※この作品はR-18です。

ざったにえっちなやつ。   作:えっちゃんエレボス大邪神

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だいぶ昔に書いたやつです。
美樹ちゃんのエロはもっと増えていい。


ランスくんが美樹ちゃんに悪いことするやつ(ランスシリーズ 来水美樹 聖刀日光)

 

 

 

「……本当にやるの?」

 

「うむ、これはとても重要な事なのだ、魔王の覚醒を防ぐためにも絶対にやらねばならんし美樹ちゃんを助ける事になる」

 

「……」

 

ワーグの疑わしげな視線が目の前の男、人類総統ランスを射抜く。

その目には「嘘をついたら承知しない」と言った意思が強く込められていた。

 

が、その視線を受け止めて「嘘など何一つない」と言わんばかりにランスは胸を張る。

 

――LP7年、某月某日、魔人戦争のさなか。

魔人ワーグを仲間に引き入れることに成功した人類総統ランスは彼女の家のテーブルで真剣な表情をしてワーグと向かい合っていた。

 

その家の中にはもう一人、魔王――ワーグのベッドの上で眠る来水美樹の姿がある。

 

ランスの話は、こうだ。

 

人類にとっても魔軍にとっても驚異的な存在である来水美樹。

彼女の心と記憶を魔人ワーグの能力である夢操作で改竄――もとい、「再改竄」する。

 

まず、ランスがワーグに伝えた内容としてはこうだ。

美樹は健太郎に洗脳され、健太郎の事を好きだと勘違いさせられている。

 

そのため人類総統であるランスに惚れさせる事によってランスが彼女を解放してコントロールできるようにする、

そうすることで美樹の心の安定を図り、万が一にも魔王に覚醒しないようにさせる――という筋書きだ。

 

もちろんこれは建前であって、ランスの本当の目的ではない。

ランスの本当の目的は美樹とセックスすること、美樹とエッチすること、これまでのうっぷんを晴らすことだ。

 

ランスは来水美樹にはこれまで辛酸を舐めさせられ続けてきた。自分の奴隷一号――シィルの事もそうだがそれ以外もだ。

美樹の傍に常に居る美樹の彼氏――ランスにとっては美樹の添え物、あるいは邪魔者のような存在――健太郎も含め、

これまで多大な迷惑を掛けられて来た。

 

全ては美樹が美少女なので許して来た事だが、そのツケはいい加減払って貰わなくてはいけない。

 

真の計画は健太郎から美樹を奪い取り、美樹をえろえろに調教してラブラブセックスをすることだ。

ようが済んだら健太郎は殺してしまっても構わないし、気分によってはそうするだろう。

 

もちろんそれをワーグにそのまま伝える訳にはいけない。

なのでもっともらしい理由をつけて美樹を眠らせ、夢を操作させよう――としているのであった。

 

 

「……でも、こういうのは私良くないと思う」

 

「ううむ、頭の固いやつめ。人類の為なんだぞ」

 

「けど、魔王様……美樹ちゃんのためにならないんじゃないかって」

「それにこういうふうに力を使うのは……抵抗があるわ」

「そうだそうだー、人の心とか記憶をイジるのはよくないんだぞー」

 

ランスと美樹を交互に見ながら、ワーグがためらいがちにそうこぼす。

ワーグの夢操作の能力は非常に強力だ、それこそ魔王である美樹にも効果を及ぼせる程に。

 

ただ、彼女の心優しい性格がランスに言われるがままそうする事を是としていない。

美樹との少ないふれあいの中で、そうして良いかを迷っているのだ。

 

 

「むむむむ、邪魔っけな白イルカめ……、えーい、だったらこういうのはどうだ、俺様に惚れさせるまではしなくていい」

「? どういうこと?」

 

ワーグが首を傾げる。

ランスは一つ頷いて言葉を続けた。

 

「あの健太郎とかいう悪党の事を……そうだな、ちょっと忘れさせるだけで良いのだ、あいつは悪党だと言ったろう」

「ヤツの事を忘れさせさえすれば、美樹ちゃんを口説いたり優しくしたりするのは俺様の力でやる」

「なにせ俺様は大英雄だからな、女の子一人口説き落とすなんて訳ないのだ、わはは」

 

ランスが大口を開けて笑う。尚も疑いの視線を向けるワーグだったが「それなら」と小さく呟いて眠る美樹へと近付いた。

 

「……悪い人にされた洗脳を解いて、忘れさせるだけでいいのね?」

 

「うむ、とりあえずそれで構わん」

 

「……わかった、けどランス」

 

「うん?」

 

ワーグの目がすっと細められる。背中に冷たいものを感じて、ランスは思わず後退った。

 

「嘘だったら許さない、……怒るわ」

 

「お、おお……安心しろ、俺様は冗談は言うが嘘はつかんのだ」

 

大嘘だった。

 

だがワーグの力によって美樹の記憶、心から魔人、健太郎のことは消える事となる。

 

 

 

――そうして数日後――

 

 

「あ……ランスくん」

 

「おう美樹ちゃん、元気か?」

 

「うん、元気だよ、ランスくんは今日も忙しい?」

 

「うむ、俺様は人類総統だからな、これでも結構忙しいのだ。……だが美樹ちゃんのためなら全然時間は作れるぞ、がはは」

 

「ほんと? うれしいっ」

 

ワーグによって健太郎に関する記憶を抹消された美樹とランスは、非常に良好な関係を築いていた。

これはランスが最初に美樹に「すりこみ」を行ったことが大きい。

 

健太郎に関する事を忘れて目覚めた美樹は、記憶に大きな齟齬を懐き文字通りの「記憶喪失」に近い状態に陥っていたのだ。

端的に言えば、自分が何故この世界にいるか、どうして魔王になったかなどは覚えていても誰が助けてくれたのか、誰が今まで自分を守ってくれていたのか。

 

そういった、細かなことを忘却してしまっていた。

そこに自分の事を滑り込ませたのがランスだ。

 

ワーグがいる手前全て自分の都合の良いように――とはいかなかったが。

この世界に来てから様々な不幸に見舞われた彼女を幾度となく助けたのがランス。

 

何度も美樹を付け狙っていたのが魔人健太郎だ、というふうに教え込んだのだ。

これはワーグに伝えていた内容と近いものがあり、結果的にワーグもランスに騙され信じ込む事となった。

 

当の魔人健太郎は、といえば美樹に不審人物扱いされ事情を知らぬ一般兵達に美樹に近付けないようにされている。

一部の人類軍司令塔たちはなんとなく状況に気付いてはいるものの、こうなったランスが止められない事は知っている。

 

健太郎に同情するものも僅かばかりはいるが、ランスの機嫌を損ねてまで彼を助けようとするものは、文字通りの懐刀である日光の他にいなかった。

 

 

「じゃあ、あのね、ランスくん、一緒にピクニックがしたいな、シィルお姉ちゃんにお料理を教わったから」

 

「おおいいぞ、あんまり遠くには出掛けられんから城の庭でいいか?」

 

「うんっ、ランスくんのお城広いしお庭もきれいだもんっ」

 

「がはははは、俺様は偉いからな、城も庭も一流なのだ」

 

「わーいっ、あっ、あのね、あのね、手を繋いでもいい?」

 

「うむ、いいぞ……おお、美樹ちゃんの手は小さくて柔らかいな」

 

「ランスくんの手はごつごつしてるね、男の人だー、……ちょっとだけ、どきどき」

 

 

二人は連れ添って庭の方へと歩いていく。

微笑ましい光景だった。もちろんその裏の真実とランスの欲望を知らなければ、ではあるが。

 

 

……

………

…………

 

「はいランスくん、あーん」

 

「うむ。 ……おお、うむうむ、美樹ちゃんも料理が上手になったな」

 

「えへへ、よかった」

 

「(サンドイッチ以外は相変わらずクソマズイが……後でシィルのやつを褒めておくか)」

 

庭先にシートを敷いて、そこに二人が座っている。

ランスが胡座をかいて座ってその隣に美樹が寄り添う形だ。

 

ぴゅう、と冷たい風が吹く。

現在のランス城は高い高い空の上にあり、時折こうして冷たい風が吹く事があった。

 

 

「きゃあ、うー、さぶさぶ」

 

「なんだ美樹ちゃん、寒いのか? ならこっちに来るといい、ほーれ」

 

「あっ、きゃあっ」

 

 

冷たい風に身を震わせた美樹の身体をランスが軽々と抱き上げる。

そうして胡座をかいていた自分の足の上に運んで座らせると美樹の顔がぼっ、と赤くなった。

 

「うう、ランスくん、ちょっと恥ずかしいかも」

 

「がははは、誰も見とらんから良いではないか、うーむ美樹ちゃんは温かいな」

 

「はうー……」

 

ランスが美樹に後ろから覆い被さる。

小さな体はすっぽりとランスの膝の上に収まり、他の者の視線から隠れてしまった。

 

 

「(ぐふふ、いい雰囲気だな、これならちょっとぐらいエロいことしてもうまくいくかもしれん)」

 

そう考えたランスが美樹の身体を後ろから抱きしめる。びくん、と小さな体が羞恥に震えた。

 

「ら、ランスくん……そういうのは、恋人さんじゃないとダメなんだよ?」

 

「なにをいう美樹ちゃん、これぐらいなら大人のスキンシップの範疇なんだぞ」

 

「んっ……そ、そう、なの?」

 

ランスの手がするりと美樹の服の中に滑り込む。

ブラジャーの上から未発達の胸にふれると、美樹は周囲の視線を気にしながらもそれを受け入れた。

 

「ああそうだ、美樹ちゃんが子供ならこんなことはしないぞ、キレイな大人のレディーだから俺様もこういうスキンシップをしているのだ」

 

「ん、はあ……そう、なの? ランスくんから見た私、子供っぽくない?」

 

「うむ、美樹ちゃんは立派な大人のレディーだ、俺様が言うんだから間違いない」

 

「そう、なんだぁ……んっ、……は、あああ……」

 

乳首を丹念に指で弄ばれ、美樹が深く息を吐き出す。

熱のこもった熱い吐息だった。

未成熟な身体が、未知の快楽に小さく震え、瞳が潤みだす。

 

「(ぐふふ……この調子で開発してやろう、チルディの時とはちと違うが……こういうふうに一から女の子を仕込むのも面白いかもしれんな)」

 

「(が――あんまりがっついて怖がらせると後が面倒だな)……はい、おーわり」

 

「ふぇ……あっ、終わり、なの?」

 

「うむ、スキンシップだからな」

 

「そ、そっかあ、スキンシップ……だもんね」

 

ランスが手を引けば、美樹が物足りないような、もどかしいようなそんな顔を向ける。

このまま食べてしまっても良いかと考えるランスだが、今回はじっくりと遊びたい気分だった。

 

 

……

………

…………

 

――更に数日後――

 

 

人類軍支配圏に残る魔軍の残党処理に赴いていた所から戻ったランスの部屋に美樹が訪れていた。

 

空いた時間に、ランスの部屋で共に時間を過ごすためた。

 

二人でのピクニックから更に時間が経ち、二人の関係はより深まっていた。

 

言うなれば友人以上、恋人未満のような関係だ。

 

ただ、普通の恋人未満の関係とは少しばかり違う部分がある。

 

ランスいわくの「大人のスキンシップ」が行われている事だ。

 

無垢な美樹はランスの虚言をすっかり信じ切り、あれからランスの手が空いている日はほぼ毎日、ランスと共に「大人のスキンシップ」に興じている。

 

その結果、ランスの手練手腕によってその「身体」の方は「無垢」とは言えない程に開発されつつあった。

 

 

「あっ……んきゅぅぅっ……っ!♥」

 

ランスの腕の中で小さな身体が震える。

乳首を強く摘まれた美樹の身体が絶頂に達していた。

 

その身体に衣服は纏われていない、純白の清楚な下着姿で胸は露わになりブラははだけられている。

一方のランスも美樹の要望でパンツだけは履いているものの、同じ様にそれ以外の服は纏っていなかった。

 

「はーっ、はーっ……大人って、凄いんだねえ、こんな気持いい事、恋人さんじゃなくてもしてるんだ……♥」

 

「うむ、大人の世界ではこれぐらい普通な事だが立派にできてる美樹ちゃんはすごいぞ」

 

「えへへ、ランスくんに褒められちゃった」

 

ごろん、とランスがベッドに横になる。

美樹もその横に並んでランスにぴたりと寄り添った。

 

「ランスくんは、シィルお姉ちゃんと恋人さんなんだよね?」

 

「うん? 違う違う、あいつは奴隷」

 

「そうなの? じゃあ、ウルザお姉さんやシーラお姉ちゃんと恋人さん?」

 

「うーん……ふたりとも俺様の女ではあるが、恋人さんではないなぁ」

 

「そうなんだぁ……えいえい」

 

「むむむ、くすぐったいぞ美樹ちゃん」

 

つんつん、と美樹がランスの脇腹や腕をつっつく。

ランスが身を攀じれば美樹がくすくすと笑った。

 

「ランスくんの身体はかちかちだね、男の子だー」

 

「美樹ちゃんの身体はやわやわだぞ、すごく可愛いしエロい女の身体だ」

 

「? わ、私、えろいの?」

 

「うむ、えろい、すごくエロエロだ」

 

「そ、そっかあ……なんだか照れちゃう、はー、かおあつあつ……」

 

ランスの手が再び美樹の身体に伸びる。

小さな胸を触った後、手を滑らせて腹を撫で回し、そのまま太腿まで降りていく。

 

 

「んっ……ら、ランスくん、そこは恥ずかしいよう」

 

「ぐふふふ、よいではないか、お互い裸なのだ、これもスキンシップだぞ」

 

「そう、なの?」

 

「ああ、……そうだ美樹ちゃん、今度は美樹ちゃんが俺様の身体を触ってみるといい」

 

「ランスくんの、からだ?」

 

美樹が可愛らしく首を傾げる。身体を起こしたランスが美樹を軽く持ち上げて自分の膝下に座らせた。

 

 

「うむ、俺様のハイパー兵器……ちんこを触ってみるのだ」

 

「え、ええっ!? おちん……だ、ダメだよ、そういうのは恋人さんになってからだよぅ……」

 

「なにをいう、俺は美樹ちゃんのおっぱいを触ったり身体を撫でたりしているだろう、それと一緒だ」

 

「で、でもぉ……」

 

羞恥からかランスから目を逸らす美樹。

しかし、その視線はちらちらとパンツに覆われたランスの「もの」に注がれていた。

 

「あーあー、美樹ちゃんは俺様と仲良くしてくれないのかー、俺様は美樹ちゃんと仲良くしたいのになー」

 

「うう……」

 

「俺様は美樹ちゃんとスキンシップしたのになー、美樹ちゃんの方からはしてくれないのかー、残念だなー」

 

「あぅぅ……」

 

ランスが大きな声で、これみよがしにそう言えば美樹は手で顔を多いながら突っ伏してしまう。

少しして、手で拳を作って膝下に起きながら、その瞳がランスの方に向けられた。

 

 

「じゃあ……ちょっと、だけ、だよ? 恋人さんじゃないから、ちょっとだけ……」

 

「おお、さすがは美樹ちゃんだ、えらいぞ、大人のレディーだな」

 

「え、えへへ、そうかなぁ、えへへ」

 

頬を染めて、照れたようにはにかむ美樹。

それを見てランスがにやけ顔をしながらパンツを放り投げた。

 

しゃきーん、ぺしーん。屹立した男性器が露わになり美樹が目を丸くする。

 

「わ、あ、きゃあ、すごい、おちんちん……おっきくなってる」

 

「うむ、美樹ちゃんとスキンシップをしてたからな、ちんこは美樹ちゃんが可愛くてエロいと大きくなるのだ」

 

「ま、またエロいっていったー。ううー」

 

「ぐふふふふ、今からエロいこと……もといスキンシップをするのだから、エロいほうがいいんだぞ、さあ美樹ちゃん!」

 

「う、うん……さ、触るねっ」

「おほっ」

 

ぺた。ぎゅっ。

小さな手がランスのハイパー兵器に触れる。

 

「お、おお……いいぞ美樹ちゃん。そのまま指を絡めて上下に動かしたり、握ったりするのだ」

 

「うごかしたり、にぎったり……こ、こう?」

 

言われるがまま美樹が手指を動かす。

拙い動きながら、魔王に――これまで散々な目に合わせられてきた上に手を出す事ができなかった少女に奉仕させているという事実、

無垢な少女を思うがままに操っているという事実にランスは興奮し、ハイパー兵器を震わせる。

 

「おお……上手いぞ、すごく上手にスキンシップできているぞ」

「ほんと? よかったぁ、がんばるね、ランスくん」

 

ぎゅっぎゅ。しこっ、しこっ。

拙くも一生懸命な奉仕が繰り返される。

決して絶頂に達せられる様な快感ではないが、そのもどかしさがまたランスの興奮を煽り立てた。

 

「(ううむ、挿れたい……美樹ちゃんの中にぶちこんで気持ちよーく発射したい……)」

 

「(が、ダメダメ、まだ我慢だぞ俺様。 今回は美樹ちゃんをたっぷり開発して調教すると決めたのだ)」

 

「(ここでやってしまっては折角ここまで時間を掛けているのが無駄になってしまう、我慢だ、俺様、後でシィルをいじめて発散しよう)」

 

「……よし美樹ちゃん、今日はここまでで大丈夫だ、良いスキンシップだったぞ」

 

「そ、そう? 私じょうずにできてた」

 

「ああ、最高だった。美樹ちゃんえらいな、頭を撫でてやろう」

 

「わあうれしい、えへへー」

 

「じゃあ今度は俺様の番だな、またおっぱいでスキンシップをしてやろう、ぐふふ」

 

「あ……う、うん、お願いね、ランスくんっ」

 

 

美樹がランスに飛びつく。

――その日の夜は、その後もランスによる美樹の「調教」と「開発」は続いた。

 

 

……

………

………

 

――更に数日、数週後――

 

「んっ……ちゅっ、ちゅっ」

 

夜のランスの部屋。

薄暗く魔法ランプが照らす中で美樹とランスが抱き合いながら口付けをしていた。

 

今度は下着すら身に纏っていない、お互い完全な裸だった。

 

「はあ……き、キスしちゃった、恋人さんじゃ、ないのに……」

 

「今の時代恋人でなくともキスはするからな、挨拶みたいなもんだ」

 

「そ、そっかあ、そうだよね……じゃあ、もっとしていい? 気持ち、良かった……から」

 

「おおいいぞ、さあ来い美樹ちゃん」

 

「う、うんっ……ちゅっちゅっ、ちゅーっ……」

 

美樹は頬を染めながらも、自分からランスにキスを繰り返す。

 

恋人同士でなくとも仲の良い男女ならキスぐらいする――これもまたランスが美樹に吹き込んだ虚言であった。

無垢な――開発され大きくなった胸や乳首、淫らに花開きつつある身体は無垢ではないが――美樹からしてみれば、

 

目の前でランスとがそう言って女性と口付けをしあえば「そうなんだ」と思うほかない。

シィルやシーラだけならまだしも、ランスは美樹の目の前で日光ともキスをし合ったのだ。

 

それも今美樹がしているような啄むようなキスではない。

舌と舌を絡め合う大人のキスだ。

 

キスをされた日光の方も腰砕けになり、ランスに身体を預けていた。

 

自分を見守ってくれていた日光が目の前でそうなれば、そういうものなのだ、と信じるほかない。

「どうして日光が自分の事を見守ってくれていたのか」「誰と一緒に見てくれていたのか」という疑問は沸いたが――

 

それはこうしてキスしあって得られる快楽の前では、既に美樹にとって些細な事だった。

 

「ちゅ、……ぷはー、息止まっちゃうねっ」

 

「ぐふふ、そういう時は鼻で息をするのだ、もう一回やってみるか?」

 

「うんっ。 んっ、ちゅー……ふー……ぷはっ、できたっ」

 

「よしよし、上手いぞ美樹ちゃん」

 

唇を重ねて、少しして離す。

美樹はそれだけで頭の中が花で一杯になるような多幸感を感じていた。

 

 

ワーグの家で目覚め、ランスと再び出会ってはや数月。

美樹の中でランスの存在はとても大きなものになりつつあった。

 

自分を見守り、自分と一緒に過ごして、「大人」の事を教えてくれる優しくて素敵な男性。

それが美樹にとってのランスだ。真実がどうであったとしても。

 

今もこうして大人のスキンシップとしてキスを教えてくれている。

 

これまでのスキンシップも、どれも気持ちの良いものばかりだった。

それに、ランスと共に過ごす事で美樹の成長しない身体にも変化のようなものがあった。

 

こぶりな胸は、サイズはそのままに男の手に触れられば敏感に感じるいやらしいものに変わり、

無垢なピンク色だった乳首は弄られ続けた事で色素が黒ずんだ淫靡さを感じさせるものに。

 

子供のような体型だった身体は、見た目こそ大きな変化はないもののむちっとした肉感を感じさせるものになりつつある。

ランスの手によって弄ばれ続けた結果、子供特有の小ささを保ったまま妖艶な肉体に変化しているのだ。

 

本来魔王になったものの肉体は魔法や何らかの能力以外で変化するはずはないものだ。

故にこれは美樹自身がランスとの「スキンシップ」を重ねる中で「そうなりたい」と望んだ結果のものである。

 

「あのね、ランスくん……こ、今度は大人なキス、してみたいなっ、日光さんとしてたみたいなの」

 

「おおいいぞ、じゃあ舌をべーっとするのだ」

 

「こう? べ、べーっ……んんっ♥」

 

美樹が舌を突き出せば、ランスがその唇を奪い口内で舌を絡め取る。

長年の女性経験とヘルマンでのちルディの調教経験が生きていた。

 

「(す、すごいっ、すごいっ♥ランスくん、すごいっ♥)」

 

舌を絡めながら、ランスは美樹の腰に手を回して小さな身体を抱き寄せる。

ぎゅぅと肌同士が密着し合えば美樹の身体を電撃が駆け抜けた。

無論比喩ではあるが、そう表現して差し支えない強い快感が舌と身体から与えられていた。

 

述べた通り、美樹の身体はランスによって「開発」されている。

始まりは兎も角今となってはそれは美樹が望んだものであり、美樹が求めればそれに応えるように変化していく。

 

つまり、美樹がランスとの「スキンシップ」を望めばそれだけで快感を感じる事ができるのだ。

ランスがワーグに語った魔王の力のコントールという目論見は、奇しくも成功しつつあった。

 

舌が絡まりあい、お互いの口から唾液が溢れる。

美樹が息が苦しくなってランスの胸をとんとん、と叩けば唇は優しく離された。

 

「はー、はー♥」

 

「ぐふふふ、俺様の舌技でうっとりしてしまったか」

 

「うん、ランスくん、すごい……私ランスくんとちゅーするの、好きになっちゃうかも♥」

 

「おおいいぞいいぞ、美樹ちゃんが欲しいならキスぐらいいくらでもしてやろう」

 

 

「あは……うれしい♥」

「う、うお……」

 

美樹が微笑む。

少女とは思えない妖艶な笑み。

どこか、彼女の一側面であるリトルプリンセスを思わせる笑みだった。

 

思わずランスが気圧される。

しかしそれも一瞬のこと。

 

「(もし美樹ちゃんを上手いこと俺様のものにできて、本当に魔王の力がコントロールできるようになったら)」

 

「(良い子の美樹ちゃんと悪い子の美樹ちゃん、一粒で二度美味しいかもしれんな)」

 

ランスはにたりと笑みを浮かべる。魔人達が聞けば不遜甚だしいと怒りを露わにしただろう。

 

「ランスくん、もっと♥ もっとちゅーしよ♥もっと、大人のスキンシップ教えてっ♥」

 

「ん? うむうむ、いいぞいいぞ、がははは」

 

だがこの場にそれを止めるものはいない。

そうして快楽を知り、「変化」を初めた美樹を止めるものも。

 

その夜、「スキンシップ」と称した交合は朝まで続いた。

 

……

………

…………

 

 

――――更に時が経って――――

 

 

「んっ♥んっ♥ねっ、ランス♥くんっ♥」

 

「ぐふふふふ、どうした美樹ちゃん」

 

「これ、セックスじゃないのっ♥セックス、しちゃって、なっいっ♥?」

 

日中。

ランス城の3F、一通りの少ない廊下。

その窓際に上着を脱がされた美樹の身体が押し付けられていた。

 

胸と腹部は露わになり、赤色のスカートも捲り上げられている。

その秘部には後ろからランスのハイパー兵器が充てがわれ、にちゅにちゅと音を立てて擦り合わせられていた。

 

「何を言う美樹ちゃん、これは”すまた”というのだ、恋人一歩手前の男女のスキンシップだぞ、ぐふふふふ」

 

「そっ♥かぁ♥ で、でもここだと、恥ずかしいっ♥ようっ♥」

 

美樹は窓ガラスに手を付き喘ぎながらもそう抗議する。

誰かが通る可能性もあれば、外から見られる可能性もゼロではなかった。

 

「ぐふふふ、そうは言いながらも美樹ちゃんのここは嫌がっていないぞ?」

「あんッ♥」

 

後ろから胸を揉みながら、ぐりゅんっとハイパー兵器でクリトリスを擦り上げられれば美樹が大きな声を漏らす。

恥ずかしそうに手で口を抑えるものの、一度漏れてしまった声はもう抑えられなかった。

 

「んっ♥んっ♥あ゙♥ あ♥」

「おほほほ……美樹ちゃんのまんじるでぬくぬくだー」

「やぁ、言わないで、ランスくんのいじわるぅ♥」

 

ランスがぐっ、と後ろから体重をかける。

美樹の身体が窓硝子に押し付けられ小振りだが卑猥な形に育った胸が形を崩す。

 

 

「む? あそこにいるのは……おお、健太郎ではないか、ほら美樹ちゃん、健太郎だぞー」

「けんたろー?だれぇ……? あ、ぁん♥」

「ああ、そういや忘れさせとんだったな……なに、スケベな童貞野郎だ、ほれほれ、見せてやるといい」

「やぁ♥だめだめだめー、ランスくんにだけなのぉ♥あひぃ♥」

 

ランスの腰の動きが早まるにつれて、美樹の声も切羽詰まったものになる。

クリトリスを擦り上げられ、汚れのない一本筋を刺激され、時折先端だけを埋め込まれ、引き抜かれ。

開発されきった身体は簡単に絶頂まで押し上げられ、爆発した。

 

 

「ん、ひぃぃっ♥♥」

「おっ、おほーっ、出るぞ出るぞ、とーっ!」

 

つぷんっ、とハイパー兵器の先端が美樹の一本筋に押し当てられ先端だけが埋没する。

 

どびゅうううっ、びゅるるるっ、びゅくくっ。

 

「あ、は♥ は、あっつ、あっついよおっ♥」

 

膣内に精液が注ぎこまれていき、その熱に美樹がまた絶頂に達する。

――窓の外、庭から健太郎がその姿を見上げ美樹と目が合う。

 

しかし最早美樹の目には健太郎の姿は映ってすらいなかった。

 

その瞳には窓に映る恋しいランスの姿と、淫らに乱れた自分の姿のみ。

 

 

「ランスくん、ランスくぅん……♥」

 

くた、と力の抜けた美樹が背のランスに身体を預ける。

その顔は完全に、快楽に蕩けきっている。

 

「おお、おお、可愛いぞ美樹ちゃん、しかし間違って膣内に皇帝液を発射してしまったな、うーん、どうしようか……」

 

「ふぇえ……?」

 

ランスがわざとらしくそう言うも美樹は状況への理解が追いつかずこてん、と小首を傾げる。

少しして、頭が落ち着いてきたのか快楽とは異なる形でぼっと顔を染めた。

 

「ど、どうしよー、……おちんちんから出たので、赤ちゃんできちゃうんだよね?」

 

「うむ、今日は避妊魔法をかけてたかなぁ、どうだったかなぁ……」

 

「あ、あうあう、どうしよう、ランスくん……」

 

「うーん、……おお、そうだ、名案を思いついたぞ」

 

「きゃあ」

 

ぐるん。ランスが軽々と美樹の身体を抱き上げて自分の方を向かせる。

そうしてキリリ、と顔を引き締めた。

 

「責任を取ればよいのだ、美樹ちゃん、俺様の恋人になれ」

 

「え、……えーー……ランスくんの、恋人ー……さん」

 

「うむそうだ、あかんぼうができても恋人なら問題ないだろう?」

「それに恋人になれば、大人のスキンシップ以上のことができるぞ」

「美樹ちゃんだってもっとなエッチな事に興味があるだろう? ぐふふ」

 

矢継ぎ早に並べ立てられるランスの言葉。

冷静な人間が冷静な頭で聞けば妄言、虚言の類いだと吹き飛ばしただろう。

 

だが美樹は違う。

性に目覚め、その身体は淫靡に花開きつつあるもののその心の奥は未だ無垢なままだ。

 

だからランスの言葉を額面通り受け取り――より強い快楽の誘いに、心を奪われる。

 

 

「……うんっ、ランスくんの恋人になりますっ、だから、だからっ――」

 

 

「もっと、えっちなこと、してぇ……♥」

 

 

……

………

…………

 

 

 

――その晩――

 

 

「ぐふふ……、それでは美樹ちゃん、今からなにをするのか美樹ちゃんの口から聞かせてもらおうか」

 

薄暗く、ランプだけが照らす室内。

ベッドにランスが腰掛け、その目の前に下着姿の美樹が立っていた。

 

身体には下着を身にまとっている。

しかし、普段の清楚さ、無垢さを感じる純白のものではない。

 

身に纏っているのは透明度の高い黒のベビードールだ。

特に胸の部分や、アソコの部分は透き通っていてまるで隠れていない。

 

弄ばれて黒ずんだ乳首とてらてらと愛液を垂れ流す秘部は淫らに露わになっている。

 

「はぁい……♥」

 

そんな美樹が一歩前に出て、ベビードールの裾をたくし上げながら蕩けた表情で言葉を紡ぐ。

 

「私は、ランスくんの……とってもえっちなお嫁さんですっ♥」

 

「ランスくんといっぱいえっちなことをして、ランスくんとずーっとらーぶらーぶしますっ♥」

 

「今日は、これからランスくんとずこずこばこばこセックスをして……」

 

「ランスくんの、女の一人で、恋人さんで、せっくす奴隷にさせられちゃい、ますっ♥……は、ああ……っ♥」

 

言い終えた美樹の身体から力が抜けてぺたり、とその場に座り込む。

ちょろろ……と音を立てて美樹の秘所から小水が溢れ出していた。

 

事実上の雌奴隷宣言。

それを口にした事で全身に快楽が走り軽く絶頂に達してしまったのだ。

 

「おほー、あの美樹ちゃんが……よしよし、よく言えたな、えらいぞ美樹ちゃん、さあこっちにくるのだ」

 

「はぁい……♥」

 

とろんとした目つきのまま、美樹が四つん這いでベッドに腰掛けたランスに近付く。

そうしてランスの足元にちょこんと座り込んだ。

 

「なにをすればいいかわかるな、美樹ちゃん」

 

美樹の前にランスのハイパー兵器が突き出される。

この日の為に一日のセックス禁を挟んでいた事もあり、それは既にギンギンに張り詰めていた。

 

「うん♥――ランスくんのおちんちんに、ご奉仕するねっ♥」

 

「……ちゅっ♥」

「おほっ」

 

美樹がためらいなくその先端に口付ける。

何度も、何度も。愛しいランスの唇にそうするように啄むようなキスを重ねた。

 

先端から亀頭の周り。かさの裏、雁首まで。

何度も口付けをした後、今度は舌を這わせる。

 

「れろぉぉぉ~~♥」

「おおおっ、えろえろ、えろえろー」

 

ハイパー兵器の幹全体を上から下へ。

下に下がった後は、玉袋を口に含んで口内で転がして。

一通り堪能した後、裏筋を下から上へなぞりあげる。

 

「ふぅ~……♥」

「うおおぅ」

 

何度か繰り返した後、ハイパー兵器全体に熱く甘ったるい吐息を吹きかける。

秘められた魔王の力によるものか、あるいは天性の娼婦の才能でもあったのか。

 

甘い吐息はランスの身体をこれ以上なく熱くさせた。

 

「(う、ううむ、ここまでエロエロになるとはちょっと予想外だ……)」

 

あまりの淫蕩っぷりに、こうまでなった原因であり手技や口技を仕込んだランスも若干ながら圧倒される。

それを感じ取ったのか、ランスの顔で快感を得ているのが分かったのか、美樹がくすりと笑った。

 

「あ~~……んっ♥んぶっ♥」

「うおおおっ」

 

そうして、大きく口を開けてハイパー兵器を一気に口にくわえ込む。

 

「んぐぅっ♥」

「お、おい美樹ちゃん無理は……おほっ!」

 

小さな口にランスのハイパーな兵器は収まりきらない。

それでも美樹は喉まで使って限界まで口の中に収める。

そうしてランスの太腿に手を置いて、まるで道具のように自分の頭を乱暴に前後させ吸い付いた。

口内では舌を蛇の様に幹全体に絡ませ、喉奥に亀頭を当てて扱き立てる。

 

「うおおおっ、で、出るっ、出すぞ美樹ちゃんっ」

「んぶぅっ♥んんんんんっ♥んーーーーーーーーーーっ♥♥♥」

 

今まで味わった事がないような快楽にランスは美樹の頭を両手で抑えて射精する。

どぐんっ、びゅぐんゅ、びゅるるるっ、どぶっ。――ごくんっ、ごきゅっ、ごくんっ……ごくっ。

 

「お、おお、おおお~~~~……」

 

美樹が喉を鳴らして、口内に注がれた精液を全て飲み干す。

 

「んべぇ……ん~、ぐちゅぐちゅ……、ごきゅっ♥ あは、にがぁい♥」

 

そうして口の中に残ったものを舌の上に乗せてランスに見せて、

見せ終えればごくん、とそれすらも飲み込んだ。

 

そうしてとろんとした目つきのまま、ランスに問いかける。

 

「ランスくん、気持ちよかった? 私で気持ちよくなってくれてる?♥」

「う、うむ、すごいぞ美樹ちゃん、ここまでエロエロになるとは」

 

ランスの足元に座り込んだまま美樹が笑う。くすくす、くすくす、けらけら。

無垢な少女を思わせるものはなく、開発されきった「淫魔」のそれだった。

 

「ランスくんのせいで、ランスくんのおかげだよ?」

 

「ランスくんが私をこんな風にしたんだよ」

 

「ランスくんが私を壊しちゃったんだよ」

 

「全部、ランスくんのせいで」

 

「全部、ランスくんのおかげなんだよ……♥」

 

「私、全部ランスくんのものになっちゃったんだから……責任取ってね……♥」

 

美樹が立ち上がり、ベビードールの肩紐を外してぱさりと床に落とす。

 

こぶりな胸の先端で小さく震える黒ずんだ突起、肉感のある肢体、細い手脚、

自分の中を埋めるモノを期待してどろどろと愛液を床に垂らす濡れそぼった秘所。

全てがランスの視線を奪って離さなかった。

 

「むむむむ……もう辛抱たまらーん!」

 

「あは♥」

 

ランスが美樹の身体を抱き上げ、ベッドに放り投げる。

小さな身体を組み敷いてハイパー兵器を涎を垂らす秘部へと充てがった。

 

「とーーっ!!」

 

「あっ♥あっ♥あっ……あ、はぁーーーーっ♥」

 

にゅる、ずぶんっ。

水音を立ててハイパー兵器が美樹の秘所に沈み込む。

抵抗は一切なかった、ランスのために開発されきった身体は何の問題もなくランスを受け入れる。

 

「きたっ、おちんちんきたぁっ♥」

 

美樹は両手両足を使ってランスにしがみつく。

がくんがくんとその身体が乱暴に揺さぶられた。

 

貪る、喰らうという言葉がふさわしい交合だった。

腰を打つ度にばつん、ばちゅんと肌がぶつかる音が鳴る。

腰を引く度にぐちゅん、ぐりゅんと水音が響く。

 

「あーっ♥ランスくんっランスくんっランスくんっ♥きもちい、きもちいいようっっ♥♥」

 

そして音が響く度にソプラノの声が鳴る。

部屋の外にまで響かんばかりの大声で、快楽に悶える少女の声が部屋に響く。

ランスの動きに合わせて自分から腰を動かし、突きこまれれば腰を押し付けて迎え腰を使う。

 

初めて男を迎え入れるはずの幼膣は精液を搾り取るかのように蠢き、

ランスが腰を引けば離すまい、逃すまいと全体で吸い付いてくる。

まさしく魔性、淫魔、サキュバスのそれだった。

 

「(うおおお、頭がおかしくなりそうだ)」

 

この女を滅茶苦茶にしてやりたい、という欲望がランスの胸の中に沸々と湧き上がる。

それほどまでに調教されきった美樹の身体は雌として極上だった。

 

今まで抱いてきた女の中でも1,2を争うかもしれないとランスは思う。

 

「(ええい、何を我慢する必要があるかっ美樹ちゃんはもう俺様の女なのだっ)とーーっ、がぶっ!!」

「あはぁっ♥いひぃつ♥」

 

ランスが美樹の首筋に齧り付く。

白い肌に噛み跡が付けられ、更に首筋に吸い付いてキスマークも付ける。

 

腰を振りながら首に、胸に吸い付いて犬がマーキングをするかのように美樹の身体の至る所に痣を付けていき、

美樹もそれを喜んで受け入れ、身体を貪られながらもランスの頬や肩、胸板に口付けの痕を残した。

 

「ぐぅっ、限界だ美樹ちゃん、出すぞ出すぞ出すぞーっ!!」

 

「うんっ、来てぇっ♥ランスくんの赤ちゃん汁出して、私のことおかーさんにしてぇっ♥」

 

「う、うおおおっ、だーーーーっ!!!!」

 

「あ、ひッ♥♥♥♥♥♥」

 

ずんっっっ、とランスが腰を深く強く打ち付ける。

有り得ない事だが美樹の幼膣の中で子宮口が大きく口を開け、ちゅうとハイパー兵器の先端に吸い付いた。

それと同時に、ランスが限界を迎え、美樹も共に絶頂に達する。

 

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

 

どびゅぅぅっっっっ、びゅるるるるっごぼっ、ごびゅぅっ。

どぼっ、どぶっ、どくんどくんっ。びゅるぅぅ~~……びゅるっ、びゅるるっ。

 

美樹が声にならない絶叫を上げる。

身体は海老反り、白い喉が露わになる。

視界は白一色に染まり、瞳はここではない虚空を見ていた。

 

イキ死ぬ、という言葉があるがまさにそれだった。

開発され切った身体の最奥で精液を注ぎ込まれ、美樹の精神は大きすぎる快楽に完全に破壊される。

 

「お、お、お、お……し、絞られる……っ」

 

一方のランスも望外の快楽に意識が飛ぶ寸前だった。

気絶しなかったのは一重に類まれなる精力と人類最高峰に達したレベル、肉体のお陰だろう。

そんなランスも自分の身体を支える事すらできず、美樹の上に倒れ込む。

 

……暫く互いの荒い息遣いだけが部屋に響いていたが。

やがて美樹がランスの下から這い出て、ランスの身体を起こして自分も起き上がる。

 

「らんす、くん♥」

 

「お? おお、美樹ちゃん……はー、すげー気持ちよかった、ほげほげー……」

 

「そっか、よかったぁ……でも、まだ、まだだよ……?♥」

 

脱力したランスの身体を、美樹がどういうわけが軽々とベッドに横たえる。

そうして、今度は自分がランスの上に覆い被さった。

 

「まだ、まだ、もっと……私のこと滅茶苦茶にして……ね?」

 

「お、おおお……? なんだか身体に力がみなぎってきたぞ……」

 

美樹が手でランスのハイパー兵器をしごけば、ランスの身体に活力が満ちる。

「魔王」の力の為せる技だった。

 

性への欲望が、「魔王」の力をコントロールしている。

ただ快楽に溺れる為だけに、魔王の力が使われている。

 

 

「ようし、美樹ちゃんがそういうなら……今夜は寝かさんぞ、がはははは!」

「――――あはっ♥」

 

美樹が咲う。

 

そこには、かつての来水美樹の姿はもうなかった。

 

 

……

………

…………

 

 

――その数日後――

 

「おお……なんというか、魔王の力というのは凄いものなんだな……」

 

ランスの部屋。

先日と同じ様に、ランスがベッドに腰掛けている。

目の前には一糸まとわぬ美樹の姿だ。

 

だが先日とは違う箇所がいくつかある。

 

まず、美樹のお腹が妊娠したようにぼってりと大きく膨らんでいることだ。

子供の様な体型はそのままに腹部が膨らんでいる様は異常な光景でありつつ、否応にも背徳感を感じさせる。

手で腹をさする美樹の瞳は慈母のようだが、秘部から淫液を垂らす姿は淫魔のようでもある。

 

もう一つはその小振りな胸がこちらも妊婦のように膨らみ、先端の乳首は黒く染まりちちうしの様な乳輪がついているということ、

乳首からとろとろと母乳らしき白い液体が溢れているということ。

 

更にはそのお尻にはうぃんうぃんと音を立てる玩具が挿入されている。

ゼスで造られた魔法バイブだった。

極太のそれが美樹の尻穴を広げ腸内で蠢いている。

 

最後に、その隣に同じ様に腹を膨らませ母乳を垂らす日光の姿がある、ということだ。

 

 

「えへへ、すごいでしょ」

「ランスくんがね、セックスのこといっぱい教えてくれたからだよ」

「魔王の力をね、こういうふうに使えるってなんとなくわかったの♥」

 

「――でもおどろいちゃったぁ、日光さんもランスくんの女にしてもらってたんだね」

 

「……美樹ちゃん、私は……」

 

「あは、大丈夫だよ日光さん、私ね、嬉しいの」

 

美樹が隣に立つ日光の腕を取って微笑む。

場違いに思えるほどとても優しい声と微笑みだった。

 

「だって日光さんもランスくんに愛してもらってるんでしょう?」

 

「美樹ちゃん」

 

「いっぱい、いっぱい精液注いでもらわないと魔法を使ったって妊娠できないもん」

「気持ちよかったんだよね、ランスくんとセックスするの、私も気持ちよかったよ♥」

 

「美樹、ちゃん……っ、あ」

 

その微笑みが妖艶なものに変わる。

手を取っていた手を自分の秘部に導き、空いている手で日光の秘部に触れる。

 

「おまんことろとろだもんね、これからランスくんにぼてばらセックスしてもらうの期待してるんだよね♥」

「ちが、私は――んっっ♥」

 

「お、おお、美樹ちゃんと日光さんのレズプレイとは」

 

美樹が日光の腹に耳を当てながら膣内に指を侵入させる。

浅い所を指でひっかけば日光から艷声が上がった。

 

「いいんだよ、恥ずかしがらないで、私ももう恥ずかしくないもん」

 

「――、一緒に健太郎くんに見せてあげよ?」

「私達が、ランスくんの恋人で、奴隷で、おちんぽ便器になったんだ、って」

 

ちらり、と美樹が部屋の隅に視線を向ける。

そこには猿轡をされ手脚を椅子に縛り付けられた、「かつての」美樹の恋人だった健太郎の姿があった。

 

「しかし驚いたぞ美樹ちゃん、あいつの事を思い出していたんだな」

 

「うん、魔王の力の使い方がなんとなく分かった時に思い出しちゃったの♥」

 

言いながら美樹が健太郎に近付く。

そうして白くたおやかな指でその頬に触れて微笑み、手を滑らせて胸板に

次いでズボンの下の陰茎に触れた。それはランスのものと比べるべくもなく小さい。

 

 

「――――でも思い出した頃には健太郎くんの事どうでもよくなっちゃってたの」

 

「不思議だよねぇ、あんなに健太郎くんの事スキだった筈なんだけど」

 

「今はランスくんの事のほうがずっとずっとずーっと好き♥」

 

美樹の指が布越しに健太郎の陰茎を弄ぶ。

ぎゅっと美樹が布越しに陰茎を握ってやれば、それだけで絶頂に達したのか

じわりとズボン越しに白濁が染み出してきた。

 

「ちっちゃい上に早漏だなんて、健太郎くんかわいそー♥」

 

恋人だった少女に弄ばれ、更には言葉で詰られ健太郎の目に涙が浮かぶ。

 

それに目もくれず美樹が躍るような脚使いで健太郎から離れ、ランスの胸に飛び込んだ。

柔らかい身体を受け止めらると、頭がくらくらするような感覚がランスを襲う。

 

「う、おお……魔王のエロオーラ……いかんいかん」

「あは、ランスくんはすごいね♥」

 

美樹がランスの頬に口付ける。

魔王としての力を「性」に向けた美樹の身体からは男を誘惑し魅了するオーラのようなものが放たれていた。

もちろんそれは普段ランス以外に向けられる事はない。

 

彼女はランス専用の「恋人」で、ランス専用の「奴隷」なのだから。

 

「ね、ね、ランスくん、おまんこしてもらう前に日光さんと私でランスくんにごほーし♥させてもらってもいい?♥」

 

「おお、おお、もちろんいいぞ、二人で俺様に尽くすがいい」

 

「やったあ♥ ほら日光さん、こーっちっ♥」

「……はい、解りました」

 

美樹に言われるがまま、日光が歩み寄ってくる。

その瞳には諦観と――隠しきれぬこの先の行為への期待の火が灯っていた。

 

ベッドに腰掛けるランスの前に二人が跪く。

桃色の髪に少女の様な無垢さと淫魔の様な妖艶さを併せ持った絶世の美少女。

黒い長髪に凛とした瞳、引き締められた身体のJAPANの美女。

 

二人を跪かせているという征服感にランスのハイパー兵器もこれ以上ない程張り詰める。

 

「はー、はー、すんすん……ランスくんのおちんちんさん、ぺろぺろさせてくださいね♥ほら日光さんもご挨拶して♥」

「わかり、ました……ご奉仕、させていただきます、総統」

 

「おお、す、すごい光景だ……おほほほ……」

 

ちゅっ。

右から美樹が、左から日光がハイパー兵器に口付ける。

 

「れろぉ♥」

「……は……っ、は……ん……っ♥」

 

美樹が大胆にハイパー兵器全体に舌を這わせ、日光が遠慮がちに先端や根本に口付ける。

 

「あーんっ、ちゅっちゅ、ちゅーっ♥」

「んっ、んっ」

 

「うおおお、おおおっ」

 

小さな口が先端を口内に咥えて舌で舐り回す。

その間にぷるんとした唇が玉袋を咥え甘噛みを繰り返す。

あまりの刺激的な光景にさすがのランスも身悶えして射精を堪えた。

 

「ぷはぁ♥ んふふー、ね、日光さん、ごにょごにょ……」

「っ、……わ、わかりました……総統、失礼します」

「おっ? おおっ、うおおおっ、これはっ」

 

むにゅんっ。

右から臨月になり少し膨らんだ小振りな胸が。

左から妊娠し乳を蓄えぱんぱんに張り詰めた巨乳が。

それぞれハイパー兵器に押し付けられる。

 

ぐっと二人が左右から体重をかければ、それぞれの先端からぴゅる、と溢れた母乳をローションにして

凄まじい乳圧でハイパー兵器を攻め立てた。

 

「お、おほぉ……す、すごいぞ二人共、最高かもしれん……」

 

「よかったぁ、ランスくん喜んでくれてるよ日光さん♥ランスくんに喜んでもらえると嬉しいよね♥」

「は、い……嬉しいです……っ、っ♥」

 

魔王の――美樹のの言葉が日光の頭に、心に染み込んでいく。

日光は美樹とランスが恋人のように睦み合う裏で、ランスに歯向かう事のないように徹底的に調教されていた。

 

それでも心だけは、美樹を守り健太郎を守ろうとする高潔な心だけは「これまで」折れずにあった。

 

しかしそれが今、粉々に崩壊しつつあった。

強い雄に奉仕する、雌としての悦び。

傍にあるものを発情させる魔王の魔力。

守ろうとしていた少女からの快楽への誘惑。

共に闘うと決めた相手に淫蕩に沈む姿を見られている背徳感――

 

「(ああ、もう――)」

 

「――んぅっ♥」

 

全てがスパイスとなって日光を興奮の絶頂に押し上げる。

母乳がびゅうっと溢れ出し、ランスに奉仕しながら日光は絶頂を迎えた。

ぷしゃっっ、と母乳に合わせるように秘部からは潮が吹き出す。

 

 

「あーあ、日光さんイっちゃったぁ♥ランスくんまだお射精してないのに、いけないんだぁ~♥」

「す、すみません、総統、わ、私は……」

「ぐふふふ、なになに、気にするな、日光さんもようやく俺様の女としての自覚が芽生えたようでなによりだぞ」

「あっ……♥」

 

ランスが腰掛けていたベッドから立ち上がる。

そうして日光を床に這い蹲らせ後ろから覆い被さった。

 

「可愛い日光さんには美樹ちゃんより先にご褒美をあげようではないか、とーっ!」

「あ! ああ!あ!♥」

「あーん、日光さんいいなぁ♪」

 

ずぶ、ずぶぶ、ずぶっ、ぱんぱん、ぐちゅっ、ぐぢゅぅっ。

 

ランスのハイパー兵器がぐちゃぐちゃになった日光の秘部に押し込まれる。

 

「じゃーあ、私はランスくんのこと責めちゃおーっ♥」

「おほっ、いいぞいいぞー、美樹ちゃんは変態さんになったなぁ」

 

美樹はランスの後ろに回って腰の辺りに抱きつく。

そうしてランスの尻にキスし、尻穴を丹念に舐り始めた。

 

四つん這いになった日光の顔は健太郎に向けられている。

椅子に縛られた健太郎と日光の目が合う。

一瞬、日光が健太郎から目を逸らす。

 

「こら日光さん、よそ見はよくないぞー、うりうり」

「――お、ォんっ♥」

 

だが、背後からランスに勢いよくハイパー兵器を突き込まれ前を向かされる。

 

「しっかり前を向いていろよ、そうでないとしてやらないぞ」」

「ァ♥はァ、総統ッ♥おねが、です♥これいじょ、健太郎くんにィ♥みせない、でッ♥」

「ダメだ、まだ日光さんはそこの童貞野郎の事を気にしているようだからな」

「気にならなくなるまでこうしてやるのだ、うりゃうりゃ、まずは一発目、とーっ!」

「ああ!!あ!だめ!イク!イ――ぐッいぐぅっ!!は!あああああ!!♥」

 

どびゅぅっ、どぶっ、びゅるるっ。

日光の膣内にランスの皇帝汁、精液が注ぎ込まれる。

同時に日光が絶頂に達し獣の様な雄叫びを上げた。

 

――もう日光の瞳に健太郎は映っていなかった。

瞳に映っているのは快楽の火のみ。

 

ランスがハイパー兵器を引き抜けばべちゃ、と自分で出した汁溜まりの中に日光の身体が倒れ込んだ。

 

「む、気絶したのか?おーい日光さーん」

「お゙ッ♥ほッッ♥ひ、ぃッ♥」

 

ランスが日光の尻に挿入された魔法バイブを掴んで動かす。

それでも意識が戻る事なく、びくんびくんと身体を震わせるだけだった。

 

「なんだ、意外とだらしないな日光さんは。 仕方ない、こいつで蓋をしておくか」

「あひッ♥」

 

ぐりゅん、ぬぷっ……ずぶんっ。ゔいいいんっ。

尻に挿入されていたバイブが膣内に差し替えられる。日光の身体はびくんびくんと痙攣するばかりだ。

 

 

「ねーランスくん、次は私でしょー?♥」

「おおそうだったな。よーし、では……ぐふふ、こういうプレイはどうだ。ひそひそ」

「ごにょごにょ……あはっ♥ランスくんひっどーい♥でもそういうの大好きっ♥」

 

ランスと美樹が連れたって、健太郎の方へと歩く。

そうして美樹の小さな手が健太郎の両肩に置かれた。

 

 

「いーよ、来て、ランスくん♥」

「ぐふふ……では遠慮なくいくぞっ!」

「ぁ♥はぁんっ♥」

 

その後ろから美樹の幼膣に、ランスがハイパー兵器を捩じ込む。

膣内は繋がっている事が本来の形とでもいうようにランスを受け入れ、きつく絞り上げた。

 

立ちバックの体勢。美樹と健太郎は恋人の様に向かい合っている。

形だけ見れば二人の関係がもとに戻ったようだ。

 

だが現実は違う。美樹の身体は背後からランスに貪られている。

同時に、美樹もランスのハイパー兵器を極上の食事だというように貪っている。

 

「あひっ♥」

 

ぱん。ランスが背後から美樹を突き刺す。

美樹の涎が飛んで健太郎の顔を、服を汚す。

 

健太郎の目に映っているのはかつての美樹ではなかった。

 

いやらしく肉付きのよくなった肢体。

 

同じ様に揺れる乳を溜め込み大きくなった胸と、その先端に光る乳輪。

 

後ろから突かれる度に揺れている、ランスの子を孕みぼってりと膨らんだ腹。

 

 

 

――目の前に居る健太郎のことを全く映していない瞳。

 

「あ♥ひゃん♥あー、きもちー♥ランスくんのおちんちん、さいこー♥んあ♥はああ♥」

「ちんぽ♥おちんぽ♥ランスくんのちんぽすき♥ランスくんだいすきぃ♥ずっとおちんぽ食べてたいのぉ♥」

 

口から紡がれる健太郎が知る美樹が決して口にしない淫語の数々。

 

「あ♥いくいく♥おっきいのくる、ランスくん、くるよぉ♥」

「がははは、そうかそうか、俺様もそろそろイクぞ、童貞野郎にイク所を見せてやると良い」

 

「うんっ♥見せるねっ♥けんたろー、くん♥見てね、イクの見てね、ランスくんにイかされるとこ見て♥」

「ランスくんに精液出されてイっちゃうとこ見て♥あ♥は♥あー♥」

 

がくがくと美樹の身体が揺れる。

立っていられなくなったのか、美樹が健太郎の首に手を回してしがみつく。

 

――かつては嬉しかった筈の抱擁を、健太郎はまるで嬉しく思えなかった。

 

 

「よし、イくぞ美樹ちゃん、俺様の皇帝汁で二人目を孕むが良い!!とーーっ!!!」

 

ずんっっっっ。

ランスが美樹の腰を掴み、思い切り引き寄せると同時にハイパー兵器を押し込んだ。

 

 

「あ」

 

「あああああああああああああああああああああっ♥♥♥♥♥イグううううううううううっっっ♥♥♥♥」

 

ぎゅうううう。

どぶぅっ、どびゅっ、びゅっびゅっ、がくんがくん。

どくんっ、どくんっどぶっ。

 

「あ♥ おほっ♥いぎゅっ、イってるっ♥イってるのにっ、イってるぅっ♥」

 

びゅぅぅぅぅぅぅ。

 

健太郎の身体にしがみつきながら美樹が絶頂に達する。

絶頂に達しながら、ランスの精液を受け止め繰り返し絶頂に達する。

 

小さな膣内で精液を受け止め、一滴もこぼすまいと飲み干していく。

その間も、まるで「おかわり」を要求するように美樹の腰はかくかくと自分から揺れていた。

 

「おおおお~~……極楽、極楽ぅぅ~~……」

 

ランスも、美樹の腰をがっちり掴んで離さない。

深く繋がった恋人同士の交合だった。

 

暫くして射精が終わりランスがハイパー兵器を引き抜くと、美樹が健太郎の胸へと倒れ込む。

ぴくぴくと震えながら、ぎゅっと健太郎の服を掴んでいた。

 

 

――それも束の間、すぐに意識を取り戻した美樹はあっさりと健太郎から離れる。

決して、健太郎のことを思って掴んでいた訳ではないのは誰にでも理解できた。

 

ただ、しがみつくのにちょうどよかっただけだ。

 

「はー♥気持ちよかったぁ♥見られながらするっていうのもいーね、ランスくんっ♥」

「おお……元気だな美樹ちゃん、俺様はちょっと休憩」

「えー?もっとしようよー、魔法で回復してあげるからぁ♥」

「ダメだダメだ、それよりベッドでイチャイチャしようではないか、ぐふふ」

「もぉぉ~~……でもイチャイチャも好きだから許しちゃおーっと♪ちゅっちゅっ♪」

 

健太郎の目の前で、ランスが美樹を抱き上げキスを交わし合う。

 

もう二人にも、倒れ伏す日光にも健太郎の姿は見えてすらいない。

 

ベッドに飛び込んだ二人は、お互いの身体を触り合いながら他愛もない事を話しながら睦み合う。

 

 

――結局その日、健太郎が開放されたのは三人が互いの身体を貪り合って部屋を出て、

部屋の清掃にメイドが訪れてからのことだった。

 

 

こうして魔王美樹はランスの手腕によって淫魔として花開き、聖刀日光もランスの女へと貶された。

魔王の力を操る術を覚えた美樹の手により魔軍は呆気なく滅び、魔人ケイブリスも討伐された。

 

――その後来水美樹はランスの女の一人として、淫蕩を貪りながら幸せに過ごしたというが、

 

魔人健太郎がどうなったかは、どのような資料でも定かではない――――




シコ。
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