醜い蕾が美しい花に変わっていくように、リーフたちはみだらな「雌」へと変化した。
今、ルシアの眼の前では3体の「雌」が幸せそうに眠っている。
その子宮に、異重合体との子を宿しながら。
彼女たちの子宮はまだ膨らんでいるが、流石にもう育ち始めているということはないだろう。
そう考えたところで、ルシアは自分の口元に飛んできた液体にようやく気がついた。
「リーフの女性器、いや、おマンコから溢れたザーメン・・・。」
そういうとルシアは、その液体を舐め取って口で転がし始めた。
口の中を、栗の花の香りと精液特有の味が駆け巡る。
その中に、体験したことのない味が含まれていることをルシアは逃さなかった。
データベースを参照するが、全く引っかからない。
「リーフの・・・愛液ですか・・・。」
ルシアは、口の中の液体を飲み込むことができなかった。
「リーフの愛液・・・リーフの味・・・♡」
自分の唾液と異重合体の精液、そしてリーフの愛液が口の中で混ざり合う。
ルシアは、自分がとんでもないことをしていることに気づいている。
しかし、意識して飲み込むことが難しいようだった。
やっとの事で液体を飲み込んだ。
しかしルシアは、リーフの愛液の味を思い出さずにはいられなかった。
「もう一度、味わいたい・・・♡」
それは、ルシアが「雌」になることを選ばなければ叶わない。
「私が「雌」になったとしたら・・・。」
ルシアは、自分が「雌」になった姿を想像した。
「異重合体様」、「おちんぽ様」と敵に屈するルシア。
異重合体のペニスを前に、だらしなく愛液を垂れ流す女性器を広げ、異重合体という「力のある雄」とのセックスを懇願するルシア。
到底受け入れきれないような量の精液を流し込まれ、恍惚とした表情を浮かべ快楽に溺れるルシア。
先程より鮮明に想像できる「雌」の姿に、ルシアは身震いした。
それが快楽を求める本能によるものか、「雌」を拒む構造体としての意思かはわからない。
ルシアの意志は、ゆっくりと揺れ始めていた。
安らかな寝顔を浮かべるソフィアの近くに、ルシアは黒い影を見つけた。
「あれは・・・先程の異重合体?」
ルシアは、ソフィアの体をよじ登っていく小さな異重合体から目が離せなかった。
ソフィアの胸の辺りまで移動した小さな異重合体は、ソフィアの顔にカメラを向けている。
なにかを識別しているようだ。
次に、異重合体から弱いレーザーが照射され、ソフィアの頭頂部から顎の辺りまでスキャンした。
スキャンが終わった異重合体は、股の中心部からホースのようなものを伸ばし始める。
それは、小さな異重合体のペニスだった。
ペニスの先から少量のカウパー液を垂らし、ソフィアの口元を濡らす。
そして、ゆっくりと小さな異重合体はソフィアの口にそのペニスを挿入した。
ソフィアは眠り続けているため、バキュームは期待できそうにない。
しかし、じゅるじゅるというかすかな音の響きから、ソフィアは無意識下で舌を動かし、異重合体という別の「雄」への奉仕を開始しているようだった。
刺激は先程とは比べ物にならないくらい弱かったが、小さな異重合体にはそれで十分のようだ。
異重合体の機体が震え始めた。
ソフィアの舌は、ペニスに起こった変化を感知してその動きを速めた。
眠っているはずであるが、頬がペニスの形に変化しつつあることから、バキュームもし始めたのだろう。
ぢゅる、ぢゅるという濁った音が大きくなっていき、小さな異重合体はその頭部をソフィアの額に付ける。
小さな異重合体は、自身で姿勢を制御できなくなりつつあるようだ。
そして、小さな異重合体は頭部を天高く振り上げたその瞬間に射精を開始した。
ソフィアの口が、彼の初めての相手だったようだ。
小さな異重合体は姿勢を制御しきれず、ソフィアの顔にハグをするように覆いかぶさった。
ソフィアの口の中のペニスが、喉奥に差し込まれる。
とくっ、とくっ・・・
弱い射精の音が響く。ソフィアは何も声を出さず、供給される精液を飲み続ける。
射精が終了した。
しかし、小さな異重合体はその場から離れられなかった。
初めて感じた強い快感に、腰を抜かしているようだ。
ソフィアを支える板から転がり落ちるようにして、小さな異重合体はソフィアから離れた。
引き抜かれたペニスは最後にもう一度射精し、ソフィアの褐色の顔を白く染めた。
姿勢を立て直し、ソフィアにもう一度カメラを向けたあと、静かに立ち去っていくその姿は、まるでソフィアに感謝を伝えているようだった。
勝手に顔をスキャンされ、口に自分が認めた「雄」以外のペニスを差し込まれ、射精されたソフィアの顔は、安らかな顔の代わりに恍惚としていた。
一部始終を見ていたルシアは、体が疼いていた。
「あの異重合体が本当にソフィアに恩返しにきたのなら・・・」
恐る恐るルシアはつぶやく。
「私も「雌」になれば、同じことをしてもらえるかもしれない。」
言葉を繋いだのは、「雌」となったリーフだった。
ルシアは驚いてリーフを見る。あまりの驚きに言葉が出ない。
「ねぇ、ルシア。わかったでしょう?「雌」として生きることが、私達にとってどれほど幸せなことなのか♡」
リーフはルシアを見つめて言った。しかし、その目に輝きはない。
「あなたが強い信念に従い生きる構造体だということを、私達は十分理解しているつもりです。しかし、この状況でそれを貫くことは合理的な選択肢ではありません。」ビアンカが言葉をつなぐ。
「「雌」として生きることを選びませんか。
私達とともに、「雄」のおちんぽから与えられる快楽に狂いましょう♡」
ビアンカもルシアを見る。目つきはキリッとしているが、やはりその目に輝きはない。
「見てたでしょう、私があの小さな異重合体に恩返しをしていただいたところを。」
ソフィアもルシアに語りかけた。異重合体への敬意を忘れずに。
「私、異重合体様のザーメンを吐いちゃったとき、本当に悲しかった。
せっかく異重合体様が私に恵んでくださったザーメンだから、絶対に他にはあげたくなかった。
でも、ああいうふうに恩返しをしてくれて、感謝してくれるのなら、私は「雌」としてこのまま生き続けたい・・・♡」
ソフィアが嬉しそうにルシアを見る。目の輝きは・・・当然ない。
『一緒に「雌」へと墜ちましょう、ルシア♡』
ルシアの目を、涙が伝う。
唇が震えている。
両手に握りこぶしをつくり、力を込めている。
大きく息を吐き、そして、吸い込んだ。
すでに「雌」となったリーフ、ビアンカ、ソフィアの甘い愛液の香りと、異重合体の精液の臭いがルシアを満たす。
そして、ルシアの口が開いた。
「異重合体よ!」
ルシアの叫びが静寂を切り裂く。
「私は、、、貴様の「雌」になる!」
しかし、異重合体は反応しない。
「だめですよ、ルシア♡もっと淫乱になってください♡」
リーフの甘い声が返ってきた。
「これからあなたの「雄」になる異重合体様ですよ?
異重合体様の慈悲のもと、あなたを支配していただくのですよ?
そんな言葉遣いでは、いくら偉大な異重合体様でも、おちんぽ様を恵んでくださることはないでしょう。」
まるで聖女が諭すかのように、ビアンカが言う。
ルシアは屈辱に体を揺さぶる。
発すべき言葉はわかっている。
しかし、この言葉を発すれば、自分はもう戻れなくなる。
「・・・でも、もういい。」
揺らぐ自分を律するように、ルシアは落ち着いてつぶやいた。
「雌」たちの視線が再びルシアに集中する。
ルシアは膝を曲げ始めた。
彼女の女性器が少しずつあらわになっていく。
体を反らす。
異重合体に改造された自らの乳房を見せつけるために。
「少し、お手伝いしますね♡」
そう言うとリーフは自分の手を自分の性器へそっと差し込み、引き抜いた。
その手はそのままルシアの乳首へ伸び、愛撫を始めた。
異重合体の図らいか、リーフを支える板が移動していく。
リーフとルシアは、久しぶりに正面で向かい合った。
ルシアは少し恥ずかしそうにリーフを見るが、リーフは可愛らしい笑みとともにルシアの体を見る。
「やっぱり、このおっぱい、羨ましいなぁ・・・」
リーフは変わり果てたルシアの乳首を労るように愛撫しながらつぶやいた。
「私も、異重合体様に頼めば大きくなるかな?」ソフィアが話す。
「きっと、大きくしてくれますよ。異重合体様の慈悲は、私達「雌」の期待を裏切るようなものではないでしょうから。」
ビアンカが、自身の大きな乳房をソフィアに向かって持ち上げながら答えた。
くちゅ、くちゅ・・・・
リーフがルシアを愛撫する音が響く。
ルシアの体はすっかり発情したようだ。
ルシアは首を動かし、リーフにキスをしようと試みる。
しかし、リーフはそれを許さなかった。
「その前に、お役目を果たしましょう♡」
そう言ったリーフの体は、板の動きにより元の位置へ戻されていった。
ルシアは、再び異重合体と顔を合わせた。
敵意や戸惑いは、今のルシアにはない。
大きく息を吸い込む。
胸が大きく膨らむ。
「・・・異重合体様。」
ルシアが話を始めた。
その声は、普段の彼女からは想像できないほどに甘く、淫靡だ。
「異重合体様。まずは、先刻までの私の非礼な言動を深く謝罪いたします。」
「貴方様が私にお恵みくださった全てが、今の私を作り上げました。」
「私は、貴方様の「雌」となることで、このご恩に報いたいと決意いたしました。」
「・・・異重合体様。こんな私をお許しくださるのならば・・・、私を、ルシアを、貴方様の「雌」にしてください♡」
「私のだらしないおっぱいも、何の変哲もないおマンコも、私という機械体自体も、全てを貴方様に捧げます♡」
「どうか・・・・どうか!!!」
ルシアの声が響き終わった。
発情しきっているその目は、まっすぐに異重合体に、いや、異重合体のペニスに向けられている。
数秒の沈黙のあと、ルシアの手の拘束が解かれた。
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