お久しぶりです。
ボルボロックスです。
覚えててくれると、嬉しいです。
「マ~ルス〜♡♡」
マルスが自室にて政務をしていると、小蓮が扉を強めに開けて入ってきた。
小蓮は扉を開けて入ると、マルスに一直線で近付いて膝に顔を乗せ、マルスにキラキラと目を向ける。
「〜〜〜…………っっっ。」
「どうした?小蓮。今仕事中なんだが?」ナデナデ。
と言いつつ、片手で小蓮の頭を撫でるマルスに小蓮はご満悦の表情になっている。
「ねぇ~マルス〜♡♡ シャオ、今日はお仕事お休みでね?たまにはマルスとお出かけしたいなぁ〜?」
「〜〜〜〜………………っっっっ」
「ん?それは別に構わないぞ。」
「本当!やった♡♡!それなら」
「小蓮!いい加減にしなさい!!マルスは今仕事をしているのよ!?」バンッ!!
共に仕事をしていた蓮華、先程から我慢していた様だったが、どうやら我慢の限界が来たようで、マルスにベタベタする小蓮を怒鳴りつける。
「もぅ!なによ蓮華ったらぷんぷん怒って。マルスが良いって言ってるんだから。」
「マルスが良いと言っても、仕事は後から来るの!マルスは全ての国の政務もこなしてるんだから!」
「ならそれこそ、誰かがマルスの息抜きを手伝う必要があるんじゃない?もしかして、蓮華はしてあげてないの?」
「そ、それは!マルスが許してくれるのなら、どんな息抜きだってさせてあげるし……その、ふ、2人でお茶だってするわ!」
バチバチッと睨みあう蓮華と小蓮。その姿はかつての姉妹の姿であるが、2人は今では“他人”となっており、互いに遠慮がない。
ちなみに小蓮は今では本気でマルスの妻の座を狙っており、その為に夜の技を磨きながら料理もしている。
それは蓮華も同じであり、料理は少し上で夜伽も負けてはいない上に、同じ魔族になったという強味からか前に出ている。
特に華琳や愛紗には負けず嫌いが隠されずにいるので、仕事でも隣を譲らない。
「むむむ〜〜っ!!」
「ぐぬぬ〜〜っ!!」
「……蓮華、このあと仕事は?」
「え?それなら領土内の村々の身回りよ。」
「そうか。それなら分身に任せて3人で茶でも飲まないか?今期の美味い菓子が出る店があるんだ。」
「え?で、でもマルス仕事「たまには息抜きも必要だ。」あ!ま、待ってよマルス!」
「むぅ〜。シャオはマルスと2人が良かったのに〜。」
◆◆◆◆
街に繰り出した3人はカフェを楽しんだり、女性が好きそうな店を廻りながら楽しんだ。
その中でマルスは蓮華と小蓮の2人にそれぞれ、贈り物をした。蓮華には水色の洋服、小蓮には蓮の髪飾りをプレゼントしたのである。
「マルス、これは?」
「ん?渡したいから渡したんだ。いらなければしまっておいてくれ。」
「あ、ありがとう。(綺麗な服……。なんだか恥ずかしいわ。)」
「えへへ!ありがとうマルス!シャオ、これ大切にする♪」
「あぁ。」
マルスの左手に腕を絡める小蓮と、それを見て負けじと蓮華も若干恥ずかしい気持ちを持ちながらも、マルスの右手を恋人繋ぎをする。
その手の感触にマルスは優しい笑みを浮かべるのであった……。
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