後世で好き放題されてる織田信長はキレていい。
時は戦乱、列強犇めく日ノ本の国。
多くの者が天下人の名と求め覇を奪い合うそんな時代。
尾張の織田、備前は宇喜多、相撲は北条、安芸は毛利、薩摩は島津――越後の上杉。
多くの国が力を求めぶつかり合い、奪い合い――
この歴史においては、「ある一つの国」に滅ぼされて来た。
その国とはなにか。
本来の歴史には存在しない国家、神聖琉球帝国である。
数年前現代日本からの転生者――来訪者を招いた琉球王国は大陸に渡りを付けた。
そうして列島が大きな戦火に包まれる前に国盗りの布陣を完璧に整えたのだ。
列島に覇を唱えた男の名は琉球帝王、光寧<コウネイ>。
当然ではあるが本名ではなく転生者本人が当時の琉球王に倣い名乗った名前だ。
光寧がその智謀、そして類まれなる武の才を持って玉座を簒奪するまでには多くの苦難があった、
しかしそれは割愛して良い部分だろう。
重要なのは光寧が列島に足を掛け破竹の勢いで進軍を続けている現状である。
列島に上陸した神聖琉球帝国は、瞬く間に九州地方を制圧。
圧倒的戦力、そして南蛮渡来の銃器を用いて瞬く間に列島を北上していった。
琉球帝国の進軍は進路上にある物は全て踏み潰し蹂躙しあらゆるものを徹底的に奪い去る。
土地、そこで生み出される作物は当然のこととしてそこに生きる民達の暮らし。そして尊厳。
それは己が国を守るために戦った武将達――「姫武将」達も例外ではない。
光寧は、非常に好色な男だった。
琉球帝国の頂点に上り詰めた光寧が最初に行ったのが自身のハレムの形成であるといえばその好色振りは伝わるだろう。
そんな彼にとってこの世界――光寧の知る史実において男性であった武将たちが、
美少女の姿で存在しており「姫武将」などと呼ばれている――は、とても好ましい事だった。
そして戦国の世という事も好ましい。力こそが全てだ、武力と政治力で支配してしまえばどうとでもなる。
ここ、東海道甲斐国もそうだった。
凄まじい勢いで列島を南から制圧する琉球帝国の牙は「甲斐の虎」が収めるこの土地をも襲った。
神聖琉球帝国の軍事力は海外の技術と転生者である光寧の智謀によって一世紀程先の水準にある。
如何に兵数で勝ろうとも戦国の世のもののふ達、姫武将、式神など物の数ではなかった。
これは武田軍のみに限った話ではない、琉球帝国に立ち塞がった全ての国に総じて言える事だ。
つまり――戦の結果は、甲斐武田軍の惨敗である。
領土、民、あらゆるものを奪われ大名とその側近たちも捕らわれの身となった。
そうして甲斐国の民と部下達をの身を安全に保証するために、武田の大名に突きつけられた条件とは――
―――
――
―
宵の
武田軍が使っていた砦の一つ。
そこに神聖琉球帝国初代皇帝にして転生者、光寧の姿があった。
部屋にはいっとう上等な布団が敷かれ淡桃の煙を吹き上げる香が炊かれている。
交易にて手に入れた舶来品だ。
「……失礼、します」
襖の向こうからなにかに耐えるような控えめな声が響く。
光寧が一言「入れ」と返すと小さな音を立てながらゆっくりと戸が開かれた。
廊下に立っていたのは燃えるような紅髪を腰まで伸ばした端正な顔立ちをした美貌の女だ。
必死に平静な無表情を取り繕ってはいたが、その顔には屈辱と怒りが浮かび上がっている。
だが、顔より何より目立つのはことこの時代においては大女と言って差し支えない長身、
そして長身に釣り合う大きな乳房だ。光寧の両の手には収まらない程の大きさをしている。
その豊満な身体は目を凝らせば透けて見える程に薄い一枚の襦袢に包まれていた。
女の名前は武田信玄。本名を勝千代と言った。
甲斐国を統べて”いた”武田家の姫武将、姫大名だ。
敗軍の将である彼女が何故ここにいるのか、それにはワケがある。
信玄は光寧の見下す様な、嘲る様な視線を受け何も言われずとも自ら膝を付き、三指をついて頭を下げた。
「く……っ……この度は、部下達の助命嘆願を受け入れていただき、本当にありがとうございますっ……」
「この勝千代、光寧様にこの身を捧げることでその寛大な御心にお応え、させていただきます……!」
笑い声と歯軋りの音が、虫の声以外しない部屋に鳴る。
当然光寧のものと信玄――将でなくただの女となった今は勝千代――のものだ。
光寧が覇を唱えたのは彼女達のような姫武将の身体と心を思いのままにするためだ、既に多くの女を堕としてきた。
武田軍の女は見目麗しい女ばかりだった、まだ年若い少女や幼女もいたが全員光寧の守備範囲に入る。
使える男は労働力に、それ以外は打ち首獄門晒し首、女達は一人ずつじっくりと味わうつもりだった光寧だが、
圧倒的軍事力の前に降伏した信玄がこういったのだ。
「あたし一人が相手をする、どうか部下や民達には手を出さないで欲しい」と。
敗戦の将、特に姫武将達は皆似たような事を言う。
無論光寧がそんな願いを受け入れる理由など存在しない。
敗戦国は全てを奪われるのが常だ、無視して信玄と四天王、見目麗しい民全員を手にしてやってもよかった。
だが光寧は敢えてその願いを叶えてやった。
本当に信玄が耐えられたのならば他の女達に手を出す事はしない、民達にも危害を加えない。
どころか領地を返し属国として扱ってやる、とも。
信玄は一にも二にも飛びついた。
男からの陵辱に耐えるだけで国が救われるのならば自分の身など惜しくはない、と。
目の前に与えられた機会に飛びついてしまった。
「(耐え抜いて見せる……皆に――民に手を出させてたまるものかよっ)」
――なぜ光寧が、そんなバカバカしい提案をしてくるのかも考えず。
…
……
………
「く……っ」
閨に迎え入れられた信玄がまず命じられたのは襦袢を脱ぎ、光寧の前にその裸体を晒す事だった。
舐め回すような視線が信玄の体中を這い回る。見られているだけだというのに身体が火照るのを信玄は感じていた。
「(こ、こいつ……っ)」
視線が突き刺さる、という表現があるが正にそれと同じものを今信玄は感じていた。
豊満な胸が、くびれた腰が、自慢の長髪までもが性の対象として目で犯されている。
ぞわぞわとしたものを感じて腕で身体を隠そうとすれば冷たい声で「隠すな」と命じられる。
視線は顔から肩、胸、ほっそりとした腰のくびれから秘部、なまめかしい足まで降りていく。
たっぷりと目で犯され、信玄の顔が隠しきれぬほど紅潮したところで「来い」と命じられた。
立場から逆らうことのできない信玄は大人しく男の下まで歩み、その傍らに座る。
「っ、あ、ッ」
ぐにゃり。
信玄の身体に伸びた手が無遠慮に豊満な乳房を鷲掴みにする。
豊かな乳房は掌の中で毬か、あるいは餅のように形を変えている。
相手のことをいたわる事も無い乱暴な手付きに信玄の表情が歪む。
「くっ、ふ……ゥッ……!」
「(この、こいつ好き放題っ……!)」
新雪を乱暴に踏み荒らし跡を付けるような乱暴の手付きだった。
まるでただの物のような扱いに、信玄は苦痛以上に屈辱を感じずにはいられなかった。
身体の妙な火照り以上に怒りを感じてしまう。
……だが、光寧にを弄び続けられればそれが少しずつ変わってくる。
「ふ、ゥ……ァ、アッ」
胸を揉みしだく相変わらず乱暴なものだ、しかし信玄の口からは熱っぽい吐息が漏れている。
「(からだ、があつい……っ)」
顔は熱っぽく紅潮し、頭もふわふわとしてきている。
「ァンッ」
光寧の指が強く乳首を弾けば信玄の口から一際高い声が漏れた。
慌てて咄嗟に口を手で押さえれば「声を耐えるな」と嘲るように告げられた。
「ンッ……ハ、アァッ、アッ、アアッ!」
強く乳首を摘まれば快楽に喘ぐ声音が部屋中に響く。
信玄が、それを自分のものと気付いたのは一瞬遅れてだった。
命じられたことも忘れて手で抑えようとすれば、光寧の手で両手首を掴まれたまま布団へと押し倒される。
「アッ、アアッ、アッ、……ハ、ッ……!ア、アッ!」
光寧が胸への執拗な愛撫を続けながら押し倒した信玄に覆い被さる。
片方の手で胸を揉みしだき、時に乳首を弾き、つまみ、つねるように責め立てて。
もう片方の手は信玄に何一つ隠させまいとその両手首を掴み万歳をさせるようにして抑える。
信玄は、自身がどういう状態に置かれているかも忘れ必死で抵抗をしようとしていた。
しかし敵わない。光寧という男は智謀のみならず武力においても覇を唱えるだけのものを持っていた。
「アッ!?ヤ、アアッ!」
必死の抵抗と身悶えで乳房がぶるんと跳ねる。
鷲掴みにされておらず揺れるその先端の突起に光寧がしゃぶりついた。
指と手で刺激されるものととは、また異なった感覚に信玄は身体を震わせる。
粘膜――舌が乳頭を舐るたびに痺れるような感覚が胸から頭を駆け抜けていく。
舌で舐られ、指で責め立てられ、悶えて快楽を逃がす事もできず蓄積されていく。
「ア――ッ、ハッ、ンンンンッ!!ン゙ーーーーッッ!!」
やがて溜まりに溜まったそれは、信玄の中で弾けた。
全身が大きく跳ねて、股ぐらから液体を噴き出して布団にシミを作る。
ちょろ……と小水まで漏らす有様。
人の手で与えられる快楽での初めての絶頂――それも自らを慰めていた時のものとは比べ物にならない程のものだった。
「ハ、ハッ、ハッ、ハ……ッ」
酸素を求めて信玄が荒く呼吸をする、全身は弛緩し緩み切っていた。
それを見下ろす光寧は手首の拘束を解いて、今度は信玄の脚を大きく開かせてそこに割って入る。
そこには絶頂と粗相でひどく濡れそぼった陰部があった。
汗も含んで混じり合った体液でてらてらと光るそれは今か今かと男を待ち侘びているようにも見える。
「ア、ア……アアッ!!」
ず、ぐぐぐ。ず、にゅんっ。
処女膜を突き破りいきりたった光寧の魔羅が信玄の膣内へと侵入する。
執拗な愛撫による未体験の快感でか、信玄の陰部はひどくぬかるんでいて甘く熱をもって光寧を受け入れていた。
「ハッ、アッ、アアッ、アッ!?アアアアッ!!」
正常位の姿勢で光寧が魔羅を強く深く信玄の膣内を突き立てる。
誰も踏み入った事のないそこを何の躊躇もなく蹂躙し、自身の形に整えていく。
心も身体も己のものへ貶めようとする無遠慮な陵辱だった。
「ッ、ク、ゥッ、アッ……ヤッ、アアッ……!――ンッ、ンゥッ……フーッ……!ンーッ……!」
突き入れ、時に引き抜きながら光寧が身体を前に倒して信玄と肌を密着させる。
豊満な乳房が光寧の鍛えられた胸板で潰れ、乳頭が擦られる刺激に嬌声を上げれば唇を唇で塞がれた。
信玄の口内に舌が押し入り、そのまま口吸いをしながら前後運動が繰り返される。
「ンッ、ンッ……ンッッ!ンンン゙…………ッ!ァア……ッッ!!」
腰の動きが早まる。唇同士が離れて信玄が組み敷かれた状態で背を反らし、健康的な喉を晒す。
一際強く腰がぶつかる音が響いた後、信玄の膣内で熱を持った濁流が解き放たれた。
「ァ……ア、ア、ア、ア、熱、い、ぃぃ、っ……ックゥ……!!」
膣内に叩きつけられる熱を受け止めて、信玄の身体は意思とは裏腹に深い絶頂に達する。
乳房と乳頭を嬲られ、腰を深く打ち付けられ浅ましく絶頂に達する様に「甲斐の虎」の異名の見る影はなかった。
信玄は、力の入らない手を動かしてせめてもの抵抗として顔を隠す。
「(あ、たし……こんなヤツので……っ)」
打ち付けられる腰の動きと胸への刺激が止まり、考え事ができてしまう余裕が生まれた信玄。
自身が置かれた現状を嫌でも再認識してしまいその瞳に涙が浮かぶ。ひどい恥辱だった。
「(でも、たえたっ……心は折れてな――)――イッ、アッ!?」
ずんっっ。予期せず、信玄の身体が貫かれる。
呼吸を整え終えた光寧が信玄の膣内から魔羅を引き抜く事なく腰を再び打ち付けはじめていた。
「なんっ……でッ、一回出したら……ッ男は――アッ、アッアッアッ!!ヤッ、アアッ!」
絶頂に達したばかりの身体に快楽を叩き付けられて信玄は淫らに翻弄される。
ばかめ、と光寧が笑う。
光寧は性豪、絶倫と呼ばれる類だった。
戦もそうだが、閨においても負けを知らない。
だからこそ内心で嘲笑いながらも信玄の提案を受けたのだ。
どういった結末になるか、解りきっていたから。
「ア、ア、――ハ、アアアアアッ……!!」
光寧に閨に淫らな声が響く。
明け方まで、その声が止む事はなかった。
…
……
………
「アッ、ハッ……ア、アッ……、ア、ア……ッ」
一ヶ月が経った。
光寧に後ろから覆い被さられた信玄が力無く喘いでいる。
あれから毎晩、連日連夜、休む事無く三十一日ずっと信玄の身体は光寧に弄ばそれていた。
一日、一晩足りとも休みが与えられた事はない。
臣下と民達の代わりに自分が抱かれる、それが光寧と信玄との約束だったからだ。
日中信玄は与えられた部屋で見張りを付けられ、食事の不自由などもなく過ごしている。
ただ、外部との接触はなにもない。唯一存在するのは光寧との睦み合いだけだ。
夜になれば光寧が部屋を訪れ朝方までその体を貪って出ていく。
信玄に与えられるのはそれだけだ。
捕らわれ、変化と情報のない中で快楽だけが鮮明になり他のことが色あせていく。
「ア、アア……ン、ッ……!」
ばすん、どくん、どくん、どくん。
「(ああ……また出てる、あたしのナカ、あつい――)」
腰をぴったりと密着させられた状態で信玄のナカで熱が解き放たれる。
この瞬間――体の中で魔羅が震えて、熱が自身を満たしていく感覚を、
信玄はいつしか心地よく感じるようになっていた。
…
……
………
「ア、ハッ、もっとっ、もっと……ああ……っ!」
三ヶ月が経った。
甲斐国は神聖琉球帝国の掌の上で管理されている。
そして、甲斐の虎もまた同じ様に。
暗い閨、乱れた布団の上。光寧に上から伸し掛からられ押し潰されるような体勢で信玄は光寧に抱かれていた。
両手両足は光寧のがっしりとした身体に回され、しがみつくようにして全身で光寧を受け入れて、
魔羅で肉襞を掻き分けられ丹念に開発された膣内を刺激される度に溢れる愛液を散らして快感に悶え狂っている。
最早虎と形容するには堕落しきったその様は発情した雌猫と呼ぶのがふさわしいだろう。
「だしてっ、だし、てぇ……あっ、ああっ、――アッ!ンンンッ!オ゙ッ!」
ぱん、――ぱんっ! どくん、どぷっっっ。
呻き声に近い絶叫と共に光寧の射精を受け止めて信玄が達する。
体重を掛けて圧し潰されながら絶頂に達する姿に、誰もが恐れて憧れる姫武将の姿はもうどこにもなかった。
…
……
………
半年が経った。
場所は変わらず光寧の閨だが、半年前とは大きく異なっている事がある。
「ハッ、アッ、ンッ、アアッ、アッ、ンンゥゥッ!アッ!アッアッアッッ……!!」
魔羅を飲み込んで跨り淫らに腰を振り、必死に尻を打ち付ける信玄の姿だ。その腹はぼってりと膨れ上がっている。
光寧の子だ。連日連夜、時には朝昼も無く抱かれ続けた信玄は子を孕んでいた。
それ以上に変わってしまったのはその瞳と心の内だ。燃えるような強い意志を燃やしていた瞳にかつての光はない。
あるのは深く淀み快楽に蕩け切った様子で情欲を貪る暗い灯火だけ、心もとうに折れていた。
民の事も臣下の事も、頭の中には無い。四天王と呼ばれた側近達が光寧に抱かれ子を孕んだと聞いた時も、
手向かって来た民達を処刑したと聞かされた時も信玄の心は動かなかった。それよりも早く抱いてくれとせがむぐらいだった
「アッアッ……アアッ、アッ……アアアアアアアアッ……!!」
どぷっ。
深く打ち付けた尻をを止めて射精を受け止めながら、信玄が絶頂に達して鳴く。
「あ、あああ……子胤――ありがとう、ございます……」
そうして身体を倒して光寧の胸板に顔を寄せて、甘える。
もう二度と、誰も彼女が武器を取り民と敵に恐れられていた姿を浮かべることはないだろう。
――こうして、甲斐国は滅んだ。
列島が神聖琉球帝国の手に落ちる日は、近い。
っていうか戦国武将の子孫達はみんなキレていい。