※この作品はR-18です。

時間停止日記   作:猿飛 助平

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1日目-序-

1日目

 

時間が止まった。

 

コンビニに行こうと思って歩いてたら、目の前が一瞬真っ白になって、気が付いたら全部止まってた。

 

人も動物も花も草も……

車も飛行機も水も火も……

雲も風も空も……

 

全部止まった。

 

最初は、夢でも見てるのかと思った。

次に何か脳の病気にでもなったのかと思った。

 

もしかすれば、壮大なドッキリ企画かとも考えたが……

 

今、一番思うのは、俺は死んでしまったんじゃないのだろうか。

 

死因はよく分からないが突然死ってやつ?

 

死んだら幽霊や仏様になるとか、天国やら地獄やらに行くとか言うけど、そんなのは生きてる奴が決めたことで、実際の死後ってのは、今、俺が体験しているように、死んだ瞬間の、その時間に、取り残される。

 

コレがそうなんじゃないかな。

 

全てが止まると、当たりは当然無音で、いつもと同じ景色なのに、静かすぎる街は、いつもと違って見える。

 

どこかに動いている人は居ないか?

 

そうして街中を駆け回って気が付いたのは、どれだけ走っても息が上がることはなく、脚が疲れることない。

 

それだけじゃない。

 

少々高いところから飛び降りても脚がジーンとすることはないし、つまづいて転んだりしても痛くない。

 

流石に高層ビルから飛び降りたり、自ら刃物で傷つけたりする勇気はないが……多分、それも大丈夫な気がする。

 

ともあれ、腹は減るようだ。

 

散々、走り回り巡り巡って辿り着いた、普段よく行く近所のコンビニ。

 

レジ打ち最中でピタリと止まっている店員ヒダカさんのことは前々から少し気になっていた。

 

この止まった世界にも少し慣れてきた俺に、悪魔の声が囁く。

 

そう、この世界は所詮、俺の中の幻想に過ぎない。

 

実在の女性をイメージしながらする妄想オナニーや、エッチな夢を見ているのと何ら変わりない状況だと言い聞かす。

 

とりあえず、手頃なレジ横のホットスナックや肉まんで空腹の胃を満たした後、恐る恐るヒダカさんの手に触れてみる。

 

久しぶりに感じる人肌は、焦った心を落ち着かせてくれた。

 

もう少しだけ、もう少しだけ……とやってる間に、ヒダカさんの手指を舐めまわし、それだけに止まらず、胸や乳首、顔や唇……陰部まであらゆるヒダカさんの部位を撫でたり舐めたりした。

 

止まっている世界であっても、体温は維持されているようで、肌もしっかり弾力があり跳ね返る。

 

それどころか、愛撫すると膣から愛液が溢れ出てきているようだ。

 

正直、このまま挿入してしまおうかと思ったが、流石に申し訳なく……というのは建前で、愛撫しながら自分でこすっているとイッてしまい満足したので、すぐに食べれそうなおにぎりや菓子パン、飲み物を夕食用にレジ袋に詰め撤退した。

 

そこからは、真っ直ぐ家に帰って、今もコレが何なのか色々考えている。

 

ひとまず時間経過が分からないのは不便だが、スマホのストップウォッチでおおよそ把握出来そうだ。

 

俺が出かけてたのが体感で大体2時間程度、帰宅してからセットしたストップウォッチは7時間経過しているので本来なら夜の9時頃だろうか。

 

当然、外は明るいが、疲労や痛みがなくても眠気は来るようなので、今日は疲れたし寝る。

 

起きたら、いつもの世界に戻っているだろうか?

 

とりあえず、この不可思議な出来事を日記がてら書き記しておく。

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