“最新章”です!!
この章を書いたら、終わりになります。
マルスに迫る“正義”
とある異空間。そこには一つの大きな水晶が置いてあり、その水晶を仁王立ちで見ている2人の巨漢の“変態”がいたのであった。
その2人は……その、なんというか……もはや言葉に形容……形容できるか分からない“変態”であるが、本人達は自称“
果たして
それはさておき、2人の巨漢の漢女……裸にパンイチの“貂蝉”とその師であるこれまた奇妙な服装の“卑弥呼”であった。
2人は静かに水晶から映っている中華……その“外史”の様子を眺めていると、貂蝉が暗い表情をしながら重い口を開く。
「これは……こんなことって……!!愛紗ちゃん達が!!?“ご主人様”じゃなくて、あんな異物に!!?」
「落ち着かぬか貂蝉!……いや、そなたの気持ちも判る。本来ならこの外史も北郷によって纏まる筈だった!だが、あの異物……マルスが無理矢理空間を裂いて割り入った事で、北郷は存在が消されてしまった。その結果が、この惨状か……。」
北郷……本名を本郷 一刀と言うのだが、マルスがこの世界に来た際に起こした時空乱流に巻き込まれて、闇の彼方に跳ばされた上に、彼は存在が“消された”のだ。
その事実に貂蝉は嘆き悲しみ、初めは怒りに任せてマルスを殺めようとしたが、それは卑弥呼によって止められ、その際は殺し合いが起こり掛けたが、卑弥呼に倒された貂蝉は大の字になって倒れ臥していた。
『貂蝉!怒りに我を忘れるな!!気持ちは痛いほど判る!!だが、必ずこの外史の者達が、あやつを……マルスを殺める!!』
師である卑弥呼の言葉に貂蝉は渋々受け入れた。
しかし、結果は貂蝉の望む方向へは走らず、漢王朝は終わりを迎え、マルスが劉備達を影で操りながらという形で中華は統一されてしまった。
『んぐぐぐぐっ!!ぶるあああああぁぁぁぁぁあぁぁぁっ!!!!!?』
外史の統一するのは北郷でなければならない。
本来のご主人様は北郷になるはずだった。
しかし……しかし!!!!
それを奪い、あまつさえ壊し、汚し、歪め、変えてしまったマルスに対して貂蝉は怒りと憎しみの炎が燃え盛るのであった……。
「……さない。」
「貂蝉?どうしたのだ?」
「あの異物を許さない……!!こうなれば、私が消すわ!!!」
「頭を冷やさぬか貂蝉!?わしら管理者は世界干渉を禁じられている!その禁を破れば、お主は!!」
「禁?そんなこと関係ないわ卑弥呼!!!ご主人様の居場所を奪い!汚し!歴史を歪めたあの異物を消せるのなら、私は何だってするわ!!!」
「!?お主、何を……まさか!?」
「“大転生の儀式”を行うわ。」
“大転生の儀式”……その言葉を聞いた卑弥呼は無言で貂蝉を押し倒す。
「それだけはいかん!!!管理者にとって“大転生の儀式”は禁中の禁!!その最大の禁を破る事は許さん!!」
「嫌よ!!!!私は、ご主人様でなければ認めないわ!!!あんな、あんな異物に、ご主人様の居場所を盗られてたまるものですか!!!!!?」
「貂蝉!!!?待つのだ!!貂蝉!!!!!」
貂蝉は卑弥呼を蹴り上げて部屋を飛び出すと、何処かへと向かうのであった……。
今、マルスに対して“歪んだ正義”の刃が迫ろうとしているのであった……。
遅くなりました。
ごめんなさい!
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