※この作品はR-18です。

ざったにえっちなやつ。   作:えっちゃんエレボス大邪神

3 / 27
ぼくはリョナ趣味も暴力趣味もないです。
ほんとです。


ティオ・プラトーちゃんがめっちゃくちゃにされるやつ(軌跡シリーズ ティオ・プラトー)

 

 

 

「っ!?」

 

小さな悲鳴が上がる。

 

悲鳴の主はティオ・プラトー。

現在は特務支援課に所属するエプスタイン財団が誇る魔導杖を操る研究スタッフの一人。

若干14歳でありながら情報処理でも戦闘でも活躍する幼き才媛である。

 

彼女は現在窮地に陥っていた。

さる街での特務支援課に置ける不審者の鎮圧任務中に任務の最中に魔導杖が破損、故障。

 

――隊長と慕う男に指示を受け一人離脱を試みるものの、その最中に誰ともしれぬ男に後ろから羽交い締めにされた。

 

「(誰、何――いえっそれより、離れ――)んゥッ!?」

 

 

抵抗を試みるも口元を抑えられ、声を上げることを阻まれる。

両足をばたつかせようとすれば小汚い風貌をした違う男がティオの腹を思い切り殴り付けた。

 

苦痛に悶えていれば頬が強く打たれる。予期しない暴力に一瞬頭が真っ白になった。

 

「けほッ……ッ、なに、お、ぐぅッ」

 

そのまま何度も、何度も頬を打たれ、腹を殴られる。

力が抜けてどさりと羽交い締めにしていた男に身体を預けてしまえば乱暴に地面に引きずり倒された。

 

「ひッ――がッ、あッ何でッやッやめッ、アァッ」

 

暴力の理由を問おうとすれば、また頬を叩かれる。

返答らしい返答もないまま、小汚い風貌の男に覆いかぶされた。

 

「運が悪いなぁ、嬢ちゃん」

「ここ等は俺達の縄張りなんだよ、へへ」

 

「お前みたいな別嬪さんが歩いてたら、こうされても仕方ねぇんだぁ」

 

男の手がティオの制服に伸びる。襟元を掴んだその手は思い切り力を込められ、

襟元から胸元まで乱暴に引き裂いた。

 

「く……この――あッッぎッ」

 

羞恥と怒りに顔を真っ赤に染めたティオが腕を振り上げると、別の男に両手首を抑え込まれた。

 

「抵抗すんじゃねぇよぉ、オラッ、オラァっ」

「あ、ぎッッ」

 

身体に覆い被さっている男がティオの顔を殴り付ける。

数度の殴打で腹は既に真っ赤に晴れていた。

 

それに構わず男は何度も、何度もティオの顔を拳で殴り付ける。

 

「このッこのッ綺麗な服着やがって、何様のつもりだクソガキィッ」

 

男の下でティオが苦痛に喘ぐ。

両腕を拘束され、身を守る事すら許されない。

何か口を開こうとすればそれすらも男の気に障ったのか、より強く顔を殴り付けられた。

 

「あんまり顔を殴んじゃねぇよぉ、顔が膨れてちゃせっかくの美人が犯ってて楽しくなくなるだろよぉ」

 

「はァ、はァ……悪ィ悪ぃ、このガキが抵抗しやがるからよ……

 へへ、おとなしくなりやがった、やっぱ女は殴って黙らせるに限るぜ」

 

苦痛に息を荒げながらティオは呆然とする。

訳が分からなかった。

 

自分を押し倒して暴力を振るっている男達は敵対勢力の人間ですらない。

風貌から察するにこの街のスラムに隠れ暮らす浮浪者かなにかだろう。

 

何故そんな連中に自分が理不尽に痛めつけられなければならないのか。

理解が追い付かなかった。

 

だが状況はティオの思考を待ってはくれない。

 

ティオに覆い被さっている男が今度はスカートを千切り下ろす、純白の薄布が露わになるも

男はそれに興味を示す事なく、布地をズラしてズボンから取り出した「もの」を充てがう。

 

ここに至ってティオは漸く自分が何をされようとしているのかに思い至る。

 

男達の目的は自分の、14歳の、未成熟の蕾とも言える身体だ。

彼等からしてみれば女ならなんでもいいのだろう。

 

暴力を振るって制圧し、自分たちの好きなようにすると考えれば小さくて弱いほうがなお良い。

 

仕事も思想も何も関係ない。

ただ性のはけ口、暴力のはけ口として使うつもりなのだ、

 

 

「い――――」

 

ずぐんっ。

 

や、と続ける声は虚しく途切れる。

 

「か、は」

 

誰も触れた事のない、穢れない一本筋に垢で汚れた男性器が捩じ込まれていた。

愛撫をされた訳でもなければ当然潤滑剤も無い。

 

肉を引き千切り膜を切り裂く凶器で貫かれたそこは内出血で赤く腫れ、肉が切り裂かれた事による出血もしていた。

 

「あ、あ」

 

状況が理解できずティオは小さく声を漏らす。

正しく言えば、理解はできていた。

理解をしたくない、というのが真実のところだ。

 

ティオ・プラトーは年齢の割に成熟したところがあるが、年頃の少女だ。

気になる男も、最近できた。

性知識も少しはある。

 

自分には遠い出来事だと思っていたが、いつかそういう事をするのであれば

好きな男に初めてを捧げるものだと当然のように思っていた。

 

少なくとも、こんなところで小汚い浮浪者に蹂躙されるなどとは思っていない。

だから、頭が追い付かない。身体で思い知らされるまで。

 

「ぎッ、い、やッ、痛いッ、痛いィッやめ、やめてくださいッ、や、ァッ」

「うるせぇッ黙って穴ぼこ使わせろッ」

「あ!」

「おい、だから顔はやめろって、おうおう、可愛そうになぁ」

 

ばしん、とまた頬を強く叩かれる。目の前がちかちかした。

両手を抑えている男が口だけの同情をしながら、ティオの頬を舌で舐める。

ひどくすえた匂いがした。ティオは痛みと嫌悪で吐きそうになりゲホゲホと咳き込む。

 

「ゔッああ゙やぁ゙……ぐぎ゙……ごぷ」

 

「ああー……良い穴ぼこだぁ……たまんねえ」

 

 

ずっ、ずっ、ずっ。ぐりっ、ぐりっ。

性器をねじ込んでいる男がティオの細い腰を掴んで自分の腰を前後させる。

未成熟な膣は男を追い出そうと全力を持って抵抗する。

だが皮肉にもそれが男に快感を与える事となる。

男の性器からはカウパーが溢れ、膣内を満たして潤滑剤変わりにする。

 

もちろん、ティオに快楽などない。

男が勝手に快楽を得ているだけだ。

 

女性の身体の防衛本能として、痛みをごまかすために愛液を分泌する――というものがあるが、

それは身体が成熟していたり、ある程度の前戯があっての話だ。

何の準備もなくただ捩じ込まれ、ましてや内出血も外出血もしている。

 

そんな状況で、未成熟な身体が正しく機能を果たすわけもない。

 

「あ、や、あ」

 

声にならない声が漏れる。

苦痛と恐怖、混乱がティオの心を支配する。

 

「(悪い、夢です、こんなの)」

 

苦痛に耐えかねた心は扉を閉じて自己防衛しようとする。

自然な反応だった。

だが、男達がそれを許さない。

 

「おおッ、おッ、込上がってきた、出すぞ出すぞォッ」

 

「……ぁ……?」

 

出す?

 

何を?

 

「うぉぉおッ、は、孕めガキぃッッ」

 

ティオの中で男性器が脈打つ。びゅるっ、びゅくん、どぷっ。

 

「え」

 

熱い液体が膣内に注ぎ込まれる。――少ししてティオは自分がなにをされたのか理解した。

 

 

「い――いやああああああっ!!やああっっ!!やだやだやだやだ!!やだぁっ!!!」

 

「うおっ、こ、このガキッおとなしくしろッ!」

 

半狂乱になって両手両足、全身を振り乱して抵抗するティオ。

中に出された。――射精された、性器から、精液を。

その事実がティオに最後の力を与える。

 

火事場の馬鹿力、というのは恐ろしいもので。

小さなティオでも一時的に男達の拘束から脱出できる程の力が発揮できた。

 

自分に性器を挿入している男を蹴り飛ばし、手を抑えている男を振り解く。

そうして這いずるようにして、ティオは男達から逃げ出そうとする。

 

「(病院、病院に、産婦人科に、行って)」

 

錯乱しながらも妙に冷静な思考でティオはそう考える。

何かで履修した覚えがある、数時間以内だったら経口薬で妊娠の対策は可能――

速くここから逃げ出して、みんなと合流して病院に行けば何も無かった事にできる。

 

ティオはそう考えて、フラフラと立ち上がろうとする。

 

 

「てめぇ!!」

 

「ひ」

 

だが、それは叶わない。

空色の長い髪が蹴飛ばした男に掴まれた。

 

「あ゙ぎゃっ」

 

「優しくしてやってりゃ、調子乗りやがってぇ」

 

掴まれた髪が思い切り引っ張られ、苦痛の悲鳴が上がる。

丁寧に手入れされた髪がぶちぶちと何本か千切れ舞った。

 

「おらぁッ」

「ぎッッ」

 

髪を引っ張られ、身体が引き倒され地面に転がる。

ティオは絶望の表情で、自分を見下ろす男達を見上げた。

 

「ぷげっ」

 

――その顔に男の靴が叩きつけられた。

鼻が潰れ、豚のような悲鳴が上がる。

 

「おい、顔はよせって」

「うるせぇッ、このガキ俺に蹴りくれやがったんだぞッ」

「腹にしとけよ、このあとに輪姦す時に萎えんだってぇ――お?」

 

びくん、びくん、とティオの身体が痙攣する。

男の蹴りが運悪く良い所に当たったのか、ティオは意識を失っていた。

 

 

「あーあ、死んじまったんじゃねぇかぁ?」

「これぐらいで死ぬかよ、息してるし……運んッじまおうぜ」

「あいよ、へへぇ、すべすべだなぁ、やっぱ」

 

ティオの細い体が米俵のように担ぎ上げられる。

そうして、暗い路地の奥の、奥へと荷物のように運ばれていった。

 

 

…

……

………

 

古い街灯だけが照らす暗がりの街。

すえてこもった匂いがする裏の街。

屯する小汚い風体の男達。

興味深けに目の前の光景を眺める薄汚い子供達。

せせら笑いながら遠巻きに見る女達。

 

がくん、がくん、がくん。

ぱん、ぱん、ぱん。

 

路地の奥、少し開けた場所で男に覆い被さられた、意識のない少女の身体が揺れる。

 

「ぅ」

 

「ぁ」

 

「……ぁ?」

 

膣内に熱が齎される。身体が奥から焼かれる感覚に、ティオが目を開く。

 

「お、起きたかぁ……ああー、出る出る出る……」

 

「――ひ、や、ああああっ!!!」

「あばれんなあばれんな、よぉしよおし、まだ出っからなぁ」

 

覆い被さっている男が性器同士で結合している腰をぴっちり押し付け、ティオの両手を掴み身体を密着させ抑え込む。

その間にもどくん、どくんと膣内に白濁が注がれていた。

目覚めたティオはまたも半狂乱となるが、目覚めたばかりの身体は思うように動かない。

 

少しして白濁を注ぎ終えた男が離れて性器を引き抜けば、出血で真っ赤になった秘部からどろりと精液が溢れ出した。

 

一人分、二人分の量ではない。

既に何人もの男がティオの幼膣に精液を吐き出した証だ。

 

 

「あ、あ、……あ、あなた達、なんの、なんのつもりですか、こんな……!」

 

ティオが立ち上がろうとして、がくんと膝から崩れ落ちる。

 

「――あッ、痛ッぅ、ああ、ッ……!?」

 

その両足はあらぬ方向に曲げられていた。激痛が頭を支配する。

 

 

「あ、あッ、脚、私の脚、があ」

 

「あーあー無理に立とうとすっから……」

 

「ふざ、け……ぐぶっ」

 

 

頭上から降ってくる言葉にティオがキッと目を鋭くして頭を上げる。

その腹に男の爪先がめり込んだのは、ティオの言葉とほぼ同時だった。

小さな体が吹き飛び倒れ込む。

 

「立場理解しろやガキぃ、てめーは俺等の玩具なんだよぉ」

 

「あ、ああ゙ぁッ」

 

転がった頭が思い切り踏み付けられる。

次に腕が踏み付けられ、秘部が蹴り上げられる。

 

「ひ―――――!!! !! ッ!! お゙ッ」

 

文字通り内蔵を直接蹴り上げられ、ティオが白目をむいて秘部を抑えてもんどりうった。

 

げらげら、とティオを見下ろす男達の嘲笑が響く。

 

 

「いーかぁ、よーくきけぇ」

「俺たちだって別にお前をいたぶりたいわけじゃねぇんだぜぇ」

 

言いながら、男がティオの腹を踏みつける。

強く体重をかけられ悶える事すら許されず、ティオの動きが止められた。

 

「俺たちはただぁ、お前の身体を使ってきもちよぉくなりてぇだけなんだよぉ」

 

「お前がおとなしく協力するんなら、殴ったり蹴ったりしねぇんだぜぇ」

 

「か、は」

 

強く、強く男が体重を乗せる。内蔵が圧迫されティオの喉から掠れた空気が漏れる。

脅迫だった。

 

言外に「言うことを聞かないならば暴力が止まる事はない」と。

 

そう告げられている。

 

エスカレートしていく暴力行為が自分のことを死に至らしめるのは間違いない。

痛みと切り離された冷静な思考でティオはそう解を導き出す。

 

「……なに、をすれば、いい、ですか」

 

「おお、素直じゃねぇかぁ」

 

ティオは全身から力を抜いて、男から視線を逸らし小さな声で問う。

今自分にできる事は少ない。

 

魔導杖は無く、救援は期待できず、周囲を見回せば男達の数は10人以上ある。

 

自分の細腕で無理に突破することはかなわない。

 

無理に反抗しようとすれば、それこそ死に直結するだろう。

 

ならばどうするべきか――耐えることだ。

 

男達の言うことに従い、奉仕し、生き延びることだ。

 

生き延びれば本来の任務を終えた特務支援課の仲間達が自分を探しに来てくれる。

 

自分を助けに来てくれる。――、一縷の望みが繋がる。

 

「(耐え、抜いてやります)」

 

「(このぐらい――こんな程度の人達に弄ばれるぐらいの事、なんてことないです)」

 

青い瞳に光が戻る。

決意の瞳だった。

ティオは腕に力を入れてゆっくりと身体を起こして、自分を見下ろす男を正面から見た。

 

「けどよぉー、気に入らねぇなぁ~」

 

男の脚が持ち上げられる。

 

「……え?」

 

ティオは、眼前の光景がなぜかスローに感じられた。

同時に「嫌な予感」が頭を駆け巡る。

 

「その目がなァ~……気に入らねぇんだよッッッ」

「げ、ぷっっ!?」

 

胸に男の靴底がたたきつけられる。

強い衝撃に、心臓が止まるような感覚がした。

 

起き上がった身体が地面にたたきつけられ、全身に凄まじい衝撃が走る。

視界が明滅し、呼吸ができなくなる。

 

ティオには理解できなかった。

自分は従順になる姿勢を示したはずだ。

 

それがなぜ、また理不尽な暴力に晒されているのだろうか。

 

「そのッ、目がよォッ」

 

「ひっやめっ――ぶぎゃあっ」

 

女のものとは思えない悲鳴が上がる。

男が馬乗りになってティオの顔を殴り付けていた。

 

ばき、と鈍い音がする。

鼻の骨や頬骨辺りにヒビが入ったか、折れたのだろう。

 

「その目が気に入らねぇんだよぉ、見下しやがってぇッ」

 

「あがっ、あがァッ」

 

何度も何度も。

何度も何度も。

男の拳がティオの顔に叩きつけられる。

端正な顔立ちがどんどんと見る影もなくなっていく。

 

 

「ひぎゅっ」

 

ばき。

顔を正面から殴られた衝撃でティオの前歯が転がった。

 

「ぴぎ」

 

ごき。

左目を強く殴り付けられた。

瞼が切れたのか目から出血し、左目が塞がる。

 

「げ」

 

顎を強く殴り付けられる。

かくん、とティオの身体から力が抜けた。

 

気絶。

顎を殴り付けられた事で脳が揺らされ、ティオは再び意識を手放す事となった。

 

「はーッ、はーッ、クソがッ」

「おーいその辺にしとけよぉ、気絶しちまってるでねえか」

「この女が悪いんだッ、この女がッ」

「つーかそろそろ代われよ、テメーの番終わりだろ」

「ああ!?」

「あ?」

 

男がティオの身体を放り投げる。

べしゃ、と小さな体が崩れた石畳の床に沈んだ。

 

ぴくぴくと震えているティオを他所に、ティオを殴っていた男が他の男達に連れられていく。

やりすぎた、と判断されたのだろう。

他の男達に囲まれタコ殴りにされ、今度は男のほうが床に転がされている。

 

その間に、順番待ちをしていたのだろう。

同じような小汚く、脂ぎった、肥満体型の男がティオを抱き上げる。

 

「ひ、ひひ、かわいそうにねぇ、かわいそうに」

「俺はあんなひどいことはしねぇからなぁ、へ、へへ、ああ、お人形さんみてぇだぁ」

 

べろぉぉぉ、と。

男が舌でティオの頬を舐める。

男は小児性愛者だった。

 

破かれたティオの服をするすると脱がしていく。

「経験」があり手慣れているのか、小さな体はあっという間に一糸まとわぬ姿に変えられる。

 

 

「ぶひひゃひっ、ああ、いい匂い、いいにおいだぁ」

 

男がティオの小さな胸に顔を埋めて深呼吸する。

もし意識があれば嫌悪感で気絶していたかもしれない。

 

「きれいきれいしようねぇぇぇえええ」

 

男の舌がティオの全身を這い回る。

胸。

腹。

臍。

黄ばんだ舌が臍孔をほじくり返す。

太腿。

爪先。

脚指の一本一本を、男が丹念に丹念にしゃぶる。

そして秘部。

 

「ぶはぁ、んふー、スーハースーハー!真っ赤だねぇ、かわいそうだねぇ」

「いまおじさんが消毒してあげるからねぇ」

 

唇と舌を赤く腫れた秘部にぴったりと密着させ、男の舌が秘部を舐め回す。

べろぉ、れろえろれろ、ろれろれろ、ぶちゅ、ちゅば、ぐじゅう。

穢れない純潔だった秘部に、すでに見る影はない。

蹂躙され尽くした上に雄臭い涎と唾液でぐちゃぐちゃにされてしまっている。

 

「ハァー、ハァー、次はこっちだねぇ」

 

男が秘部から口を離す。

そうしてティオの身体を抱き起こし、ぐるんと転がして地面に置いた。

 

まんぐり返しの体勢だ。

意識がないまま大事な所を全て晒した体勢をされたティオの股間に男が顔を近づける。

 

「あぁぁ~、かわいい蕾だねえええ」

 

少女の、キツく閉じられたもうひとつの蕾――アナルに男が舌を這わせ、口付ける。

男は重度のアナル好きだった。

 

「はぁぁ……かぐわしぃィ」

 

窄められた舌がティオの穴に捩じ込まれる。

べろべろ、べちゃぐちゃ、音を立てて男がアナルに吸い付いた。

 

「あああああああ、もう我慢できない、挿れるよ挿れるよぉ」

 

口を離した男がガチャガチャとズボンを下ろすとボロンという音と共に極太の男性器が露わになる。

肥え太った体型に見合わぬ凶悪なサイズの性器だった。到底小さなティオの膣に挿いるとは思えない。

 

だがそれが膣に挿れられることはない。

男が性器を充てがったのは舌で濡らしたティオのアナル、ケツ穴だ。

 

まんぐり返しをさせられたティオのケツ穴に充てがわれたそれは、みりみりと音を立てて。

 

「おほぉッッッ♥」

 

「!?ッ あぎゃあッッ!!?」

 

ずぐんっ、ぶつんっ。

 

体重をかけ、一気にケツ穴の奥、直腸まで捩じ込まれる。

尻穴周りの肉が裂け、あまりの痛みにティオが意識を取り戻す。

 

「な、にッ!? なにっ、いた、ああ!!」

 

「ぶほおおおおおおおおおおっ♥♥♥」

 

ティオの意識が戻ったことなど意に介さず男が上から腰を打ち付ける。

その度に裂けた肉から出血し、尻穴と男の性器が真っ赤に染まっていく。

異物を排泄しようと肛門がミリミリと音を立てて性器を締め付けるが、男にとっては快感にしかならない。

 

一方のティオにとってはたまったものではない。

そもそも、尻周りの肉が裂けているのだ。酷く出血もしているし、動く度にキズは酷くなる。

なにより尻穴に入り込んだ異物感がとてつもなく気持ち悪い。

排泄の快感などはない。ただ乱暴に尻を掘られる痛みがあるだけだ。

 

「ぬい、てくださいっ、抜けッ、抜いてェッ」

 

「おおおお♥いいよォ♥締め付けてくるよぉッ♥」

 

傷みを堪えながら折れた脚を無理矢理に振り乱して男に叩きつけるティオ。

手も拘束されていないため、拳を握って全力で殴り付け抵抗した。

 

だが男はそれも意に介さない。そもそものウェイトが違うのだ。

か細い少女の蹴りや拳など虫の抵抗にすらならない。

 

 

「うおおおおッッッ射精るぅぅっ」

「や――ああああ!!熱い!お尻、がァ!!」

 

ばつんっっっ。どびゅうっ、ぶぶりゅっ、ぶりゅうぅっ。ぼびゅっ。

 

尻穴の中で男の男性器の先端がぷくっ、と膨れ上がり一瞬後に爆発する。

不摂生から酷く黄ばんだ薄汚い白濁が尻穴に注ぎ込まれる。

 

濁流のように放たれる白濁は尻穴の外にも溢れ出し白い肌を汚す。

 

ぬぷっ……ぶぼっ。ぶぴゅっ。

 

男が男性器を引き抜けば、尻穴はぽっかりと大きく広げられていた。

引き抜くときには空気が漏れて「へ」の様な音が響く。

 

げらげらと、男達の嘲笑がティオの耳に聞こえてくる。

顔の腫れとは別に、頬が赤く染まるのを感じた。

 

「おいデブ、変われよ次は俺達だろ」

「ぶひっ、ひぃっ」

 

ティオから離れた男が、また別の男に蹴り飛ばされる。

今度は、集団だった。男達がティオを取り囲む。

前二人の男達と比べ、そこまで薄汚い風体ではない。

もちろんお世辞にもキレイとは言えない格好ではあるが。

 

 

「(……この人達なら、さっきの二人、よりは)」

 

それでも、ティオが見た限りでは少しは話しが通じそうであった。

 

「あの!あ、あなたたちに従います、ですから、もう少し優しく――」

「便器が喋ってんじゃねーよ」

「んぐぅッ!?」

 

交渉を試みて開けられたティオの口に男性器がねじこまれる。

 

「噛んだら殺すぞー、あー、いいわぁ」

「んーッ、んんんんーッ!!」

 

男がティオの髪を掴んでがしがしと頭を動かす。

まるで人間として見ていない、道具としての扱いだった。

 

「んじゃ俺等はこっち使うかぁ、オラ腰浮かせよ」

「デブの後が気に食わねぇけどしょうがねぇな」

「手ぇ動かさなきゃ承知しねーぞ」

 

「んんッ!んんんッ……ん゙ーーーーッ!!!!」

 

いやいやと首を横に振ろうとするも、頭を抑えつけられそれは叶わない。

 

男達がティオの身体を持ち上げ、一人がティオの下に。

もう一人がティオの後ろに。

余った男達がティオの左右に回って小さな体を取り囲む。

 

「ん゙ッ゙!!!んんぅ!!んーー゙ッ!!!」

 

ずぶんっ、ずぶ、ぐりぃっ、ぐりゅんっ。

 

下の男はティオの膣に。

背後に回った男は先程開拓されぽっかりと口を開けている尻穴に。

左右の男達はティオの手を取って自分たちの男性器を握らせる。

 

「おい、俺等余ってんだけど」

「知るか、髪でも使っとけよ」

「しょうがねぇなぁ」

 

順番待ちの男達はティオの髪の毛を取って自分達の男性期に巻きつけ、自分の手で扱き始める。

 

ティオにとっては悪夢の様な光景だった。

普段の自分がこの光景を見れば首でも吊るか耐えきれず気絶するだろう。

 

「ん゙!!んぐゥ!!ん!お゙ッ゙゙ん゙゙!」

 

今のティオも、気絶してしまいたかった。

 

だが、口内を蹂躙する痛みが。

尻穴を掘られる激痛が。

膣を裂き流れる血が。

 

あらゆる痛みがそれを許してはくれない。

気絶する事すら許されず、身体を弄ばれ、ティオは男達の上で、下で身悶えをする。

 

「てめーちゃんと舌絡ませろよ、オラ」

 

「んぐゥっ゙!?」

 

「お、おお、そうそう、あー……」

 

口に男性器をねじ込んでいる男がティオの頭を掴み、喉奥まで突き入れる。

性器を追い出そうとする舌の動きが男の望みに叶ったのか、

男が快楽に間延びした声を上げた。

 

だがティオはそうではない。

 

呼吸ができない。

 

下からも、後ろからも無理矢理に性器を突きこまれてただでさえ喘ぐ程度の呼吸しかできないのに。

物理的に口を塞がれ、鼻で息をすることしかできない。

その鼻呼吸も男のまたに顔を密着させられていればまともにすることが不可能だ。

 

抵抗しようにも両手は違う男達の性器を扱きあげるのに「使われて」いる。

 

頭を抑えられているため、いやいやと頭を振る事もできない。

 

次第に酸素が足りなくなってティオの意識がまた遠のいていく。

 

今日何度目の気絶だったろうか。

曖昧な意識ではもはやそれすら定かではない。

 

「あー、出る出る、出すぞ」

「ん……ご゙……お゙……………ッッッッ」

 

ごぶっっ。ごびゅっっ。

ティオの喉奥で精液が放たれる。

反射的に飲み込もうとするが、全て飲み込むなどできるわけがない。

 

口から精液が溢れ、下からティオを突き上げている男の肌を涎と一緒に汚した。

 

「テメッ汚してんじゃねぇよ、オラァッッ!!」

「……、……ッ……ッ……」

 

抗議するように、男ががしがしと乱暴に下から突き上げる。

反論などできるわけがない、別の男の性器で口が塞がれているのだから。

 

「こっちも出すぞッオラッ孕めッ」

「俺も出るわァ、あー」

「あー、手ぇやわっけぇ、イクイク、あー、イク」

 

 

どびゅっ、びゅるるるるるるっ。

ぼびゅぅぅぅ、びゅっびゅっ、ぼびゅっ。ごびゅっ。

 

膣に、尻穴に精液が注がれる。

手と髪を「使って」いた男達もいくらか遅れて精液を放つ。

 

空色の髪が白濁で汚され、無垢だった膣穴と尻穴も男達の物で染め上げられる。

 

「あー、えがったえがった……あ?こいつまた気絶してんぞ」

 

男達が離れれば精液と血が混ざった液体の中にティオの身体が沈む。

ぽっかりと空いたアナルと、精液を垂れ流す膣穴を晒すように尻を高く上げ、陸に上がった魚のように痙攣している。

 

「きったねぇなぁ、洗おうぜ、暫く使うんだろ?」

「だな、水で洗ってりゃ起きるだろ」

 

一人の男が髪を引っ張り少女の身体を引きずる。

ぶちぶちと髪がちぎれ、石畳の床で擦られた肌が真っ赤に染まっていく。

 

しかし誰も気に留めるものなどいない。

 

少女は多少傷付いた所で可憐だし、壊れたら別の女を連れてくれば良いのだ。

ティオの身体は、薄暗い街の更に奥、草臥れた建物の中へと引きずられて行った。

 

 

―

――

――――

 

 

「(う、あ)」

 

ろうそくの灯りが照らす部屋の中で少女が目を覚ます。

 

「(……キズ……)」

 

暗がりの中、まずティオは自分の状態を確かめる。

顔や身体の傷は最低限の治療もされていないようだった。

 

折られた脚も合わせて、全身にずきりと痛みが走る。

 

特に膣と尻の裂傷が酷いように感じる。

血は収まったようだが、今もひりひりとしている。

 

おそらくは眠っている間にも男達に「使われて」いたのだろう。

 

それに、今もまだ中に違和感がある。

目覚めてすぐに男達に蹂躙されているのか――と考え視線を彷徨わせるも男達の姿はない。

 

正面のベッドで眠りこける見張りと思わしき男の姿があるだけだ。

 

「んゥ……ゥ」

 

逃げ出せないものか、とティオは身体を捩り声をあげようとする。

しかし無情にも両手は天井から吊り下げられたロープで縛り上げられていた。

ご丁寧に口には猿轡を噛まされている。

脚に拘束はされていないが、折れていて歩く事はままならない。

 

手が動かない以上這いずって逃げる事は難しそうだ。

 

「ふ……ン、ンふゥ」

 

呼吸を整えようとして、自分の喉から熱を帯びた吐息が漏れる事にティオは気付く。

そこで体の中の異物感の正体に気付く。

 

膣と尻に大人の玩具――資料で見たことは在る――バイブが挿入され、小さな振動が与えられ続けていた。

 

胸と陰核――クリトリスには小さく震える卵の様な機器がテープで取り付けられていた。

これは確かローター、とか言うものだったかとティオは記憶の中を探る。

 

「んゥ、んゥー、ふゥーッ」

 

身を捩り、穴に力を入れ異物を体の外に出そうとするが、どうも何かで固定されているようでそれもままならない。

身体を倒そうとするが、両手から繋がったロープが地面に倒れる事を許してもくれない。

ティオの身体は両手を天井に吊られた体勢のまま完全に固定されていた。

 

「ァァオ……ッ、ッ、ッ」

 

ティオがロープを千切れないものかと腕を思い切り引っ張る。

巻きつけられた手首が痛むだけだった。

 

「んが……?」

「!」

 

ロープがきしむ音が耳障りだったのか。

眠る男が身を小さく起こす。

 

起きている、と知られればまた責め苦が再開されるかもしれない。

ましてや逃げ出そうとしている事が露見すれば意識を失う前以上の事がまっている可能性だってある。

 

ティオは頭を下げ、意識がない振りを装う。

……そうしていると男は興味を無くしたか、あるいは眠気に負けたのか身体を倒しいびきを立てて眠り始める。

 

 

「(ひとまずは、おとなしくしておいた方が良さそう、ですね)」

 

「(……まだ、脱出できる可能性はあります、体力を、温存――回復させないと)」

 

ティオの心は折れていない。

今は雌伏の時だ、と自分に言い聞かせ吊られた腕の痛みに耐える。

 

逃げ出す機会は必ず来るはずだ、と言い聞かせながら。

 

 

 

……

 

…………

 

………………

 

……………………

 

…………………………

 

数時間が経った。

窓から差し込む光は日光から夕焼けに変わっている。

 

その間、誰もこの小屋を訪れてはいない。

見張りの男も時折身を起こす事はあるものの、基本的には眠りこけたままだ。

 

「ン……フゥ」

 

猿轡を噛まされたティオの口から熱い吐息が漏れる。

 

ぴちゃりとティオの足元で水音が鳴る。

秘部から垂れた愛液が動かない太腿に当たった音だ。

 

身体は火照り、息は荒くなり、脳は痛みと呼吸困難以外の要因で呆けている。

原因ははっきりしていた。

 

胸に貼り付けられ、秘部と尻穴に挿れられ、今も ゔぃいいん と音を立てて動き続ける大人の玩具だ。

 

「フー……ンンン……ンッ」

 

ティオの身体が、跳ねる。

小さな身体は軽い絶頂に達していた。

 

「ンッ、ンッ……」

 

玩具達は小さな体に甘い刺激を与え続ける。

乳首はぴんと張り詰め、秘部からは性感を刺激された事で分泌された愛液が溢れている。

尻穴も違和感こそあるが、異物感そのものは最初よりも無くなって来ていた。

 

呆けてくる思考で浮かぶのはどうして男達が自分をなぶりに来ないのか、ということだ。

 

意識を失う前はあれだけ乱暴に攻め立てて来たというのに。

意識が戻って以降は見張りが一人いるだけで、何もされていない。

 

正確には玩具で玩具にはされているのだが、それだけだ。

痛みはなく、延々と甘い刺激を与えられている。

 

「(まさか、私が快楽に負けて自分から求める――だなんて思っているんでしょうか)」

 

ティオは胸中でせせら笑う。

そんなものは三流の官能小説の中だけの話だ。

 

確かに性感を感じているが、状況を思えば自分の中では不快感の方が勝っている。

 

それで男達に従うなどと。

ましてや懇願することなど有り得ない事。

 

そう結論付けてティオは呼吸を整える為、深く息を吐いて、吸う。

 

「(見張りの交代や食事があるはず)」

 

「(私の事も、……身体を使うなら、ずっと手を縛っていることもないはずです)」

 

「(その時が逃げ出すチャンス――)」

 

「(ロイドさん達の下に、帰るんです。帰らないと……っ)」

 

まっていても助けが来るとは限らない。

あるいはあちらも何か大変なことになっているかもしれない。

 

「(次は、噛み付いてやります)」

 

多少殴られたり、危険があったとしてもやりとげてみせる。

深く呼吸をしながら、ティオは胸にそう誓った。

 

……

 

…………

 

………………

 

……………………

 

…………………………

 

 

「フーッ……♥……フーッ……♥」

 

 

更に数時間が経った。

外はすっかり日が沈んだのか、窓から差し込む光は淡い月光だけになっている。

 

見張りをしていた男は、ティオが眠った振りをしていると扉に鍵も掛けずに出ていった。

交代の見張りなども来ていない、逃げ出すのには絶好のチャンスだ。

 

だがいかんせん手首を縛るロープを解く事ができない。

男が出ていったスキを見て思い切り引っ張ってはみたものの、縄が手首に食い込むだけだった。

 

そして、もう一つ、二つ問題がある。

 

身体が熱い。

特に薬などは盛られていない筈だ。

 

だが両の胸と秘部、尻穴の4点から与えられる刺激が身体を嬲り続けてきている。

 

両足の痛みや、暴行を受けた身体の痛みが麻痺してきた事も大きいだろう。

痛みは麻痺して忘れていられる。

しかし継続して与え続けられる快楽を忘れる事ができない。

 

既に身体は何度も軽い絶頂に達し、秘部からは愛液と、耐えきれなかった小水も溢れている。

足元は二つの体液が混ざりあった液体でぐちゃぐちゃに濡れてひどい不快感をティオに与える。

 

だが、それでも快楽だけが止まってくれない。

 

延々と、快楽が与え続けられている。

 

これならば痛みの方がまだマシだ、とティオは思った。

 

「(でも、耐えないと)」

 

それでも、とティオは猿轡を噛まされている歯を食い縛る。

口の中を噛んで痛みを紛らわす事はできないが、顎に力が入り歯が軋んで少しだけ気が紛れる。

 

「ンッ♥」

 

ゔぃいいいいん。

身を捩ると振動するバイブが、良い所を擦る。思わず声が出た。

誰かに聞かれていなかったのは幸いだったろうか。

 

「ンー、フゥ、フゥ……♥」

 

荒い息を吐き出しながら、ティオは身体を身悶えさせる。

快感も度を過ぎれば苦痛に変わってくる。イクのが辛い。

 

絶頂するのは体力を使うものだ。

――このままの状態では脱出する前に体力が尽きてしまう。

そう思ったティオは一か八かの賭けに出る。

 

「ンッ、ンゥッオゥンッ」

 

ぎし、ぎし。

残った体力を使って両手を縛るロープを撓らせる。

勢いを付けて、どうにか千切れないかと必死で身体を動かす。

 

――きし、とロープを括り付けられた天板が軋む音がした。

 

「(いける)」

 

ぐっ、ぐっ。ぐいっ。

――――ばきんっ、がたんっ、がたたんっ。

 

「(! やったっ……!)」

 

ロープが括り付けられていた天板が外れて落下してくる。

閉じ込められている場所がボロ小屋だったのが幸いした。

天板そのものが老朽化していたようだ。

 

「んゥ――ぷはッ……はッ、はッ」

 

ティオはまず手首の拘束を解こうとする。

キツく結ばれてはいたが、括り先が壊れてしまえば抜け出すのは容易だった。

 

「ァ……ッ♥、は、ァ」

 

自由になった手で両胸に付けられた玩具を取り外して放り投げる。

続けて膣と尻穴に挿入された玩具に手を伸ばした。

 

「ァ、お♥ ――はァ、ハァ、ア、あ♥」 

 

ぐにゅううう。ずりゅ……ぐぽんっ♥ぶびっ♥

 

「ハー、ハー、フー……ッフーッ……」

 

まずは、膣穴に挿入されていた極太のバイブを取り除く。

引き抜けば卑猥な音を立てて膣内から精液が濁流の様に溢れ出した。

 

「ンンッ、ンッ♥……ンンンーッ……!」

 

必死に声を噛み殺しながら、尻の筋肉も使って今度は尻穴のバイブをひり出す。

排泄をしている気分だった。やがて「ぶぼ」「ごとん」と音を立ててバイブが離れた。

 

ぽっかりと開いた尻穴はすぐにはもとに戻らない。

尻穴が開かれた、妙な感覚が気持ち悪くてティオは身体をよじった。

 

 

「(鍵を掛けられた音はしなかった、……いけますっ)」

 

ずり、べちゃ。

濡れた下半身の不快感に耐えながら、ティオは出口へと這いずる。

 

「(もう、少しっ――)ンッ……♥」

 

這いずる中で、乳首が床に擦れ甘い吐息が漏れる。

開発されてしまった身体に悔しさが込上がり涙が流れそうになるのを、ティオは必死でこらえた。

 

 

「(帰らなきゃ――帰らないと、帰るんですっ……)」

 

まともな人が居る所まで逃げることができればなんとかなる。

自分の居場所が待っている。そう心の中で繰り返し繰り返し念じて自分を奮い立たせる。

 

「(もう――少しっ)」

 

ティオがドアの前まで這いずり進む。

そうして、必死に身体を起こしてドアノブを握り、ドアを開いた。

 

 

 

「――ぁ」

 

 

開いたドアの先に立っていたのは薄汚れた大柄の男だった。

当然のこと。

天板が崩れるような大きな音が立って気付かない訳もなく。

また、ドアの外に見張りが居ないはずもなかった。

 

「ひ」

 

ぺたん、と力なく手が地面に落ちた。

冷たい目線がティオを見下ろす。

 

 

「い、ぎゃああああッッ!!?」

 

そうして、思い切り手が踏み付けられる。

男の靴は土木作業用のスパイクだった。

 

手指がへし折れると共に、棘が突き刺さりどくどくと血が溢れ出す。

あまりの痛みにティオが絶叫を上げた。

 

その声を聞きつけてなんだなんだと男達が路地や建物野中から姿を現した。

 

「こいつ逃げようとしてたのか」

「俺等が飼ってやろうとしたのに」

「生意気なガキだなぁ」

「もういっぺんしつけが必要みてーだなぁ」

 

 

「ひっ――や、やめっ、やめッあぎッぎゃあッ、ひぃぃっぎィッッ」

 

ぼか、ばき、ごき、めき。

転がったティオの身体が男達に何度も踏み付けられる。

 

手も腹も、折れた脚も、顔も、性器も。

 

踏み付けられた表紙に歯が何本かへし折れる。

既に折れた脚も、執拗に痛めつけられた。

 

手も、鈍い音がした。もう自分の意志では動かないだろう。

髪の毛も踏み付けられ綺麗な空色の髪が黒ずんで痛む。

 

透き通るような白い肌は全身は、青あざだらけだった。

 

 

「ひッ、ひッ、ひぃッ」

「オラ何泣いてんだよガキぃ、土下座しろ土下座ァ」

「ひッはッ」

「ひぃじゃねえだろこらぁッッ」

 

「ぶげっッ!!? おえええッ!!」

「うわッきったねぇッてめェッ」

「ああッあああああああッ」

 

ティオの腹に、つまさきがめりこむ。

衝撃にティオが嘔吐すれば頭を蹴りつけられた。

 

吐瀉物にまみれながら、ティオが苦悶に転がる。

 

「おーいそのへんにしとけ、死んじまったら楽しめねぇだろ」

「チッ、ったくよぉ……あ?」

 

 

「(逃げ、逃げなきゃ、ころされ、ころされるッころされるッ)ぎゃッ、ッ、離ッ、離してッ」

 

 

ティオは痛みの中、尚も這いずって逃げようとする。

もちろん逃げられる訳もない。その脚が掴まれ持ち上げられ宙吊りにされる。

 

「まだ立場が分かってねぇみてぇだなァ」

 

「うる、うるさいッですッ、あなた達なんてッ、最低の犯罪者ですッ」

「今に私の仲間が来て全員逮捕されて牢屋の中ですからねッ、この、クズ共ッ」

 

ティオは半ば半狂乱になりながら言葉を紡ぐ。

事実ではあった。

 

事が露見すれば全員が牢獄に叩き込まれるだろう。

だがそれは露見すればの話だ。

 

今、この場に置いては男達の神経を逆撫でするだけの言葉に過ぎない。

 

「うるせぇ雌穴がァッ」

「ぶげぇッッ」

 

持ち上げられたティオの身体が振り回され、顔面から地面に叩きつけられる。

べきっ。

鼻の骨が折れる音がした。今のティオに確認するすべはないが目に見えて曲がっている。

 

「立場をわからせてやる必要があるみてぇだなぁ……」

 

「おい、だったらよ、こういうのはどうだ?」

 

「あ? ……へへ、おもしれぇじゃねえか」

 

ティオの意識がまた遠のいていく。

――白くなる視界の中で男たちの下卑た笑いが耳にこびりついていた。

 

 

…

 

……

 

………

 

ゔいいいん。 ゔいいいいん。  ゔいいいいん。

 

目覚めていく意識の中で鈍い快感と玩具の駆動音を感じる。

 

「ああ、連れ戻されて同じ様な状態にされたのか」と考える。

 

どれぐらい時間が経ったのだろう? あるいは感覚的にもう何日か経過しているかもしれない。

 

僅かな諦観と、「それでも絶対に逃げ出してやる」という決意と共に目を見開く。

 

――暗い。

今度は目隠しもされているようだ。

代わりに猿轡はされていない。

 

玩具も、後ろの穴と胸にしか付けられていないようだ。

……それでも快感を感じてしまっている自分の体が浅ましくて泣きそうになる。

既に後ろの穴の異物感は、ティオに快感を与えるようになってしまった。

 

「目が覚めたかクソガキぃ」

 

男の声が響く、声からして最初に自分を陵辱しその後も暴力を奮っていた男だ。

 

「喜べぇ、てめぇが立場をわかってねぇみてぇだからしっかり教育してやるぜぇ」

 

「ここがどこかわかるか? 俺たちの便所だ」

 

「てめぇは今日から俺たちの気の済むまで、俺達の便器になるんだよぉ」

 

言っている言葉の意味がティオには理解できなかった。

 

便器、というのは小水や排泄をする道具だ。

人間を道具にする――という言葉の意味がわからない。

 

「へへ、こういうことだよ、よっと」

「……? うぇッ……あっ……!?」

 

男がズボンを下ろす音がした。

そこに至ってようやく言葉の意味を理解する。

 

”文字通り”だ。

男達はティオの身体を「便器」として扱うつもりなのだ。

 

ちょろ、じょぼぼぼぼ、じょぼぼぼ。

 

「い、――やああああッ!!!」

「ひはははッ、ああ、うるせえ便器だなぁ」

 

ティオの頭から男の尿が掛けられる。

 

――ティオの身体は男達が協同トイレとして使っている小便器に縄で括り付けられていた。

 

「いやァ汚いッ臭いッいや、いや、いやァ」

 

全身で抵抗しようとするが、今度の拘束は非常に固く結ばれているらしくびくともしない。

当然ながら便器事態もしっかりと壁に固定されているようで天板の時のようには行かないのがはっきりわかった。

 

「ひィッ、臭いッ、臭いィィっ」

 

ちょろっ、ちょろろろっ、ちょろっ……ジィーッ。

 

「あああああ~~……ふぅ、出たでたァ、よっと」

「きゃああッ冷ッ、ああッ」

「使い終わったら洗わねぇよなァ、他の連中がうるせェからよお」

 

ばしゃァンっ。

出し終えた男がティオにバケツに入った冷水をかける。

そうして今度は幼膣に男性器を充てがった。

 

「小便出したらこっちも出しとかねぇと、なァッ

「ああッ」

 

ぐぶりゅっ。

男を受け入れる為の器官として開発されつつある幼膣が男性器を受け入れる。

 

「オ?前より具合よくなってんじゃねぇかぁ」

「な――違ッ、違うッ、そんなことないですッ」

「嘘ついてんじゃねぇッ俺等のちんぽが気持ちいいんだろッオラッ」

「ああッ違うッ違うぅぅッうううッ」

 

嘘だった。

ティオの心が、言葉がどう紡がれようと身体は男を受け入れている。

 

勿論快楽や気持ちよさからではない。慣れと防衛本能だ。

責め苦を受け続けた身体が状況に適応し身体を守るために愛液を分泌している。

 

道具で広げられた膣内が男を受け入れやすくなっている。それだけの話だ。

 

だがティオにそれを区別する程の知識はなく、男達もそれを分けて考えるほどの知能はない。

もし知能があったとしても関係のないことだ。

 

男達としては「穴が使いやすくなっているだけ」なのだから。

 

「へへッへっ俺等の便器として使い倒してやるからなァ」

「あうううッ、ううッやあああッ」

 

どびゅっぶりゅるるっ、ぶびゅぅっ。

絶頂し精液を注ぎ終えた男が、ティオから離れる。

 

「んじゃ交代だなぁ、大事に使えよぉ」

「お前が言うんじゃね―よ。 へへ、嬢ちゃんそんじゃ失礼するぜぇ」

 

矢継ぎ早に、次の男がティオに覆いかぶさる。

長い、長い、地獄がはじまった。

 

 

 

――、一週間後。

 

「ンッ!!!オウゥンッ♥ハァッ♥!!オ、オ゙ンッ♥!!」

 

がくがくがくがくがく。

ティオの身体が揺さぶられる。

 

秘部には男の一物が捩じ込まれていた。

これで、今日何人目だろうか。

もはや数は分からない。

 

分かっているのは、今のティオが浅ましく快楽を感じてしまっているということ。

男達の精液を叩きつけられると共に何度も絶頂に達してしまっているということだ。

 

代わる代わる、男達はティオを陵辱する。

その中にはティオが快楽に狂う様を楽しむものもいた。

 

執拗に丁寧な愛撫を繰り返し、膣穴を弄り、尻穴を弄び、ティオを絶頂させるのだ。

 

そうされる中でティオの身体には消せない快楽の火が灯ってしまっていた。

 

俗に言えば「開発」されてしまったのだ。

 

ティオを陵辱しているのは、この街の浮浪者達だ。

 

中には「女衒」のようなものもいた。

 

女衒とは女を調教して娼館などに売り捌くものだ。

 

その辺の男達とは腕が違う。

 

一度陵辱され、道具で快楽の味を知った女の体を開発することなど容易いことだ。

 

もちろん媚薬の様にとはいかない。

 

開発し、快楽を得るきっかけとなる種を植え付ける程度だ。

 

だが今のティオに対してはそれで充分だった。

 

なにせ四六時中絶え間なく陵辱されているのだ。

 

男の気が済めば違う男に、また気が済めば、また違う男に。

 

痛みが麻痺し萌芽を得てしまった身体は快楽を与え続けられ、開花する。

 

男達の単調な腰の動きでも、繰り返されれば快楽を感じてしまう。

そんな身体に、ティオの未熟な肢体は作り変えられてしまっていた。

 

 

「おおおッ、射精ぞォッ」

「おぅッ゙、おおおおおおおッッッ♥」

 

獣の様な喘ぎ声を上げてティオが絶頂に達する。

数えるのもバカバカしくなる程の何回目かの絶頂だった。

 

どびゅぅっぶびゅぅ。

精液を注ぎ込まれる熱すら、ティオはどこか愛おしく感じてしまう。

いや、しまいそうになる。

 

――ティオの心はまだ折れていなかった。

この状況においても脱出してみせる、という決意を抱いていた。

 

いくら心と身体を砕かれようとも決して負けはしないという覚悟があった。

 

男達は、それを嘲り笑うように陵辱を繰り返す。

 

 

――また、違う日。

 

「オラ飯だ、食え」

 

「……ッ」

 

目隠しをされ目に見えぬ状態で顔の前に何かが乗せられた皿が突き出される。

ティオはすんすん、と鼻をならして匂いをかいだ。

 

酷く据えた匂い。

ここ数日でかぎなれてしまった匂いだ。

 

「……こんなもの、食べられません」

 

「いいから食うんだよッオラァっ」

 

「ぎッ!」

 

食べる事を拒めば、顔を更に抑えつけられた。

皿に乗っていたもの事態はサラダや、乾いたパンと思わしきものだ。

 

だが、それだけではない。

それらに男達の精液が――ザーメンが掛けられている。

 

「うえええ」

 

ティオは泣きそうになりながら、無理矢理口に「食事」を捩じ込まれる。

ひどい味だった。

 

野菜にも、パンにも精液が絡み付いている。

喉にひっかかりまとのに飲みこむ事ができない。

 

「へへっ……オラッ飲めッ」

「ンンッ!?ングゥッ、ンゴぉっ」

 

仕方なく咀嚼していると、口にコップかなにかと思わしきものが押し当てられる。

水か、と思ったが違う。

 

これも、精液だ。

コップに並々注がれた精液を飲まされている。

 

狂気の沙汰だ、とティオは思う。

わざわざこのためにコップに射精したのだろうか。

 

そう思ってしまうと彼等の頭の出来を疑うほかなかった。

全員が狂っている。

 

このままここにいては、自分も狂わされてしまう。

 

「(逃げなきゃ、速く)」

 

「(速く、逃げなきゃ)」

 

屈辱で壊れそうになる心を「逃げなければ」という思いだけでティオは奮い立たせる。

 

限界は、確実に近付いていた。

 

 

 

 

――更に、数日後。

 

 

「……」

 

かくんかくんかくん。

ティオの身体が揺さぶらていた。

 

どびゅっ、ぶびゅっ、びゅるるぅっ。

 

その体に精液がぶちまけられる。

 

意識のないティオの身体を男達が「使って」いた。

 

ティオは白目を剥き、口から涎を垂らしてただ「使われて」いた。

 

意識はない。

男達の手酷い陵辱に、また意識を手放してしまっていた。

 

「おーい、反応しなくなっちまったぞぉ」

 

「お、おおお、俺はこれでもいいな……う、うううッ」

 

どびゅっ。

別の男がティオの膣内に精液を放つ。

 

男性器を引き抜くとぼびゅっ、ごびゅっと入り切らなかった分が溢れ出した。

 

「チッ、おい寝てんじゃねぇ起きろメスガキ」

 

また別の男がティオの頬を叩く。

反応はなかった、完全に体力が尽きてしまっている。

 

眠っているのではなく、気絶しているのだ。

痛みを与えたところで目覚める訳もない。

 

「テメェッネタフリしてんじゃねーぞッッ」

 

だが男達にそんなことは関係ない。

いや、「睡眠」と「気絶」を区別して考えられる程の知力がないのかもしれない。

 

男は何度も何度もティオの頬を叩くが、それでも反応がない事を見ると小さく舌打ちして頬を叩くのをやめた。

 

「――ああ、そうだ、アレがあったな、アレをやりゃ起きるだろ」

 

 

男はニヤリと笑ってティオを見下ろす。

周囲の男達が、何をする気なのかと首を傾げた。

 

 

………

 

……

 

…

 

かくん、かくん、かくん。

 

覚醒していく意識の中でティオは自分の身体が揺さぶられているのを感じた。

 

後ろから何かに伸し掛かられている感覚がある。

 

――だが手脚を縛る感覚がない。

目隠しもされていなければ、猿轡もない。

 

「(開放された?)」

 

一瞬、そう考えるが違う。

後ろから体重を掛けている存在がいて、膣内に異物感がある。

 

「バフッ、ワウゥフゥッ」

 

「――え」

 

人間のものではない声が後ろからして、ティオは一瞬遅れて状況を理解した。

 

犬型の魔獣に後ろから覆い被さられている。

そして、――膣内には、魔獣のペニスが捩じ込まれていた。

 

サイズの違いに膣肉が裂けている。

魔獣が腰を動かすとズキリ、と裂傷が傷んだ。

 

「い」

 

「いやああああああ!!!やああああああ!!!抜いて!!抜いて抜いて抜いてええええ!!!」

 

ティオが全身に力を込めて暴れる。

周囲を取り囲んで見物している男達の笑いが響いた。

 

「ワフゥッ」

「ああああ!!やだ!!やだやだやだやだやだあああああああ!!!!」

 

小さな体が魔獣に抑え込まれ、かくかくと腰を打ち付けられる。

その度に血が飛び散って、ティオは爪が剥がれるのも気にせず地面を引っかいた。

 

「バフゥ」

「うぷッッ」

 

ばすん。

魔獣が強く腰を打ち付けると全身を杭で貫かれた様な感覚をティオが襲う。

 

人間の物と比べて一回り以上大きいペニスが膣内に入っているのだ。

強く腰を打ち付けられれば内蔵に負荷が掛かるのは当然のことだった。

 

 

「バフッ、バフッ」

「お゙」

 

どすんっ、どすんっ、どすんっ。

何度も何度も魔獣ペニスが叩き込まれる。

 

ティオの口から吐瀉物が漏れる。

意識が途切れ頭から地面に沈むが魔獣にそんなことは関係ない。

意識を手放したティオの身体を好き勝手に貪り腰を動かす。

 

しかし何の反応もない事に気分を害したのだろうか。

魔獣がティオの肩口に噛みつき、軽くキバを立てた。

 

 

「――ぎゃあ゙あッッ!?」

 

少女のものとは思えない濁声の悲鳴が上がる。

げらげらげらげら。笑い声が響いた。

ティオの痴態は、男達にとっては良い見世物だ。

 

「ひィーっ!ひッ、ひぎゅゥッッッおぎゅッッ」

 

がくがくがくがくがくがく。

魔獣が腰の動きを早める。ティオは直感的にこの後に起こる事を理解した。

 

「やべッ!!やべてえ゙え゙ッ!!お願いだからぁあ゙あ゙あ゙!!!」

 

涙を流しながらティオが魔獣に懇願する。

その体を突き飛ばそうと押すが体重差でどうにもならない。

 

そして、必死の抵抗も虚しくそれは訪れた。

 

「バフゥゥゥッ」

 

「――――あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」

 

どぶりゅるうううううううう。

ぼびゅううううううううっ。

ぶびゅびゅっ。

びゅるっ。

びゅっ。

 

「あ゙ あ゙ あ゙ 、 ……あ゙あ゙あ゙……」

 

魔獣ペニスから魔獣精液が放たれ膣内を埋める。

1分は掛かっただろうか、長い長い射精が終わって魔獣がペニスを引き抜いた。

 

どぼっ、どぼぼっ。

精液が溢れてティオの膝下に精液だまりを作った。

 

魔獣に犯され、あまつさえ中出しされた。

絶望感をティオの胸が支配する。

 

口からは意味をなさない言葉が漏れる。

 

心は完璧にヘシ折れていた。

 

 

「おーし、こんなもんでいいか、オイ、そいつあっちやっとけよお」

 

ティオを取り囲んでいた男達の一人が前に出る。

魔獣は、別の男が首輪をつけて他所へと連れて行った。

 

しゃがみこんだ男が精液溜まりに沈んで痙攣するティオの髪を掴み、自分の方へと顔を向かせた。

 

「自分の立場が分かったかぁ?」

 

「これ以上魔獣のちんこ挿れられたくはしたくねぇよなぁ?」

 

「じゃあ、どうすりゃいいかわかるよなぁ?なぁ?」

 

言い切って男がティオの頭を放り投げる。

がつん、と石畳に額がぶつかり血が流れた。

 

ティオはゆるゆる、と痛む身体を動かして――土下座の体勢をとる。

 

 

「も、も、もう、ゆるして、ください」

 

「にげだそうとしたり、しません」

 

「いわれた、とおりに、します」

 

「だから、これいじょうひどいことしないでください」

 

「いたいこと、しないでください」

 

「おねがいします、おねがいします、おねがいします」

 

「おねがいします、おねがいします、なんでもします、なんでもしますから、おねがい……」

 

 

ティオは小さな体を震わせながら必死に言葉を紡ぐ。

限界だった、心は粉々に砕けて痛みと恐怖に負けてしまった。

 

これ以上は何もできない、何の抵抗もできない。

自分にできるのは男達にただ従いながら助けを待つことだけだ――そう理解してしまった。

 

ティオを見下ろす男がニィ、と笑った。

 

そうして。

 

 

「イヤだねバァァァァアアアカァァ!」

 

「ぎゃ」

 

ティオの頭を思い切り踏みつける。

既に何本か欠けていた歯が、更にへし折れ欠けた。

 

「一回逃げようとしたヤツを許すわけねぇだろうがよお」

 

「大体テメーの仲間が来たら俺たちは牢にぶちこまれるんだろぉ?」

 

「だったらそうなる前にテメーのことぶっ壊してやるよぉ、へへへ、ひひひひひ!!」

 

頭を踏む足に力を込めて男が笑う。

周りを取り囲む男達も楽しそうに笑った。

 

ティオは漸く理解した。

 

男達に捕まった時点で、自分の人間としての人生は終わっていたのだと。

 

 

…

 

……

 

………

 

 

――数日後。

 

 

 

「――ティオッッッ!!」

 

暗い納屋のドアが開かれる。

ロイド・バニングス。

 

特務支援課の一人でありティオが慕っていた男。

彼が仲間達と共にティオの居所を突き止め助けに来たのだ。

 

 

「……ッッ!!」

 

 

だが、ようやっと辿り着いたロイドが見たのは悲惨で、陰惨な光景だった。

 

 

――少女の身体は部屋の床に打ち捨てられていた。

 

その秘部と股間には大男の腕程のサイズはあろうかという玩具が。

 

その首には、壁に鎖で繋がれた犬の様な首輪が付けられていた。

 

 

ロイドの姿を見たティオ「だったもの」はゆっくりと身体を起こす。

 

 

「あは」

 

「おべんきをごりようですか」

 

「どうぞ、ごじゆうにつかってください」

 

「わたしはおまんこべんじょです」

 

「おまんこしますか、おしりでしますか、おくちでしますか」

 

「なんでもします、なんでもします」

 

「だからぶたないで、たたかないで」

 

「なんでもします、なんでもします……」

 

 

その目に光はなく、ロイドのことは映っていない。

心は完全に壊れ、自分が誰か、ロイドが誰なのかも理解できていない。

 

全ては、おそすぎたのだ。

 

 

――ロイドの絶叫が木霊する。

 

後にこの事件はクロスベル最悪の事件として処理される事となる。

 

少女の陵辱の過程を撮影した動画はスナッフフィルムとしてなり、

 

ティオ・プラトー「だった」少女が本来の姿にもどることは、ついぞなかった。




しんじて。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。