※この作品はR-18です。

幻想少女の露出事情   作:よっぱらい

2 / 8
寺子屋にて とある教師の話

……なんの話だか、よくわからないのだが。

 

いや、そんなことを言われてもね。事実無根だよ。どこから出た噂なのかな? そんな根も葉もない流言は。

 

記者のカン? バカな……。付き合いきれないね。さっさとお引取り頂こっ……写真っ……!?

 

……そういう手段でくるとはね……。思った以上に悪辣だったようだね、貴女は。しかし、一体いつ写真なんか……。

 

ん?

 

……んんん?

 

 

……ああ、いや……うん、そうだよ。古典的な脅迫かと……思ったんだが。

 

一応確認するが……これに写っているのは貴女本人だね? いや、確かに……判断材料は顔しかないけれど、他の誰かには見えないよ。

 

とはいえ、まあ、流石にちょっと混乱というか、困惑しているもので。他人の……少なくとも外見上は妙齢の、女性の裸を見せつけられるというのはね。

 

おっと、一言多かったかな、失礼。綺麗だと思うよ。同性の目で見てもね。同じくらいいやらしいとも思うが。

 

同類、か……。

 

わかったよ。信じよう。脅迫や取材ではない、同好の士としての、単なる興味本位の質問ということだね。

 

まったく、心臓に悪いな……私は君たちほど寿命は長くないんだから、手加減してほしいものだ。

 

うん、君の言うとおりさ。今もね。

 

私は今、この服一枚の下には……何も着けていない。

 

……本当に目ざといね、君は。ああ、訂正しよう。服や下着は、何も着けていない、とね。

 

まあ、せっかくだし、君の裸だけ見るのも何か不公平な気がするし……見てくれたまえ。私も、その……自分の身体への感想を、聞きたいし。

 

ふふ、ありがとう。残念ながら堅物で通っているせいで、大人の男に見せる機会はまったくないけれどね。恋人を作る気もないし……別にそれはいいか。

 

この通り、だいぶ細めの縄にしているんだけどね……わかってしまうものかな、服の上からでも。一応は姿見で確認して、かなり気を遣ってもいるつもりなのに。

 

君の眼が特別なだけ? かもしれないが……そうは言われてもやはり不安になるさ。少し控えたほうが良いかもな……。

 

もちろん自分でだよ。こっそりと勉強したのさ、その道の縛り方を。貸し本屋で、ほんのちょっとずつ立ち読みしてね。……あの娘は君ほどカンは良くない……と思いたいよ。

 

流石に毎日ではないけれどね。……なるほど、それを見比べて気付く、ということもあるのか。大した観察眼だよ、まったく。

 

うん……当然、朝からずっとだ。

 

動くたびに食い込んで、擦れて、締めつけられて……ああ、もうすっかり湿って、ふやけてしまっているね。匂いでもわかるものかい? 意識して嗅げば? ……まあ、そんなに体臭は濃くないほうだと思っているが。満月の夜以外はね。

 

 

目覚めたきっかけ?

 

知っていると思うが……そのときは、やっぱりいろいろと獣に近くなってしまうのでね。

 

普段はそれでもちゃんと理性は働いているのだけど……うっかり、ちょっと酒が入ってしまった日があって。

 

歴史を作る仕事を片付けたあと、ストレスと開放感とで、一風呂あびたままの姿でつい、酒に手が伸びて。

 

気がついたら裸で庭に立って、満月の光を浴びていた。

 

そこで半分我に返って……でも同時に、気付いてしまったんだな。ひどくあそこがむずむずして、濡れていることに。

 

で……そのままその場で、やってしまった。

 

まあ、最初は指だけだったんだが。

 

ちょうど何日か前に、庭木を手入れしてもらったときの縄の切れ端が、たまたま手に触れたものだから……。

 

それをぎっちり食い込ませて、激しく擦りつけてね。

 

ああ、荒縄だったよ。よくあるやつだ。痛くなかったかって? 普段だったらそんなの、ささくれが刺さって自慰どころじゃなかっただろうな。でも満月で、しかも酔ってたからね……何か、すさまじい快感だった気がするよ。おかげですっかり足を踏み外してしまったわけさ。

 

まあとにかく、そこが最初の入り口で。その後も色々と変遷というか屈折があって、こうして今の変態教師がいる。もちろん誰にもバレないようにはしているとも。現にバレていない……君以外にはね。

 

ところで君のほうは? 自撮りがエスカレートして? ふむ、いわゆるナルシストというやつなのかな。ま、あとは単なる欲求不満だろう? ふふ、結局はそれが根っこだよ。私もそうだ。

 

それで……ああうん、バレないのかって話ね。

 

子供たちとの接触? そんなにはないよ。あくまで授業をしているだけだし。

 

まあ幾人か、距離の近い子もいるけれどね。男女問わず、まだ特に幼い子はそうだ。たまに身体に触れてきたり、まれに抱きついてきたり……もちろん、そうやって向こうから触れてくる年齢の子は、そんな意識も知識もまだないだろう。大体はね。

 

ただ……やっぱりそんなときに、ちょっと怪訝な反応をされることはあるね。服の下がどうなっているか、具体的に理解できてはいないだろうけど。それでも、特に男の子にそういう顔で見上げられたときは……。

 

ゾクゾクしてしまうね。ふふふ。

 

ああもちろん、そういうことに興味を持ち始めた年代の子もいる。私の尻をことさら眺めたり、胸元をチラチラ覗き込んだり……。といっても、まず触れてはこないが。その手のしつけはかなり厳しくやっているつもりだよ。文字通りガツンと、強烈にね。

 

でもやっぱり、隙あらばそれを敢行しようとするエロガキもいて……だから、そういう子が近くにいるときは、絶対に隙を作らないよう気をつけているし……そうして同時に、ぐっしょり濡らしてしまってもいるのさ。後でそれを思い出して、楽しんだりもする。

 

そう、こうして授業が全部終わって、皆が帰った後に。

 

この教室の、そこの教壇の上でね。

 

今みたいに服を脱いで、縄だけを纏った姿で……実演しようか? はは、冗談だよ。君が帰った後にする……とにかくそうして、教室に向かって股を広げて……子供たちに、そこを見せ付けるつもりでね。

 

あるいは……年長の男子だけを集めて、放課後に残して……女の身体というものを、じっくり教えて……そして味わわせてやる、なんて妄想もしながらだ。

 

そして何より……まだ寺子屋が終わって間もないこの時間に、もしかしたら忘れ物をした子がそれを取りに戻ってきて……今にもそこの扉を開けて入ってきて、教壇の上で股に食い込ませた縄を引っ張って絶頂している変態女を目撃してしまうんじゃないか……なんてね。

 

そして、もしそれが男の子だったら……その時は、本当に放課後の特別授業を、性教育をほどこしてやろう……とか。

 

胸を、尻を好きなだけ触らせて……縄を解いて、それがくいこんでいた場所も……尻の穴まで、隅から隅まで目に焼きつけさせて。

 

女の身体だけじゃなく、男の身体というのがどういうものかも……ソレがどんなモノで、どうすれば気持ちよくなるか、そこから何が出るのか……しっかり教えてやって。

 

それから、それは本当はどこに注ぐものなのかも……もちろん実技で、出し尽くすまで何度でも、たっぷりと……なぁんてことを考えながら、夕食を取るのも忘れて、遅くまで耽ってしまったり……ね。

 

 

……実際にそんなことがあったかって?

 

それはないよ。

 

子供というのはね、総じて口が軽い。どんな内緒の話でも、自分が知ったことを誰かに自慢せずにはいられない。

 

そして子供たちの間に噂が広まれば、それは必ず大人の耳にも入る……そうなれば、こんな半獣の変態など、あっという間に教壇どころか、この里からも追われてしまうよ。

 

でも、私は現に、今もこうして教師を続けることができている。

 

それなりの常識人、人格者との評価も変わらずに、ね。

 

つまり。

 

幼い教え子に手を出した淫乱教師……なんて歴史は、なかったのさ。

 

ふふふ。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。