「へぇ、斑鳩が言っていた殿ってのは、お前なのか」
それは、俺が風呂に入ってきた時に訪れた出来事だった。
学校が終わり、のんびりと過ごしていたはずだった。
丁度身体を洗っていた事もあって、後ろからの音に思わず振り向く。
ドアを勢い良く開いて入ってきたのは、これまで知らない人物だった。
腰まで伸びている金髪に青い瞳など、一見清楚に見える要素が揃っている美少女。
しかし、その口調や勝ち気な笑みから、清楚というよりも、むしろ姉御と呼ばれそうなぐらいに男らしい人物なのが、人目で分かった。
何よりも俺が風呂を入っているのを知りながら、自身は裸でありながら、特に気にした様子もなく俺を見ていた。
「えっ、誰!?
というよりも、いきなりなに!?」
戸惑いを隠せない俺に対して、目の前にいる人物は気にした様子はなく、そのまま近づく。
「へぇ、なるほどなるほど、あそこの大きさは斑鳩が言っていた通り、なかなか」
そんな俺の様子を気にする事なく、むしろ興味津々に俺の肉棒を見つめてくる。
「いや、誰、本当に誰!?」
「あっ、そういえば自己紹介はまだだったな。
あたいは葛城だ、よろしくな、殿!」
「その言い方は、もしかして忍なのか?」
「おう、斑鳩と同級生で、飛鳥の先輩という感じだな」
そう自己紹介をしている間も、未だに俺の肉棒を見るのを止めない。
これまで多くの人物と行為を行ってきたつもりだったが、まるでセクハラをされているような気がする。
「そうなのか、とりあえず、すぐに上がるから、外で待っていてくれないか」
「そう寂しい事を言うなよ。
あたいに身体を洗わせてくれよ」
葛城はその言葉と共に、俺を後ろから抱き締めると共に、その手はゆっくりと俺の身体を撫でる。
その葛城の手には何時の間にか泡まみれの手拭いを持っていた。
「ちょっ、ちょっと、何をするつもりだよ!?」
慌てて逃げようとするものの、背後にはしっかりと回り込まれており、逃げ出す事は出来ない。
そして、そのまま両手を素早く動かすと、俺の身体を丹念に洗い始める。
その動きはとても早く、ただ単に上下左右に動かしているだけではなく、時には指先で強く押したりしている。
ただでさえ、背中越しに伝わる胸の大きさや柔らかさに加え、尻に当たる太股の感触などが伝わってきて、反応しないわけがない。
「おぉ、大きくなってきたぞ! これが勃起というものなのか!?」
「当たり前だろうが!!」
俺は思わず叫ぶものの、それが逆効果となったのか、更に力強く握りしめる。
痛みすら感じるが、それ以上に快感の方が強く、思わず声が出てしまう。
「どうだい殿? 気持ち良いかい?」
耳元で囁かれる言葉に対し、俺は無言を貫くものの、それは無駄だと言わんばかりに、葛城は手を激しく動かせる。
あまりの強さに、思わず腰を引いてしまうが、それを許すはずもなく、再び引き寄せられる。
しかも、それだけでは飽き足らず、今度は腕を回し、俺の乳首を摘まむ。
「うわぁっ……」
「おっ、いい声で鳴くじゃないか。
もっと聞かせておくれよ」
楽しげに笑うと同時に、その刺激に敏感に反応した肉棒は、先程以上に固くなり、そそり立つ。
「ふぅーん、こっちの方も大きくなっているけど、これはどういうことなんだ?」
「それは生理現象だから」
「そうかぁ、いやぁ、おっぱいを揉むのも良いけど、こうやって男のあそこを撫でるのもなかなかに良いじゃないか」
先程の会話から僅かに分かっていたが、まさか変態淑女という部類に入るのか。
「いや、止めろ」
「へへっ良いではないか、良いではないかぁ」
俺の反応が葛城の中の何かスイッチが入ったのか、さらに激しく揉んでくる。
先程の会話を思い出しても、それはまるで時代劇で悪代官が町娘にセクハラをするシーンに見えなくもない。
ただ、その性別はまるで正反対という事以外は。
「嫌だとか、止めろ言っているけど、ここはお前の口よりも正直者だぜぇ」
葛城は、そう言うと共に肉棒を握る力を強くさせる。
普段から誰かにセクハラを行っている事もあってか、その力加減は絶妙であり、決して痛いと思わない程度の強さであった。
「ほらほら、こんな風にされると気持ちが良いんだろう」
「ぐっ……あっ……」
「おおっと、危ない危ない」
あまりの快感に膝を崩してしまいそうになるものの、何とか堪える。
しかし、葛城は俺を受け止めると共に、今度はその力で俺の身体の向きを無理矢理変える。
「まったく、せっかくだからな。
あたいにたっぷりと飲まないとな」
それと共に葛城は自身の秘部を見せつけるように開く。
膣肉は既に俺の肉棒を欲しがるようにうねりを見せており、その動きに合わせて愛液が垂れていた。
そして、ゆっくりと俺の顔へと近づけると、その舌を這わせる。
最初は優しく舐めていたが、次第に激しくなるにつれて、水音が響き渡る。
そして、それと同時に彼女の口から甘い吐息が漏れ始めてきた。
「ふぅ……あたいも我慢できなくなってきたな」
そう言いながら、葛城は俺から離れると、そのまま俺の肉棒を掴む。
既に限界寸前にまで来ている肉棒は、掴まれただけで達しそうになりながらも、必死に耐える。
しかし、掴んだ肉棒を捕食するように俺の肉棒をゆっくりと咥え込む。
「あっ……あああっ……」
今まで感じた事のない感覚に思わず声を出してしまう。
しかし、葛城はそんな事は気にした様子はなく、むしろ楽しむかのように、その唇を動かす。
時折、吸い付くようにして甘噛みしたり、時には耳タブを舐める。
膣内だけではなく、顔まで快楽を教え込むように行う。
そして、葛城は自身の胸を押しつけて、更に刺激を与えてくる。
その柔らかい感触に、思わず意識が飛びそうになった瞬間、葛城は口を離す。
「おっと、これ以上やっていると出ちゃいそうだな。
それじゃあ、本番と行きますか」
葛城はそのまま肉棒は一気に子宮口にまで導く。今まで経験してきた女性の中では、最も大きいと言えるほどのサイズを誇る。
そして、そのまま勢い良く腰を打ち付ける。
これまで以上の激しいピストン運動に、俺は耐えきれるはずもなく、そのまま射精する。
それを葛城は全て受け止める。
葛城自身も絶頂を迎えたのか、大きく体を震わせ、その後に脱力して倒れこむ。
俺は、その衝撃に耐えられず、床に倒れる。
「おっと、大丈夫かい?」
「ああ、なんとかな」
「へへっ、あたいにかかれば、これぐらいの快楽は当たり前だぜ」
葛城はそう言って、俺の頬にキスをする。
その感触はとても柔らかく、心地よかった。
ただ
「葛城、その」
「なんだぁ、まだ足りないというのかぁ。
もしかして、あたいのセクハラが癖になったか」
「いや、その後ろ後ろ」
「後ろ?」
俺の言葉を聞いて、振り向く。
そこには、何時の間にか家に入っていたのか、斑鳩と雪泉の2人がいた。
ただ、その目は絶対零度に近かった。
「えっえっと、そのどこから?」
「あなたが殿にセクハラをしていた所から」
「お覚悟はよろしいでしょうね」
葛城の言葉に対して、2人がどちらに対してなのか、それとも両方なのか分からない。
ただ、その後の光景は地獄というには、相応しいだろう。