淫の国の城にある牢、そこには陳珪こと燈の実の娘である陳登こと喜雨が膝を抱えて踞っていた。彼女は母と引き離されて軟禁された自分に訪れるだろう未来に恐怖していた。
“淫に捕まれば辱しめられる”……そう噂を聞いていた喜雨は踞って、自身がされるであろう事を思い浮かべていた。
「(ボク、これからどうなるんだろう……お母さん、大丈夫かな。)」
母の心配をしていたその時だった。
数人の男が近付いてくる足音が聞こえて、顔を上げると牢の扉が開かれた。
「出な。頭がお呼びだ。」
「……っ。わ、分かった。」
喜雨はやってきた男達に牢から出され連れてかれた先の一室に入ると、そこには淫の国の主であるマルスが愛紗や蓮華、白蓮を従えて待っていた。
「えっと……陳登だったな。座ってくれ。」
「え……あ、う、うん。」
「早速で悪いが……何が出来る?」
「え……?」
緊張の中始まったのは面接だった。マルスは喜雨に仕事を割り振るために呼び出したが、彼女が得意な分野を知らず、それで聞いたのである。
「えっと、なにか得意な事はあるか?軍務とか……。」
「……喜雨は特にない、けど?」
「は?んじゃあ、政治とかは?母親の分野で手伝ったりとか。」
「そんなには……。」
淡々と答える喜雨にマルスは頭を押さえるが、質問を変えることにした。
「あぁ、すまん。んじゃ聞き方を変えるが、何が好き?えっと例えば、鍛冶とか酒とか。」
「……農業。ボク、農業が好きなんだ。」
「農業か。なら聞くが、農業で何がしたい?」
「ボクは自分で畑を耕して、種を蒔いて、育てて、獲れた野菜を食べたら、それで心の満たされない、喜びを感じない人はいないと思ってる。だから、農耕をもっと発展させたいんだ。」
「へぇ、面白いな?マルス、どう思う?」
「……確かに面白いな。(なるほど、性的な事からは離されて育ってきたわけか。これはこれで堕とし甲斐がありそうだな。)よく分かった。なら、時間も良い具合だし、飯でも行かないか?」
「え?」
マルスに言われて、一同は食堂に向かうと早速そこで食事をすることとなった。
そして、喜雨に出されたのはマルスが育てた野菜を使った料理の数々であった。
「すごい……。食べてみても良い?」
「どうぞ。」
喜雨が最初に野菜と鳥挽き肉で作られたハンバーグであり、それを食べた喜雨は驚いて目を開き、米を食べてみるとあまりの美味さにさらに驚いた。どの野菜も瑞々しく新鮮であり、食べていて満足感が大きく、汁物に使われている大根や人参、ゴボウや玉ねぎといった野菜も美味しいのか、目を輝かせている。
「美味しい……!こんなに美味しい野菜、初めて食べたよ!」
「そいつはよかった。そこでだ、陳登。良かったらウチの農耕を手伝ってくれないか?専門的な知識とか教えてくれると助かる。」
「え!?そんな、ぼ、ボクで良かったら手伝わせてよ!逆にありがたいくらいだ!」
伸ばしていたマルスの手に自身の手を合わせて握手をして、食い付いた喜雨に淫での農業を教え、互いに農業を発展させることにし、民達が飢饉に苦しまないような農業をしていこうと……。
◆◆◆
それから数日後、喜雨の母である燈は娼館に勤めるために、娼館にて恋姫達の仕事振りを見学した後に、麗羽や小蓮達から“教育”という新人研修を受けていた。
「良いですか、陳珪さん。私達は男性に快楽を与え、私達も気持ち良くなるためにこの仕事をしているんですの。だから、相手を一方的に気持ち良くしたりされたりするのは駄目ですわ。これも戦の1つですわ。」
「そ、そうな、の?それは、んんっ♡わ、分かりやすいわね♡ああっ……♡♡」
「ほらほら、オマンコの力が弱くなってるよ。指をチンポと思って締めないと?もっと、集中しないとねぇ❤」
「わ、分かってんひいいいっ♡♡そ、それらめええっ♡♡(こ、この娘、上手すぎる♡快感で頭が爆発しそうになる♡♡)」
「あら、貴女に早速ご指名が掛かりましたわ。失礼と粗相のない様にしてくださいまし。」
「んひいいいっ♡♡は、はいいいっ♡♡分かりましんひいいいっ♡♡」
小蓮の巧みな愛撫指導の後、燈は自身を指名した客である商人の男の下に向かい挨拶をする。
大人の色気がある燈に商人の男は股間を熱くする。
「おおお!これはこれは……!」
「今宵のご指名、ありがとうございます。精一杯楽しませて見せます❤(喜雨、貴女は私が護るわ。絶対に……!)」
◆◆◆
母である燈が娼館にデビューを果たしたその日の夜、喜雨は用意された部屋で眠りについていた。幸せな1日を過ごした喜雨は幸せそうな寝顔をしていた。
淫の農耕技術は近代的であり、その為、効率的な働きが出来るため、喜雨は驚いた。マルスや武将達も畑仕事を手伝っており、朝から畑仕事に精を出し、共に昼食を囲み、夜は食堂で新鮮な食材で作った料理を食べる……この日々を過ごしていた。
これこそ喜雨の求めた理想であり、これなら、淫で過ごすのもありかと思うほどに幸せであった。そんな中、畑仕事の際に姫達がマルスやこの国の男達と関係を持っていることを聞いたが、実際にどういう物かは知らず、若干興味を抱く程度であった。
そんな中、眠りについていた喜雨は少しずつ魘され始める。喜雨は淫で暮らすようになってから奇妙な夢を見るようになり、それが彼女の悩みでもあり、その夢とは……沢山の男に体を許し、淫らに口や成長途中の胸を使い奉仕しながらも感じている自分の姿であった。
【んほおおっ❤❤あっ……❤おああああっ……❤❤皆様の、皆様のおチンポおおおっ❤気持ち、いいですぅぅっ❤❤】
「(何この夢、なんでボクが……)ん……。」
喜雨は奇妙な夢に魘されながらも、時折起きては忘れてしまう程度の夢だと思っていた。それが堕ちる過程の一歩とも知らずに……。
そんな中、燈も用意された部屋で、霊帝の逐わす都にいる曹操に渡す密書を纏めていた。
淫における“政治体制”や“軍の編成”、“危険視すべき武人や軍師達の分かる限りの詳細”、“所有する未知の兵器や武具”、“国の大まかな図”、何より“マルス”について等をこっそり纏めていた。しかし、纏めた情報をどうするかは決めあぐねていたのだ。
「(マルス……何を考えているかは分からないし、この淫自体も謎が多い。彼女に伝えるべき……なのかもしれないけど。彼こそ“大樹”ではないのかしら……。)」
淫の国力やマルス自身の手腕を顧みて、彼こそこの大陸を支える大樹……王たるに相応しいのでは?と感じていた。
数日、淫で過ごしてみたが民自体は圧政をされている様子も無く、何より彼は慕われている。
「太守様ですか?何を考えてるかは分かりませんが、悪い人ではありませんよ。」
皆が口々にそう言うので、燈はマルスに対して若干の疑問は残ったが彼を悪とは思えなかったのだ。
「(彼はいったい……。)はあ、早く寝てしまわないと。明日は会議があって忙しいんだし。」
燈はそう言うと、机に密書をしまうと寝間着に着替えてベッドへ向かい、睡魔に誘われるように眠りについた。しかし、彼女は見られていたのだ……密書を書いているところを、影から覗く2つの視線に。
◆◆◆
翌日、燈はマルスによって集められた愛紗達武将や七乃達軍師陣が集まる軍義の間におり、そこでマルスは都“洛陽”が示された地図に向かって、剣を向けると宣言した。
「洛陽を……漢を潰す。」
マルスの開口一番の宣言に全員がざわつき、燈自身も耳を疑った。
漢を潰す……それは即ち帝へと刃を向け、天に唾する事も同じことだからであり、それがどれだけの事なのか、彼女は知っており、皆も知ってたからだ。
「旦那!本気ですかい!?洛陽には魏や漢軍の本隊がいる!何より帝を討つなんてそんなこと。」
「帝?帝が何かしてくれたか?帝が食い物を分配したか?金を分けたか?洛陽の連中がしたことと言えば、無意味な侵攻と圧政と重税だけだ。んな事しかしないなら……都や帝なんざ、こうする。」グシャ!!
マルスは帝に見立てた人形を床に落とすと、足で踏み潰したのだ。
「お前ら、もしここで退くのならそれだけの金は用意してやる。だが、やる気のある奴らは手ぇ挙げろ。」
マルスの言葉に愛紗や蓮華が微笑むが皆が黙ってしまう。その中で一番に手を挙げた者がいた……それは、マルスに拾われた王平こと黒であり、皆が驚いた。
「こ、黒!?」
「僕は、マルス様に着いていきます!!僕を助けてくれたのはマルス様だし、マルス様は僕達に居場所をくれた!だから僕は、マルス様に着いていきます!!」
「へぇ、言うじゃないか小僧!なら、オレもマルスに着いてくぜ!」
黒に続いて炎蓮も手を挙げ、そこからは皆も賛同していき気づけば全員が賛同していた。
「ありがとう。それじゃあ本格的に戦うことになったらまた知らせる。準備怠るなよ?」
堂々と漢を攻め落とすと部下達に宣言し、その日までの準備を怠らないように告げた……その姿を見た燈は驚き、マルスの人を引き付ける何かを感じたがそれに対して彼女は慄き、燈はマルスをやはり敵であると認識した。
「(な、なんてこと……!!?帝をも恐れないなんて……。彼はやっぱり敵なのね……!)」
それから数日後、燈が知る中で“唯一”危険な斥候であり隠密の思春が、マルスの命で淫を離れたので、好機と見て情報を纏めた密書を持って部屋を出ていき、娼館に向かうが……その後を黒猫が追うのであった。
そして娼館にて、何度も自分を指名し抱きに来た商人が丁度この日に淫を経つことを把握していた燈は、商人に密書を握らせた。
「これを、曹操殿に渡せと?」
「ええ、とても危険だというのは分かっていますわ。その為の報酬も払います。」
「それは……」
渋る商人に燈は自分の豊満な胸に、彼の手を取って服の中に潜り込ませて生の乳房を触らせる。すると、男はその柔らかさに唾を飲み込んだ。
「先程も言いましたが、タダでとは申しません。何でしたら……」
燈は商人の手を取ると、麗羽に何かを伝えて許可を得ると彼を連れて外へと出て路地裏に向かった。
「ち、陳珪……殿?」
「旅立つまでの間、私を好きになさってください❤❤」
服の裾を捲って、ムチムチとした生尻を向ける燈に商人はゴクリと唾を飲み込んで首を縦に振って彼女に近づいた……。
◆◆◆
喜雨side
「ふふっ、買っちゃった。新しい野菜の育成道具……これで色々な野菜が手軽に作れるなんて、淫は中々面白い国だね。」
この国に来てから沢山の農耕方法や野菜を見たけど、やっぱりみんなで種まきして、ご飯食べるのが幸せだ。お母さんは仕事で忙しいらしいけど、大丈夫かな?
「(今度、採れたての野菜を持っていってあげよう。)ん?」
近くの路地裏から声が聞こえてきた。良く聞くと、聞き覚えのある声だった……。
何だか分からなかった、けど、ボクはその声の主が気になって、ゆっくりと覗いた……。すると、そこには……
「あっ❤あ~~~っ❤お、お”ほっ❤❤す、すごいいいっ❤❤私のオマンコも子宮も貴方の形、覚えちゃうのおおおっ❤❤!!」
「こ、こんなに締め付けおって!!下手したら誰かにバレるかもしれんというに!何たる淫売か!!」
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
「い、言わないでええっ❤❤!淫売なんて、言っちゃいやああっ❤❤❤!」
「お、お母さん……!!?」
母が男に犯されていた。淫らに喘いで、それでいて男の人に媚びるように腰を振って……あれが、お母さん……!?
「あ、ああ……。」
ボクは見たものが信じられず、その場から駆け出し、部屋に戻って鍵を締めると記憶を整理するが纏まらず、寧ろ初めて見た同性とは……“女”とは思えない顔に体は熱を持ってしまっている。
「あんな……。あんないやらしい顔して、お母さん……何がしたかったの!?」
ボクは布団を被って、体を丸めた。けど、彼処だけは熱くて、それが何だか知らなかったけど怖かった……。
◆◆◆
「ふう……陳珪様、ありがとうございました。貴女の頼み聞きましょう!」
「あ、ありがとうございます。」
満足した商人が、燈の頼みを聞き入れて密書と報酬を受け取りその場を去ると、燈は身なりを整え一息吐いた。
「ふう(後はバレないよう上手く事が働けば……。)…『カラン』…!!?」
「にゃあ~っ。」
後ろから物音が聞こえて驚いて振り向けば、そこには“黒猫”がいた。胸を撫で下ろした燈を見ながら鳴いた“黒猫”が去った後、なるべく自然な素振りで燈は帰っていき、黒猫は外へと向かって駆け出すと、城を出た瞬間に幼い少女……明命となり、商人の乗った馬車を追いかけた。
そして、商人は淫から出て、僅か四半刻(30分)後に追い付いた明命によって静かに消されたのであった。
「愚かなことをしましたね。せめて静かにお眠り下さい。」
そう言うと明命は淫へと戻っていき、城門に入る瞬間に密書を抱えた猫となって主人のマルスの下へと向かうと、密書を渡した。
「明命、御苦労。さて、燈……お前には“罰”を与えないとな?」
マルスは燈が密書を漢へ送ろうとした事を明命から受け、確信していた燈の裏切りに対する制裁に合わせて喜雨を堕落させ、燈の絶望を見ようと思いついていた。
彼は面接をした日から、喜雨を堕落させる準備を始めていた。燈との約束は“手を出さないこと”。即ち、直接出さなければ良いという屁理屈である。彼女の食事には媚薬を少量盛り、面接日の夜から淫夢を見せたのだ。
淫夢の中では、裸の彼女に男への奉仕の仕方を教えた。目を覚ますと忘れてしまうが、奉仕の仕方は彼女の脳の無意識の領域に焼き付け、これにより、来るべき時が来たときに喜雨は、“無意識”にしかし戸惑いなく男に奉仕出来る。然も当然というように。
尚、この淫夢は祭のときとは違い、快楽を与えている訳ではないので、思い出させても快楽に震えることはなく、これは時が来るまで喜雨に余計な快楽を与えないためのマルスなりの誠意である。
こうして、マルスは喜雨の体を畑に見立てて“種”を蒔き、そして、“耕した”後の“収穫”の時を待っていたが……それは意外にも早く訪れたのであった。
「陳登を呼べ。」
◆◆◆
母の情事がまだ忘れられないまま呼び出された喜雨は嫌な予感を感じていた。
「マ、マルス。いったいなんでボクを?」
「……陳登、お前の母が淫を裏切った。」
「え……!!?そ、そんな馬鹿な!?何を根拠に!?」
マルスは燈が書いた密書を渡し、読んでみるよう催促した。マルスが喜雨に見せた密書、その字を見て母の物と確信した。更に内容を読み、淫における事柄を書き記した上でマルスを討つべしと書かれているのを見て、喜雨はマルスに対する畏れなどではなく、豊かな淫の国に争いを呼び込もうとし、なにより争いを嫌う喜雨は争いの火種を持ち込もうとする母を理解出来ず俯くが、呼び出された理由を悟る。
「そんな、こんなことって……。」
「事実だ……陳登、これは明確な裏切り行為だ。彼女に対しての処罰だが「待って………!!」ん?なんだ陳登。」
「い、一緒に償うよ!国の情報を他国に譲渡するなんて赦されるはずがないし、なによりなんでお母さんがこんなことをしようとしたかは理解出来ないけど、ボクはお母さんを死なせたくない!だからどうかボクにも共に償わせて欲しい!!」
「そうか……。」
喜雨が待ったをかけたのは、マルスが下す処罰が死罪だと思い込んだからであったが、彼は内心で上手く行きすぎていることにいっそ苦笑していた。何せ初めから死罪などと言う積もりはなかったので、喜雨の方から“手を出していい”と言い出したも同然であった。
「(まぁ、先に裏切ったのはあっちだし構わないよな……。)分かった。なら俺の部屋に来い。意味は……分かってるよな?」
「っ……う、うん。」
体を要求される意味を淫に過ごしている間に理解していた喜雨は、内心恐怖はあったが言い出したのは自分なので、頷くしか無かった……。
その後、マルスの寝室に来た喜雨はマルスによって着ていた服をゆっくりと丁寧に脱がされていった。震える彼女を後ろから抱き締めて耳元であやすようにマルスは囁いた。
「大丈夫だ、怖くない。」
「ま、マルス……。」
喜雨の心は不思議と凪いでいき、マルスの言葉に聞き入っていた。マルスは、淫魔としての力で女性を落ち着かせて自分の言うことに従わせる、一種の魅了を使ったのである。
落ち着かせた喜雨をマルスはゆっくりと愛撫していく。
「んっ……。んん……ぃっ!んぁ……あっ!んん……っ!!」
「大丈夫、声を出して。声を出せば気持ち良くなれる。」ぶぅん……!
「っ!?あっ……!んあ……あっ♡そ、そこはだめぇ……っ♡!」
「そうだ、もっと声を出して。あむっ。」かりっかりっ!くりっくりっ!
「んひゃ……っ♡耳、舐めちゃ……!乳首、そんなにしたら♡♡!」
性感帯を愛撫していき、徐々に上げる声が大きくなり始めた喜雨に“感度倍増”の術を掛けていく。5倍から10倍、20倍と少しずつ上げながら、しかしイカせないギリギリを攻めながら愛撫していく。
「変……っ♡変だよぉ……っ♡ボク、変な感覚が……っ!こ、込み上げてくるんだ……っ!こ、怖いよぉ……っ♡」
「陳登、それは“絶頂”っていうんだ。絶頂する時は“イク”っていうんだ……。今は、どうしたい?」
「っ……!い、イキたいっ♡!マルス、イカせてっ♡♡!!」
「なら……おもいっきりイケ。」ギュッ!!
「~~~っ!!イっっっっクううううううっ!!」ぷしゃあああっ!!
マルスは笑って、感度100倍にして陰核を押し潰し、生まれて初めてのその感覚に今まで出したことのない声を上げて失神してしまう喜雨に、マルスは耳元から言葉を流し込んでいく。
「……“君は気持ちいいことが好きな淫乱な女の子”。“だから、気持ちいいことはなんでもするのが普通なんだ”。」
「ボク、は……気持ちいいことが好き……♡気持ちいいことが好き……♡気持ちいいこと……♡気持ちいいこと……♡」
脳に染み渡る声に覚醒した喜雨の頬は上気して、発情した雌の顔になりつつあり、この時点で自分が何故マルスに体を許しているのかを忘れていた。
「どうしたい?陳登。」
「……してえ♡♡気持ちいいことが好きなボクに、もっと気持ちいいことしてほしいよお♡♡」
発情した雌の顔になった喜雨、そんな彼女にマルスの責めは本格化していく。
全身の感度を更に上昇させながら性感帯を1ヵ所ずつ丁寧に愛撫してイカせ、遂には乳首と陰核の感度を同等にまでしていくと、マルスは次の段階、奉仕の段階に進ませた。
「陳登、今度はお前が気持ちよくしてくれ。やり方は任せる。」
「う、うん。」
すると、喜雨はマルスの肉棒を掴み、扱き出していく。拙い手の動きでの刺激であったが的確に肉棒を扱いていく喜雨はマルスに尋ねる。
「ど、どうかな……?痛く、ない?」
「良いよ、その調子だ。もっとしてみてくれ。」
「う、うん♡あぁむ……♡♡れる、れる、れる、れる……♡ぢゅぽっ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ♡♡」
喜雨は嬉しそうに今度は口淫を始め、そんな彼女にマルスは更なる暗示と魅了を掛けた。それによって、喜雨はマルスが喜んでくれることなら何でもしたいという気持ちに支配されつつあり、口淫をしながら無意識に尻を振っていた。
「(そろそろ次の段階に行くかな……せいぜい絶望しろよ、陳珪いや燈。)」
マルスはそう内心で笑みを浮かべていた。
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