徐晃こと香風です!
春蘭がマルスによって堕とされ、娼婦兼武将となった頃。同じく捕らえられた徐晃こと香風は男達に歓迎され犯されていた。体つきの幼い香風は、そういった女を好む幼女趣味の男達の玩具とされていた。
「うはっ!やっぱり子どもは良いな!絞まりも良いし、抱きやすいし可愛い。愛紗将軍くらいになると中々勃起しないんだよなぁ。」
くちゅッくちゅッ!ぐちゅぐちゅぐちゅっ!
「気持ちは分かるぜ。俺もこれくらいの乳の方が愛せる!」
むにむにっ!くにゅくにゅっ!
「はぁ、はぁ!か、可愛いっ!可愛いなぁっ!」ふんはふんはっ!
「「お前は医者に診てもらえ。」」
好き勝手に犯される香風。初めは抵抗しようとしたがマルスに刻まれた淫呪紋の影響で、抵抗しても力が出せない状況を悟ると早く終わらせる為に黙って好きにさせていた。
「(力、出ない……。でも、このまま我慢すれば……その内に終わる。けど、何か……変。)」
そんな中で香風の膣内を指で犯していた男は、ニヤリと嗤うと……香風の浅い膣の奥にある子宮口を指で軽く小突いた。
「んひゃ……!(なに今の声、もしかしてシャンの。)」
「おっ。声が出たね。それじゃあ……激しくイクよ!」
香風を膣内を掻き回していた男は、本気とばかりに
ぐちゅぐちゅぐちゅっ!コリコリッ、きゅっ!
「ま、待っ……んっ!んんーーーっ!!んああぁぁぁぁっ!ま、待って……!何か、何か……んああぁぁぁぁっ!」
がくがくっ!ビクビクッ!プシャアッ!!
顎を反らせ、ビクビクッと痙攣しながら腰を跳ねさせて初めての絶頂をする香風。男は香風の愛液にまみれた指を舐め、男達は楽しそうに嗤った。
「おいおい。スゲェな、こんなに吹くなんて。初めての絶頂でトんじまったみたいだな?」
男の1人が『トんだ』と口にした時、自分が「飛んだ?」とはっきりしない意識の中で認識する。そしてそれは、香風の夢である空を飛ぶことと重なり、香風は先程の感覚……絶頂を味わいたくなり、無意識に彼らに小振りな尻を向ける。
「お願い、シャンを……もっと、もっと飛ばして。」
「「「っ!うおおぉっ!」」」
ずちゅっ!!!ブチッ!
「んひいっ!!」
3人は肉棒を露出させると、1人が濡れている香風の下着をずらして彼女の中に肉棒を挿入した。その際に鮮血が流れたが、その際の衝撃で軽く絶頂した香風は中の肉棒を締めていく。そんな彼女に他の2人が肉棒を差し出し、握らせる。
「ほらほらっ!もっとシゴいてよ!」
「シゴかないと終わらないよ!」
「んっ、んぁっ、あっ。わ、分かっんひいっ!!」
「あぁ!射精る!中に出すよ!!ふんっ!!」
ビクビクッ!びゅるるっ!
「んんーーーっ!!」
香風は射精を受けて絶頂すると、体を痙攣させて先程の飛ぶ感覚を味わった。しかし、男達は満足せず、彼女を遠慮なく犯していき、最後には香風の穴という穴からは白濁が流れており、気を失うように眠っていたのであった。
その2日後、目が覚めた香風は体を起こす。よく寝た事で体調も回復し、窓から差し込む光に眠たげに目を擦る。そんな時、扉が勢いよく開いた。
「おっはようなのだ!!」
「……確か、張飛?」
「うん!鈴々なのだ!徐晃、今から一緒にお手伝いして欲しいのだ!」
「お手伝い……?分かった。なにすれば良い?」
「武官として調練を手伝って欲しいのだ!広場でやってるから来て欲しいのだ!」
「……分かった。」
捕虜なのに手伝い?と疑問に思いながらも断る理由もない為、香風は鈴々に連れられて広場に行くとそこには愛紗達がおり、早速始めようとしたら鈴々から淫の調練法を纏めたマニュアルを渡された。そこには魏よりも本格的な調練法が纏められていた。
職人気質の香風はそれらを1枚1枚見ていき、読了するや否や、数ヶ月関わってきたようにムラのない指揮を見せ、そして、武将同士の調練が始まると、蜀将では鈴々や星に翠を相手に引けをとらぬ武勇を見せ、焔耶は真っ直ぐ過ぎると吹き飛ばし、呉将では雪蓮や梨晏相手に拮抗したが炎蓮相手には食い下がったものの経験の差から負けてしまった。また、牛金とは良い勝負をして熱中していき、魏並みの調練だったことで本気になって仕事をこなした。
しかし、暗影化した愛紗と蓮華には勝てるビジョンが見えず、桁違いの力と速度で圧倒され、負けてしまったが、彼女達からは讃えられた。
「(……強かった。それに皆悪い人じゃなかった。)」
「おーい!徐晃、今日はありがとうなのだ!お礼に一緒にご飯行くのだ!」
「……うん、シャンこそ。あとご飯、シャンもお腹すいた。」
調練が終わりボーッとしていた香風は鈴々に手伝ったことを感謝されて香風は小さく笑みを浮かべて、鈴々と共に食事をしに淫の食堂に行く。淫の食堂には料理の写真とメニューが出ており、さらに量も小、並、大、特から選べる。
ちなみにこの日、香風が頼んだのは焼き魚定食の並。だったが、鈴々が頼んだのは豚丼の特盛であった。
「……!?」
「んにゃ?どうしたのだ?」
「……な、何でもない。(美味しいっ!)」
「うーーーん!この豚肉、美味しいのだ!」
鈴々の食事量には少し驚いていた香風だったが、香風も淫の食事は魏より美味しいと表情には出ていないが驚いていた。しかし、香風は知らないが彼女達(恋姫全体)の食事には隠し味感覚で媚薬が入っているのだ。
食事の味を損なわないように無味無臭であるが、当然それを知らずに食べた香風にも影響が出始めており、調練の後だったこともあり、効きが早かったので香風は火照りを抱えていた。
「鈴々、医務室どこ?」
「んにゃ、どうしたのだ?」
「……体が熱い。それに、ここも疼くの。」
「にゃはは!それは病気じゃないのだ!鈴々に着いてくるのだ!」
「?どこ行くの?」
「お楽しみの場所なのだ❤」
着いて行った先にあった桃色の大きな館に疑問を感じつつも、裏口から入った2人の前に麗羽が現れた。
「あら、鈴々さん。その方は?」
「徐晃なのだ!徐晃にこの淫でのお仕事を教えてあげたいのだ!」
「そうだったんですのね。(あの曹操さんの家臣が3人も入る。これは胸が高鳴りますわ。)見た目は幼いですが、ちょうど性癖が当てはまる客が来ていますの。今から働いてみません?」
「……何をすれば良いの?」
訳がまだ分かっていない香風に麗羽は、ここが娼館であること、淫では男に体で奉仕するのが女の務めであること、そして娼館は働く男達を癒すべく女が奉仕に勤める場所であることを説明し、香風は淫に来た初日に男達にされたことをすれば良いのかと自分なりに解釈して頷いた。
そして娼館に入ると、香風は客の前に座り、男も新しい好みの女の子が入ったことにうきうきしており、肉棒を勃起させていた。そしていざ行為に入ろうとしたのだが……。
「……。」
「えっと、徐晃、ちゃん?なにしてるの?」
「?抱くんでしょ?好きにして良いよ。」
「え?い、いいの?ま、まぁ、それなら良いけど。」
その後、男は香風を好きに抱いて彼女に何度も中出しをしたのだが、なぜか悶々とする気持ちが残ってしまい、麗羽に先程のことを話した。
「麗羽ちゃん、あの徐晃ちゃんって初めて?」
「そうですけど、何かありましたの?」
「いや実はさぁ、気持ちよかったは良かったんだけど……まるで人形抱いてるみたいでね。まぁ奉仕の経験がないから仕方ないのかもしれないけど。」
「まぁ、それはごめんなさいね。誰か別の方を指名しますか?」
「いや、今回は良いよ。私も楽しめたし。また寄らせてもらうよ。」
麗羽にそう言って男は店を後にしたが、奉仕をしたことがなかったとは思っていなかった麗羽は、これはいけないとまた明日連れて来るようにと鈴々に伝えて帰させたのであった……。
翌日、昼の調練を終え、食事の後、香風は鈴々に連れられて再び娼館に行くと麗羽から軽く指導を受けた。
「良いですか徐晃さん、この国で働くからには奉仕のやり方も学んで貰います。その為に、鈴々さんと後で来る小蓮さんがあなたの手本となりますから、しっかり見て覚えるように。分かりましたわね?」
「分かった……。」
「徐晃、よろしくなのだ!鈴々達の“てくにっく”を見て覚えるのだ!」
意気揚々と胸を張る鈴々に徐晃はコクリと頷く。そして、昼間とは違う服装に着替えた鈴々のいる部屋に入ると、香風はその日は同じ部屋で鈴々を見ていることに。彼女を指名した客の男が入ってくる。
「宜しく鈴々ちゃん。あれ?あの娘は?」
「にゃはは!研修の娘なのだ。だから触ったりしたら駄目だよ。」
「分かってるよ。鈴々ちゃんに一杯気持ちよくしてもらうからね。」
「にゃはは!では、宜しくお願いします❤」
そう言うと鈴々は目の前の客にすり寄ると優しく口付けをし、舌を絡ませ合いながら相手の呼吸に合わせるように奉仕していく。小さな手や足で優しくも、激しく肉棒をシゴいていく鈴々、その手腕に男はすぐにでも射精しそうになる。
しかし、鈴々は挑発的な笑みを浮かべると手コキを止めて、熱く勃起した肉棒に舌を這わせると、それを口いっぱいに頬張る。歯が当たらないように、尚且つ男が気持ちよくなるように口を動かしていくと、男は腰を震わせる。
「おおっ!鈴々ちゃん、上手すぎ!こんなのイキそうだよ!」
「んふふっ!出して❤鈴々のお口にたっぷり濃いの、飲ませて❤❤じゅるるるっ!れるれるっ!ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!んぷっ!んぷっ!」
「あぁ!イクッ!!」どびゅっ!!ビュクビュクッ!!
男が鈴々の口に射精し、鈴々の頬がぷっくりと膨らむがその射精された子種を鈴々はゆっくりと全て飲んでいく。鈴々は男に心から楽しげな笑みを浮かべながら奉仕を続けていくが、香風は普段と違う鈴々にドキドキしながら、言葉遣いや口に手足の動きに腰の振り方をつぶさに観察して覚えていき、鈴々の奉仕を見終わった香風の股はまるで洪水のように濡れていた。
「はぁ……はぁ……❤」
「にゃはは、徐晃真っ赤なのだ。凄かった?」
「う、うん。凄かった。」
「じゃあ次は小蓮なのだ。けど、小蓮はもっと凄いのだ!」
「っ!もっと、凄い……?」
「やっほー♪新しい娘って貴女ね?しっかり見て勉強してね♪」
しかし、香風はそのまま次の手本として小蓮が現れると、予想していたよりもプロの娼婦の彼女の性技に目を奪われた。
「あはぁっ❤❤んああぁっ❤❤凄い、凄いよぉ❤❤ガチガチのチンポォ♪逞しいのが、奥まで来てるよぉ❤❤」
「はぁ❤はぁ❤……!!」
男を興奮させる声の出し方や受け身になったときの男へのフォロー、そして、こっそり自身が満足するまで続けさせる為の挑発などを記憶していく香風は自然と自慰をしながら見ていたが、それは小蓮も同じであった。
「お疲れさま、徐晃♪少しは勉強になった?」
「う、うん。凄かった。」
「?ふふっ。」
くちゅっ。
「んひぃっ!?な、何?」
一旦研修を終えて帰そうと思った小蓮だったが、股を濡らして限界の香風を見て軽く悪戯を始めた。勃起した乳首をコリコリと摘まみ、濡れきった膣へと指を挿入して掻き回しながら、彼女の首筋に舌を這わせる。その小蓮の技に香風はただ体を震わせるしかなかった。
コリコリッ、キュッ!くちゅっくちゅっ。くちゅっくちゅっ。
「んっ❤んぁっ❤そ、それだめ……❤❤感じすぎて❤❤」
「へぇ、さっき自分でしてたんだ?こんなにオマンコ濡らして、乳首勃起させて……❤」
「お、お願い……!そのまま、そのまま……!」
懇願する香風に小蓮は耳元で囁くように尋ねた。
「イキたいの?なら、次のお客様に奉仕できる?」
「う、うん!覚えた、ちゃんと出来る!だから!」
「ならその人にイカせて貰いなさい。ただし、膣内に入れてもらうまではイっては駄目。分かった?」
コクコクッ!と首を縦に振る香風を見た小蓮はそこで愛撫を止め、着替えをさせると訪れた客に笑顔を向ける。その客は以前に訪れたお客であった。
「やぁ、小蓮ちゃん。あれ、徐晃ちゃん?」
「こんばんわ!今日は徐晃がちゃんと出来るか試験をするから、お相手をお願いしても?」
「おう、それは楽しみだね。じゃあお願いしようかな?」
小蓮は香風に微笑み掛けると、香風は頬を赤く染めつつほんのり色気を滲ませながら、男に向けて教わった挨拶をした。
「きょ、今日は宜しく、お願いします❤❤」
香風はそう言うと、鈴々がやったように男と優しく口付けをしてから舌を口の中で絡ませ合いながらキスをしていく。男は以前とは違う香風の様子に興奮し、股間に熱を帯びさせ肉棒を勃起させていく。
それを見た香風は、ゆっくりと口を離すと今度は男のズボンを脱がせて口淫を始めていき、いやらしく舌でねぶりながら、ゆっくりと口に挿入し、舌で先端や裏筋を舐めていきながら抽挿していく香風。
「(ふぅん、中々やるじゃない。最初は無反応だったけど、熱入ると違うんだ。これなら合格かな♪)」
「ぢゅぽ!ぢゅぽ!ぢゅぽ!ぢゅぽ!れるれるっ!おちんぽ、固くて、美味しいっ❤それに臭いも好きぃ……❤」
「ぐうぅっ!徐晃ちゃん、上手いね!もうっ、射精る!!」
ビクビクッ!ビュクビュクッ!!びゅるるるっ!
「んんーーーーっ!!」
男は香風の口内に射精した。香風はその匂いと味に絶頂しそうになるが、小蓮の言い付けを守りグッと我慢しながら飲み干すも股を更に濡らし、疼きが増していく。そんな彼女を見て再び硬くなる男の肉棒に香風は、客をベッドに横にさせて挿入しようとした。
「じゃあ、挿れ「待って、徐晃ちゃん。勝手に挿れるのは駄目だなぁ。もっとオマンコに擦り付けたりして焦らすとかしてみないと。」う、うん。分かった。」
男に待てと言われ、腰を止めながらも膣口を亀頭に擦りながら我慢する。1分、5分経つかと思うほど待たされるが、香風は従来の職人気質で、客の指示に従わなければと必死に自制していた。そして……。
「良いよ、徐晃ちゃん。挿れて!」
「う、うん!」
くちゅっ。ズブリ!!
「っ!!んはああああああああっ❤❤❤!す、凄いっ❤❤!大きいのが、奥までぇぇっ❤!」
腰を下ろした彼女を待っていたのは、高められた快感と限界まで待たされた性欲がもたらす想像絶する快楽であった。初めての時とは違う快楽に体を痙攣させた香風は、そのまま騎乗位のまま男の上で腰を振っていく。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
「んひぃっ❤!お”っ❤!お”お”おっ❤❤!しゅ、しゅごい❤!!腰止まんないよぉ❤❤!」
「おおっ!良い!良いよ!徐晃ちゃん!!その蕩けた顔にぷっくり乳首!おじさんも頑張るよ!!」ズンッ!!
「あひいぃっ!しゅ、しゅごいです!おちんぽ、固くて❤ゴリゴリッて来るのぉ❤❤!!」
「さぁ、そろそろ射精すよ!!おじさんの子種で、イキまくれ❤❤!ふんっ!!!」
グッ!!どびゅっ!!ビュクビュクッ!!びゅるるるっ!
「んはああああああああっ❤❤!イクッ!!イックウゥゥゥゥゥッ❤!!」
体を仰け反らせて絶頂し、男からの射精を受けて体を震わせる香風。その際に満足気な男の顔に喜びを覚えた香風はもっと頑張ろうと覚えたこと全てを実践していこうと決めて奉仕に励んだ。終わった後、小蓮から合格を貰った。
その後、奉仕の仕事にハマった香風は鈴々達との調練の後は真っ直ぐ娼館で働くようになり、鈴々、小蓮、朱里、雛里といった面子とともに大勢の客の相手をしていき、職人気質の香風は努力を欠かさなかった。
そんな中、初めて娼館に勤めてから10日ほど経った日に、香風は特別客の接待を麗羽に命じられた。
「では、宜しくお願いしますね。徐晃さん。」
「うん!頑張る!!」
胸の前で拳を握り、意気揚々と向かっていった。しかし、その背を見送った麗羽は何処か寂しそうに呟く。
「あの娘に会うのも、今日が最後ですわね……。寂しいですわ……。」
……。
「ご指名ありがとうございます。今日は宜しくお願いしま……あ。マルス。」
「やぁ。」
来た客に娼館流の挨拶をする香風だったが、その顔を見るとマルスだった。マルスは香風がほとんど抵抗なく淫に馴染んでいると聞き、見に来たのだ。
「ずいぶん淫に馴染んでるようだな?もっとムスッとしてるのかと思ったよ。」
「それは……。敗けたシャン達に選択権はない。それに、意外と気持ちいい、から。」
頬を染めて答える香風を愛らしく思ったマルスは彼女を堕とすべく抱くことにした。マルスは、完全に堕としてしまう為に淫呪紋の効果を最大限使って香風を快楽漬けにしようと愛撫をしていく。
「んっ❤あっ……あぁっ❤ち、乳首、摘まんじゃ……❤んんっ……❤❤」
「どうやら相当小蓮達に鍛えられたようだな?ここまで感度がいいとはな。」
「んにゅっ!ゆ、指……❤掻き回しちゃ……あああああぁっ❤そ、そこは弱いっ❤!」
感度数千倍にひたすら女を気持ち良くさせようとする愛撫に蕩けきる香風に今ならいけると、生まれ変わるよう持ち掛ける。耳元にて新しい人生を歩まないか?と囁いた。すると、香風は……。
「嫌!!!!消さないで!!!消えたくない!!」
「!?」
咄嗟に遮音の術を使ったことで騒ぎにはならなかったが、強い声で拒絶する香風に驚く。
「(何だ今の?本気の拒絶?何か忘れたくないものがあるのか?)」
訝しげに見るマルスに香風は今度は消え入りそうな怯えた声で願い出た。
「お願いします……。シャンを……シャンを消さないで。忠誠は誓うし、奉仕だって何だってやるから、シャンを……“夢”を、お願い消さないで……っ。」
「夢?」
香風が、“生まれ変わる”意味を知っていたのは鈴々や梨晏などに聞いたからであった。以前の愛紗や雪蓮達は今とは違い、反抗的だったことからマルスに記憶を消されてしまって生まれ変わったことを聞いた。それを聞いた香風は、自分の夢……空を飛ぶことが消えてしまうことを恐れていた。
純粋に、マルスは嘘は言っていないことを見抜いた。
「(なるほど、空を飛ぶこと……か。その夢が消えるのが恐かったわけか。)……なら、夢だけ残してあげられるけど、どうする?」
「……それも嫌。夢だけ忘れなくても、叶ったとき喜ぶのは今のシャンじゃない誰か。シャンは、シャンのまま夢を叶えたい。だから……っ。」
マルスが手を伸ばすと、香風はぎゅっと目を瞑って消される恐怖に震えるが、頭を撫でられる感触に目を開けると、その願い聞き届けたと優しく笑うマルスがいた。
「分かった……。なら、忠誠を誓ってもらうぞ。」
「うん、分かった……。あ、シャンは徐晃、真名は香風。意外と優しくて驚いた。」
「意外とは余計だ。」
その後、マルスに記憶を消されずに戻って来た香風は、麗羽の前に立つと……。
「これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。
それを見た麗羽は、香風が「彼女」のままでいられたことに僅かに安堵して、笑顔で……。
「ええ、これからもよろしくお願いしますわ」
と返し、後日、真桜が製作したカラクリ……ハングライダーで夢を叶えた香風は戦場にも持って行きたいと話し、却下されてむくれていた。
「駄目……?」
「駄目。」
こんな終わりも良いよね?
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