洋館での出来事から数日が経った。
朝になると共に、森の中にあったはずの洋館は何時の間にか俺の街へと移っていた。
俺の自宅の近くである為、あの洋館のあった場所の事は良く覚えている。
だからこそ、以前まで確実になかったこの洋館に違和感を拭えない。
しかし、ルネアスに理由を聞いてみると
「あら、悪魔なのだから、これぐらいは簡単な事よ」
と言ってのけられるだけだった。
悪魔の力というものは凄まじいものだ。
俺達の世界ではあり得ないような事が簡単に行えるのだから。
「さて、今日はいよいよ私の子孫達と会って貰うわ。
まぁ中には私に直接血が繋がっていない子もいるけど、グレモリー家に関係しているから良いわね」
そう言いながら、俺は洋館にある客室に案内された。
そこで俺達を待っていた人物。
それはどこかの学生服を身に纏った紅髪の少女だった。
見た目はルネアスと似ている部分が多々あるが、髪は腰まで伸びており、容姿もルネアスと比べても少し年上な印象を持つ。
「彼女は?」
「リアス・グレモリー。
今のグレモリー家の次代の後継者よ」
「後継者か……」
「えぇ、あなたには彼女を孕ませる義務があるわ」
「いや、そう言われてもだな」
「大丈夫。私とあなたなら出来るわ」
そう言って、ルネアスは俺の股間に触れてくる。
「ルネアス様。
その話ですが、私には恋人が居ます。
だから、今回の件は断らせていただくために、ここに来ました」
そう、リアスさんはすぐにルネアスの提案を断ると頭を下げた。
俺としても、恋人がいる相手と無理矢理行うのはあまり気乗りがしない。
しかし
「そう、まぁ、すぐに忘れて夢中になるから、良いんじゃない」
ルネアスは特に気にした様子もなく、リアスさんの言葉を無視する。
「そう言われましても」
「悪いけど、これは初代である私の古代からの約定なの。
それを断る権利は、あなたにはないわ」
「そんな」
「それにあなたも、ここに来た時点で覚悟を決めなさい。
ここへ来るという事はそういう事よ」
「……分かりました」
「それじゃあ早速始めましょうか♪
寝室は向こうだから、向かって頂戴ね」
その言葉と共にルネアスは何事もなかったようにその場を去って行く。
そして、その場に残されたのは、俺とリアスさんの2人だけだった。
「あの、とりあえず行きませんか? ここで立ち止まっていても仕方ありませんし」
「そうですね」
お互いに軽く挨拶をした後、寝室へと向かう。
扉を開けると同時に、部屋の中から甘い匂いが漂ってくる。
そこはまるで高級ホテルのような作りになっており、広いベッドが置かれている。
そのまま自然とベットの上に座ると、横には未だに不機嫌な様子のリアスさんがいた。
「えっと、それじゃ、まずは自己紹介を。
ええと、名前は房石陽明。東京で大学院生やってます」
「そうですか」
「はい。それで、リアスさんは次期当主って事で合っていますか?」
「えぇ、そうは言っても、あくまでも次期当主候補というだけよ」
「なるほど」
未だに分からない事だらけだが、どうやら悪魔と言っても、それは貴族のような感じだと考えて良いだろう。
「あぁ、さっきから気になっていたけど、もしかして、学生?」
「今は、大学生です。
この制服は既に卒業した高校の物で、もう着る事はないと思っていましたが、ルネアス様の命令で」
そう言いながら、彼女は俺の視線から逃れるように顔を背ける。
次期当主と言っても、大学生。
いきなり呼び出されて、知らない男に抱かれろと言われたら、それは嫌な顔もするだろう。
「別に俺は無理に行う必要はないと思うよ。
俺もルネアスから他の女と行為を行えと言われて、正直、戸惑いしかないから」
俺としては、無理強いする事だけは避けたいと思っていた。
確かに、このまま放置すればいずれはまたルネアスに呼ばれるだろうけど。
「そう言う訳にはいかないわ。
これは次期当主である私に課せられた役目。
だからこそ、今は」
リアスは俺の手を握る。
覚悟を決めているのか、未だに震えながらもこちらを見つめてくる。「分かった。だけど、俺もこういうのは初めてだからさ。
優しく出来ないかもしれない」
「えぇ、お願いします」
そう言いながら、俺達は口づけを交わす。お互いに舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う。
お互いの吐息を交換するかのように、何度も、何度も繰り返す。
リアスが俺の首に手を回し、抱きついてくる。
その勢いで俺達の体は倒れ込み、リアスが俺を押し倒すような形となった。
そして、その体勢のまま、俺達は行為を続ける。
リアスさんが俺を誘う。
俺はリアスさんを抱きしめた状態で、リアスの下腹部へと手を伸ばす。
指先が触れる。
「あっ……」
リアスさんから小さな声が上がる。
俺はその声を聞き逃さないように耳を傾けながら、ゆっくりと、慎重に、彼女の身体に触れる。
最初は服の上からだ。
服の上からでも分かる程の豊かな胸を揉みしだく。
「んっ……」
服の上からでも伝わる柔らかさに思わず笑みを浮かべてしまう。
そのまま、両手を使い、激しく、時に緩慢に、その感触を楽しむ。
「ふぅ……ん……あん!」
時折漏れ聞こえる喘ぎ声に興奮してしまう。
「あの子のとはっ全然違うっ」
「あの子?」
興奮しながら、聞こえた単語。
思わず、首を傾げてしまうが、リアスさんはすぐにはっと目を見開く。
「もしかして、恋人の?」
「はい」
「ごめんなさい。
いきなり、こんな事をっ」
そう謝罪するが、俺はすぐに胸にある勃起している乳首を弄る。
「それで、その恋人と俺。
どちらの方が興奮する?」
「そ、それはっ」
俺の言葉に対して、リアスさんは答えられない。
それは僅かに残った理性のせいか、それとも俺の言葉に期待をしているのか。
俺はそんなリアスさんの気持ちを察した。
だから、その言葉を告げる。
「安心してくれ。
リアスさんの恋人より満足させてあげるよ」
「そんなっ事を言っちゃっ」
そうすぐに否定しようとしたリアスさん。
だが、そんな彼女に対して、俺は言葉を遮らせるように、彼女の乳首を強く摘む。
「ひゃん!!」
可愛らしい悲鳴を上げるリアスさんにからかうように声をかける。
「ほら、やっぱり可愛いじゃないか」
「うぅ……」
顔を真っ赤にするリアスさん。そんな彼女に俺はもう一度問いかける。
今度は優しく囁きかけるように。
そうしながらも、彼女の反応を楽しみながらも、豊満な胸の感触を味わい続ける。
そして、彼女が何かを言いかけた瞬間、再び、強く乳首をつまんだ。
彼女は慌てて口を閉ざす。
そして、こちらを涙目で見つめてくる。
その姿はとても魅力的だった。
もっと虐めたくなる。
声を我慢していたリアスさんだったが、やがて我慢の限界を迎えたのか
「あっ……やぁっ、だめぇ! 」
そんな嬌声と共に、絶頂を迎えたリアスさんは潮を吹き出した。
「はぁはぁはぁ……」
荒くなった呼吸を整えようと必死になっているリアスさん。
だが、俺はそんな彼女を余所に、絶頂を迎えた秘部へと目を向ける。
スカートに隠れているが、既に愛液によって、濡らされ、染みを作っている様子がよく見える。
俺の視線に気付いたのか、リアスさんは顔を赤く染めている。
「もう、いいでしょう」
そう言って、俺から目を逸らす。
しかし、俺はまだ終わっていない事を伝える。
「まだだよ」
そう言いながら、俺はリアスのパンツを脱がせる。
すると、そこには綺麗な女性器があった。
「あっ、ちょっとっ」
リアスは抵抗しようとするが、それよりも早く、俺はリアスの女性器に触れる。
「ひゃうん!」
軽く触れただけで、ビクビクッと体を震わせるリアス。
俺はその反応を楽しみながら、更に指を動かす。
「あぁん!!」と喘ぐリアス。
俺は指を二本入れ、中をかき混ぜるように動かす。
膣内は既に愛液で満たされており、指を動かせばグチュリと卑猥な音が響き渡る。
リアスはシーツを掴み、快楽に耐えようとしているが、身体は正直だ。腰が動いている事に気付いてはいないのだろうか。
そんなリアスの様子を見ながら、俺は指の動きを激しくさせる。
そして、Gスポットを刺激するように、激しく指を突き上げる。
そして、その動きに合わせるように、リアスの体は震えていく。
そして、限界が来たようだ。
「あっ、だ、ダメっ! イッちゃうぅぅぅ!!!」
叫び声と同時に、リアスは大きく痙攣をする。
「ふぅ……ふぅ……」
息を整えるリアスだったが、俺はそんなリアスに対して再び質問をなげかける。
「それで、その恋人とはどれくらいセックスをしたんだ?」
「えっ? そ、それは……」
「どうなんだ?」
俺はリアスに問いかけると、彼女は少し躊躇した後、口を開く。
「シていないです」
「本当に?」
「本当ですっ」
リアスはそう言うと、顔を背ける。
しかし、その態度が嘘だと教えているようなものだ。
「あの子、まだ学生だから、こういう行為は駄目だから。
一緒に夜は寝ているけど、それ以上は」
「だったら、これは見た事あるかな?」
なんとか答えてくれたリアスに対して、俺はズボンを脱ぎ、肉棒を見せる。
「えっ、嘘っ」
俺の肉棒を見せられ、リアスは動揺した様子を見せた。
その反応を見た俺は、リアスに尋ねる。
「これが恋人と違う事は分かるかい?」
「そ、それは分かりますっ」
そう答えると、リアスは顔を真っ赤にして、顔を背けた。
しかし、未だに俺の肉棒の大きさに信じられず、チラチラと見てくる。
そんなリアスの目の前で、俺は肉棒を扱く。
それを見ていたリアスはゴクリと唾を飲み込む。
「こちらも既に準備はできている。
君もできている以上、行う事は分かるよね」
既に我慢ができないのか、リアスは無言で頷く。
それと共に、俺はゆっくりとリアスの濡れている秘部へと肉棒を挿入していく。
「あっ、ああぁぁ!」
甘い声を上げるリアス。
そんな彼女に対し、俺は容赦なく腰を打ち付ける。
「あんっ! あっ! すごいっ!!」
「気持ちいいかいっ!?」
「はっ、はいぃ!」
俺の体重が掛かり、肉棒が膣の奥深くまで挿入される。
子宮口に亀頭が当たる感覚があり、リアスは快感の声を上げていた。
俺はリアスの尻を持ち上げるようにして持ち上げた後、一気に落とす。
そして、その度にリアスは嬌声を上げた。
さらに、ピストン運動を繰り返す事で、リアスは絶頂を迎えようとしていた。
「はぁっはぁっ、んっ!!」
だが、そんなリアスに対して、俺はリアスの子宮口に押し付けたまま動きを止める。
すると、リアスが物欲しげな表情でこちらを見てきた。
俺はそんなリアスに対して、意地悪そうな笑みを浮かべて言う。
「どうして欲しいか、ちゃんと言ってくれないと分からないな」
すると、リアスは少し躊躇した後、こちらに手を伸ばし、俺を求めるように言った。
「こ、ここの中に出して下さいっ」
その言葉を聞いた俺はリアスに覆い被さり、ピストン運動を再開した。
そして、そのまま激しく打ち付け始めた。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」
何度も突き上げていると、リアスが限界を迎えたようで、ビクビクと体を震わせる。
すると、リアスの中が収縮を始め、俺はそれに合わせるように射精した。
「あ、熱い……」
精液を流し込まれ、その熱さに身悶えるリアス。
俺はそんなリアスを抱きしめながら、彼女に言う。
「大丈夫かい?」
「は、はい……」
子宮内に入り込んでいる精液を感じながらも、リアスは答えた。
俺はリアスの頭を優しく撫でると、彼女は嬉しそうに微笑む。
そして、俺はリアスの耳元で囁いた。
「これで終わりじゃないからね」
「えっ? あっ……」
リアスは俺の言葉に艷やかな吐息を吐いた。
それは恋人への裏切りになってしまう事への罪悪感なのか。
それとも、これからの行為に対しての期待によるものなのか。
それは本人にしかわからないだろう。