ゼス国所属のキャラがみんなひどいめにあいます。
かつてゼスと呼ばれた国があった。――過去形だ。
魔法を用い栄華を極めたその国は既に戦に敗れ滅び去っている。
今、その土地は多くの魔物達によって支配されていた。
第三次魔人戦争。
人類の生存圏を突如として襲った魔人ケイブリス率いる「魔軍」との戦い。
戦争開始と共に魔物界に対する絶対防衛戦である「マジノライン」が破られ、魔物界とそれを率いる魔人達。
その驚異と圧倒的な暴力に逸早く曝されたゼスが、真っ先に滅ぶのは当然の結果だった。
魔人ケイブリス。
魔物達を率いる魔人の王、魔物王とも称すべき存在がゼスを襲ったのだ。
かつて「ケイブリスダーク」と呼ばれた時のように。
これは、ゼスがケイブリスが懸想するドラゴンの女魔人カミーラを捕らえていた事に起因する。
カミーラが囚われている場所を、魔人ジークに仕えていた使徒オーロラの得た情報により知ったケイブリスは、
立ち塞がる一切の障害を排除し、その”ついで”のようにゼスを破壊つくし滅ぼし切ったのだ。
人類にとっての――ゼスにとっての最大の誤算。
魔人最強と称されるケイブリスが、激情のままに全力を持って力を振るえば策など意味はなさない。
くしくも、ケイブリスは無意識に人類に対しての最善策を打った事となる。
最強の魔物であり最強の魔人でありケイブリスが最前線に立って破壊の限りを尽くす。
それが人類軍にとって最悪の戦術だったのだ。
ケイブリスが最前線に立つ事で、魔物達の指揮は上がる。
そしてケイブリスを倒す事が出来るものなど、ほんの僅かな例外を除いて存在しない。
――結果、国は、ゼスは簡単に滅んだ。
立ち向かった男達は例外なく殺された。
ゼスが率いる魔法使い、戦士達は尽く蹂躙され優秀な将兵達はケイブリスの前に呆気なく散った。
そして容姿や能力に優れた女達は囚われ性の捌け口、あるいはかつての二級市民達のように「物」として扱われる事となった。
女達が囚われたのはかつてゼスの王城であった廃墟だった。
ケイブリスの襲撃を受けた結果、あらゆるものが破壊されかっての繁栄の影は無い。
だが魔物達にとっては幸いなことに、地下は別だった。
ゼス王城の地下牢。
そしてその更に奥深く――ゼスにとっての重罪人を閉じ込めておく為の、永久地下牢。
かつて魔人カミーラをも捕らえていた空間。
囚われた女達の中でも特に容姿の優れた女や、能力に優れた女は、この空間に集められていた。
また、「人類軍」として魔物達に反抗していた女達も集められている。
廃墟ながら現在は魔物達の拠点として活用され魔物が多く集まるこの場所で、魔物達のストレス解消に「使用」する為、
そしてゼスを管理している魔物大将軍が考えたある「政策」のためだ。
「ぅ……あッ、ううッ……うぅ゙ッ、ああッ……ぐッ、ああッ……あ゙ぁッ……!」
「……ぁ゙、……ぁ゙、ぅッ」
「――、――、――、――、――、――、――」
――地下牢の一室、魔法の灯りが照らす部屋に呻き声とも喘ぎ声とも付かぬ声が響いていた。
声の数は3つ、ひどく幼い少女のものと、妙齢の女のもの。
苦悶と快楽が綯い交ぜになったような声だった。
「オラッ休んでんじゃねぇぞババア、ちゃんとしゃぶりやがれェッ」
「ひ、ひひひ、ああ、すべすべだぁ、きつきつだあ、うへ、うへへへぇぇひひぃぃっ」
合わせて下卑た男達の声もする。
かつてゼスの二級市民――あるいはそれ以下の扱いを受けていた、人間の男達だ。
魔力も無く、教育を受けていない事からろくな知識も体力もなく、労働力としても底辺に値する男達。
彼等のような男達まっさきに魔軍に降伏した。
別の国であれば降伏したところで魔物達の「餌」になったであろうが、このゼスにおいては違う。
女達の精神と、肉体の陵辱。そして魔物大将軍の政策の為の「コマ」として使われている。
竿役、種付役だ。
優秀な人間に劣等種の男達の種を孕ませ、無能な人間を増やして洗脳し「管理」する。
最終的に自分達に従う僅かな人間のみが残る事になる――というものだった。
「へへぇっ、射精すぞ、射精すぞ、う、うううううッ、うううッッッ」
「あ゙……っ、あ、あ、ああ、熱っ、ぅぅ……っ」
ごびゅっ、ぼびゅっ、びゅるるうるっ、びゅるっ。
黄ばんだ白濁が、ぴっちりと肌と肌を密着させた状態で褐色の女の膣内に注がれる。
男に後ろから覆いかぶさられ射精を受けているのはかつてアイスフレームと呼ばれた組織に属し、
その後は身寄りのない子供たちを受け入れ育てていた孤児院の責任者、キムチ・ドライブだ。
両手足には枷を付けられ、首には重たい首輪が嵌められている。
男の精液を膣内で受け止めたその身体は本人の意識とは反して小刻みに震え、絶頂に達していた。
「あ、あぁあ……も、ぉ……」
その瞳は絶望に暗く濁っていた。
キムチは自身も孤児として捨てられ生きてきたその出自からこういった陵辱や、暴力には悲しいかな、慣れてはいた。
下卑た男に身体を好き勝手に使われる事も経験が無い訳ではない。
だから、という訳ではないが自分一人なら耐える事が出来る自信があった。
「ぅ……やめて、あげておく……れよぉ……っ、う、ああっ、ううっ」
「うるせぇっまんこ締めろっまんこ締めろよぉっ」
絶望に染まりきった懇願の声が、男の後ろからの一突きで途切れる。
キムチの視線の先では初潮も始まったばかりであろう年齢の少女達が薄汚い男達に犯されていた。
「ぁ゙、ぁ゙っ……ぅ゙ッ、ぅ゙ぅ、か、はっ……あ゙ー……」
「おおッ射精るっ射精るっ孕んでねカーマちゃんっううっ」
「射精すぞぉううっ一桁まんこ、一桁まんこぉおぉおっ」
「………………ぉ゙、っ」
びゅるっ、どくんっ、どくんっ。
キムチの下――アイスフレームの孤児院で保護されていた少女達。
彼女達も例外なく囚われ、陵辱を、種付を受けていた。
中にはまだ、子を孕む機能が備わっていない年頃の子供も居る。
魔物達にとってはそんな事は解らないので、一纏めにされているのだ。
「や、ぁ゙……ぁ゙っ゙、ぅ……ま、まぁ゙……っ、たす、……ぎっ゙っ゙っ……」
男に後側から抱きかかえられブロンドの長い髪を揺らしながら突き上げらているのはカーマ・アトランジャーという少女だった。
同年代の少女に比べておしゃまで、笑顔の良く似合う活動的だった彼女に、平時の見る影はない。
口は半開きで涎を垂らし、目からは大粒の涙がぽろぽろと溢れている。
男を知らなかった幼い一本すじは男の物を無理矢理に押し込まれた事で血と精液の混合液で泡立っている。
小さな体が時折痙攣しているのは絶頂によるものではなく、痛みによるものだろう。
「―――――――、――――、――……」
その隣で男に組み敷かれているのは10を越えた前後のカーマよりも更に幼いアルフラ・レイだ。
過去小児性愛者達が集まるロリータハウスで異常性癖を持つ男――ときには女――達の玩具にされていたアルフラは、
今また別の悪意と理由でその小さな身体を暴力に曝されていた。
瞳には生気が無い。アイスフレームという環境で新たに形造られつつあった精神の器は粉々に砕かれていた。
のしかかる男が呻き声を上げながら初潮前の幼膣に熱を持った精液を放っても何の反応も返さない。
ただ、性器で突かれる衝撃でかくんかくんと首と頭を揺らすだけだ。
「ぅぅ、ああぁ、あああぁぁ……ああああ……っ」
それを目の前で見せられキムチは苦悶に喘ぐ。
目を逸してしまいたい程の壮絶な現実がキムチの心を粉々に砕くのは、そう遠くないだろう。
――別の牢に視点を移せば、そこでは黒髪の女と赤髪の女が嬲られていた。
ゼス国王、ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーに仕えていた二人の女。
カオル・クインシー・神楽とウィチタ・スケートの両名だ。
国王ラグナロックアークはケイブリスの襲撃の折に、魔人に勇敢に立ち向かい呆気なく敗れ命を落とした。
彼に仕える二人も同じ結末を辿る――筈であったが、そうはならなかった。
一重に彼女達の容姿が美しかったからである。
魔人に敗れた二人はその場でケイブリスに陵辱された。
多くの者はそれだけで命を落とすが、彼女達は幸運にもそうはならなかった。
ゼスでも優秀な戦士、魔法剣士でもあった彼女達はケイブリスの陵辱を耐え抜き――
「ぅ、あああっ、やめろっ、やめろぉ、おおっ……出す、なぁっ……やめてぇ……!」
今ここでまた陵辱の限りを受けている。
力無く拒絶の声を上げ、赤い長髪を冷たい床に波打たせ広げているのはウィチタだ。
髪色と同じ、炎の様に燃えていた瞳は今、恐怖で曇っている。
彼女の心はケイブリスに陵辱を受けた事によって完全に折れてしまっていた。
加えて――檻に入れられた当初反抗を繰り返した彼女は魔物達によって「処置」を受けさせられていた。
手足の腱の切断。
彼女の両手足はもう自在に動かす事はできない。
二度と剣を振るうことはできないだろう。
この檻に入れられた直後の魔物達からの容赦のない暴力もあり、抵抗の意思はウィチタの中から失せてしまった。
本来であれば近寄る事も許さず切り捨てられるような誰とも知らない男に犯されても、身体を悶えさせる事しかできない。
「……ん、ちゅぶ……ちゅっ、は……っ、ゔ……っっ~~……!」
その隣で淡々と男達の陵辱を受け入れているのはカオルだ。
三人の男達に囲まれ口で、秘部で、菊門で男を受け入れている。
艶やかな濡れ羽色の黒髪は黄ばんだ精液で汚されていた。
彼女はガンジーがケイブリスに討たれた後、クインシーの家に伝わる秘術でケイブリスと心中を試みた――が。
最強でありながら、誰よりも臆病なケイブリスにその手の奇襲の類が通用する筈も無い。
彼女が術の兆候を見せた段階で、その発動は阻まれ捕らえられた。
当初は脱出の機会、復讐の機会を伺っていた彼女だがガンジーの娘、マジックが捕らえられたとの報を受けると共に
あるいはウィチタよりも早く、彼女はこの場での抵抗を諦めた。
自分一人がどうしようと現状を打開することは、もうできない。
ならばいつかの機会まで生き延びる事を優先したのだ。
魔物に、状況に従順に従う姿勢を見せて命を繋ぎ、「リーダー」が全てを壊しに来る事に賭けて――
「あ、ああっ……!」
だがその心も負に蝕まれつつあった。
助けが来ない。待てど暮せど陵辱だけが繰り返され続けている。
カオルは膣内と菊門で精液を受けとめながら、その熱に震えて熱い息を吐いた。
その腹は小さいながらも確かに大きくなっている。
既にその身体は快楽に脳まで漬かってしまい、その肚は誰のものともしれない男の種を孕んでいる。
「ああ、ああああーっ、まんこまんこ、いいぞお、まんこおっ、もっとださせろっ、まんこおっ」
「ふ、ぅ、ぅ、ふぅ……あっ、あっあっ、あっ、っ……!」
言葉もまともに話す事がままならないような男に下から突き上げられながら、カオルの身体は歓喜に打ち震える。
絶頂に達したばかりの身体に欲望をぶつけられ腹の中の仔と共に心を揺さぶられる。
彼女の中のか細い希望もまた、ゼスの名と共に消えようとしていた。
――また別の牢では、同じくゼスに所属する女達が嬲られていた。
ゼス氷軍の将であり四将軍唯一の生き残りである、ウスピラ・真冬。
そしてゼス四天王の山田千鶴子、ウルザ・プラナアイスである。
両手を壁から伸びた鎖に繋がれ、立った状態で壁に貼り付けにされている。
彼等を嬲っているのは人間達の中でも酷く劣等であると判断された男達だ。
皆一様に知能テストで最低点をとり、精神面でも最悪であると断定された男達。
本来であればウルザ達と触れるどころか話す事もできないであろうそれらが、一様に極上の女体に群がっている。
「あー♥あー♥あひ、あーっ、あふっ、ほ、おおおおっ♥♥」
そんな男達の精を膣に注がれ淫らに鳴いているのは千鶴子だった。
過去にはゼスの政を一手に引き受け、かつての革命の後の新体制となって以降も政務官として尽力してきた才媛。
彼女の美意識と対極の位置にいる男達に嬲られ続けた彼女は、この牢で陵辱を受ける三人の内の誰よりも早く壊された。
「あ、ぐぅッ♥ふっ、っ♥~~~ああああ、あああ~~っ♥♥♥」
陵辱が始まった段階で処女であった彼女は、初めて受ける暴力に呆気なく屈した。
加え、その頭脳を警戒した将軍達の手によってある処置が施された。
言ってしまえば、ドラッグだ。
彼女だけではなく、高い頭脳で状況を打開しようとする可能性がある女達には一様に処置が施されている。
中でも千鶴子に処置されたものは特別だった。
脳を破壊し、精神の均衡を乱し与えられる感覚や体感時間を数十倍にも引き上げる魔物素材由来のもの。
それを毎日、効果が絶える事のないよう定期的に投薬され続けている。
「いひっ、ひっ♥――あっ、くるッ来たッ、くっ、お、ッ、おおおおお~~~~~~っ……!!♥♥♥」
そうして千鶴子は今、立位で男に犯されながら男に脚を絡めて精液を全身で受け止め絶頂に達している。
びゅるびゅると音を立てて迸る精を受け止める彼女は今まで彼女を知るものが見たこともないような、幸福に満ちた表情をしていた。
その2つ隣で男に犯されているウスピラは千鶴子とは対照的だった。
「ほおおっ、ほおおおおおっうううっ」
「……」
腰と肌をぴったりと密着させた男の膣内射精を受けたウスピラは、呻く事もしない。
形が良くハリのある大きな胸を男の胸板で潰されて圧迫感を感じている筈が、表情を歪める事もなかった。
ただ、肉体がのみが投薬の結果齎された快楽によって反応し膣で精を飲み干そうと動いている。
ウスピラ・真冬は投薬の結果と、捕らえられる前後の出来事によって心を壊していた。
彼女なりに親しみを感じていた仲間である四将軍の目の前での惨殺。
思いを寄せていたのかもしれない男の目の前での凄惨な死。
そして自分だけ生き残ってしまった事による罪悪感。
それらと、陵辱と投薬の積み重ねによって彼女は性欲を受け止め仔を孕み産むだけの人形となっていた。
無反応であっても、極上の身体と鍛えられた身体がもたらす膣の締め付けは男達に評判が良い。
男達の「使用」頻度も高く仔を孕むのも時間の問題だろう。あるいは、もう孕んでいるかもしれない。
「ううっ、うううっ、ウスピラさま、ウスピラさまぁあああぁぁぁあぁあっ」
「…………………………」
男がウスピラの細いが肉付きのよい身体をキツく抱きしめて、また射精する
虚ろな性人形と化したウスピラの膣は、きゅうきゅうと精液をねだるように男をもてなしていた。
――そんなウスピラと千鶴子の間で男に脚を絡ませているのは、ウルザ・プラナアイス。
かつてのゼスに革命を起こし変革を齎した革命の乙女”だった”女だ。
彼女の状態に比べれば千鶴子も、ウスピラもまだ「まし」と言えただろう。
「ああ……ランス、さん、ランスさん、ランスさん……♥」
ウルザは自分を犯すでっぷりと太り髪の毛を散らした薄汚い男に自分から口付けを交わし脚を絡めている。
虚ろな瞳は目の前の男を映しておらず、可憐な唇は彼女が密かに思いを寄せていた愛しい男の名を紡いでいる。
酷く倒錯、錯乱している。
否、ウルザ・プラナアイスはとうに狂っていた。
投薬が齎した結果だった。
彼女に処方されたのは所謂「幸福薬」と呼ばれるものだ。
望むものを望むままに見せる夢のような薬、その効能から「胡蝶丸」とも呼ばれる。
本来自由都市やゼスの一部裏社会で用いられていたものが、今魔物達の手によって利用されている。
彼女が見るのは幸福なの夢。
自分を強く律している本来の彼女が決して見ることのない、愛おしい男と愛を紡ぎ合う泡沫だ。
「ん、ちゅっ、ちゅっ……ああ、ランスさん、好きです、好きなんですっ、好きっ、好きぃっ……!」
「おおおっ、おおっ、おおおおっ」
誰とも知らない男に愛しい男の姿形を重ねてウルザは肌を擦り寄せる。
拘束されているという状況は完全に頭から抜け落ちていた。
目の前にいるのは愛しい男。
行われている行為は恋人同士の睦み合いだ。
心に蓋をして堰き止めた筈の思いが薬効によって溢れ出している。
自分の奥を刳り突く男を全身で受け止めて快感と歓喜に打ち震える姿は彼女が普段隠している「女』のものだった。
「ううっ出るっ出すっ四天王の中にぃっ俺の劣等精液くらえぇぇえっウルザぁぁっ、あああぅぅおおおおっ」
「あっ♥あ、はいっ、ランスさんの、ランスさんの赤ちゃんくださ、ああっ、あああ、あああああ~~~~っ♥♥♥」
びゅるうるるっ、ぼびゅっ、ぶゆるっ、どぷっ、どぷどぷっ、どぷっ♥
濁流の様な音を立てながら黄ばみ粘ついた精液がウルザの膣内を満たしていく。
「ああ、ああ……ランスさん、好きです、好きなんです、ずっとこうして欲しかったの、ランスさんっ……♥♥」
ウルザはそれを嬉々として受け入れる。瞳から溢れる涙は随喜の涙か。
あるいはほんのわずかにでも残った理性から生じているものなのか。
それが分かるものは、この場に誰もいなかった。
――牢屋には絶えず嬌声が響き続けている。
あらゆる部屋、あらゆる場所から雌の声が上がっている。
「あっあっあっぁっ♥いい、ちんぽいいっ、すきっ♥もっと出せっ♥出してっ、ううっ、ああっ♥」
「うーっ、ふっ、ふうっ、あっ、うっんっ♥んんっ♥」
「あ♥ あ♥ あ♥ あー♥あー♥んんっ、ちんちん、ちんちんっ……♥ちんぽっ、ちんぽぉっ♥あっ、でたっ、あっあっ♥」
メガデス・モロミ、プリマ・ホノノマン、セスナ・ベンビール。
狭い牢で男達の上に跨り腰を振るのはかつてアイスフレームに属していた三人の女だ。
特別、鎖や足枷などは付けられていない。
武器を取り上げられた彼女達は魔物達にとって大した驚異とならないからだ。
なによりその身体も心も、既に堕ちきっていた。
「あ、は♥――はあああああっ、んんぅっ♥熱、ぃぃっ♥」
男の上で強く腰を打ち付け精液を受け止めながら絶頂に達するメガデス・モロミの顔は娼婦以上に「雌」のそれだ。
表情から理性などひとかけらも残っていない事が見て取れる。
「う、ぅぅっ♥んっ、産むぅ、赤ちゃん、産むからぁっ、もっと出してぇっ……♥」
「あ、……ちんちん、震えて、でるの? でるの……だして、だして……♥」
隣で腰を振る他の二人も同じ様だった。
自分からはしたなく腰を振り乱し、いやらしく精液をねだる。
快楽に溶かされ精神を破壊されている。
生きていられるだけ幸運だったと言えるのかもしれない。
「あっ、イクっ、イッ、イッ♥ ~~~~~~~~~~~~~~っっっっ♥♥♥♥♥」
「ううう、う、ん、あ、はああああ……っ♥」
「イきます、イキ、い、あああ……♥」
三人は男達の精液を受け止めてまた絶頂する。
彼女達もいずれ仔を孕み、産み、それを繰り返すのだろう。
そんな中でも、一際大きく嬌声が響く牢があった。
「はーっ♥はーっ♥――んっ♥うぅぅぅんっ♥あはあああああぁああっ♥」
「おっ、ぎっ、ぐぅぅっ、うううううっ」
ガニ股で男に覆い被さっていた女が強く腰を打ち付け、腰を止める。
膣内で震える陰茎から放たれた精液を味わうように腰をぐりぐりと押し付ける女。
金色の長く美しい髪が、汗で肌と顔に張り付いている。
女体の下の女は精液を放出すると、意識を失ってしまったらしい。
全身から力を抜き、ぐったりと横たわっている。
――リズナ・ランフビット。
この牢の名物となっている女だった。
「ああ、……つぎ、つぎ、次のおちんちん、ください……っ」
彼女はふらふらと立ち上がり、側に居た別の男に凭れ掛かり押し倒す。
「おちんちん、太い、かたぁい……食べちゃいますね、あは、――は、あっ♥」
ず、にゅるんっ。
男を押し倒したリズナは陰部に跨り硬い勃起を咥え込む。
ぬかるみほぐれきったそこは一気に奥まで男を咥えこんだ。
こつり、と先端を子宮口に押し当てたリズナは円を描くように腰をぐりぐりと動かす。
「ちんちん、ちんちんっ♥すきですっこれすきっ♥」
男の上で腰を振るリズナの腹は大きく膨れ上がっていた。
妊娠、それも最後期だった。臍は自己主張するように飛び出ている。
彼女がここに囚われてから何度目になるかわからない妊娠、臨月だった。
ここに捕らえられてからリズナ・ランフビットが妊娠していない時は、ほぼ無い。
仔を孕む事できなかった筈のリズナの身体は幸か不幸か――この場合は「不幸」に当たるのだろう――、
魔軍の手によって直され、正常に仔を孕む事ができるようにされていた。
だからこそか。
リズナ・ランフビットはここに来た誰よりも早く壊れ、誰よりも早く妊娠し、誰よりも早くこの場に順応した。
元々調教され尽くしており薬で発情を抑えていた身体は、必要な投薬から離れ不必要な投薬に曝された事により、
直ぐに破壊され――彼女が最も自分を嫌っていた時の状態に戻してしまった。
あるいは、精神をも壊し尽くしたという面では過去の状態よりも酷いかもしれない。
「あっしゃぶりますねっ、おちんちんっしゃぶりますっ準備しますからっんぐっんぶぅぅほおっ♥おいしっ♥はぁっ♥」
自分を取り囲むように近付いて来た男の一物を口に咥えながら、なおも彼女は腰を振る。
男が精を放ったとしても腰を止める事はない、勃起しなくなるまで男の精を貪り尽くすのだ。
今、この場にセックスをしていなければリズナ・ランフビットは狂ってしまう。
常に快感を与え、快感を得ていないとなけなしの自己さえ保つ事もできない状態に陥っていた。
「んぼおおっ♥んぶっ、じゅぽっ、じゅぶっ♥んんっ、んんんーーっ♥♥♥♥♥♥♥」
口内に放たれる青臭い精液を、極上の美酒を味わうように嚥下する。
豊かな双丘の先端は黒ずみ、乳輪は乳の半分程まで肥大化していた。
何度も仔を孕んだ事により胸と尻事態もでっぷりと大きくなっている。
セックスを繰り返し、仔を孕み、産む事に最適化された身体だった。
リズナ・ランフビットは誰よりもこの環境に適応し、受け入れていた。
「ああああっイクっ♥イキますっ♥ひぎっッ♥ひッ、♥ひーッ♥」
「あ――あっ♥あ、あ、あ、あ!!ああああああああああああああーーーーっ!!!!!♥♥」
それが、幸せかどうかは別として。
彼女はの顔には満ち足りた、笑顔だけが浮かんでいた。
――時間は過ぎる。
地下牢には、変わらず嬌声が響いている。
艶めいた声と男の呻き声、下卑た笑い声が木霊し続けている。
幼い少女も、妙齢の娘も、熟れた女も関係なく。
ありとあらゆる女が陵辱の限りをその身に受け続けている。
彼女達がそれを知る由が無いが、牢の外では戦争が激化していた。
魔軍と人類の争いは日に日に激しくなっている。
……人類軍が押され、各国が制圧され、同じ様に蹂躙されるという最悪の形で。
既に捕らわれた女の殆ど――仔を妊娠することができない幼女達以外は――仔を孕み、産みを何度か繰り返していた。
生まれた子供は魔軍の手によって回収され、「教育」を受け、女は性行為が出来るようになり次第、牢に放り込まれる。
中には戯れとして性行為が出来ない様な年齢の赤子を犯し玩具にする魔物や男達も居た。
やがて人類軍は滅ぶだろう。
総統である――この世界では真の英雄とも魔王とも成り得なかった男の落命という最悪の結末を迎えて。
だが捕らわれの女達がそれを知る事はない。
それは幸福か。
あるいは不幸か。
そんな思考をする能力を奪われた彼女達にとっては、最早関係のない事か。
どちらにせよ地獄――あるいは、狂った彼女達にとっての天国は永劫に続く。
彼女達が「物理的に」壊れて打ち捨てられるまで。
永遠に。
永遠に。
――永遠に。