※この作品はR-18です。

淫魔による外史破滅。   作:ボルボロックス

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マルスに迫る100の異能集団。


だが、マルスも大概チートである。


戦② 1対100の異能(チート)集団。

 マルスが計画を経てた後、先に動き出したのは転生者500人の方であり、すぐに陣形を整えるように朱里、冥琳、華琳が檄を飛ばし、マルスが別動隊として動いていた。

 

 

 戦略としては3人は一組と将で相手と戦うという戦法であり、それが功を奏したのか、淫からは怪我人は出ても死者は出てはいなかった。

 

 

 その頃。恋、メリュジーヌと当たったのは軽薄そうな双剣使いの男であった。

 

 

「ちぃっ!!くそっ!!?おい、2体1なんて卑怯だぞ!?武将ならサシでやれ!!」

 

 

「?お前、さっき“2人まとめて可愛がってやる”って言った。」

 

 

「そうだね。まぁ、この程度のやつらに負けるボク(龍)と恋(鬼神)じゃないけどね?」

 

 

「このっ!!嘗めんじゃねぇ!!この『ズバッ!!』ぱげっ!?」

 

 

「五月蝿い。」

 

 

 恋の戟の一撃によって1人の転生者は切り裂かれて、命を落とし、そこから徐々に転生者達は押され始めた……。

 

 

「く、くそっ!!?お、俺の夢が……!ハーレムの夢が!?『ぐしゃっ!!』ぎゃぺっ!!?」

 

 

「らぁ!!!押せ押せぇ!!!押し返せぇ!!こんな訳の分からない奴等に、国を盗らせるな!!!」

 

 

「ここは僕たちの国!!みんなで守るんだ!!!!!」

 

 

「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」」」」

 

 

◆◆◆

 

 

 その頃マルスは1人、貂蝉と彼の蘇らせた転生者達によって占領された城の裏門から1人攻め入っていた。幸いにもまだバレてはいないのか、敵はいない。

 

 

「(このまま上手く行くとは思えんが……。)ん?ちぃっ。」

 

 

ダッ!ダッ!ダッ!

 

 

 マルスの行く手前に矢が3本刺さり、前を見ると様々な武器などを持った総勢100人の転生者達が待ち構えていた。

 

 

「よぉ、化け物野郎!卑怯な手を使うと思ってたぜ?まさか裏口からとはなぁ?」

 

 

「……待ち伏せ、いや、大方未来でも視た奴が教えたのか?」

 

 

「さぁな。しかしあんたぶち殺せたら“何でも望みが叶う”とは、あの変態筋肉ダルマも良い奴じゃないか。」

 

 

「私達の野望(夢)のために、貴方を倒させてもらうわ!!」

 

 

「お前の夢とかは知らないが戦わせてもらうぞ。換装、地裂瀬織津剣(ちれつせおりつけん)。」

 

 

 マルスは朱と青の二対の双剣を召喚し、手に持つ。

 

 

 それはかつて、1人の戦国の世を渡った女勇士の愛用していた双剣であり、マルスにとっての宝物でもあるが、それを知らない転生者は双剣を嘲笑う。

 

 

「何だ、そのボロっちい剣は?俺様の聖剣に比べたらボロっち『ズバッ!!』キャベっ!!!?」ドサッ!

 

 

「「「「っ!!?」」」」

 

 

「おい、何がボロっちいって?礼儀知らないようだから言っとくが……口は災いの元(・・・・・・)だぞ?気を付けて発言しろよ?」

 

 

「く、くっ!!?この!この人数(100人)相手に勝てると思ってるのかぁ!!?」

 

 

「借りるぞ……。双剣術“氷炎餓鬼(ひょうえんがき)”!!」

 

 

ズバッ!!バキイイィィィンッ!!!ぼおおおぉぉぉぉっ!!!

 

 

「「「「うわあああぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」

 

 

 双剣に蒼い氷と紅い炎のオーラを纏わせて、向かっていくと50人の転生者達を切り裂き、凍り付かせ、焼きながら倒していき、残りの転生者達と切り合っていく。

 

 

「はぁっ!!」

 

 

ズバッ!ズバッ!

 

 

「ぎゃあああっ!!?」どさっ!

 

 

「な、なんだコイツ!!?聞いてないぞ!!?つ、強すぎる!!!?俺のスタンド、ザ・ワールドが効かない!?」

 

 

「私の“個性”も……!!?で、でもまだよ!!?こっちはまだ数がいるんだから!数で叩きましょう!!」

 

 

「ぶっ潰してやる!!!」

 

 

「……まだ諦めないか。仕方ない、やるか。起きろ(・・・)、“炎龍(バゼル)”、“氷龍(グレイザー)”。」

 

 

『グオオオオオオオオオオオオッ!!!』

 

 

『ギオオオオオオオオオオオオッ!!!』

 

 

 マルスの双剣が輝きだし、そこから現れた2体の赤と青の剣と鎧を装備した龍を見て転生者達は腰を抜かす中、1人の転生者はマルスに向かって叫んだ。

 

 

「な、何だよ……!!?お前はいったい、何なんだよおおおおおおおおおっ!!!!?」

 

 

「ただの欲深い破戒者(負け犬)だ。……やれ。」

 

 

『『グオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』』

 

 

「「「「ぎゃあああああああああああっ!!?」」」」

 

 

 マルスの言葉に転生者達は、ただ叫ぶだけであった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 その頃、戦場では淫の軍勢が圧していた。

 

 

「はあっ!!!」ズバッ!!

 

 

「ぐあっ!!?お、俺の特典(チート)、がぁ……!!?」

 

 

 転生者の1人を倒した愛紗が己が得物の血を拭って、倒した男を冷めた目で見下ろす。

 

 

「ふんっ!鍛練が足らなすぎる!ご主人様なら簡単には倒れんぞ。」

 

 

「無理もないさ愛紗。主と違い、こやつらは才にのみ頼っている。我らとは違うのさ……それより主が心配だ。早く裏門へ行くぞ。」

 

 

「あぁ。分かっている。共に来れる者は着いてこい!!」

 

 

「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」」」 

 

 

 愛紗の檄に部隊の者達は後を追い、星、愛紗達はマルスのいる裏門へ向かっていく。

 

 

 そして裏門に着くと、そこには氷と炎が燻っており、中央にはマルスが双剣を握ったマルスが立っていた。その足元には100人の人間が倒れており、その姿に全員が言葉を失った。

 

 

「ご、ご主人様……?」

 

 

「……あぁ、来たのか。すまない、驚いたろ。少し手間取った。」

 

 

「手間取った、ですか。そうには見えませぬが、まぁご無事で何よりです。」

 

 

「あぁ、他のみんなは?」

 

 

「は、はい!本陣も、他の者達も無事です!しかし、兵に死傷者が……。」

 

 

「そうか……。死者は手厚く弔ってやれ。負傷兵は下げて休ませろ。……一度下がるように伝えろ。」

 

 

「はっ!」

 

 

 マルス達は一度交代することにし、休息を摂ることにしたのであった……。

 




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