彼女たちは悩み続けていた。答えの出ない問題に、なんとか答えを導こうと。
その静寂は、突如どよめきに変化する。
リーフはビアンカの異変に気づいた。
「ビアンカっ!」
ビアンカは非常に苦しそうな呼吸をしている。
顔は紅潮し、その拍動はリーフより遠いルシアにまで聞こえそうなほどだ。
「疼・・・・く・・・・」
リーフはビアンカの言葉を聞き、ビアンカの女性器に目を向けた。
先程絶頂したあとの自分とは比べ物にならないほど、白濁した愛液がこぼれ落ちている。
「うああっ!♡!♡」
絶叫なのか、嬌声なのか判別しづらい声を上げたビアンカは、その尿道から激しく液体を噴射した。
身体はビクビクと震え、ビクンと1度震えるごとに液体が噴射される。
「あっ、あ゛っ・・・・・あ゛ぁっ・・・・・♡」
清廉な彼女からは考えられないほど濁った声が響く。
ソフィアは目を見開いてビアンカを見つめている。
その乳首は凄まじく勃起しており、しびれを感じ始めていた。
「お・・・・・おマンコがっ・・・・・♡わた・・・・・・し・・・・・・の・・・・・?」
状況を理解できないのはビアンカ自身も同じようだった。
快楽に侵されているためか、彼女の口から「女性器」ではなく「おマンコ」という単語すら飛び出している。
ビアンカの身体はどんどん下品になっていく。
閉じていた足は大きく開き、彼女の外性器は完全に露出している。
上半身はのけぞり、自らの激しく勃起した乳首をまるで他の構造体に見せつけたいかのような状態だ。
ルシアからでも、ビアンカの勃起したクリトリスや乳首、天井に向って飛び出す舌を容易に確認できている。
「絶頂している・・・としか考えられません・・・」リーフが言った。
快楽の虜となったビアンカを、ルシアたちはただ見守ることしかできない。
ビアンカの嬌声と、尿道から噴射された液体が床を打つ音だけが彼女たちの周りに残されている。
「あっ・・・・・・う゛あっ・・・・・・うぎぃっ・・・・・・・」
ビシャッ・・・・・・ビシャッ・・・・・・・・ブシャッ・・・・・
・・・・
しばらくして、ビアンカの絶頂は収まった。しかし、よほど疲れていたのか、彼女は自身の体勢を整える余裕もなく意識を失った。乳首は乳房の中に潜り、クリトリスは小さくなったが、彼女の体勢と床に残ったシミは絶頂の凄まじさを物語っている。
ルシアたちは、ビアンカが突然絶頂した原因を考えることにした。
ビアンカがもとから感じやすい体質だったのか?・・・陥没乳首であることを考えると一理ある。
絶頂をこらえ続けていた?・・・絶頂に抗おうとしていたのはルシアも同じである。
「ひょっとして、異重合体の精液を飲んだからではないでしょうか。」ルシアが言った。
3体の構造体は、意識を失ったビアンカの体を舐め回すように観察した。大きくてハリのある乳房、ふっくらとした安産型のお尻、ぴっちりと閉じた女性器の入り口・・・まるで女性として、いや雌として生きるのに不都合のない美しい体に異変を感じたのはソフィアだった。
「ビアンカのお腹、膨らんでる。」ソフィアが声を上げた。
食事をしない構造体の腹部は基本的に膨れることはない。しかしながら、ビアンカの腹部はくびれこそしっかりしているものの、どう見ても腹部がリーフの乳房と同じようなサイズにまで膨張していた。
「膨らんでいる・・・。」
リーフが驚いた顔でビアンカの腹部を見続けている。
「昔、戦場で亡くなった人間のご遺体を見かけました。お腹にガスが溜まっていたようでかなり膨らんでいるように見えましたが、これほどではなかったように思います。」リーフが言葉を続けた。
「ビアンカは生きていますよね?」ルシアがリーフに問いかけた。
「しっかり胸部が上下していますし、大丈夫ですよ。バイタルにも異常はないです。」リーフが答えた。
「構造体の頑丈さを、こんなところで実感するなんて思いもしませんでした。」ルシアは驚きと悲哀に満ちた表情で言った。
異重合体の精液に媚薬成分があるのか、精子そのものに媚薬成分があるのかは断定できなかった。しかし、ルシアたちの身体は頭が物事を考えている最中も快楽を欲しているようだ。
愛液の出は弱まっているが、乳首やクリトリスは未だ勃起を続けている。
[私達もいずれは・・・]
ソフィアはつぶやこうとして寸前で思いとどまった。
思いつきこそしたが、口に出したらいけないと直感が働いた。
ビアンカの意識が戻った。今度は恥辱に顔を赤らめ、体勢を立て直す。絶頂していたときの記憶はしっかりと残っているようで、「お恥ずかしいところを」とつぶやいたきり言葉を発しなくなった。
リーフは、ビアンカの身体に新たな異変が起きていることに気づいた。
―意識を失っていたときには陥没していた乳首が、再び大きく勃起していることに。
リーフが異変を伝えようと口を開こうとしたその瞬間、彼女たちを拘束している板が傾き始めた。
垂直に固定されていた板はゆっくりと彼女たちを仰向けに寝かせていく。
板が完全に床に設置すると、彼女たちの大きく勃起した乳首が強くその存在を主張し始めた。
「何が起きて----」
ルシアの言葉は、天井から降りてきた液体金属にかき消された。
液体金属は彼女たちの体にまとわりつく。彼女たちを型取っているかのように。
彼女たちの顔の形、髪型、髪飾りや逆元装置の形状などがくまなく型取られていく。
―程よい大きさのルシアの乳房
ルシアより少し大きく、柔らかそうなリーフの乳房
ペニスも顔も簡単に包み込めるであろうビアンカの乳房
乳首の主張がやたら激しいソフィアの胸―
もれなく液体金属に包み込まれた。勃起した乳首もしっかりと。
女性器も例外ではない。
-まるで安いオナホールのようにシンプルなルシアの女性器
程よい大きさのヒダを備え、鮮やかなピンク色をしたリーフの女性器
見るからに名器と判別できるような安定感を感じさせるビアンカの女性器
外からも刺激的な膣内の様子を伺わせる攻撃的なソフィアの女性器―
すべてまだ使用されていないため、その膣口はピッタリと閉じ、処女膜も確認できる。
液体金属は彼女たちの外身だけにとどまらず、内部にも侵入し始めた。
外耳から鼓膜までの形状、鼻腔から咽頭までの形状、そして彼女たちの腟内や子宮内まで侵入し型を取る。
それまで快感を与えられ続けていたルシア、リーフ、ソフィアの3名は、突如腟内に異物が入った刺激により絶頂した。
しかし、液体金属の拘束力は凄まじく、ビクビクと体を震わせることも尿道から液体を噴射することもできなかった。
そのかわりなのか、彼女たちは雄叫びにも似た凄まじい声を上げて快楽に呑まれていく。
「あああああああああああっっっっ♡」
耳に入った液体金属により外部の状況がつかめないからか、その声は回数を経るごとに大きくなっていった。
骨伝導により彼女たち自身には声が伝わっているはずであるが、そんな事を考える余裕もないのだろう。
液体金属はしばらく彼女たちに取り付いたままだった。先程異常なほどの絶頂を見せたビアンカも、腟内のGスポットやポルチオを甘く刺激する液体金属によりついに絶頂した。
液体金属によりくぐもってはいるものの、それでも十分響き渡る彼女たちの嬌声は空間にハーモニーを作るかのようにこだまする。
仕方ないだろう。彼女たちは声をだすことでしか快楽を発散できないのだから。
『う゛ああああっ・・・・・♡』
『ああっ、お゛ぉっ♡、んひぃっ・・・・・・・♡』
型取りが終了したようで、彼女たちに付着していた液体金属は取り除かれた。顔だけは絶頂前のものを型取りしたようで、ルシアは自分の真顔を見て激しい嫌悪感を覚えたが、絶頂の余韻でそれはすぐにかき消された。
解放された彼女たちは、再び少しの休憩を取れると安堵した。しかし、その思いはすぐにかき消される。