※この作品はR-18です。

淫魔による外史破滅。   作:ボルボロックス

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クリスマスイベ終わってないのに……。



まぁ、今回はエロなしだからなぁ。


SP 新年のお祝い

 その日、中華の大陸は“新年”を迎えた。

 

 

 都の洛陽、そして淫の首都などでは沢山の出店が並び、皆が活気に満ち溢れていた。

 

 

 そんな中、恋姫や英霊達、そして淫の女達はいつもとは違う装いをしていた。

 

 

「ご主人様ぁ!出来たよ~!」

 

 

 桃香の声にマルスが部屋の扉を開けると、そこにはいつもとは違う装い……晴れ着を着た恋姫や英霊達がいた。

 

 

「みんな、似合うじゃないか。」

 

 

「えへへ♡ありがとうご主人様!この晴れ着っての、素敵だね?」

 

 

「まぁ、そういうものだからな?」

 

 

 桃香達の晴れ着は様々な刺繍がなされていた。

 

 

 桃の花、龍、燕や虎などが刺繍され、彼女達に合わせて作られているので、かなりお高めの価格であるが、マルスはそれを恋姫や英霊、そして女性達に配った。

 

 

「しかし、この晴れ着とやら中々に締め付けが。胸がきついですな。」

 

 

「そうじゃのう。胸や尻がきつく感じるぞ。」

 

 

「「……。」」

 

 

 星や祭等の巨乳、爆乳勢の言葉に明命や朱里、雛里などが絶対零度の視線を向けており、それを傍目で見ていた男達は縮み上がった。

 

 

 そんな中、何故か穏達、自身の嫁達の晴れ着姿を見ていた牛金、王平、高翔達は言葉が出ておらず、マルスが見てみると全員が涙を滝のように流していた。

 

 

「お、おい。どうしたんだお前ら?そんなに泣いて。」

 

 

「だ、旦那ぁ……!水着とか見てきたけどよぉ!この晴れ着も素晴らしいなぁ!!」

 

 

「はい!ママ達の綺麗な姿がくっきりと!!涙が止まりません!!」

 

 

「ヤバイ、凪の晴れ着姿……!尊い……!」

 

 

「師匠達、似合いすぎ!」

 

 

「か、可愛すぎる……!」

 

 

「そ、それは良かったな。さぁて、ほら!今日は新年なんだ。しっかり楽しんでこい!あ。あとこれ。」

 

 

 マルスが鈴々やジャック、恋姫や英霊達に小さな袋を渡した。そこにはお金が入っていた。

 

 

「お父様、これは?」

 

 

「お年玉って奴だ。少ないが大事に使えよ。」

 

 

 マルスはそういうと、皆から離れていった。

 

 

 その後、嫁のいる者達やそうでない者達は思い思いに過ごして、楽しい時を過ごしていたが、マルスは1人、ベッドに横になりながら自室の窓から空を見上げていた。

 

 

 そこへ晴れ着姿の愛紗と蓮華、恋が訪れた。

 

 

「ご主人様。」

 

 

「なんだ?外には屋台とかあるんだ。好きに遊んでこい。」

 

 

「マルスは行かないの?」

 

 

「あぁ、たまには良いだろ?俺がいて、畏まったりとかあるの嫌だしな。」

 

 

 マルスはそういうと目を瞑ろうとするが、それを恋は許さなかった。

 

 

「マルス、一緒に、屋台に……行こう?」

 

 

「恋、今日は「ダメ……?」」

 

 

 恋の捨てられた子犬のような目(無意識)に、マルスは小さく息を吐くと、ベッドから立ち上がった。

 

 

「分かった。分かったからその目は止めような。愛紗、蓮華、恋。一緒に行こう。」

 

 

「っ!は、はい!喜んで!」

 

 

「そうね、一緒に行きましょう!」

 

 

「嬉しい……。」

 

 

 マルスはその後、彼女達と共に屋台巡りをしに城下へ向かい、射的や食べ歩き、更には天和達のライブを見て楽しむと、マルスは自然と笑っていたのであった。

 

 

「(この気持ち……。忘れてたな、この、嬉しいって気持ち。)」

 

 

『良かったね。マルス……。』

 

 

「……っ?」

 

 

「……マルス、どうかした?」

 

 

「いや、なんでもない。(元気でな。そして、ありがとうな……セラ。)」

 

 

 マルスは、かつての最愛の者を思い出しながらも、今は愛紗達と淫の新年のお祭りを楽しむのであった……。

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