家で一人のまふゆの元に、瑞希が泊まりにやってきた。
欲求不満な彼女は自らを律することが出来るのか。
「それじゃ合宿免許、行ってくるね」
「一週間だよね、うん。気をつけて」
キャリーバッグ片手の彼を見送る。免許の為とはいえ、しばらく会えないのは寂しい。キスの一つくらいして欲しいと近づく。
「まふゆさんも気を付けてね」
「……うん」
しかし七緒が気付くことはなくそのまま家を後にする。いつもより広く感じるリビングと、静まり返った食卓。以前なら気にすることもなかった筈なのに、人の暖かさを知った後では空いた隙間を埋められなかった。
「とりあえず、家事をしなきゃ」
とはいえ日々の生活は続くわけで溜まった洗濯物に手を伸ばす。しばらくは着られないであろう彼の衣服は男らしい臭いを残していた。
「……昨日の夜、いっぱいしてくれたのに」
そんな寂しさを埋めようと昨晩は二人で激しくまぐわった筈なのに、これからのことを思うと切なくなってくる。そして何より性欲が強くなってしまった私にとって、これからの禁欲生活は耐えられそうにない。
「んっ、ふっ……」
残り香をオカズに思わず腰が揺れる。胸もお尻も高校の時に比べればずいぶん大きくなって、グラビア顔負けの体に育っていた。こうなったのも彼のせいだと思いながらも、受け入れたのは自分と攻めることが出来ない。
「七緒……」
愛しい相手の名前を呟いた時、チャイムの音が鳴り響く。宅配かと思いインターホンを見れば見知った顔がそこに立っていた。
「瑞希? どうしたの」
『あっ、まふゆー! 今立て込んでてさ。上がってもいいかな?』
今でも彼の方からアポを取ってくるくらいの顔馴染み。七緒のいない寂しさを埋めるにはピッタリだと、家へと招き入れた。
「ありがとー。絵名が今日から絵画教室の合宿でさ。寂しかったんだよ」
「そうなんだ」
お茶の準備をしながらも言葉のキャッチボールは成立しない。ただ似た境遇なんだな、と聞き流すくらいだった。
「そういえば七緒は?」
「合宿免許」
「へー! ならまふゆもしばらく一人?」
「そうだね」
「ならさ、少し泊まってもいいかな。家事とか手伝うよー」
確かに瑞希と一緒ならこの寂しさも紛らわせるだろう、と淡い期待があった。それにニーゴで知った仲、下手をすれば七緒よりも付き合いが長い。
「いいよ」
「やったぁ! じゃあちょっと荷物持ってくるねー!」
お茶を出す暇もなく風のような速さで去っていく彼を見つめながら、変わらないなとほんのり笑みを溢す。
こうして瑞希と束の間の共同生活が始まった。彼と比べれば口も多いけど、ナイトコードの通話越しに聞くものと何も変わらない。心の中にあった寂しさは気にならない程度に落ち着いていた。
しかし、体のどこかで切なさが溜まっていく。七緒といた時は毎晩のように求めては激しく交わっていただけあって、これだけはどうしようもなかった。
「七緒……んっ……」
彼の洗ってないシャツに顔を埋めながらベッドの上で自慰に走る。残り香を頼りにいつもしてくれることを自分で再現してみた。
「最初は、胸をいっぱい揉んで……」
パジャマ越しでは足りないのは解っているから、最初から下着もずらしてGカップの胸を揉みしだく。でもいつもみたいな気持ちよさはいつまで経ってもやってこない。乳首も弄ってやっと気持ちいいくらいだけど、イクには少しも足りていなかった。
「もう、アソコしか……」
パンツの中に指を入れてクチュクチュと音を立てるも、何もかもが足りない。太さも、長さも、激しさだって違う。いつの間にか七緒との行為でしかイけなくなっていたまふゆは、中途半端な発散しか出来ないまま一人の夜を過ごすしかない。
「七緒っ、七緒っ」
必死に相手の名前を呼んでも返ってくることはない。覗かれているとも知らないまま、やがて疲れ果てて眠ってしまった。
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そんなギシギシと響くベッドの音は静かな家の客室にまで届いていた。
「まふゆ、こんな時間に何して……」
彼女の部屋をコッソリ覗き込めば一人激しくオナニーにふける姿があった。胸もお尻も激しく揺れているのに、一向にイク気配がない。
「こっちだって我慢してるのに、まふゆだけずるいよ」
瑞希もまた相手がいない分悶々とした感情を押し殺していた。他人の家だからと律していたものの、今はもうそんな言い訳は通用しない。何よりあんなエロい体を見せつけられて黙っているわけにもいかなかった。
「ならこっちだって、考えがあるからね」
勃起した肉棒をパジャマの下に隠しながら部屋に戻る。こうして人知れず、越えてはならない一線は消え去った。
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翌日、洗濯物を干しているところに瑞希がやってきた。
「相変わらず大きいブラだね。パンツもこんな色っぽいのはいちゃってさ」
「関係ない。それより食器洗いは終わった?」
「うん。だから洗濯物のお手伝い」
そういいながら私の下着を優先して干してはまじまじと観察していく。なめ回すような視線はいつしかまふゆにも向けられていた。
「あれ、ブラもパンツも一着多いね。もしかしてオナニーしてダメになった?」
「っ! そんなことしない」
「そっかー。でも七緒がいないと大変だね」
瑞希の指が背中を伝う。鎖骨をなぞるように上から下へとゆっくりと降りていく感触はどこか官能的で少し腰を震わせた。
「ホックは、ここかな?」
「えっ?」
パチンと音を立ててホックが外れる。衣服の構造を知り、手先が器用な彼からすれば造作もないこと。肩紐だけでは支えきれず上着の中でズンッ、と胸が落ちた。
「うわすっご、パッドかと思ったら全部そうなんだ」
「やめて。私は直してくるから後はお願い」
「そんな、冗談だよー! ほらほら、代わりにつけてあげるからさ」
そんな感じで瑞希のスキンシップは激しさを増していった。その後のお昼ごはんでも。
「今日のお昼はなんの予定?」
「桃と生ハムのモッツァレラチーズ」
「うわっ、豪華~。いつもそんなの食べてるの?」
「七緒が色々作ってくれたの。味もわかるようになってきたからって」
「そっか。桃は桃でもこのおっきい桃が食べたいなー」
「んっ!」
モミモミとお尻を揉まれて反応してしまう。細い指なのに力強のが彼の手によく似てたから、思わず勘違いして反応してしまう。
「柔らかくておっきくて、いつまでも揉んでたい桃だね」
「んっ、瑞希、危ないから、やめて」
「料理中だったね、ごめんごめん」
すぐに離れても勘違いした体の火照りは止まらない。本人は気付かないまま、ちょっとだけへっぴり腰になりながらも昼食を作る。そんなイヤらしい部分に視線を感じながら、私の席に何か細工しているようだった。
気にしすぎるのも良くないと席に座ると何か違和感。豆のようなものがクッションの下にあるみたい。大きなお尻のせいで隙間に潜り込んでいた。
「(何か下に入ってる?)」
「ほらまふゆ、冷めちゃうから食べよっか!」
「わかった。いただきます」
急かされながらも箸を取る。七緒ほどおいしくはなくても仕方ないと食事を進めていると、いきなり振動がアソコを襲った。
「っ!?」
スカートとクッション越しとはいえ、ムッチリしたお尻でアソコに密着した何か。逃げることすら許してくれない強烈なバイブは容赦なく恥部を震わせた。
「んっ、あっ♡ これ、何っ……! アソコ、来るっ」
「どうしたのまふゆ、あそこって?」
「何か、仕込んでっ、んっ、くぅ♡ 怒る、から、あっ、あっ……?」
なんとか立ち上がろうとしても、お尻に体重がかかりより密着して強い刺激がアソコに響く。でも直前になって弱くなりイキ損ねてしまった。
「流石に怒られたくはないからね」
「んっふ……んんっ♡ ふー、ふー……」
「とりあえずお昼ごはんたべよっか」
お尻を椅子に擦り付けてもその間ローターの刺激がまふゆをいじめていた。しかしさっきのような強い刺激はなく、イクにはまだ足りない。お腹の中に熱が溜まっていくのを感じながら、その日の夜もオナニーに励む。でもまだイくには程遠く、結局疲れて寝落ちてしまうのだった。
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また翌日、乾いた洗濯物を畳んでいると電気マッサージ機を持った瑞希が後ろに座ってきた。
「お疲れまふゆ。良かったらマッサージしてあげよっか?」
「マッサージ?」
「そう。そんなに胸大きかったら肩こるでしょ」
「そう、だけど」
七緒の影響で大きく育った二つの果実。肩こりがひどいのは本当で、たまにお願いして揉んでもらっていた。しかし今は不在の為ほぐしてくれる相手がいない。
「別に電マがあるから大丈夫。気にしないで」
「そう言わずにー。あっ、これかな?」
さっきの事からどうしても距離を置きたくなるものの、電マ片手に詰めてくる彼からは逃げられなかった。肩に程よい振動が心地いい。背中側もしっかり解してくれていて思ったよりも悪くなかった。
「んっ、あっ……いい……ふっ、はぁ……」
「あんまりエッチな声出さないで。イタズラしたくなるでしょ」
「えっ、あっ」
またホックを外され、そのまま電マを乳首の方に押し当ててられる。布一枚挟んだだけで守れるわけもなく、陥没した先っぽにブルブルしたのが伝わった。
「んふっ♡ そこは、こってない、からっ……!」
「そう? でも気持ち良さそうだからこっちもほぐすね」
マッサージじゃなくてもっと別の感じ方。瑞希も解ってる筈なのに空いてる胸を力強く揉み始めた。ムニュウと沈んでいく指がまた七緒の揉み方を思い出させてしまう。
「(七緒のじゃない、のに、体が勝手に、感じる……っ)はぁっ、はぁっ……♡」
「体クネクネさせて可愛いね。もしかしておっぱいで感じてる?」
「そんなわけ、ないっ♡ 後、おっぱいっ、じゃなくて胸、んくっ♡ 先っぽ、カリカリやめっ」
何度も逃げようとしても鷲掴みされた手を離してくれることはなく、ついでにもう片方の乳首も爪で擦られる。普段は胸の中に隠れているけど、ピンポイントで攻められたら耐えられそうにない。それに最近はご無沙汰なせいで体がどこも感じやすくなっていた。
「(そろそろイクッ、乳首コリコリ、久々で、固くな、る♡)」
「はい、今日はこれでおしまい」
「はっ……えっ?」
またイク直前に解放される。お陰で陥没していた乳首はちょっと出てるし、ブラも完全に落ちていた。体も火照って仕方なく汗がじんわりと浮き出ている。
「ちょっと、シャワー浴びてくる」
「オッケー、いってらっしゃい」
急ぎ足で更衣室に逃げ込み着ている服を籠の中へ。着替えを持ってきてなかったけど、また同じのを着ればいい。染み付いた体臭がムワッと広がるけど、これは汗のせい。最後にショーツへ手を掛けると、クチュッて変な音が響いた。
「アソコ、濡れてる……」
瑞希から受けるエッチなスキンシップで体が反応してる。今日も七緒のシャツでオナニーしないとまずいかもしれない。そんなことを考えながら一番上にショーツをおいて浴室へ。
『まふゆー、タオルここに置いといていいかな?』
「うん、籠の近くでいい」
『籠の中身は洗わなくていい? 臭いついてるけど』
「また着るから置いてて」
『そっか。わかった』
ドアの向こうに瑞希の気配。どうやら仕分けに来てくれたらしい。入ってくるかもと曇りガラス越しに見てみるも、籠の側で作業して出ていった。
「(なにもしないんだ……)」
今までのスキンシップだったら背中を流すとか、適当な理由をつけて入ってきそうなのに。でも何事とないならそれでいい。とりあえず汗を流さないと、臭いについて言われそう。今日はいつもよりも時間をかけて汗を流そうかな。
余裕をもってシャワーを終えた私は、体を拭いて籠の中を覗く。しかし、そこにあるはずのショーツが忽然と消えていた。洗濯機の中も、洗面所のどこにも見つからない。
「また瑞希の悪戯かな」
だからといって彼に"下着返して"なんて言えるわけがない。むしろ言わせたいから悪戯してる可能性だってある。なら逆に気付かないふりをして着替えを取ってきた方がいい。
ノーパンの違和感を感じながらも自分の部屋に向かえば、扉の目の前に見覚えのある布が落ちていた。でも何かがおかしい。ベトベトした白い何かが染み付いていて、元々の色が褪せて見える。
「私のショーツ……こんなところに」
さっきまで履いてたものがどうしてこんなところにあるのか、それにこの白いのは……っ!
「っ! この、臭い……!」
拾えば漂う生のイカみたいな生臭さ。間違いない、これは精液の臭いだ。しかも特別濃くて粘りも凄い。ショーツから全然剥がれてくれない。
「瑞希、こんなことして……スンスン……んっ!」
度を過ごした悪戯に怒りが沸いてくるけど、勝手に嗅いでしまう。七緒のじゃないとわかりながらもやめられない。だって、久々の精液の臭いなんだから。
「スンスン……ダメ、なのに、嗅ぐの、止まらない」
嗅ぐ度にお腹の奥がキュンキュンしてたまらない。蜜が勝手に溢れてくる。受け止めてくれるはずのショーツは今私が持ってて、床を汚してしまった。
「お、オナニー、しなきゃ」
腰を震わせながらベッドに倒れて、七緒のシャツに顔を埋める。でも鼻の奥に染みついた精液の臭いが邪魔する。それに今までオナニーで使ってきたから私の臭いで上書きされていた。
「そんな……」
失望するのもつかの間、手の中には濃厚な精液たっぷりのショーツがある。私の臭いすら寄せ付けない強力なソレは、私の中の熱を滾らせていた。
「んっ、ふっ、あぁっ……♡」
空いた手は自然と股下に伸びてクチュクチュと音を立てる。アソコが疼いて仕方がないから、オナニーするのは当然。好きなのは七緒で、この精液は私の欲を発散させる道具でしかない。
「服も、いらない」
乱暴に脱ぎ捨てて股を開きながら思う存分オナニーする。おっぱいも自分で揉みながら乳首を弄ってみる。今まで寸止めばっかりだったし、ここで思いっきりイかないとまたムラムラしてしまう。
「んあっ、はぁん♡ 精液、凄いっ、濃い……スンスン」
嗅いでも嗅いでも止まらないオスの臭い。アソコの中は指が届かないけど、勝手にお汁が溢れてくる。キュンキュン膣が欲しがってるのに、私の指じゃ届かない。
「イきたい、イきたい、イきたい!」
気持ちいいのに、その上まで向かえない。こんなことならディルドの一つでも買っておけばよかった。先に立たない後悔をしながらも、やがてぐったりとベッドに広がった。シーツはベショベショ、汗でベッタリ、お風呂にも入り直さないと。
一通り済ませてからリビングに戻ると、瑞希がスマホで何かを見ていた。
「あ、まふゆお帰り~。遅かったね」
「瑞希が臭うっていうから。何見てるの?」
「んー、これはね」
イヤホンを外して音声をスピーカーに切り替える。聞いたことのある声と木がきしむ音が聞こえてきた。
『んっ、ふっ、あぁっ……♡』
『服も、いらない』
『んあっ、はぁん♡ 精液、凄いっ、濃い……スンスン』
画面の中で揺れる肌色の女性。それは紛れもなくさっきの私だった。
「なっ……」
「よく録れてるでしょ? 最近のスマホ動画ってそのまま動画投稿出来ちゃうくらいクオリティ高いからさ」
「消して」
「ダメだよ。それにボクだって我慢してるんだから」
見れば瑞希の股間に大きなテントが出来ている。
「消して欲しかったら、ボクの処理を手伝ってよ」
「……わかった。ただし、七緒が帰ってくるまで」
「わかってるって。じゃあ後4日かー、お互い頑張ろうね」
こうして、瑞希の性処理生活が始まった。