三次創作 ~あの娘たちの幸せはこれから先へーー~ 作:幻想猫
何故この台詞を言ったかに関する解説がありますが、見る人によっては不快に感じる可能性が高いです。
解説の内容はあくまで『これがわたしの聖杯戦争』に登場した彼らに関するものです。
シトナイの場合
「あの娘の笑顔がここでも見られるとは思わなかったわ。嬉しいのは事実だけど、わたしにあの娘の幸せを喜ぶ資格なんて無い。だってわたしは、大好きな彼の味方になって一緒に……あの娘を捨てる事を選んだから…………」
シトナイの依り代となった少女は、ある世界でアリーシャの母親となった人物。
愛する者と共に我が子を手に掛ける事を選んだ少女は聖杯戦争が終わって数年後に赤子を出産した。
アリーシャの中に存在する彼女の母親としての自分自身との繋がりが日に日に強くなり、子殺しを選んだ事に対して深い罪悪感を抱いた。それは今でも続いている。
アルトリアの場合
「ここにも彼女がいるのですね。私はかつてのマスターと共に彼女を手に掛ける事を選びました。ですが、かつて彼女のマスターだった者の決死の行動で彼女が世界を滅ぼす可能性が回避された。私は、今でも世界を選んだ事を後悔しているのかもしれません……」
生前、実の子を手に掛けた者。
かつてのマスターと共にアリーシャを手に掛ける事を選んだアルトリアは、聖杯戦争終了後に彼と共に彼女の味方になるべきだったと後悔している。
そうしていれば、かつてマスターだった男は自他を顧みないまま世界各地を回るという行為をせず、数少ない大切な誰かと共に平穏な生活を送る事が出来たかもしれないから。
エミヤの場合
「な、何故彼女がここに!?すまないマスター。少しの間だけ霊体化しても良いだろうか?彼女に合わせる顔が今のオレには無いのでね……」
生前、実の子を救うよりも世界を救う事を選んだ男。
聖杯戦争終了後、彼は己の理想に抗い切れず顔も知らない誰かを守ると言って小さな幸せを一度捨ててしまった。
数年後、彼を愛した少女が赤子を妊娠したと知り、故郷へ戻り彼女の出産に立ち会った。
彼は少女が産んだ赤子の姿を見て、かつての選択に深い後悔を抱くと同時に大号泣した。
自分が娘に嫌われている事を自覚している。
イシュタルの場合
「良い、一言だけ言わせて?あの娘のマスターになったからには、途中で見捨てるなんて絶対に駄目よ!!最期を迎えるその時まで、あの娘と共に歩み続ける事をここに誓いなさい!!!もし破ったら……絶対に許さないわよ?」
イシュタルの依り代となった少女は、ある世界でアリーシャのマスターである同時に名付け親になった人物。
アリーシャとの生活は、少女にとって掛け替えのないものだった。それはアリーシャの命と世界を天秤に掛けた時、彼女を選ぶ程である。
一緒に料理をしたり、水族館やプラネタリウムへ行って楽しんだりするなど、2人の絆は誰にも引き裂けない程強固なものとなった。それは離別した現在でも続いている。
イシュタルから見たアリーシャは、世界全てに喧嘩を売ってでも救わなければいけない人間。これは依り代となった少女が彼女に強い影響を与えているから。
その事もあってか、イシュタルはアリーシャとすごく仲が良い。
深夜の時間帯に2人が厨房で料理をする姿を目撃した人がいるらしい。
エレシュキガルの場合
「あの娘の笑顔を見てマスター。最高に素敵だと思わない?だから約束して?あの娘が生前歩んだ地獄へ送り返さないで。そして、これからもずっと良い思い出をたくさん作ってあげてね?」
エレシュキガルから見たアリーシャは、命に代えても守らなければいけない大切な人間。これは依り代となった少女が彼女に強い影響を与えているから。
その為、イシュタルと同様アリーシャとすごく仲が良い。
心の奥底では、アリーシャを外敵から守る為に冥界へ閉じ込めるべきではないかと思っている。彼女の幸せな姿を見る度にその考えが頭を過り、何度も自己嫌悪に陥っている。
イシュタルとは何度もアリーシャ関連で喧嘩をしている。
エミヤ(オルタ)の場合
「ハ、ハハッ……ハハハッ………ハハハハハハハハァッ……!」
生前、実の子とそのマスターを手に掛けた男。
心を鉄にしたまま己の理想に準ずる決断を下した彼は聖杯戦争終了後小さな幸せを捨て去り、悪を排斥し続ける自他を顧みない正義の味方となった。
それから数年後、某国で聖杯戦争が始まった事を知り、参加者となりそれに巻き込まれたある少女を全ての元凶と見なし手に掛けた。その少女の正体は、彼と彼を愛した者の間に生まれた娘である。
実の娘を2度手に掛ける。それが彼を失墜させ、その身に宿る心を完全に砕く引き金となった。
ギルガメッシュの場合
「ほう。いずれ獣に至る哀れな娘もここへ来るとはな。まぁ待て。そう警戒するな。貴様に慈悲を与えるのは、この戦いが全て終わってからだ」
ギルガメッシュにアリーシャの在り方を否定するつもりはない。
だが、いずれ獣に至る彼女を生かすという事は、人類全てが滅びる事を意味している。
その前にアリーシャの命を摘み取る。それは彼女に対する存在否定でもなければ罰でもなく、彼なりに考えた最大限の慈悲である。
千子村正の場合
「あの娘、髪が白い頃は『おじいちゃん大好き』って言いながら儂にベッタベタと懐いてたのに、髪が赤くなった途端そっぽ向いてどこかへ行っちまうんだ。あれが所謂反抗期ってやつなのか?すっげぇ地味に傷付くんだが……」
村正の依り代となった少年は、アリーシャと出会わなかった世界を生きた人物。
その為、霊基第一・第二状態のアリーシャが村正に懐き、霊基第三の状態になると棘のある態度を取ってしまう理由について何も知らない。
エミヤやシトナイなどに聞こうとすると、「知らない方が良い」と言われて渋い顔をされた。
佐々木小次郎の場合
「あの時、其方と剣を交えた事は実に心躍るものだった。だが2度目はない。あれから拙者は其方を超える為に腕を磨いた。シミュレーションルームで待っているぞ」
第五次聖杯戦争の時、小次郎はメディアに援護を受けながらアリーシャと戦った末、敗北した。
小次郎にとって、アリーシャと剣を交えた事は本当に楽しかったのだ。だからこそ、2度目は自分の実力のみで彼女に打ち勝とうと決心した。
メディアの場合
「正気!?アレは…あの娘は……いずれ世界を滅ぼしてしまう存在なのよ!?あの娘を生かす事がどういう意味なのか、何も知らない貴方じゃないでしょう?」
アリーシャを危険視している人物。
カルデア内でアリーシャを警戒、又は危険視している人達を集めて彼女を排斥しようと企んでいる。
その後それがイシュタル達にバレて集まった者全てが痛い目に遭う事となる。
モードレッドの場合
「マスター、一つ聞きたい事があるけど良いか?何でアイツ、オレの宝具を持ってるんだ?」
このモードレッドはアリーシャの事を何も知らない。
知らぬが故に、自身の宝具を彼女が持っている事に疑問を抱いている。
モードレッドがアリーシャの事を覚えていた場合
「マスター。押し付けるような言い方になるけど、アイツの事をよろしく頼む。オレはあの時アイツを守る事しか出来なくて救えなかった挙句、最後の最後で裏切る事を選んじまった。アイツが救われる事で、オレも救われるんだ」
生前、実の親に殺された者。
西暦2017年の某国で起こった聖杯戦争でアリーシャのサーヴァントとなった。
モードレッドから見たアリーシャは、生前の自分と非常に良く似た境遇で生まれた人間。
生まれた瞬間から多くの命を背負わされ、果たすべき役目を押し付けられ、実の親に殺されたという共通点がある。
その事もあってか、モードレッドは必要以上にアリーシャに対して親身に接した。
聖杯戦争が続くに連れてアリーシャの自我が崩壊する姿に心を痛め、彼女を追い込んだ者全てを憎悪するまでに至った。
最終的に2人は生き残ったが、アリーシャが人類に憎悪を抱いている事に気付いたモードレッドは彼女が人である内に殺すべきだと判断し、裏切ってしまった。その行動が引き金となり、アリーシャは聖杯の力でクラレントを核に『何があっても自分を絶対に裏切らない存在』に作り替え、人類と敵対する事を選んだ。
ある事が切っ掛けでアリーシャの持つクラレントに触れた事で、彼女について詳しく知る自分自身と出会う事となる。
アンリマユの場合
「マスター。チーム分けの時は絶対オレとアイツを一緒にするなよ?何せオレは悪であれと望まれた存在で、アイツは悪を滅ぼす奴だからな」
この世全ての悪であれと望まれたアンリマユと、正義の味方であれと望まれたアリーシャが相容れる事は絶対に無い。
互いにそれを理解している。
天の衣の場合
「あの赤い髪の娘は…あの人と同じ役目を与えられた聖杯なのね……。味方になってあげたいけど、世界を滅ぼす可能性があるというのなら…私はあの娘と敵対する道を選ぶかもしれないわね……」
天の衣からみてアリーシャは自分の孫。
アリーシャは彼女の正体を知ったとしても自分の祖母として見る事は無いだろう。
味方になってあげたい気持ちはあっても、世界滅亡の可能性を持つアリーシャの存在を受け入れる事が出来なかった。
アリーシャを排斥しようと企んでいる者は誰かについて
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