家に帰ると、黒歌の格好は着物ではなかった。
「どうしたんだ、その格好は」
俺は思わず驚きを隠せずに呟くと
「にゃははは、いやぁ、面白そうだったから、思わず着ちゃったにゃ」
それはどこか時代を感じさせる黒を基調としたロング丈。
襟と袖の白いカラーと、腰部から太ももあたりにかけてミニ丈の白いエプロンが着けられているほかは、華美な装飾は見られない。
だからこそ大きな胸元や女性らしい腰部のラインが、目のやり場にも困るほど強調されていた。
何よりも元々が猫又という事もあって、その格好は猫耳メイドという感じになっていた。
しかも所々改造されているのか、胸に穴が空いていたり、下半身の肉感がわかるほどの極薄である。
そして、自然と目は黒歌のメイド服の下にある太股をゆっくりと見つめてしまう。
引き締まった足首とスラリと美しい脛。太腿は襞の多い濃紺のスカートに隠れているが、布地の上からもむっちりと熟れた肉付きが感じられた。
匂うような黒歌の色香は、この身体が悶えるのを見て興奮しないでいられる男がいるとは思えない程の魅力があった。
「ほらぁ、ご主人、こっちに来るにゃぁ。
ご主人、最近耳掃除怠っているから、私がしてあげるにゃ」
そう言いながら、俺を誘うように黒歌は誘ってくる。
「はぁ、それだったら」
俺はそのまま黒歌の言葉に従うように、彼女の太股の上に頭を乗せる。
低反発枕とは比較にならない程に沈む柔らかさを感じながら、俺の耳を掃除する為に彼女は少し屈んでくる。
その結果、彼女の顔が俺の顔のすぐ傍まで近づいてきて、ふわりとした良い匂いが鼻腔を刺激する。
更には、彼女が動く度に揺れて目に入る胸元の谷間が強調されていく。
その光景に、つい目を離せなくなってしまう。そんな俺の反応を楽しむかのように、艶のある笑みを浮かべた黒歌が言葉を続ける。
「ねぇ、ご主人……お姉さんのおっぱいで、癒されたくないかにゃ?」
妖しい声で誘惑してくる黒歌だが、残念ながら俺はそこまで女慣れしていない。なので、その魅力的な提案に対して無言のまま首を横に振るしかなかった。
「えぇ~? もうっ! せっかくサービスしようと思ったのに!」
不満そうな声を上げる黒歌だったが、すぐに気を取り直した様に優しい手つきで俺の耳かきを始めた。カリッ……カリッ……。
心地よい音が耳に響く。自分でやるよりも遥かに気持ちよく感じる事に驚きながらも、それが相手が好きな相手だからだと気が付いてしまう。
「あぁん♪ もう少し強くして欲しいって言って欲しいんだけどなー」
甘えた様な口調で言う黒歌。しかし、俺はそれに対して素知らぬ顔をするしかない。ただ黙々と耳掃除をして貰っていたのだが、途中で黒歌が何かに気付いたように口を開く。
そして、まるで悪戯を思い付いた子供のような表情になったかと思うと、次の瞬間には俺の耳の中に舌を入れてきたのだ。
生暖かい湿った柔らかい物が侵入してきて、思わずビクリとしてしまう。
そんな反応をする俺に対し、黒歌は楽しげな笑い声を上げてさらに激しく責め立ててくる。
クチュクチュッと水音を立てながら耳の中を舐め回される感覚は今まで経験した事の無いもので、次第に思考力が奪われていった。
それと共に一通り掃除を終えると共に黒歌はそのままたわわに盛り上がる乳に胸を押しつけ、俺は黒歌の豊かな双房に包まれ、刺激しながら、淫夢でも見ているような気分になっていった。
その後、満足するまで俺の耳垢を取った後、黒歌はようやく俺を解放してくれた。
正直、これ以上やられていたら理性が崩壊していたかもしれない。
「じゃあ、今度は私がご奉仕してあげるね、ご・しゅ・じ・ん様」
そう言うと、黒歌は俺を太股から降ろすと、そのままズボンを脱がして肉棒を取り出した。そして、躊躇する事無くそれを口に含むと、ゆっくりと丹念にしゃぶり始めた。
根元近くまでくわえ込み、唇でカリの部分を刺激しつつ、裏筋を舌先でなぞるように丁寧に舐められると、先程までの行為によって完全に勃起していた肉棒はあっという間に限界を迎える事となった。
ドクンドクンっと脈打ちながら射精していく肉棒を喉奥にまで受け入れ、そのまま精液を飲み干す黒歌。
そして、尿道に残った分も吸い出すと、ちゅぽんっという音を立てて口を離した。
「うふふ、いっぱい出たみたいだにゃ」
そう言いながら、嬉しそうに微笑む黒歌。
「け・ど、まだまだ奉仕は終わらないにゃ」
そう言いながら、再び俺の股の間に潜り込むと、いつの間に脱いだのか、目の前に下着姿の黒歌が立っていた。
「ご主人様ぁ……私の事も、可愛がってくれるよね?」
それは、未だに収まらない黒歌の性欲旺盛な様子。
耳掃除が終えた事で、甘えてくる黒歌の声に俺もまた我慢はできなかった。