーい♡」
ぬるぬる、くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅ。
突き込まれるたびに水気を帯びた打ちつけ音がお腹の奥と下腹部を行き来する。
しかしとある場所を通るたびに言われようもないオーガズムを感じることがあった。
「ひぅん♡」
「おや? おやおやおやおや」
「やぁん♡ そこ、らめぇ♡ あん、イク、イクゥ♡♡♡」
マリアに私の弱点がバレてすっかりいじめられた。
おかげで中イキを見事覚えられたわけだが、なんだか納得いかなくて。
すごい恥をかいた気分だった。
「マリアのばかぁ♡♡」
「えー、これあたしが悪いの?」
「責任取ってくれるまで許さないんだから」
「いよ、お熱いね! あの堅物マリアも年貢の納め時かぁ?」
「やめてよね、そんなんじゃないってば」
周囲の野次が私たちに飛び交う。
マリアが堅物?
いったいなんの話をしてるのだろう。
「ねぇ、どういう意味? 私、マリアはみんなからモテモテだって思ってた」
「生憎と世間様はあたしの外見を思った以上に気にするみたいなのよ」
「なにそれ。マリアには不可抗力じゃない」
「あたしもそう思ってるんだけどね、髪の色、目の色の違いを疎ましく思う子も多いの。そんな中、真琴だけがあたしをまっすぐに受け止めてくれた」
「え、だってマリア可愛いし? 私の持ってないものいっぱい持ってるから」
「美濃家からそこまでベタ褒めされるとなんか照れ臭いね」
「家は関係なくない? 私は私。ただの真琴よ」
「そうだった。あんたもここじゃ浮いてるし。どうだい、これを機にお付き合いしてみる?」
「えっと、不束者ではございますが!」
「そんな畏まらなくたっていいよ。じゃあこれからは相棒ね?」
「棒って、これ?」
手に持つディルドを掲げて、促す。
「そ、同じ棒を受け入れた者同士って事でひとつ頼むわ」
「なにそれー」
半ば言いくるめられた形ではあるが、その存在の強さに惹かれていく自身が居る。
その日、私は友達を恋人に昇華させることになった。
まぁ恋人と言ってもお互いにイカせあいする中になるのだけど、現在のリードを握られっ放しである。
マリア、H巧みすぎるよぉ♡
なんでこの子の女子力が低いのか意味わかんない。
その日は結局マリアにイカセられっ放しになった。
<女子力が上がった>
<女子力1→2>
<異能:お気に入りちんぽ登録を獲得した>
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美濃真琴
女子力 :2
性交回数:0
出産回数:0
<異能>
お気に入りちんぽ登録【登録先:1件】
受け入れ先【1/2】
◎美濃真琴
◎人物を選択してください
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【chips】女子力
俗に言うレベルのような物。
フェロモン使いにとっては女子力の高さがモノを言う。
女子力の上昇には妊娠が必要で、安全に出産するのも高い女子力が必要。
妊娠しても早めに医者に掛かることで格安で堕胎して貰える。
フェロモンの発現は女子力が3必要。
女子力3から性戦士としてダンジョンでの活動、ダン活が認められる。