次回はいよいよクリスマス!!
エロ回も投稿出来るようにします!
貂蝉、転生者達との戦闘を切り抜けた淫の軍勢は、休息を摂りながら敵の様子を伺っており、交代で見張りをしており、転生者の不可思議な力によって命を落としてしまった兵達は手厚く弔われた。
その中で牛金と王平は外から敵の陣営を偵察していた。
「どうだった黒。」
「動き無しですね。まるで様子見って感じです。」
「そうか……。よし、陣に戻ろう!」
偵察を終えた牛金と王平は馬に乗って自陣に戻ろうとした。
その時、眼前にパン1の
「っ!!!?へ、変態っ!!!?」
「人を見ての開口一番がそれなんてぇ、失礼しちゃうわぁ!!!」
「……誰だお前は。」
「私は貂蝉。うら若き漢女よ♡『バチーーーーンッ!!』」
「うげえぇぇぇ……。」
あまりの気持ち悪さに王平は吐き出してしまった……哀れなり。(この後、紫苑、桔梗、祭達にたっぷり甘えて傷を癒した。)
しかし牛金は持ち前の精神力で何とか堪えている。(この後、梨晏、柳琳、華侖とのキスで傷を癒した。)
「んで?そのうら若きなんたらが、俺等に何の用だ?」
「あなた達に提案があるの……貴方達に、異物にしてこの戦の元凶、マルスを殺してほしいのよ。」
「!!?」
「……なに?」
貂蝉の提案に王平は驚き、牛金は目を細める。
「貴方たちは本来ならこんな戦いなんてしなくて良かったのよぉ!全てはあの異物、マルスがこの世界に来て因果律が乱れたせいで、貴方達は不幸になったの。」
「ふざけるな!!!!!なんの証拠と根拠があって、僕たちが不幸になった!!!?あまり出鱈目を言うな!!?」
「よせ、王平……だが確かにそうだな。なにか証拠があるんだろうな?」
「もちろん有るわ……。」パチンッ!
貂蝉は指を鳴らすと、空に映像が浮かび現れる。
そこには、マルスではない別の青年……北郷 一刀と恋姫達が過ごす世界が映っていた。
「この子は北郷 一刀。本来なら彼がこの世界に現れる筈だった……そして、この世界も平定される筈だったの。」
「この北郷とやらは何かやってるのか?」
「普通の高校生よ。でも、天の御遣いとしてこの地に現れる筈だった。」
「天の御遣い、ねぇ。」
聞いたことの無い耳障りの良い言葉に、牛金は胡散臭そうに、王平は睨み付けているも、貂蝉は構わずに語り続ける。
「この子がこの世界も平定して、全ては綺麗に治まる筈だった。そして大勢の希望が生まれる筈だった……。何より彼が来れば貴方達も幸せになれた。」
「ほう?どんな風に?」
「そうね、まずは牛金。貴方は魏で将軍となり、その名声でもって周りから慕われているわ。そして王平。貴方も幸せに暮らしているわ。」
貂蝉がそうして見せたのは、平将軍となって死んだ桂花に従う牛金と毒親たちと“表面上”仲良く過ごしている王平の姿を見せる。
確かに北郷の統治する世界線を見て、確かに自分たちはある程度は幸せであった……。
しかし、毒親と桂花がのうのうとしている他にも、北郷は王としては余りにも情けなく見え、他にも北郷の思想が桃香の慈愛と人徳に似ているので、王平辺りには欺瞞に見えていた。
現に王平は既に俯いていて、怒りに震えている。
すると、牛金が尋ねた。
「……この北郷とか言う奴は人を見てるのか?」
「えぇ、見てるわ。それこそ全ての民が彼を」
「それは、天の御遣いとやらとして、だろ?北郷は何かしたのか?暮らしやすさは?貧困は?王平のような子を助けたか?何より、本当の平和を導いているのか?」
「……何が言いたいのかしら?」
「はっきり言うが、奴は他力本願だ。武や知は女任せ、あまつさえ自分は女達を侍らせてるだけ。国を、いや、大陸を本当の意味で救ってない!!!!」
牛金と王平は馬から降りると、それぞれの武器を構える。
確かに北郷は優しい、だが、優しいだけであり、何かをやった訳ではない。
マルスは確かに異物だろう。だが、自分の正体、過去を明かして、その持ってる才や知恵を活かして大陸を豊かに変えてくれた。
さらに言えば、牛金達は気に入らなかった……余所から来ただけで女を侍らせてるだけの北郷が。優しさは美徳だろう、だが、マルスのようにはしない。
いや、出来ないだろう。
「……貴方達、敵対するというの?それが、どれだけ愚かな行いなのかを理解しているの?」
「知ったことか!!大体、因果律?数多の希望?俺らからしたら、世の中知らない奴が“たまたま”上手くいった光景にしか見えねぇよ!!!!」
「……牛金さん、もういいですか?僕、こんな幸せを決めつけてる人……本気で、殺してやりたいです!!」
「“たまたま”…?“ただ女を侍らせてるだけ”……?言うじゃないの……!!なら、私が体に教えて「何を教えるんだ?」っ!!?」
ズバッ!!パサッ!!
貂蝉のいた場所には“刀”らしき武器を持ったマルスがおり、貂蝉はその斬撃を避けれたが、片方の三つ編みが切り落とされたのであった。
「牛金、王平。遅かったから探したぞ。穏や紫苑達が待ってる。」
「旦那、申し訳ねぇ。」
「ありがとうございます!マルス様!」
「うん……。さて、と?漢女の貂蝉。戦争に裏取引は付き物だが、随分交渉がお粗末だったな。」
「マルス……!!!」
「別に帰っていいぞ?俺は2人を迎えに来ただけだ。」
「異物が調子に乗らないでくれるかしらん?私は今貴方をここで倒すことも出来るのよ?」
貂蝉の言葉にマルスは首を傾げる。
「手下との契約はいいのか?……自分から契約を持ち掛けたくせに、自分は結んだ契約を無視するか。お前、思ってたよりろくでもない奴だな。」
「……あ゙ぁ!?」
「明日また攻め入る。さっさと失せろ。……帰るぞ、2人とも。」
「「はっ!」」
マルスは牛金らと共に帰っていき、それを見た貂蝉は静かに怒りに燃えていたのであった……。
「ぶるあああああぁあああああああぁぁぁぁぁっ!!!!!」
感想等待ってます。
この小説に続きをつける?
-
はい
-
いいえ