※この作品はR-18です。

あなたは世界の支配者x絶対服従2次元美少女 (パート1)   作:a-su

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『Fate/Grand Order』の清少納言

 バスから降りるまで、カタリナはずっとあなたに甘えてべったりしていた。

 あなたはカタリナをタクシーに乗せると、自分は 駅前のカラオケ店『D.C.T.E.R.』へ向かうことにした。

 別れ際、カタリナが寂しげな顔をしたので、あなたはまた今度デートしようと提案すると、カタリナはぱぁっと明るい笑顔になり、「絶対ですよ!?」と言って何度も手を振っていた。

 あなたがいる駅のターミナルから、『D.C.T.E.R』は線路の反対側だ。腕時計を見ると、時刻は15:00を指していた。まだ少し時間があり、何か飲みたい気分だが……。

 

 さて、どのルートを通って行こう? 

 

【選択肢】

 ・地下街を通る。(R18)

 ・駅ビルを通る。(R15)

 ・入場券を買って改札を通る。(R15)

 

 [地下街を通る。]

 

 あなたは、地下街への階段を下ることにした。

 

 ◆◆◆

 この駅は歴史が古く、地下街には何十年もサラリーマンの胃袋を癒してきた食堂街があるのだ。それから古書店、ゲーセン、チケットショップに、何故か判子屋。ごった煮みたいな雰囲気で、ちょっとした迷路になっている。

 せっかくだから一杯引っ掛けるか、と立ち寄った立ち飲み屋で、あなたは意外な人物を見つけた。

 

「おっ、ちゃんマスじゃん! こっちこっちー! ここ空いてるぜー! おっちゃん! この兄ちゃんにも生ひとつねー!」

 

 それは、制服姿の女子高生だった。ツインテールの黒髪を赤と青でド派手に染め、派手なメイクをしているが、顔の作り自体は整っている。立ち飲み屋のカウンターで、大ジョッキを片手に枝豆を口に放り込んでいるのは、なぎこさん──清少納言だった。

 

 

 [今回のあらすじ:立ち飲み屋で清少納言と酒臭いキスをする]

 

 

「いやー、ちゃんマス! 今日もいい天気っすなー! ってか暑くない? やっぱ夏は夜だよねー。あー、ビール来た! はい、ちゃんマス! かんぱーい! んぐ……ぷはー! あー……うめー! やっぱりガッコ終わりの酒は最高だわー……。ちゃんマスもほれ、飲めって! 乾杯!」

 

 清少納言が差し出してくるジョッキに自分のジョッキを軽くぶつけ、口をつける。ゴクゴク喉を通る冷たい炭酸が心地よい。あなたが一気に半分ほど飲むと、彼女はニカッと笑って言った。

 

「おっ? いい飲みっぷりじゃん! ちゃんマスもイケるクチだなー! おっちゃん、ちゃんマスに土手焼きとオクラの浅漬!」

 

 あいよー! という大将の声を聞きながら、あなたは清少納言をマジマジと見た。見た目は確かに女子高生だが、中身はそうではない。彼女の名前は、清少納言。日本の平安時代、女流作家、歌人として名を馳せた天才。そして、あなたが作った「ラブ・トーイ」である。

 

「ん? どったのちゃんマス? あっ! もしかしてあたしちゃんに見惚れてる? いいぞいいぞ? もっと見てくれてもいいんだぜ?? なんせ今、あたしちゃんはサービスタイムだからな? 特別にお触りまで許可しよう! ……え? そういう気分じゃない? えー……ノリ悪いなぁちゃんマスは……。まぁいっか! んじゃ、とりあえず空海? なんちゃって!」

「はーい、おまちどうさまー! 土手焼きとオクラの浅漬けお待ちー!」

「おー、きたきた! ……お? なんか思ってたより大盛り? ラッキー! ……あ、やっぱ思った通りだ! これめっちゃ美味しい! えへへへへー。あたしちゃん、ここの料理全部好きー」

 

 ニコニコ笑いパクパクと食べ進める彼女を見ながら、あなたは自分の分を食べ始めた。串に刺さった土手焼きは、甘めの白味噌ベースで味付けされている。ゼラチンがプルプルと震えて、非常に美味だ。続いて出てきたオクラの浅漬けは、少し辛味のある和風のタレがかけられている。シャキシャキとした歯ごたえが楽しい一品だった。

 

「この店アタリでしょ? ちゃんマスも気に入った? ……やった! あたしちゃん、テンションいと上がりけりー! ほーれ、ハイタッチ!」

 

「いぇーい!」と言いつつ、あなたたちはお互いの手を合わせた。

 

 店内にいるのは、昼の3時から酒を飲んでいる不良サラリーマンに、ホステス風の女、暇を持て余したジジイ、隣のうどん屋の大将、その他もろもろ。客層がカオス過ぎるが、それでもここは居心地が良かった。

 いつの間にか、ビールは空になっていた。

 

「あ、カラ。う~ん、いとをかし。ねえねえ、ちゃんマスは何飲む? ちなみに、あたしちゃんのおすすめはこの純米酒! 冷たくて美味しいよん♪」

 

 そう言って彼女は日本酒を注文してくれた。

 

「んじゃ、あらためてー。かんぱーい!」

 

 グラスをぶつけると、カチンと小気味良い音が響く。そのまま一気にあおる。喉が潤う感覚が気持ちよかった。

 

「はー! うまい! ちゃんマスはどう? おいしい? おっけー! さすが、平安貴族のあたしちゃん! いいチョイスだったな!」

 

 うまい。確かにうまいが、日本酒の一気は酔いが回る。あなたは無意識に清少納言に寄りかかっていた。

 

「うぇへへー。ちゃんマスってば大胆だなー。……あれ? ちゃんマス? 顔赤くない? 大丈夫?」

 

 心配そうな顔をする彼女だったが、あなたが腰に手を回すと、すぐにニヤけた表情を浮かべた。

 

「ちゃんマス? もしかして、このなぎこさんに欲情してます? ちゃんマスも男の子ですな?! んふー。なぎこさんも満更でもないぜ? ほれほれ?」

 

 清少納言はあなたに抱きついて、胸を押しつけてきた。柔らかな感触が伝わってくる。

 

「どうよ? なぎこさんって結構あるでしょ? お気に入りなの知ってるぞー! ……え? セクハラ? ……うっわ! ちゃんマス、サイテー! そんなこと女の子に言う? 普通! マジ卍! ちゃんマスマジ卍! もう、せっかく人が気を使ってあげてるのにぃ」

 

 なぎこちゃん、彼氏かい! という声が聞こえてくる。

 

「ん? ああ、うん。そうだよーん。あたしちゃんたち、ラブラブなんだよね?! ……え? 恋人に見えるって? うお、それマジか! いやー照れるわー、なっ! ちゃんマス!」

 

 清少納言は腕を組んできた。豊満な乳房が押しつけられる。あなたはその感触にドギマギした。

 

「お! ちゃんマス、なんか硬くなってね? うはははは、なぎこさんのおっぱい、興味津々かよー! ……え、結構マジ? あたしちゃん、この場で脱いだ方がいい?」

 

 彼女は冗談めかしているが、本気なのがわかる。そういったプレイも楽しいものだが、今はそういう気分ではない。あなたは手を振って否定した。

 

「あー、はいはい! わかってるよー! ちゃんマスは紳士だからなぁ。…………ちゃんマスはさぁ、女を何人くらい食ったわけ? …………え? 百人以上? うげー! ちゃんマスもなかなかヤリチンじゃん! しかも全員とラブラブとか……うわー、マジかよー! ちゃんマス、光の君(ハーレム王)じゃん! うひゃー! ……え? 違う? あそっか、世界の支配者だったな! 世界の支配者とか、マジぱない! ……んでんで? どんな子たちが好みなん? なぎこさんが聞いてあげるから教えてみ?」

 

 清少納言はニヤリと笑う。一方、あなたはそろそろ酔いが冷めてきた。グラスの水を飲み干し、彼女のスカートに包まれた尻に手を伸ばす。

 

「あ……? ちゃ、ちゃんマス……ちょっとぉ……! やっぱ、こんなところで……! ん、もう……! ちゃんマスのエッチ……!」

 

 あなたは笑って手を止める。じっと見つめていると、やがて彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめて視線を落とした。

 

「……まぁ、確かに。今のはなぎこさんが悪かったかもしんねーけど。……でも、やっぱダメだよ。こういうのは……ちゃんとした場所でするべきだと思うぜーい。 ……じゃあ、ちゃんマスの部屋に行ってからならいいのかって? そりゃもちろん、オッケーだけど……。ちゃんマスはホントにそれでいいの? ……うぇーい! ちゃんマス、マジ好き!」

 

 清少納言はあなたに抱きついてきた。豊かな胸が押し付けられる。

 

 あなたは日本酒のグラスを取ると、彼女の口元に持っていく。そして、お酒を飲ませてあげた。

 

「……んぅ……おいしい……」

 

 彼女は幸せそうな表情を浮かべ、そのまま、あなたにキスしてきた。

 

「……んちゅ……れろぉ……あむ……あふ……あはぁ……んん……はぁ……ちゃんマス、ちゃんマス、ちゃんマス……!」

 

 清少納言は夢中になって舌を動かしてくる。あなたも負けじとディープなキスをしてやり返す。

 

「……ぷはっ」

 

 唇を離すと唾液の糸が引いた。彼女は息を整える。あなたは、尻はダメでキスはいいのか? と聞いた。

 

「……え? ……あー、うん。いいの! お尻はエロいけど、キスはエモいっしょ? 

 春は甘噛み、夏は耳、秋はフレンチ、冬は舌。

 なべて人は、愛すべからざるものぞなき。恋ゆえに生きながらえるものなり!

 ……まー、こんなことちゃんマスにしか言わないんだけどなー!」

 

 そう言って、清少納言はあなたの耳を食んできた。

 

「……あはぁ、これすげーいい。ちゅっ。……あぁ、もう。ちゃんマスのこと、食べちゃいたいくらいに好きだよ? ……え? 食べられたいの間違いじゃないかって? はぁ? 分かってねえなぁ、ちゃんマス! なぎこさんの愛は、そういうんじゃなくて、こう、もっとピュアな感じのヤツなんだよ! ……ほら、あるじゃん? 『恋衣(こいごろも)、この衣はおのが身にはかへりてぞ着るらむ。わが身はとほき方にありても、 心ばかりは君に寄り添ふらん……』って! だから、なぎこさんはちゃんマスのことが好きなんだって!」

 

 そう言うと、清少納言はまたあなたの耳に吸い付いてきた。

 

「……んちゅ……んん……はぁ、ちゃんマスの味がする……ん……ちゃんマス、好き……大好き……ずっと一緒だよ?」

 

 あなたは、清少納言の顔をこちらに向けると、自分からキスをした。酒臭い口内だったが、それが逆に興奮した。彼女を抱き寄せ、何度も唇を重ねた。

 

「……あっ……やん。舌、やば……あぁ、ちゃんマスがそんな積極的だと、なぎこさん、おかしくなっちゃうじゃんか……ぷちゅっ。んん……ちゅぱ……れろぉ……んぐ、あむ……」

 

 清少納言の体が段々と熱くなり、震え始めた。絶頂が近いらしい。きゅう、と子宮の鳴っているような顔で彼女は言った。

 

「あー……なんか、イキそーかも……ちゃんマスのチューが気持ち良すぎてさぁ……んく……あ……もう……あたしちゃん……イッちゃう……!」

 

 てろりと垂れた舌から唾液が糸を引き、彼女の胸元に落ちた。

 

「あー、だめ、好き(プラス)好き(イコール)もっと好き……! ……んぐ、あ、んむぅ? ん、ん、んッ? んん?!! …………ぁ……ふぅ……」

 

 びくんと大きく体を震わせると、彼女は力なくカウンターに倒れ込んだ。

 

「あー、ちゃんマスの舌、やばたにえんだったわー。マジで腰抜けるかと思った。すげぇよ、ちゃんマス。あー、でもさっきのキス超良かった! さすが令和の光の君、テクニシャンだぜ!」

 

 あなた達は会計を済ませ、立ち飲み屋を出た。清少納言はあなたにベッタリと抱きつき、頬ずりしながら腕を組んで歩いている。

 

「えー、まだ帰るとか言うの? もう一軒行こうよー。なぎこさん、まだまだ飲めるしー。それに、ちゃんマスだって、お酒、嫌いじゃないんでしょ? え、予定がある? なにそれ。なぎこさんより大事な用事? …………え? あー、うん。そうだよね。それは仕方ないね。……えっと、じゃあさー、こうしよう! 今度、ちゃんマスの奢りで、一緒にどっか遊びに行くってことで! で、どこ行くかは後で決めよう! ……プールとかどう? リゾートホテルのでっかいやつ! 水着も用意してさー、夜景見ながら二人で飲んで、それからー……あ、最近さあ、巴っちがハマってる温泉もあるじゃん。あれもアリだなぁ。あとはほら、新都の方にある水族館行って、晩ご飯はバイキング食べ放題のとこで、デザートはかき氷! ……なー、ちゃんマス、いい考えだと思わない?」

 

 あなたは中々いいアイデアだと思ったが、そろそろ約束の時間だ。清少納言に後で連絡すると言い、あなたは地下街を抜けた。

 

「じゃあ、またね。ぜったい連絡しろよ! ……なぎこさんと遊んでくれるまで、ずっと待ってんだからな!」

 

 さて、今度こそカラオケに向かおう。ほろ酔い気分のまま、あなたは『D.C.T.E.R』に向かって歩き始めた。

 

(続く)

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